2017/02/02

オルセー美術館 と 『ゴッホとゴーギャン』 in Paris, Nagoya

ヨーロッパ展示会ウィーク!

毎年1月末~2月初めにかけて、パリやドイツ各地で 展示会が開催されます。

私も先日 パリ出張・ドイツ出張 へ行ってきました。

Museum201701orsay01

今年はちょうどこの展示会ウィークに、”寒さ”が重なりました。

いつもはオランダよりも暖かいパリが、最低気温-6度とか日中の最高気温が0度ほどだったりとか・・・。

(ドイツは 毎年 普通に?寒い・・・)

今回のパリでは、お天気には恵まれましたが、乾燥した風のない日が続き、大気汚染もありました。

パリで見た霧に包まれる幻想的な風景は・・・スモッグだったようです。

パリでは 大気汚染がある基準を越えると(PM10が80μg/m³や 50μg/m³が2日続く場合等)、自動車の出入りを制限して、公害対策しているようです。

それに伴い市内の交通機関が、安くなり(3.80Euro、以前は無料)乗り放題!

私もパリにいた内の2日間、恩恵?にあずかりました。

・・・が、喜ぶことではありません。

乾燥からか、寒さからか、大気汚染からか、疲労からか・・・”喉”をやられました。

油断大敵・・・また来週 パリ出張を予定していますので、それまでに体調を整えなければ・・・。


さて、前置きが長くなりましたが、今回ブログは趣味の話題、美術館・美術展についてです!

2017年 私にとって最初の美術展は、名古屋・愛知県美術館でスタートした『ゴッホとゴーギャン展』(2017.01.03~3.20)。

行きそびれてなるか!と張り切って?、オランダへ来る前 美術展開催2日目に行ってきました。

結論からいうと・・・とても素晴らしい美術展でした(『ゴッホとゴーギャン展』についてはブログ後半で)。


その興奮が冷めやらぬ間に・・・?!

先日のパリ出張でのオフ時間に、私にとっては 数年ぶり何度目かの ”オルセー美術館Musee d'Orsay”へ行くことができました!!

Museum201701orsay02

写真はオルセー美術館とセーヌ川、奥にエッフェル塔

いまさら説明も要りませんが、ルーブル美術館と並ぶ パリの代表的な美術館。

1900年のパリ万博開催に合わせてできた鉄道駅舎が利用されている、建物も美しい美術館です。

Museum201701orsay03

上写真、ブログ冒頭の写真はオルセー美術館の内部

19世紀~20世紀初頭の作品、特に印象派画家の作品が数多く所蔵され、印象派の作品が好きな者にとって オルセー美術館は ”聖地”です!

何度訪れても 観飽きることはありません。

前回(5年ほど前?)訪れた時は、改装オープン後だったかと思います(2011年秋に新装オープン)。

午後遅めの時間に行って、時間配分を失敗し、一番観たい部分で時間がなくなってしまう・・・という失態。

今回は 前回よりゆとりをもって お昼頃からの訪館、さらに順路を考えて見学しました。

展示フロアーは、地上階・2F・5Fとなっています。

今回は 地上階 → 5F → 2F と周りました。

地上階は、バルビゾン派、点描画家の作品がありました(2017年1月現在)。。

2Fは 見落とすなかれ!ゴッホとゴーギャン、ポスト印象派等。

5Fが 見応えたっぷりの 印象派ギャラリー!!

一つのお部屋・一つのフロアを見るごとに、展示されている素晴らしい作品の多さと、作品力のすごさに、ヘトヘトになりました。

一日でも何日でも観ていたいと思いますが、素晴らしい美術・芸術と向き合うと、なぜか 体力と精神が 擦り切れます。

人間の器、許容範囲、集中力には 限りがあるんだと思います。


美術館の中はフラッシュなしで写真撮影OKの部分と NGの部分がありました。

写真OKだったコーナーから、いくつかご紹介したいと思います(ほんの一部!)。

印象派からは・・・

Museum201701orsay11

エドゥアール・マネEdouardManet 『オランピア』、『笛を吹く少年』

Museum201701orsay12

エドガー・ドガEdgarDegas 『舞台のバレエ稽古』(結合写真左・左)、『ダンス教室(バレエの教室)』(結合写真左・右)、『青い踊り子たち』(結合写真右)

ドガの絵画は、2016年年末に訪れた「デトロイト美術館展」(上野の森美術館)で 出会った 踊り子シリーズ『楽屋の踊り子たち』も 記憶に新しいです(2017年1月18日ブログ参照 )。

クロード・モネClaudeMonet ・・・たくさんの作品がありました。

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モネ 『ルーアン大聖堂』、『青い睡蓮』、『ロンドンの国会議事堂』

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モネ 『ヨーロッパ橋・サン=ラザール駅』(結合写真左/マルモッタン美術館から)、『サン=ラザール駅』(結合写真右)

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モネ『アルジャントゥイユのひなげし』、『右向きの日傘の女』、『左向きの日傘の女』、『チューリップ畑・オランダ』

モネといえば、2015年に名古屋で出会ったモネ作品『ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)』は今でも鮮明に目に焼き付いています(2015年5月15日ブログ参照)。

ここまで観ると、同じくパリにある マルモッタン美術館(私の中では素晴らしい美術館Best5の一つ)にも行きたい・・・こちらは世界最大級のモネのコレクション所蔵が有名。

Museum201701orsay16

オーギュスト・ルノワールAugusteRenoir 『田舎のダンス』、『都会のダンス』、『ぶらんこ』


そしてポスト印象主義からは・・・

私が大好きな スーラとシニャックの点描!!

点描画は近くから観て、遠くから眺めて、いつまでも眺めていられます!

Museum201701orsay17

上結合写真左から、ジョルジュ・スーラGregoesSeurat 『サーカス』、ポール・シニャックPaulSignac 『ラ・ロシェル港への入港』、『井戸端の女たち』

ゴッホ・ゴーギャンのコーナーは 写真撮影NGでした(残念)。

頭に焼き付けて、またオルセーで、またどこかの美術展で 再会できる日を楽しみにしたいと思います。

今回はたっぷり観ましたが、貸し出し中(たぶん?)で 観ることができなかった作品もあるので、オルセー美術館には また近いいつか 行きたいと思います。


話は戻って・・・

2016年秋~年末には東京でも開催されていた 『ゴッホとゴーギャン展』。

Museum201701nagoya01

日本で訪れた記憶に残る美術展の中でも、1番!と言えるほどの美術展でした。

年代順に ゴッホもゴーギャンも 作品が盛りだくさん!

期待以上でした。

ゴッホはオランダ出身であり、アムステルダムにゴッホ美術館もあり・・・、私には身近で 観る機会も多いゴッホ。

年々 私の中にゴッホの人間像が リアルにできつつあります。

この美術展では、ゴッホはもちろん、ゴーギャンの気持ちも 絵画を通してヒシヒシと伝わってきました。

ゴッホと決別してからのゴーギャン絵画からは、ゴーギャンの想いや ゴッホへの気持ちを 感じることができた気がしました。

ゴッホにも伝わっているといいなぁ。

昨年(2016年8月)夏休み 南フランス・アルルを旅行して以来、ゴッホとゴーギャンの気持ちや存在を 身近に感じています。


(2016年夏休みアルル編 : 2016年9月17日ブログ / 2016年9月22日ブログ参照)

Museum201701nagoya02

上写真は美術展にあった「ミニチュアアートパズル」のガチャガチャ。

ゴッホの『星月夜』が欲しくてトライしましたが、違う感じの色のしか出ない・・・。

3回で諦めました(笑)。

このブログを書きながら、”まだパズルやってなかったな・・・”と思い、ブログの手を止めパズル開始(ガチャガチャ3個、日本からオランダへ持ってきていました・笑)。

約1時間くらいでしょうか、10cmx14.5cmの作品が 1つできました(上結合写真・右)!

残りの2個は またそのうちに・・・。

このサイズなら、少し集中したらすぐできますが、2014年夏休みのにプラド美術館で買った『快楽の園』の1000ピースのパズルは・・・あの時以来 放置・・・汗(2014年12月9日ブログ参照)。


私の2017年は ゴッホとゴーギャンで始まりました。

今年もたくさんの素晴らしい芸術・美術に出会える年になりますように・・・。

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2017/01/26

”きもの”で世界旅行?! KIMONOプロジェクト in JAPAN

1月末は毎年 展示会出張ウィーク!

先日パリから帰ってきましたが、明日からドイツです。

この一週間で3つの展示会を巡る、一年で一番 体力と神経を使う 一週間です!?


Kimono20161201旅つながりで・・・?!

今回ブログは、2016年最後に出会った 世界一周気分を味わえる?素敵なイベントレポートです。

日本に帰国していた年末、実家の地元テレビのニュースで紹介されているのを見て 知りました。

興味がないわけではないけど・・・

全く私の分野ではないと思われるカテゴリーの そのイベントに 何故かとても惹かれました。

『イマジン・ワンワールド KIMONOプロジェクト in 名古屋』 名古屋国際センター(2016年12月23日~27日)

別件で名古屋へ行ったついでに、少しだけ・・・と、会場へ行ってみました。


会場の入り口を覗くと・・・

溢れ迫る 輝くような色彩に 一瞬にして 心が奪われました。

Kimono20161203

美しい着物の数々!

残念ながら私は着物の事は詳しくありませんが、そこは もうアートの世界!!

少しだけ・・・のつもりが、すっかり長居していました。


『イマジン・ワンワールド KIMONOプロジェクト』の説明からはじめなければなりません。

”KIMONOプロジェクト”とは・・・

東京オリンピックが行われる2020年までに196カ国をイメージした着物と帯を制作するプロジェクト。

現在53カ国の作品が完成しているそうです(2016年12月)。

このプロジェクトの目的や目標がとても魅力的です。

* 「世界はきっとひとつになれる」という平和友好のメッセージを 着物を通してアピールする・・・

* 日本の伝統文化を世界へ発信する・・・

* 日本古来より伝わる手仕事の技や美を伝え、再確認する・・・

* 後継者育成の為の財団設立(目標)

* ・・・等々

資料には もっともっとたくさんの事業概要・内容・目標が掲げられていましたが、ここではほんの一部だけ抜粋。

イマジン・ワンワールド代表の高倉さんの講演も拝聴し、着物に詳しくなくとも その魅力が伝わり、もっともっと興味を持ち プロジェクトの事を知りたくなり、応援したくなりました。

Kimono20161202

この会場にいた短い時間の中でも、説明を聞いて見えてくる世界もあれば、観れば観るほど見えてくる世界がありました。


ほんの一部ですが、会場で紹介されていた作品をご紹介します。

一枚一枚 着物や帯のデザインの中に、その国の文化や自然や特徴が 描かれています。

デザインについてのブログ内の補足は、会場にあった説明書き等を 参考にしています。

Kimono20161204

上結合写真左: フランス共和国

フランスの着物は、王家の紋章ユリの花がモチーフの大胆なデザイン!

フランスの帯は、トリコロールカラーに可憐な小花達。

上結合写真中・右: イギリスはユニオンジャックが印象的!

イギリスの着物柄は、イングリッシュガーデンとユニオンジャックがモチーフ。

テムズ川、ロンドンの夜景にシャーロックホームズやジェームスボンド、不思議の国のアリス等のモチーフが描かれています。

イギリスの帯は、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの国花がモチーフ。

Kimono20161210

上写真: イタリア共和国

2015年イタリア万博のジャパンデイで披露されたそう!

イタリアの着物柄は、ルネッサンスをテーマに、実際の大聖堂、教会の天井等のデザインが取り入れられ、ダ・ヴィンチのヘリコプターや、写真はないけど 袖の内側にミケランジェロのダビデ像等が描かれています。

イタリアの帯は自動車デザイン最先端のイタリア、イタリア車のヘッドライトがモチーフだそう!

観れば観るほど惹きこまれるデザイン、遊び心満載です。

Kimono20161205

上結合写真左: スロバキア共和国

スロバキアの着物は、ブナの森や様々な色彩でスロバキアの自然と世界遺産のお城が描かれ、壮大なイメージ!

上結合写真中: ベルギー王国、フラワーカーペットとレースがモチーフ!

上結合写真右: ハンガリー人民共和国、額縁のようなデザインと国旗のカラーが印象的。

Kimono20161206

上結合写真左: カナダ、メープルリーフや紅葉カラーが印象的。

上結合写真中・右: アメリカ合衆国、力強さが溢れています!

アメリカの着物は、白頭鷲が宇宙からアメリカ大陸を眺める様子と、50州の州花、自由の女神等が描かれているそう。

他にもいろいろな図案が隠れていて、観ていて飽きません。

Kimono20161207

上結合写真左: エジプト・アラブ共和国、ピラミッド・古代文字・・・

上結合写真中・右: ペルー共和国、帯はナスカの地上絵がモチーフ!

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上結合写真左: パラグアイ共和国

上結合写真中・右: ドミニカ共和国

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上結合写真・ブログ冒頭の写真は マダガスカル共和国。

マダガスカルは動植物の楽園なんだそう。

バオバブのシルエットがキュート!

実は 私が一番好きだったデザインです!!

着てみた~い!

行ってみた~い!


着物の柄をデザインとして アートとして観るだけでも 見応えがありましたが、織りや染め、着物作家さんの事等に詳しければ、何十倍も何百倍も何千倍も楽しめそうでした!!

無知で残念・・・。

私はニュースでこのイベントを知り、”オランダはどんな柄かなぁ”と、とても単純な思いでこの会場へたどり着きました。

(オランダ柄の着物・帯は まだ 準備・交渉中とのことでした・・・)

決して 着物に興味がないわけではありませんが、恥ずかしながら 着物との関わりは 成人式(いつのこと?!)と オランダで暮らす前に通っていた着付け教室くらい?

オランダに来て 縁もなくなり・・・日本人として どこかで着物への憧れを抱きながら 過ごしてきたと思います。

そんな私も 今回のプロジェクトに触れ、着物の素晴らしさと美しさを再確認。

このプロジェクトの成功を祈りつつ、私まで 夢や希望が広がります!

2020年の東京オリンピックではもちろん、いつか世界中で KIMONOショーが行われるといいなぁと思います。

クラッシックでもあり モダンでもある 着物 ・ KIMONO!

最先端アート、KIMONOってすごい!

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2017/01/18

一年の最後に ”色”を求めて・・・

昨日、オランダ南西部で行われていた展示会に行ってきました。

先日までの雪が凍って残るエリアは、深い霧と冷気に覆われていました。

ですが、厳しい寒さとは裏腹に、展示会会場は”熱気”に包まれていました!

オランダ・ベルギー等からの出展社と来場者が集まる フローリスト・ガーデン・ギフト・リビング関係の展示会。

印象としては前回・前々回・これまでより かなり賑わっていました!

オランダは景気がよさそうです!?

私にとって 2017年展示会第一弾となったこの日、今年一番の寒さが吹きとぶくらい、熱気を浴び パワーをもらった一日となりました。

来週はいよいよ パリ・ドイツの展示会、気合いを入れていかなきゃ!!


話はガラリと変わり・・・

今回のブログは 日本に帰国中だった 2016年秋冬(年末)のこと。

秋冬は、仕事柄 なかなか事前に予定が立てられません。

そんな中 ふと時間ができた時、その日の思い付きで フラリと行ける場所といえば・・・?

それは、”色”から パワーがいっぱいもらえる場所・・・!!

2016年11月末~12月末に 訪れた 美術館・美術展レポートです。


◎『デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画達~』上野の森美術館(2016年10月7日~2017年1月21日)

Museum201612ueno00

2016年4月末、豊田市美術館(愛知県豊田市)からスタートし、大阪・東京へと巡回した美術展。

自家のある豊橋から近い豊田市での開催中だった頃は、ちょうど母の闘病と不安がいっぱいだった時でした。

色のない暗闇の中にいた日々。

毎日のように美術展へ行きたいと思いつつ・・・、結局 行けませんでした。

私にとっては 辛い思い出と セットになっていた デトロイト美術館展。

時が経ち・・・

12月末 ついに念願が叶い、東京・上野の森美術館で開催中のデトロイト美術館展へ。

Museum201612ueno01

モネ・ルノワール・ゴッホ・セザンヌ・マティス・ピカソ・・・名作ばかり!!

予想通り!噂通り!・・・とても見応えのある美術展でした。

ガツンと印象的だったのは、ゴッホの”色”と”勢い”溢れる『オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて』(1890)。

Museum201612ueno02

上写真・ブログ冒頭の写真 : 3Dプリントによる複製画 『オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて』ゴッホ

観る機会の多いゴッホの作品の中では、初めて出会った絵画でした。

印象に残る色合いと力強い構図の作品で、パワーをもらいました。

もっとゆっくり じっくり観たかったのは、ピカソの絵画。

ピカソの作品は多数 展示されていて、これだけじっくり観たのは 初めてだったかも?!

・・・他にも挙げたら きりがありません。


曜日によっては写真撮影ができる日もあったようですが、残念ながら 私が訪れた日は写真撮影不可。

最後に紹介されていた リコーの3Dプリントによる「さわれる複製画」コーナーは 写真撮影可でした。

3D複製画コーナーに並んでいた絵画は、どれも直前に 本物を観て感動したばかりで、感動が蘇りました。

離れて観たら 本物との見分けはつかないかも!?!?

Museum201612ueno03

上結合写真左 : 3Dプリントによる複製画 左 マティス『ケシの花』 / 右 マティス『窓』

上結合写真右 : 3Dプリントによる複製画 モネ『グラジオラス』

3Dプリントによる複製画は、絵画の色と表面形状を実物同様に復元したものとのこと。

じっくり近くで観賞し、絵画の表面の絵具の重ね塗り等、何度も触って その力強さを確かめました。

「さわれる複製画」です!

普段 触ることのできない名画(コピーですが・・・)の表面の感触は、本物でなくても格別です。

でもやっぱり、本物がいい・・・。

上野の森美術館を訪れたのは12月末でしたが、美術館のある上野恩賜公園には”十月桜”がまだ?ちらほら咲いていました。

Museum201612ueno04


◎『女性を描く~クールベ、ルノワールからマティスまで~』浜松市美術館(2016年10月29日~12月25日)

私にとっては初訪の 浜松市美術館。

浜松城公園の一角にあります。

Museum201612hamamatsu01

この時の企画展は 『女性を描く~クールベ、ルノワールからマティスまで~』。

タイトルから 勝手に ”自画像”の並ぶ美術展を想像していました。

が・・・、想像を越える 様々な女性像を観ることができました。

かつては神話や聖書の中に登場する人物が対象だった女性像は、19~20世紀になると、多様化し・・・。

ベルエポックの時代のブルジョワの女性の自画像や日常の様子、同じくベルエポックの時代の女中や乳母の手仕事の様子、パリ等都会の女性の余暇(リゾート地・屋外レジャー)の様子、裸体の神秘、象徴主義等・・・。

19世紀~20世紀にかけての、”自画像”のあり方や 時代背景・生活習慣・流行等も 、その”自画像”を通して 見ることができました。

規模の大きな美術展ではありませんでしたが、一つの視点(女性画)から見える時代背景やトレンドが とても良く伝わる美術展でした。

Museum201612hamamatsu02美術展のあとには、浜松市美術館のすぐ裏?にある 浜松城を眺めに。

坂道を上り 近づこう・・・と思ったところで!?

ポツポツ・・・ザザザァ・・・

傘を持っていなかったため、慌てて引き返しました。

2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、浜松が舞台となります。

2017年のうちに、浜松城へは あらためて足を運びたいと思います。


◎東海道広重美術館

東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡にあります。

桜えびで有名な?! 静岡県の由比です。

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東海道広重美術館では、歌川広重の代表作『東海道五十三次』や『名所江戸百景』等、風景版画を中心に観ることができました。

浮世絵といえば、ゴッホやモネ等 印象派画家達が影響を受けた”日本芸術”と言うこと以外、これまでそれほど興味がありませんでした。

ですが この美術館では、浮世絵の仕組みや見方、楽しみ方等の説明があり、これまでと違った目線で 浮世絵を観ることができました。

訪れた12月初めは、お庭の紅葉が美しい時期でした。

Museum201612yui02

上結合写真・右側の写真に写る、右端の白い建物が美術館、その左側の日本家屋は「御幸亭」

「御幸亭」・・・明治天皇が御休憩された本陣の隠れ座敷(復元)

美術館もお庭も 思いの外 ゆっくり楽しめた美術館でした。

富士山を眺めに・・・、”桜えびかき揚げ”(←欠かせません!)を食べに行きがてら・・・?!

穴場的美術館です。


やはり美術館はいいなぁ。

画家さん達からは 想いや気持ちが溢れ伝わり、絵画からは色彩のパワーが伝わってきて、少し疲れた日常の中の ”色”に飢えた心が 満たされました。

いろんな”色”を浴びたい・・・

2017年も 様々な美術館・美術展へ 足を運びたいと思います!!

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2016/12/29

絢爛豪華な本丸とお花と、カーリーパワー?! in NAGOYA

今までで 一番長く感じた一年であり、そしてあっという間だった2016年が、まもなく終わろうとしています。

仕事納めは今日でしたが、12月後半になると、仕事を一つ終える毎に 達成感やら 嬉しさやら、いろんな感情が込み上げました。

クリスマスの週末までに 壁の高かった?仕事を ほぼ終えることができ、ホッと一安心。

昨年(2015年)末から 晴れることのなかった気持ちでしたが(6月27日ブログ参照)、2016年最後の1週間となったクリスマスの週末、今年初めて とてもすっきりした気持ちになることができました(涙)!

ここのところ なかなかブログを書く時間がありませんでしたが、クリスマスを含め 12月は書きたいと思うイベントが いろいろありました。

そんな中から、今年最後となる今回のブログは、”元気をもらおう?!”と思い 訪れた(日本での)イベントについて書きたいと思います。


12月中頃、まだ年末の仕事が忙しかった時、ふと耳にした TVのニュース・・・

その時は 仕事のスケジュール上 行けそうもないと思い、聞き流したのですが・・・。

仕事に終わりが見えた頃、再びそのニュースを耳にしました。

・・・行けるかも?!?!

私はクリスマスのお休みを12月24日と26日にとっていて、25日は仕事をいれていたのですが・・・。

Honmaru20161206午前中で切り上げて、行ってきました 名古屋城!!

この日は、名古屋城本丸御殿のイベント最終日でした。

名古屋城本丸御殿公開記念 華道家 假屋崎省吾の世界展

~百花絢爛 in 名古屋城~(2016年12月16日~12月25日)

仮屋崎さんのファンというわけではありませんが、いつも元気な(イメージの)假屋崎さんに パワーをもらおう!、きれいで鮮やかなお花から パワーをもらおう!・・・そう思って。

名古屋城本丸御殿も 見学したいと思っていたし、一石二鳥です?!


1945年5月の名古屋大空襲により焼失した 名古屋城本丸御殿。

2009年から復元工事が始まり、2013年5月から「玄関・表書院」が公開、今年6月から「対面所・下御膳所」が公開されています。

Honmaru20161203まだ一部は復元工事中で、公開予定は2018年とのことです(左写真参照)。

今年はニュースで 公開された本丸御殿「対面所」等の煌びやかな様子を 度々目にしていたので、いつか観に行きたいと思っていたのです。


この日は 太平洋側エリアの冬の空らしく 高く澄んだ青空が広がっていました。

名古屋駅から、普段なら 乗り慣れた地下鉄を利用して名古屋城方面へ行くのですが、今回は初めて ”メーグル”というバス(名古屋観光ルートバス)を利用してみました。

名古屋駅から ノリタケの森・名古屋城・徳川エリア等、行き先によっては便利ですね!

メーグルバスは 名古屋城・正門近くのバス停に停車。

正門でチケットを購入し、しばらく砂利の道を歩いて・・・表二之門をくぐると、名古屋城本丸御殿です。

堂々とした眩しい姿で現れました、本丸御殿の玄関・車寄(下写真)!

假屋崎さんのお花も飾られていました。

Honmaru20161201

ブログ冒頭のお花の写真は、この作品(上写真)を反対側(室内)から見たものです。

ここで係りの方に尋ねると、写真撮影もブログに掲載してもよいとのことでした(フラッシュ撮影はNO)。

玄関の右少し奥に入り口があり、靴を脱いであがりました(脱いだ靴は鍵付きロッカーへ)。

ちなみに タイツの場合はスリッパ着用とのことで貸 しスリッパを履きました。

靴下の場合はそのままでいいのかな?

余談ですが、”靴を脱ぐ・・・”というのは 日本らしい文化だと思います。

ヨーロッパでも文化財的建物等の床を守る為に、スリッパ着用ということがありますが、靴のまま履けるスリッパが用意されています。


いよいよ見学開始!

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このイベントだけなのか、毎日なのか不明ですが、常滑焼・Noritake(ノリタケ)・有松/鳴海絞・七宝焼・名古屋提灯・名古屋友禅等、・・・世界へ誇る 地元の芸術品も 展示されていました。

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假屋崎さんのお花は 大胆で 勢いがあり、それぞれのお部屋の雰囲気とも合っていて、すっかり お部屋の一部となっていました。

聞こえてくる会話から、観光客・見学客の中には、假屋崎さんのイベントが行われていることを 知らない方も多くいたようでした。


ニュースの特集等では、ふすまの絵や懸魚(破風に取り付けられて装飾)や様々な技術もじっくり紹介されていて、興味がありました。

・・・ですが、見学は廊下からのため、ふすま絵等を じっくり見るためには双眼鏡が必要でした(私の目では)。

Nagoyajo20161202復元工事が施された本丸御殿は レプリカではありますが、見えるものすべてに 職人さんの最高の技術が駆使されていると思うと、じっくり観たい。

次回は 双眼鏡を持って行こうと思います。

(左写真上は名古屋城の地図、写真下はチケット)

今、名古屋城天守閣を木造復元したい・・・という 動きが(一部に)ありますが、どうなるのかな。

天守閣も 本丸御殿と同じく、戦災にて焼失。

その後 天守閣は、市民の「二度と燃えないように」との願いを込めて、1959年 当時の最新技術を駆使した 鉄筋コンクリート造りの天守閣に 生まれ変わったのだそう。

今見ている天守閣は、その際の市民からの寄付や想いがつまっている天守閣。

木造復元も良いけれど、市民の想いの詰まった天守閣を大切にしたい気もします・・・。

耐震性に問題があるならば、今の天守閣を最新の技術で 修復するという手段もあるし・・・。


話がそれましたね、本丸御殿に戻りましょう。

Honmaru20161202この日は假屋崎さんご本人も いらっしゃいました。

私はニュースで聞いて、この日 会場にいらっしゃることを知っていいたので、どこにいらっしゃるのかなぁ・・・と、ちょっと楽しみにしていました。

すると、見学コースの終盤 ”孔雀の間”に !

”孔雀の間”では、假屋崎さんグッズが所狭しと並べられ、サイン会が行われていました。

假屋崎さんご本人が 「今日は最終日ですよ~」、「これは私がデザインしましたよ~」、「これはあと残り・個ですよ~」、「サイン会再会しますよ~」と、大きな声で軽快に声かけしていました!!

テレビでお見かけするカーリーと全く同じイメージ、同じ声、同じ風貌!!

あの雰囲気・キャラも そのままでした!

あまりにも軽やかで元気な声に圧倒され、それまでに観たお花のことを忘れちゃうくらい、カーリーパワーはすごかったです?!

私も 記念に カーリーグッズを購入し、サインをいただきました。

今回 名古屋城で假屋崎さんのお花を観て・・・、忘れていた古い記憶がよみがえりました!

假屋崎さんをお見かけしたのは今回が初めてでしたが、ず~~~っと前(オランダにお花の修行に行った当時)、東京・目黒雅叙園の展覧会に一度行ったことがありました!

今年 千秋楽を迎えたという目黒雅叙園の秋の展覧会です。

2000年から今年まで続いたイベントとのことだから、本当に最初の頃(私がオランダに修行に行ったのは1999年でした)。


Nagoyajo20161203お花からパワーをもらい、”カーリーパワー”もいただき、この日の空のように 晴れやかな気分で 天守閣を眺めました。

”気分爽快”とはこのことです!

思わず天守閣見学のルートへ 当たり前のように 足が向かいました。

が・・・ ・・・ ・・・?!

そこで ふと 我に返りました。

この日は クリスマス!

クリスマスに一人で天守閣なんて・・・。

一人でも平気ですが、せっかくなら?また別の機会に・・・と引き返しました。

青空と輝く金のシャチホコに 後ろ髪をひかれながら・・・。


Nagoyajo20161204その後 正門の前で ”名古屋おもてなし武将隊”(この日は5人)の出陣式に 遭遇(左写真)。

周りにいた観光客を引き連れて 二之丸広場の方へ 出陣していきました。

彼らも テレビで見かけるのと同じ”パワフルさ”を振りまいていました!

この日、名古屋城には パワーが溢れていました。

クリスマスだから?

名古屋城はパワースポット??

おかげで来年に続きそうな ”パワー”が充電できました。

2017年は 今年の分まで パワフルに過ごすぞ~!


それでは皆様 今年も一年間ありがとうございました。

2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2016/08/15

過ぎ去った季節の記憶・・・FleursDesDames2016

またまた少し時間がたってしまいましたが・・・

日本滞在中、オランダに戻る前に、名古屋ボストン美術館へ行ってきました。

『ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影』展(2016年3月19日~8月21日)。

絵画を通し、19世紀~20世紀初頭のヨーロッパの人々の様子や パリ等の都市の様子を観ることができ、当時の人々の生活に思いを馳せました。

この展覧会、タイトルの割には? ルノワールPierre-Auguste Renoir作品が4点しか?!?!ありませんでしたが、 ルノワール の人物画には魅せられました。

メインの「ブージバルのダンス」はもちろん、特に「マッソーニ夫人」(個人蔵)は 印象的でした。

個人的には、モネClaude Monet の雪の降る景色「アルジャントゥイユの雪」と、モネらしい霞と光の色彩「チャリングクロスの橋(曇りの日)」に 感動!

今回も 名古屋ボストン美術館 では、のんびりマイペースで楽しむことができましたが、2018年度末で閉館だそうで・・・残念。

こじんまりとして 落ち着いていて(混み合っていなくて) 好きな美術館でした。

閉館までに また行く機会 あるかな・・・。


前置きが長くなりましたが・・・!?

Fleursdesdames2016others01今回ブログもまた 4月初めに訪れた ベルギー・アントワープのお花イベントレポート。

Fleurs Des Dames 2016

in Kasteel den Brandt (2016年4月1日~4月4日) 

ベルギー・アントワープ郊外のお城(お屋敷)で行われたお花イベントです。

それぞれのお部屋を ベルギーのフラワーデザイナーさん達がそれぞれに飾り、お部屋毎に全く違う世界が広がります。

今回は最終回。

展示されていた作品の全てはご紹介できませんが、印象的だった作品をご紹介します。

春のイベントだったので、作品の中のお花は春のお花です・・・念の為。

ブログ冒頭の写真の作品は AnnVermeirenさんの作品。

ネコヤナギの中のバラ・・・写真は作品の一部分です。


クラッシックなお部屋に バラが流れるように敷き詰められた作品は、RobinVanUffelen氏の作品(下写真)。

Fleursdesdames2016others02

お花の円盤が たくさん浮いているようなナチュラルモダンな作品は、MaertensAgnaさんの作品(下写真)。

Fleursdesdames2016others03

見た目はシンプルですが、ベース造りが大変そう。

想像するだけで、腱鞘炎になりそうです(汗)。

白いお部屋の チューリップとストレチアの作品は、CarryGroenewegさんの作品(下写真)。

Fleursdesdames2016others04

ハランベースの作品は、RegineMotmansさんの作品(下写真)。

Fleursdesdames2016others05

油絵の絵画を彷彿とさせる力強さの中に エレガントなしなやかさがありますね。

ハランの中身(ベース)がどうなっているのか、気になります。

最後は・・・

観葉植物に囲まれリラックス?!NeleClaessensさんの作品(下写真)。

Fleursdesdames2016others06

良く見ると(写真では分かりにくいですが)・・・フンワリしつつも なかなか個性的な作品でした!

Fleurs Des Dames 2016 in Kasteel den Brandt レポートはこれにておしまい。


書き終わるまでに数カ月もかかってしまいました。

季節が一つ二つ過ぎて 忘れかけていた春の記憶、・・・よみがえりました。

お花で創るいろんな世界観に触れ、お花の持つ無限の可能性を あらためて感じました。

時に 癒されたり、感動したり、びっくりしたり、未知の世界?だったり・・・。

楽しい時も、悲しい時も、どんな時も お花と一緒に過ごしていきたいものです。

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2016/06/27

187日・・・

毎年、空を眺めることを楽しみにしている夏至の日。

6月、アムステルダムは最高の季節。

この頃 オランダの日の入り時間は 22時より遅く、23時過ぎまで 暗くなることはありません。

運河沿いの街路樹の緑は濃く、家々の窓辺に飾られるお花や運河にかかる橋のプランターから色とりどりのお花が咲き溢れ、運河の水面に太陽の光が反射し、アムステルダム中 キラキラです!


Dscf9383そんな夏至の・・・

今年2016年6月21日は 忘れる事のできない一日となりました。

梅雨の日本、土砂ぶりの雨で始まったこの日、母を送りました・・・。

お葬儀が始まる頃には雨も上がり、骨上げを済ますと、朝の大雨が嘘のように 眩しいほどの青空が広がっていました。

半年間の闘病の辛さ苦しみから解き放たれ、母も晴れやかな気持ちになれたのでは・・・そんな風に想わせてくれる青空でした。


思い返してみれば・・・

2015年11月末、(当時持病と思っていた)症状で 救急搬送されたことが始まりでした。

その時は、病院に到着後 症状はなくなったので、帰宅が許されました。

しかし、その時担当してくれたお医者さんが 様々な検査結果をみて、 気になる点があると、帰宅前に 再CT検査。

数日後、再検査の結果 さらに気になる点があると、お医者さんからの呼び出しを受け、再々検査へ。

そして忘れもしない12月14日・・・

検査結果を聞きに出かけた 母と父が 家に戻ると・・・深刻な表情。

母も父も私も、誰一人 予期しなかった結果・・・。

それは・・・”余命宣告”でした。

【すい臓がん・末期、余命3~4カ月】


あの日から半年、できる限り 母や家族の前では平然を装っていましたが、涙が流れない日はありませんでした。

あの日から 私も父も たぶん母も、食欲はなくなり、夜は眠れなくなりました。

仕事をしていても、食事をしていても、庭を歩いていても、ただお花を見ているだけでも・・・涙が勝手に流れました。

おそらく母も父も、表向きには気を強く持って過ごし、陰では泣いて過ごした半年間だったと思います。

家族みんな想いは同じなのに、精神的にはギリギリの状態で 何度もぶつかったり・・・。


母は74歳(余命宣告時は73歳)。

東京・浅草生まれの母は、東京大空襲で大やけどを負い、不自由は全くありませんでしたが、手・腕・足には 戦争の記憶を今に伝えるかのように やけどの跡が 残っていました。

若い頃には結核を、30年程前には胃がんで胃を摘出、数年前には腎臓血栓・・・。

我が家では太陽のような存在でしたが、身体はボロボロで、これまで病気を一人で背負い、それでも 元気に健康に幸せに 生きてきました。

多少 調子が悪くても、歳相応の衰えだったり、持病のようになっていた 昔の胃がんの後遺症的症状だと思っていました。

そんな母に、神様が最後に与えた試練が すい臓がん。

しかも”末期”で 手の施しようがなく、余命宣告。

なんて残酷なんでしょう。

神様を恨みました。


この半年間、母の身の上に、我が家族の身の上に 下された この結末の意味を 考え続けました。

人はいつか死ぬ・・・そんなことは百も承知。

本人へ ガンの末期であることは告げても、せめて余命宣告は して欲しくなかったです。

(本人の希望で病気も余命も告げられました)

余命宣告さえなければ・・・、悲しさ・辛さはあったとはいえ、半年間を違う気持ちで過ごせたのではないかと思えてなりません。

この半年間、すい臓ガンが進行するとともに、様々な症状が現れ、その場をしのぎつつ治療して切り抜け、一時は入院もしましたが復帰、一時は肺炎にもかかりましたが乗り越えました。

ゴールデンウィークが明ける頃から、徐々に普通に食べられなくなり(食べ物を選んで食べることはできました)、徐々にしんどくなり、痛みが襲うようになり、動けなくなり・・・。

亡くなる2週間半前、ついに入院。

もう家に帰ることができないと分かっていながらの入院決意が、どれだけ辛かったかと思うと 今でも涙がこぼれます。


そして余命宣告を受けてから 187日目の夜、容態急変。

意識不明のような状態になって 1時間あまりで逝ってしまいました。

その直前まで話もできたし、辛い痛みの中にも 意識もはっきりしていたようだったのに・・・。

187日間 恐れていたその瞬間は、突然に あっという間に 襲い掛かり、通り過ぎていきました。

言葉にできない悲しみはありますが、母の苦しむ時間が短かったことが せめてもの救いです。

と同時に、私自身も家族も 母が苦しむ姿を長くみなくてよかった・・・というのも本音です。

悲しみの中、”終わっちゃった・・・” そんな言葉が 頭をグルグルめぐっていました。

母の命が終わっちゃった・・・

母を看てあげられる時間が終わっちゃった・・・

病気との闘いが終わった・・・

母と私達家族が恐れていた 死への恐怖が終わった・・・ ・・・ ・・・

逝ってしまった時の悲しさは、余命宣告を受けてから187日間の辛さ悲しさとは また少し違うものでした。

母がこれ以上 痛い思いをしなくていい・・・、死の恐怖に襲われることもない・・・そう思うと、辛さから解放され、悲しみの中にも 穏やかに”死”を受け止められる気持ちがあるような気がしました。


オランダに住むと決めた時から、両親とのお別れには 間に合わないかもしれない覚悟は いつもありました。

余命宣告を受けたことにより、最後の約2カ月半を帰国して家で家族と過ごし、最後は病院で看ることができました。

我がまま気ままに生きてきた私の (今さら遅いけど)唯一の親孝行になったかな。

187日間 問い続けた”余命宣告”。

そして考えた”緩和ケア”のことや、(オランダで合法の)”安楽死”のことなど。

考えても考えても答えは出ず、何が正しくて間違いなのか分からず、ただただ暗いトンネルの中にいるような 187日でした。

病気からたくさんのことを学び、母からたくさんのことを得ました。

そんな中で・・・これは母からのご褒美かな?

この半年間で 体重が最大7キロ減りました!!(見た目は変わりませんが・・・汗)

この187日間のことは 今はあまり思い出したくありませんが、体重だけはなんとかキープしていきたいと思います!?

昨日と変わらない今日、今日と変わらない平穏な明日が、皆様にもずっと続きますように・・・。

また、病気で苦しんでいる方には、一つでも信じられる答えが見つかりますように・・・。

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2016/04/01

電車の中吊り広告を見た日から・・・!?

先日 オランダは夏時間になり、日本との時差は 7時間となりました(冬時間の時差は8時間)。

3月末は仕事の関係で ここ10年ほど ほぼ毎年日本に帰国していたので、今年は久々に冬時間から夏時間への移行を体験!?

3月最終日曜日の午前2時が午前3時になります(1時間進む)!

”体験”と言っても特に何かがあるわけでもないのですが、夏時間最初の時間を間違えないように土曜日の夜のうちにアナログの時計は一時間進めておきました。

2016年3月27日日曜日の朝、スマホの目覚ましでいつもと同じ時間に起床。

スマホの時間は自動的に一時間 進んでいました。

朝 窓から眺めた西教会の時計も ちゃんと?!夏時間の正しい時間に進んでいました。

若い頃?には”夏が来る~”とワクワクしたものですが、今は歳をとったせいか??一時間分の睡眠不足と 一時間 損をした気分がつきまとった一日でした(笑)。


話はガラリと変わり・・・2月初め、バタバタと帰国した日のとこです。

またまたお花には関係のない 私の趣味のお話です。

オランダから約12時間、関西空港から「はるか」・新幹線・・・そして最後の一区間、豊橋駅から最寄り駅までの在来線に乗った時のことです。

ぼんやりとどことなく眺めていると、ふと視線の先に中吊り広告が映りました。

その中吊り広告は、「静岡県立美術館」の展覧会『ウィーン美術史美術館展~風景画の誕生』(2015.12.19~2016.3.21)のものでした。

その広告に掲載されていた絵画が、見覚えのある 私が大好きな ヒエロニムス・ボスHieronymus Bosch の 『快楽の園 The Garden of Earthlt Delight』(1510~1515年頃)に似ていたのです。

夢か幻か・・・!?

中吊り広告まで距離があり、広告に掲載されていた絵画が何なのか 確信が持てませんでしたが、心がざわつきました。

(快楽の園』については 2014年12月9日ブログ参照)

オーストリア・ウィーンといえば、10年くらい前だったでしょうか。

夏休み旅行で 行ったことがあります。

もともと私は ハプスブルク家・シシー(エリザベート)ファン。

ウィーンでは ハプスブルク家の繁栄を感じながら 街を歩き 観光スポットを訪れましたが、スケジュールに余裕がなく、美術館には全く行けなかったことが、今でも悔やまれます。


そんな経緯もあり、この美術展『ウィーン美術史美術館展』が静岡で開催されていると知ったからには 行かなくては・・・と、日本滞在中 思い続けました。

ちなみにこの美術展は静岡の前に 東京でも開催されたようです。

Mshizuoka20160301その願い叶い?オランダへ発つ前の最後の週末に 「静岡県立美術館」へ行くことができました。

左の写真は中吊り広告ではなく、美術館で配布されていたチラシです。

またまた 開催期間 ギリギリ駆け込みです。

私にとって 初!「静岡県立美術館」。

静岡まで新幹線、静岡駅からJR草薙駅まで在来線で移動して、草薙駅からは・・・?

草薙駅からはバスを利用しようと思いつつ、美術館まで歩いてしまいました。

思っていたより遠いなぁと草薙駅から しばらく歩くと・・・綺麗な並木の美術館通りに でましたが、上り坂!

坂道を上っていくと 美術館へのアプローチである彫刻プロムナード。

美術館はこのプロムナードを越えた先です。

緑いっぱいの公園のようなプロムナードは素敵でしたが、すでに歩き疲れ・・・彫刻を鑑賞する余裕は 私にはなく(汗)。

Mshizuoka20160304

上写真左:並木道を上り 見えた看板、でもまだここからがプロムナード・・・

上写真中:きれいなプロムナードでしたが・・・(汗)

上写真右:だいぶ歩きました!上りました!美術館が見えました!

お天気の良い日でしたが・・・、歩けない距離ではないですが・・・、草薙駅からはちょっと遠かったです。

歩いて行くなら、JR草薙駅からではなく、静岡鉄道「県立美術館前駅」からがベストですね。


『ウィーン美術史美術館展』は、オーストリア・ウィーンにある「ウィーン美術史美術館」企画の”風景画”成立の過程を辿る美術展。

ハプスブルグ家の収集作品が中心となっている「ウィーン美術史美術館」から、16~18世紀の作品を中心に、選りすぐりの約70点が紹介されているというもの。

美術展の前半は 16~17世紀の作品を中心に聖書や神話の中に登場する風景を描いた作品で、美術展の後半は 16~18世紀の作品を中心に実際の風景の実写作品で構成されていました。

私が好きな印象派の作品等とは時代もテイストも異なりますが、私には馴染みのあるオランダやベルギー出身の画家達の手がけた作品や、オランダ・ベルギーあたりをテーマに描いた作品が多く紹介されていて、当時の様子が垣間見れるようで 興味深かったです。


そして例の?電車の中吊りの絵画は・・・?

ありました・・・!

ありましたが・・・?!?!

Mshizuoka20160302タイトル『楽園図』(1540-50年頃) / 作者:ヒエロニムス・ボスの模倣者(左写真

模倣者?

ヒエロニムス・ボスの絵を模倣したという絵・・・?!

こんな紹介の仕方があるのですね・・・ ・・・ ・・・(絶句)。

私がプラド美術館で観たボスの『快楽の楽園』絵は、とても大きいサイズ(2.2x3.89m)のものでしたが、”模倣した”というこの作品は ボスの『快楽の楽園』の中のモチーフをいくつか描いたもので、24.5x19.5cmという小さなサイズでした。

私は素人なので実のところ、模倣作品に価値があるのかどうか良く分かりません。

プラド美術館で惚れたボス(の絵画)にもう一度会いたい・・・そればかり期待していたので、この摸倣画を前に呆然・・・。

本音を言えば ちょっと?かなり!がっかり・・・。

ですが、没後500年にもなるボスの作品は 現存するものも少ないので、やはり価値があるのでしょうね。

この摸倣画自体 約470年も前のものだし・・・。

ただ、ボスのあの絵画が当時の多くの人に影響し、模倣されたのだという事実。

さらにボスへの想いが さらに募り、なんだか消化不良のような気分になりました・・・。


気分がすっきりしないまま、その先にあった「ロダン館」(常設展示)とやらに足を向けてみました。

そう、『考える人』のオーギュスト・ロダンです。

今回の美術展が開催されていた本館から ブリッジギャラリーを通りロダン館へ。

Mshizuoka20160305本館の展示室とはガラリと違う雰囲気の空間。

ロダン館は ラグビーボール型で、階段状のスキップフロアに ロダンの彫刻が伸び伸びと展示されていました。

天井から自然光が降り注ぎ、明るくて心地よく、いつまでも彫刻を眺めていたいと思えました。

当初 彫刻にもロダンにも興味はありませんでしたが・・・。

これがこれが、失礼しました。

ロダンの彫刻も見応えがあり、ロダン館自体も とてもよかったです。

ロダン館は写真OKだったので、撮りました「考える人」。


Mshizuoka20160303私にとっては複雑な思い出となった静岡県立美術館デビューでしたが、また何か企画展があれば行ってみたいと思います。

ちなみに静岡県立美術館からの帰り道は静岡鉄道を利用。

その電車内で あの中吊り広告を発見。

やはり・・・。

あの日見た中吊りは ”幻”ではなかった・・・。

”幻”ではなかったけど、期待していた”本物”ではなかった。

やはり”幻”・・・。

何故 この絵を中吊り広告に使ったの~(泣)。


『ウィーン美術史美術館展』では私の想いが叶いませんでしたが、今回のブログを書き始めた当初、私の中には温めていた想いがありました。

2016年、今年はボス没後500年の記念年。

ボスの出身地、オランダのデン・ボスの北ブラバント博物館にて『没後500周年記念ヒエロニムス・ボス展』(2016.02.13~2016.05.08)が行われています。

世界中の美術館から ボスの代表的な絵画を集めて行われる 特別な美術展です。

開催期間中にオランダに戻ることができたので、デン・ボスで本物のボス(の絵画に)に会える~!と楽しみにしていました。

ところが・・・!?!?

北ブラバント博物館オンラインチケットのサイトを確認すると・・・私が行ける日時のチケットは全て売り切れ・・・。

博物館に問い合わせてみたものの、売り切れの日は博物館の売り場でもチケットはないとのこと。

オランダへ戻る飛行機の中では、デン・ボスのこの美術展開催準備の様子のドキュメンタリー映画も観て、想いを温めていました。

なのに、なのに(泣)。

ボス~、私の考えが甘かった・・・。

中吊り広告を見た日から再発した ボスへの想いは 募るばかりです・・・。

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2016/03/20

自然へスイッチバック?! in HAKONE

1ヶ月半ぶりにオランダへ戻ってきました。

今回、関西空港からスキポールまで、2016年3月3日に就航した KLM の B787-9に乗ることができました!

これまで関西空港からの便は(最近は) B777-200 と B777-300。

2016年3月3日からは週3便がB787-9となり、9月からは週5便になるそうです(それ以外はB777-200(2016年3月現在))。

私にとって初のB787-9。

シートポケットに入っていた機体の仕様を見ると、これまでのB777-200よりも 一回り小さい感じのB787-9。

ですが 機体の重さはずっと軽くなったようです。

燃料が少なくてすむ → CO2も削減できる → エコ!

Kix20160319b7879エンジンの音が 静かになった気もしました。

機体の揺れ方が 小さいくなった気もしました。

客室は 天井が高かったり、照明がLEDだったり、荷物のスペースが広くなったり いろいろ新しくなっていましたが、一番感動したのは”電子カーテン”(左写真)。

まるで水槽の中にいるような不思議な感じ!?

ゆっくりとブルーの濃淡が変化していくその感じは、これまでの人生xx年間の中で体験したことのないような ”状態の変化”でした。

どういう仕組みだろう・・・窓に貼りついて眺めましたが ただただ不思議。

到着してからインターネットで調べ、理解できたようなできないような・・・。

化学ってすごい。



さて 今回も前回に続き、オランダにもお花にも関係のない内容です。

箱根・番外編!?

ポーラ美術館の企画展『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』観賞の為、15年以上ぶりに箱根に行きました(3月15日ブログ参照)。

箱根には興味深い乗り物がいろいろあります。

ケーブルカー・登山電車・ロープウェイ・遊覧船・小田急ロマンスカー・・・等。

乗り物好きとしては、道中も楽しみたい!

今回の”日帰り箱根・ポーラ美術館の旅”で利用したのは、スイッチバックの登山電車!

箱根山を登る日本有数の山岳鉄道です。


登山電車といえば!?

この夏(2015年)スイス旅行で 3つの電車に乗りました。

今でも 電車に揺られた時間と見惚れた風景が鮮明に蘇ります。

世界遺産 ベルニナ鉄道BerninaExpress 2015年11月10日ブログ参照

氷河特急 グレッシャー・エクスプレスGlacier Express 2015年12月2日ブログ / 2015年12月6日ブログ 参照

登山鉄道 ゴルナーグラート鉄道GornergratBahn 2016年1月10日ブログ参照


Hakone150301箱根の登山電車は、箱根湯本(96m)から強羅駅(541m)までを約35分で走ります。

左写真は往路、カーブ!!車窓から。

一番の見どころは、3か所のポイントで 車両の進行方向を変えながら、日本一の急勾配を ジグザグと登って行くスイッチバック。

アプト・ラック式でもなくケーブルでもなく、粘着式鉄道。

標高差約450m、 100m進むごとに最大8m上がるという 最急勾配80%だそうです!

(同じく粘着式だったベルニナ急行は、標高こそ違うものの 最急勾配70%。)

思っている以上に 急な坂道なのですね。

Hakone160302

上写真左:強羅駅に入って来た電車

上写真右:復路、下り坂、運転席後ろからの車窓

スイッチバックのポイントでは、電車の運転士さんと車掌さんが わざわざ?電車から降りて ホームを歩いて入れ替わります。

ご苦労様なことです。

冬は 山や樹々に緑が少なく、車窓は寂しい感じでしたが、「あじさい電車」として知られる箱根登山鉄道・・・あじさいの季節にも乗ってみたいものです。

確かに線路脇には、アジサイがずらりとたくさん!!

アジサイはまだまだ枯れ色でしたが、緑の芽が出し始めていました。

アジサイの季節が楽しみですね。


箱根登山鉄道と、この夏 私が乗った スイスのレ―ティッシュ鉄道(ベルリナ鉄道等の)は、姉妹鉄道提携を結んでいるそう。

Hakone201603chur201508そうそう!!

この写真(左:2015年8月スイス・クール駅にて撮影)。

2015年8月に乗ったスイスのレ―ティッシュ鉄道・氷河特急グレッシャー・エクスプレスが スイス・クール駅に停車中のこと。

電車内から見かけた クール駅ホームにあった 箱根登山鉄道から寄贈されたという「クール」駅名パネル。

箱根・強羅駅にも”友好の証”がありました!

Hakone160303

上写真左:強羅駅

上写真中:スイスから寄贈されたという”カウベル”

上写真右:箱根登山鉄道が寄贈したというサンモリッツの駅名パネル(の複製かな?)

2015年 スイス旅行中は、まさか半年後に 箱根登山鉄道に乗るなんて・・・夢にも思いませんでした。

なんせ15年以上箱根に行く機会なかったから・・・。

これも何かの”縁”ですね・・・”縁”って面白い。

自動車でドライブしながらの箱根も楽しいけど、公共の乗り物で行く箱根も楽しいですね。

ちなみに 箱根からの帰り、箱根湯本駅のホームに ちょうど?停まっていたので ロマンスカーにも乗ってみました。

小田原までのたった15分強だけ(笑)。

新宿まで乗って行っちゃいたかったなぁ。

久々に”東方へ”足を伸ばした日帰り箱根旅・・・ポーラ美術館ではゆっくりできたし、登山鉄道にも乗れたし、十分に楽しめました。


ヨーロッパにも日本にも、まだまだ乗りたい電車・鉄道がいっぱいあります。

飛行機も好きですが、実はあまり得意ではありません・・・。

夏休みの計画の時は、飛行機の種類で(苦手な機体を避け)スケジュールを組んだりしてします(汗)。

日本もヨーロッパも どこまでも電車で旅してみたい~!

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2016/03/15

自然と美術の共生! 『ポーラ美術館』 in HAKONE

帰国して一か月以上が経ちました。

日本での状況も少し落ち着いたので、今月後半から来月初め頃に オランダへ行こうと計画。

思い立ったら 早速予約・・・と思ったら、空港そばのホテルの空きがな~~~い!

ニュースで盛り上がっているように、外国人旅行者が増えすぎです~!

関西空港も一年ほど前から、それ以前と比べると混雑するようになり、前泊で利用している近くのホテルも少し混んで来ているとは思っていましたが・・・。

今は、全然 空いてません!

関空そばのホテルの空きに合わせてオランダへ行く予定を決めなきゃならないなんて・・・(嘆)!

ということで、(別の近くの)ホテルの予約がとれたので?! 今週末から約3週間オランダへ行ってきます。

皆様も (前泊)ホテルの予約はお早めに~。


今回ブログは (またまた!?)お花にもオランダにも関係ない内容です。

Polam20160304_2日本帰国中、プライベートでは ほぼ15年ぶり?!と思えるほど久しぶりに ”浜松より東へ”出かけました。

行き先は”箱根”。

東京(世田谷区)・横浜に住んでいた社会人時代、友人達と頻繁にドライブや遊びに行っていた箱根・・・。

ビックリするほど久しぶりの箱根でした。

というより、浜松より東方向へ プライベートで全然出かけてなかったことにもビックリ。

箱根で向かった先は「ポーラ美術館」。

私が箱根によく遊びに行っていた頃にはまだなかった「ポーラ美術館」・・・2002年開館だそうです。

当時は 箱根には車で遊びに行っていましたが、今回は公共交通機関利用で向かいました。

事前にインターネットで、箱根登山鉄道や登山バスの時刻表とにらめっこ。

なかなかスムーズにつながらず、大変だ~!時間がかかる~!遠い~!と嘆きました。

が、実際 現地に行ってみると、往復とも 予想以上に簡単に スムーズに つながりました。

ちなみに小田原までは新幹線、小田原から箱根湯本まで小田急。

箱根湯本から強羅まで箱根登山鉄道、強羅から「ポーラ美術館」までは施設めぐりバスを利用しました(往復とも)。

乗り換えいっぱいでしたが、時刻表も気にせず、スムーズに移動できました。

運が良かったのかな。


「ポーラ美術館」・・・一言でいうと・・・とってもよかったです!

Polam20160303

オランダの クレラー・ミュラー美術館Kröller Müller Museum を彷彿とさせる 森に溶け込む 美しい佇まい。

オランダには”山”はありませんが・・・(汗)。

Polam20160302美術館周りには”森の遊歩道”があるので、新緑の季節や紅葉の季節は 森の散策も楽しめそうです。

残念ながら私が行った日は、お天気は良かったものの、前日までに降った雪が森に 残っているほど寒い日だったので、散策はせず。

洗練された雰囲気が漂うガラスの入り口から美術館館内に入ると、森と自然光に囲まれ、とても落ち着く 開放感のある空間が広がっていました。

美術館建設のコンセプトは「箱根の自然と美術の共生」だそうです。

展示ルームは、まるで自然光のような優しい照明で、空間もとてもゆとりがあり、ゆっくり自分のペースで絵画鑑賞ができました。


Polam20160301私が訪れた日に開催されていた企画展は、『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』(2015.10.03~2016.3.13)。

終了してしまう前に ぎりぎり行くことができました。

企画展『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』は、”自然と都市の関わり”がテーマ。

約70点のポーラ美術館所蔵コレクション作品が紹介されていました。

全部所蔵作品!

所蔵作品でまとめた企画展です。

ブログ冒頭の写真と下写真は 写真撮影スポットだった ラウル・デュフィ≪パリ≫の複製パネル。

もちろん展示ルームには オリジナルも展示されていました。

Polam20160305

緑の少ない静粛なこの季節(3月)・この地(箱根)と対照的な、”色の魔術師”といわれるデュフィの作品。

明るい色使いが ストレートに心に沁みこみました。


モネ、シスレー、スーラ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーガン、シャガール、そしてデュフィ。

そうそうたる有名画家の、こんなにたくさんの、見応えのある絵画が、ポーラ美術館の所蔵作品だなんて・・・。

一通り観て回り ランチ休憩後、そのままポーラ美術館を離れるには名残惜しく 、再度 展示ルームに戻り 好きな絵画の前でジーッと鑑賞。

『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』・・・心に残る 素晴らしい企画展、素晴らしい所蔵作品でした!

箱根の自然と調和した「ポーラ美術館」自体も、私の(数少ない行ったことのある)美術館ランキングの中で、新星のごとく上位に食い込みました!!

近くに住んでいたら、頻繁に足を運びたい美術館です。

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2016/03/02

日本一の”花どころ”から~ 『花の超祭典』!

温暖な気候に恵まれた愛知県・渥美半島に、珍しく?!冷たい強風が吹き荒れていた2月のある週末のことです。

Atsumi201602ev01渥美半島(田原市)先端の伊良湖岬にある 「休暇村伊良湖」にて 『渥美半島 花の超祭典』(2016年2月20-21日)が行われました。

縦横 2つの半島のある 愛知県。

そのうちの太平洋に東西に伸びる細い半島が、日本一の花どころ 渥美半島です!

私は豊橋市出身ですが、実家は海のそばで渥美半島の付け根あたりの為、渥美半島(田原市)は地元のようなもの。

オランダで暮らすようになってからは、渥美半島方面に向かう機会もなくなってしまいましたが、子供の頃から 家族でドライブしたり、友達と遊びに行ったり、慣れ親しんだ大好きな場所です。

渥美半島といえば 昔から  ”電照菊”!

子供の頃 詳しい事は分からずとも、日照時間を調整して お花を生産するなんて、”生産者さんもすごいし、菊も興味深いお花だなぁ”と思っていました。

そして ”電照菊”といえば、オレンジ色の灯りが灯るハウス群・・・それはそれは幻想的でした。

オランダに住み始めて 2つ目のホームステイ先が アールスメーア花市場の近所でした。

15年以上経って今はあの辺りの風景も随分変わりましたが、当時は夜になると空がオレンジ色に染まりました。

やはり、そのエリアに広がるハウス群の灯りでした。

オランダの空を眺めならが、日本の故郷を思い浮かべたものです。


世界の『TOYATA』のある愛知県は、菊・バラ・カーネーション・洋ラン等の全国有数のお花の産地であり、花き産出額全国一だそうです。

JAあいち経済連さんサイトによるランキング・・・

切り花部門

出荷量全国1位 : 輪菊・スプレーマム・バラ

出荷量全国2位 : カーネーション

他に、アルスとロメリア、デルフィニウム・・・等

プランツ部門

出荷量全国1位 : 観葉植物・洋ラン(鉢)

出荷量全国2位 : シクラメン  

そんな中でも 渥美半島のある田原市は 輪菊の産地で、栽培面積・出荷量・産出額 全国ナンバーワンだそうです。

『花の超祭典』は、そんな渥美半島(田原市)のお花の生産者さん・関係者さん達の 熱~い想いが形になったイベントでした。

「日本一の花の産地から、低迷にあえぐ花き業界全体を盛り上げていこう!」

「もっとお花の素晴らしさや楽しさを感じてもらいたい!」(超花の祭典の資料参照)

(日本で)日頃お仕事でお世話になっている方々が このイベントの発起人・実行委員会メンバーだったこともあり、この計画がスタートする前から、そして準備が始まってからも、熱い熱い想い を 聞いてきました。

そんな皆さんの想いの通り、お花を通して 品目・業種・業界の壁を越え、農・商・観(光)・官・民の壁を越え、様々な困難を乗り越えて・・・、実際に形となり、立派なイベントとなり・・・。

そして、あんなにたくさんの人達がお花を楽しみに会場に集まっていたのを見て 感動!

自分のことのように イベントの成功を嬉しく思いました。


私は開催二日目のお昼頃 会場へ行きましたが、駐車場までの道も大渋滞!

渥美半島の先端に(渥美半島、渥美半島の皆様スミマセン)ここまで人が集まるとは・・・!!

Atsumi201602ev02屋内・外で開催されたイベントには、巨大フラワーモニュメントがあったり、様々なアクティビティ(体験等)、フラワーマーケット(直売所)等があり、訪れた人達は たくさんのきれいなお花を前に とっても楽しそうでした。

日本にも、お花の興味がある人達が こんなにたくさんいるなんて・・・日本も捨てたもんじゃないですねっ!!

オープンハウス(お花の温室を巡るツアー)もありました。

一番の目玉はイベントのシンボルでもある フラワーモニュメント「トリニタースドーム」。

「トリニタース」とはラテン語で”三位一体”の意だそう。

”三位一体”・・・品目・業種・業界の壁を越え、農・商・観(光)・官・民の壁を越え、実現した このイベントそのもの!

ドームに組まれている竹は、田原市伝統「けんか凧」作りの技術だそうです。

カラフルに敷き詰められたお花に、キラキラ揺れるお花達・・・。

多くの人達がお花にカメラを向け、多くの人達が 靴を脱いで お花のドームの中に入り 写真撮影!

大人気でした!!

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もちろん使われているお花は、渥美半島で生産されているお花達です!


マムのコーナーも素敵でした!

マム・・・そう、菊です!!

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お葬儀等で使われるイメージが強かった菊も、今や こんなにカラフル!

表情もとっても豊かでかわいい!

マム(菊)は、カラーバリエーションも豊富ですし、様々なタイプの咲き方・表情があるし、花モチも良いし、アレンジや花束等にも大活躍する花材です。

クラッシックなイメージだった菊も 今や従来のスタイルを越え、モダンスタイルにも欠かせない花材にもなりました。

ヨーロッパでも、様々なデコレーション等に欠かせないお花で、お花のイベントでは いつも 新しいスタイルを魅せてくれます。


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珍しい観葉植物達と雑貨・家具等が、素敵にデコレーションされ紹介・販売されていました(上写真)。

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屋外ではかわいい季節のガーデンプランツ達が紹介・販売されていました(上写真)。


Atsumi201602ev10また室内会場では 近年流行りの「ギャザリング」「ルーティーブーケ」の体験も 人気でした。

私は体験こそしませんでしたが、ギャザリング・ルーティーブーケ考案者 青木英郎氏にお会いすることができ、様々なお話を伺うことができました。

ギャザリングのこと、ルーティーブーケのこと、植物のこと、お花業界のこと、青木氏のこと!?・・・等々。

なるほど・・・私の中にはなかった考え方もあったりして 興味深く、とっても刺激をいただきました。


『花の超祭典』の帰り道、近くで開催中の”菜の花まつり(菜の花ガーデン)”にも立ち寄りました(下写真)。

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久しぶりに出向いた渥美半島・伊良湖岬は 風光明媚で、お花いっぱい・・・、お花への愛もいっぱい・・・!

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渥美半島・伊良湖岬(上・下写真)・・・やっぱり素敵な場所だと再確認!

Irago201602101

そしてなにより・・・お花は人々をHappyにするーーー!!!

・・・と、確信した一日でした。

来年以降も こんなお花への 愛あふれるイベントが 開催されると・・・いいですね。

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