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オランダのお花ブログINDEX

2020/07/26

日本の”水際対策” 体験談?! 2020年6-7月(2020年8月 追記あり)

***** 追記です!(2020年8月28日) *****

帰国者の皆様、朗報です?!

関西空港の水際対策は2020年8月1日より

唾液採取による抗原定量検査になったそうです!

それにより、待ち時間は2時間程度になったそう。

(空港の混雑具合により3時間程度になる場合もあり)

私の知人が8月末に オランダから関西空港へ

KLMで帰国した際も、

到着から約1時間後には検査は終了し 結果待ちに。

到着から2時間半程で 結果も出て 解放されたそうです!

(もちろん知人も無事 陰性!)

入国して14日間、公共交通機関を利用できない点は

これまでと同じですが、

このシステムなら 比較的スムーズでストレスも少なく、

帰国しやすくなりましたよね。

***** 追記、ここまで *****

 

オランダを出発して1か月、

日本の水際対策による ホテル滞在2週間、

その後 実家で2週間が過ぎました。

オランダでのロックダウンの日々は、

恐怖や不安、ストレスがあったものの、

”オランダ”という船に乗り、

身を任せる覚悟で過ごしました。

あの日々に 窓から眺めていた青空が 心の支えでした。

梅雨の日本に帰国して、連日の 雨のせいでしょうか・・・。

今 過ごしている 日本の ”with コロナ” の世界に感じる不安は

あの頃以上のものとなっています。

オランダの空が恋しいです・・・。

 

今回ブログは 1か月前(6月後半)、

オランダから関西空港へ帰国した日の

日本で待っていた水際対策の経験談です。

Air20200605

状況は日々変化していると思いますので、参考までに。

ご帰国される際には最新情報を確認してください。

 

6月後半、まさに3カ月以上ぶりの社会?!

大緊張の中、

アムステルダムのトラムやバスに乗り、
(利用者は断然少ない・・・)

スキポール空港へ向かいました。

オランダは 2020年6月1日から、

公共交通機関はマスク着用が義務になりましたので、

もちろん私もマスク着用です。

空港には マスク・消毒液の自動販売機が登場(下写真参照)!!

Air20200601
上写真左:空港にあったマスクと消毒液の自販機
上写真右上段:スキポール出発スケジュール、
上写真右下段:スキポール到着スケジュール、
コロナ前は 数分おきに離発着していたスキポール空港も
両手で数えられる程?しか飛んでない状態でした!

オランダに住んで約20年、

これまで一度も(工事用のマスク以外)マスクを

販売しているところを見たことがありませんでしたが、

今や どこでも買える?!

どちらかというと オランダでは、

デザインのあるものの・色・柄マスクがの方が

どこにでも(マーケット・お土産屋さん・洋服屋さんなど)売られ、

”マスク嫌い”なオランダ人達も

ファッションとしてのマスクを (仕方なしに?)受け入れつつあります。

 

私が利用した頃は、

欧州内の飛行機が飛び始め、人も動き始めた頃でしたが、

スキポール空港は まだ人も少なく、飛行機の発着も少ない、

かなり寂しい状況でした(上・下写真参照)。

Air20200602
上写真左:到着スケジュール、上写真右は出発スケジュール

空港内のカフェやレストランの多くは休業中でした。(私が出発した6月後半時点)

Air20200603

 

私が乗った飛行機KLMは、

企業の方達のグループがいたためか、

思っていたよりも乗客が多かった印象です。

とはいえ、機内前方のエコノミーコンフォート席エリアには数人、

エコノミー席は3人・4人席に1人ずつ・・・くらい。

Air20200604
上写真:KLM機内エコノミーコンフォート席

密封されている機内ですが、

各航空会社は、機内は空気が3分で入れ替わる、

手術室と同レベルのフィルターを使用している等の情報を出しているので、

安心して乗ることができました。(信じるしかない・・・)

感染対策の為、機内のサービスは簡素化されていました。

1回目の食事のサービスはありましたが、

食事の後のドリンクサービスはありませんでした。

到着前のお食事サービスもありませんでした。

そのかわり?

簡単なスナックいくつかと お水とミカン2個が入れられたパッケージと

サンドウィッチのパッケージが、

飛行機に乗った時 すでに 席に配布されていました。

機内は 会話をする人もおらず、ずっと静かでした。

私はお手洗いから戻った時や定期的に 

マスクを何度か取り替えて静かに過ごしました。

機内はマスク必須です。

飛行機は予定通り約11時間で関西空港へ到着しました。

さあいよいよ最難関の日本の水際対策が待ち受けています。

 

どちらかというと、

空港での人との接触、検査時の接触の方が

感染する機会がありそうで 心配でした。

 

飛行機到着。(10時45分頃)

到着すると、検疫官(たぶん)が機内にやってきて、

今後の説明がありました。

しばらく機内で待機し、3-4つのグループに分けられ

飛行機を降りました。

最初のグループは、お子さんを連れていらっしゃる方々のグループ。

2番目のグループは、自宅へ帰る人、お迎えが待っている人達など。

3番目のグループは、ホテル宿泊、レンターカーの人など。

4番目のグループは、会社関係
(外国人の企業の方達が結構いた、トランジットだろうか、特別のお仕事の方達だろうか・・・?)。

私は3番目のグループで飛行機を降りました。(11時10分頃)

そのグループには約15人ほどいたと思います。

半年以上ぶりの日本の地、日本の空気です。

係りの人に続いて、空港内を歩きました。

普段は出発する多くの人達が出発ロビーに溢れていますが、

空港には到着した飛行機の私達しかいないような状況です。

検疫官のお話では私達の飛行機の前に、

同じようなタイミングでもう一機到着していたとのこと(たぶんアジア方面から)。

Air20200606covid19 いつもはウイングシャトルで移動する空港内を しばらく歩き、

狭い廊下のような通路へ(左写真)。

通路の両端に 間隔を開けて並べられた椅子に

順番に座り しばらく待ちました。(11時15分頃)

前方には私達の前に飛行機を降りた人達も

座っているようでした。

椅子の座り 静かに約1時間ほど待つと 

前方の方に検疫官と思われる人達が見えました。

検疫官が数人で対応しているようです。

前方の方から 一人一人の検温をし、

機内で記入していた書類の確認をしながら

検疫官は 近づいてきて・・・

私の番に。(12時20分頃)

検温と 口頭での確認、書類の確認などがありました。

その後も しばらくその椅子に座ったまま待ち・・・。

前方からさらに少人数のグループで 椅子を立ち、

移動を始めているのが見えました。

そして私の前後5人がグループとなって、

検疫官の後について移動しました。(12時45分頃)

 

移動した先でも再び書類のチェックがあり、

いよいよPCR検査です!

一人ずつが小さな部屋に通されPCR検査が行われました。(12時55分頃)

鼻から綿棒のようなものを入れる方法の検査です。

”わさびがツンとする感覚です・・・”という説明でした。

痛いわけでもなく、痛くないわけでもなく、

ちょっと違和感を感じるといった感じでしょうか。

検査は簡単に終わり、

マスクを新しいものに取り換えてくれて、

少し広いところで 再び待ちました。

飛行機を降りた時のグループでしょうか、

約15人ほどの検査が終了し 集まった時点で、

検疫官に誘導され、一緒に移動しました。

この後、検査の結果が出るまで ずっと一緒だった人達です。

 

いよいよパスポートチェックへ(13時30頃)。

パスポートチェックの後は、

飛行機に預けていたスーツケース受取り(13時40分頃)。

検査後、名前を再確認されて 入国手続き⇒荷物受取りだったので、

ちゃんと少人数のグループの荷物を ベルトに流すようにしてるのかな。

そして通関を通り、無事? 一連の入国のための行事が終わりました!

 

さらに 検疫官に誘導され、

同じ15人ほどのグループで空港内を移動しました。

それぞれ 荷物のカートを押しながら、

数人ずつエレベーターに乗り2Fへ。

(エレベーターには抵抗がありましたが、
カートがあると2人くらいしか乗れないので密にはならない?)、

空港内のコンビニへ寄り、軽食や飲み物を買っても良いとのこと?!

”まだ検査結果が出てないのに、いいのかな~”と思いながら、

お茶やサンドイッチやヨーグルトを買いました。

そしてまたエレベーターに乗って移動。

普段は一般人は入れない場所と思われる

国際線ロビーのフロアの 端っこの、さらに外の?

「会議室」と書かれたお部屋へ移動。(14時5分頃)

長テーブルと椅子が並べられ、まさに会議室のようなお部屋でした。

私を含めグループの人達は 各々バラバラに席につきました。

やっとたどり着いた日本、

安堵感と疲労感が混ざった気分でした。

この時、スキポール空港を出発してから

15時間程 経っていました。

 

PCR検査後、結果が出るまで 約5時間と聞きました。
(検査結果までの時間は その日の状況により異なるとのこと)

会議室での長い待ち時間の始まりです。

移動途中にコンビニで買った軽食を食べ、

タブレットでインターネットしたり、ぼーっとしたり。

早速 時差ボケも始まり、眠気も襲ってきました。

会議室は建物の屋上?テラス?のようなところにあり、

外に出ることも できたので、

外の空気を吸いにテラスへ出たり、また室内に戻りウトウトしたり。

待っている間に 同じグループにいた数人の方と 少しだけお話をしました。

お一人は スペインからオランダ経由での帰国、

もうお一人は ベルギーからオランダ経由での帰国とのことでした。

(6月15日からEU域内の移動が解禁された)

中には日本人の奥さんがいらっしゃるという外国人男性の方も。

みんな 帰国のタイミングを待っていたんでしょうね。

・・・とにかく、長くしんどい 待ち時間でした。

飛行機で11時間も座っていた後なので、

座っているのも 辛いのです・・・。

 

検査から約5時間が経った頃(19時5分)、

ついに PCR検査結果の発表がありました。

私達同じグループにいた人達 全員 陰性でした!

よかった~。

陰性証明書を受け取り、解散となりました。

Air20200607covid19
上写真:一人ひとり配られた 名前入りの陰性証明書(一部)

同じ飛行機に乗っていた他の方達はどうだったのか尋ねましたが、

自宅へ帰った人達の検査結果はまだ出ていないとのことでした。

 

そして!ついに!やっと!ホテルへ。

お部屋へ入れたのは、

飛行機が関西空港の到着して9時間後のことでした。(20時頃)

※何度も言いますが、陰性結果後のホテル代は 自腹です。

 

日本の水際対策、

到着後 2週間の健康観察が 始まりました。

到着時に提出していた携帯電話へ 

地元(私の場合は愛知県◎◎市)の保健所の担当者さんから

連絡がありました。

その後は 毎日メールにて

体温とその他の症状の有無を報告しました。

宿泊したホテルでも 健康観察があり、

朝と午後の 体温とその他の症状の有無の報告書を

毎日 提出していました。(用紙が2週間分 用意されていた)

 

宿泊していたホテルから空港へは歩いて行くことができ、

お部屋の掃除の時間に 健康維持の為のお散歩に出かけていました。

お散歩ついでに コンビニに立ち寄り 食料を買い込んだり・・・。

陰性者の健康観察の2週間は、決して監禁ではなく、

公共交通機関に乗らなければ 原則 自由とのことでした。

自由と言われても、

誰かに感染させてもいけない・・・、

誰かから感染したくない・・・。

人との接触は避けて、

ホテル滞在中は とにかく時差ボケを治すべく、

規則正しく健康的な日々を過ごそうと

努めていました。

 

6月後半、関西空港は閑散としていました。

Kix20200601
上写真:閑散とした関西空港、多くの出入り口は閉鎖されていました
集約した入り口には、消毒液とサーモグラフィがありました

お土産屋さん等は閉店、レストランも3分の2ほどはお休みでした。

照明を落とした ほとんど人のいない国際線ロビー(下写真)を

端から端まで歩きながら、

賑やかだった つい半年前までの様子を思い出し、

寂しい気持ちになりました。

国際線は ほぼ 欠航でした。

Kix20200602
上写真:薄暗く 人もいない国際線ロビー・・・

Kix20200603
上写真:半年前は大きなスーツケースを持つ人で混み合っていた国際線ロビー

Kix20200604
上写真:ホントに誰もいない国際線ロビー・・・
一日も早く飛行機が飛べる世界になりますように・・・

 

国内線のフロアは、私が滞在していた2週間の間に

だんだん利用者が増えていったイメージです。

国内線の飛行機も ほとんど欠航でしたが、

沖縄方面 等へ 飛び始めていたようでした。(6月末頃)

6月後半は コンビニですら 品揃えが少ない感じでしたが、

6月末~7月初め、飛行機を利用する人が増え始めると

品揃えも 通常に戻って行った印象でした。

 

無事 ホテルでの2週間が経ち、

いよいよ 恐る恐る? 日本の社会へ!

空港から新大阪まで乗った「はるか」は 空いていました。

私が乗った車両には 私しか乗っていなかったと思います。

ですが、まだ不安に思うところもありました。

車掌さんが切符拝見に来ました。

切符の種類によるのかもしれませんが、

従来のように切符を渡して、検札され返されるという方法。

※オランダ・ヨーロッパでは、
イタリアで感染が広がり始めた2月後半には、
電車内の手渡しでの検札は 感染対策の為 なくなりました。
(車掌さんにチケットを渡さずに見せて、スキャンのみして検札)
~とにかく人と人の接触の機会を減らす~

「はるか」を乗り変えた新大阪駅には 人が溢れていて

足がすくみ 戸惑いました。

ホームもエスカレーターも!

それでも コロナ前よりは人出は少ないのだと思いますが、

ソーシャルディスタンスのとられていない 普通の混雑。

全員がマスクをしている日本では、

そんな対策も必要ないのかもしれませんが・・・。

※例えば オランダでは、上りと下りが並んだエスカレーターは、
上り利用者と下り利用者のソーシャルディスタンスを保つため、
外側にだけ乗るような対策がされていました
前の人との間隔も1.5mあけるよう目印がありました
~マスクよりソーシャルディスタンスが重要という考え~

 

新大阪で「新幹線(のぞみ)」自由席に乗ると、

コロナ前の頃よりは空いてはいたものの、

やはり車内は普通?!でした。

間隔をとる為に 一部の席を封鎖しているなどの様子はなく、

乗車人数規制をしている様子もなく・・・。

恐る恐る3人席に座りました。

隣に座る人はおらず、一安心でしたが・・・。

京都からも たくさんの人が乗り込み、車内は混雑状態に。

しまった、調べてなかった・・・

新幹線の空調ってどういう仕組みなんだろう・・・。

想像していたより 新幹線が混んでいたのは 盲点でした。

 

京都駅から 私の隣の隣席に マスクをあごにした女性が・・・。

自由席の一席分の間隔って50-60センチほどですよね、

私はこの数か月間、こんなに人と近い距離で

過ごしたことがありませんでした(震)。

飲み物を持っていたので マスクをしていなくても

仕方がないと思いましたが、

結局 名古屋までマスクをすることなく・・・。

でも 飲み物を飲み続けていたわけでもなく、

飲み物はただの(言い訳の)道具だったのでは?

普段なら 自ら席を移動するとか、

”マスクをしてください”と声をかけることろですが、

新幹線という密封された空間内の、

しかも近距離で、

返事が返ってきても怖いし、

声をかけることもできず、

逃げ出すこともできず・・・(泣)。

怖い思いをしました~。

極度な緊張のため、ヘトヘト・・・。

この日の帰宅時の疲労感は 相当なものでした・・・。

「のぞみ」での経験は 悪夢のように脳裏に残り、

この2週間、ずっと心配でした。

そのため、実家に帰ってからも、

父とは 食事を一緒にすることなく、

あまり接近しないように 過ごしていました。

・・・そして今、やっと!

2週間が無事に過ぎました。

これで やっと安心です~~~(たぶん?)。

 

が、

日本は第2波に 飲み込まれようとしています。

2週間前、新大阪駅から 新幹線に乗って、

日本の、コロナ前とさほど変わらない

世界を見て 感じていた心配・・・。

あれから2週間、

予想していた状況(感染拡大)になってしまいました。

さらに、感染拡大中にも関わらず、

”Go to キャンペーン”までもがスタートし・・・。

日本は どこへ向かうの~?

やっと帰国を果たしたものの、心配は募るばかりです。

 

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2020/01/12

2019~2020 年末年始の絵画鑑賞! in JAPAN

2020年が始まって10日ほどが経ちました。

年末年始、世界では なにかと過激なニュースが飛び交い・・・、

気がかりな2020年の始まりとなりました。

今年は東京オリンピックもありますし、

穏やかで明るく楽しい一年になると いいですね。

 

私は 日本での クリスマス・年末年始休暇に

自然?を満喫し 芸術を堪能し、

パワーを充電+++!!

ただ・・・半年間頑張って?キープしてきた体重と体形が

残念なことになってしまいました(涙)。

この点については、2020年 マイナスからのスタートです。

 

今回の「オランダのお花ブログ」は、オランダにもお花にも関係ありません。

年末年始に訪れた美術展などについてのレポートです。

Art202001japan

秋からの帰国期間中には

いくつもの魅力的な美術展が 日本各地で行われていましたが、

年末年始の限られた時間に

3つの美術展に足を運ぶことができました。

 

 【オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち】

横浜美術館(2019年9月21日~2020年1月13日)

Art2020201912yokohama01 横浜美術館開館30周年を記念した

美術展だったそうで、

パリのオランジュリー美術館所蔵の

13人の画家の約70点の絵画が来日したとのこと!

チラシ画像は ルノワール『ピアノを弾く少女たち』

(1892年頃)

 

シスレー・モネ・ルノワール

マティス・ピカソ・モディリアーニ

マリーローランサン・ユトリロなど・・・

印象派の代表的な画家さんたちの名画揃い!

 

美術展はとても素晴らしく、

画家別に展示され 観やすく、

内容もボリューム的にも 親しみやすい展覧会でした。

女優 上白石萌音さんのオーディオガイドも よかったです。

Art2020201912yokohama04

私はパリのオランジュリー美術館に行ったことがありません・・・。

厳密にいうと、20年ほど前にオランジェリー美術館を訪れました・・・が、

ちょうどその時 改修工事中で 休館中でした。

その後は、”そのうち そのうち・・・”と思っていましたが、

”近いいつか 必ずオランジュリー美術館へ行こう!”と

20年越しのリベンジを誓いました!

 

横浜美術館は 私にとって初めてでしたが、

館内は落ち着いていて居心地もよく、好印象でした。

Art2020201912yokohama03 xx年前のことですが、

2年ほど横浜に住んでいたことがあり・・・、

当時まだ開発途中?だった

”みなとみらい地区”の変化を見ることも

楽しみの一つでした。

あいにくその日は冷たい雨が降っていて・・・

みなとみらい地区を満喫できませんでしたが、

人が溢れていて ただただ圧倒されました。

あの頃(若かった頃)大好きだった横浜・・・、

もう そこに私はおらず・・・(当たり前ですが)、

私の街ではなくなっちゃったな・・・と、

違う人生を選んで進んできた年月を想い、

少し寂しくも感じた 年末でした。

 

【ゴッホ展】

 上野の森美術館(2019年10月11日~2020年1月13日)

Art2020201912ueno01 私の暮らすアムステルダムには ゴッホ美術館があり、

画家ゴッホは身近な存在です。

ゴッホの絵画を観る機会も多いのですが・・・、

今回この美術展に

世界中からゴッホの作品が約40点、

他にもハーグ派の作品や、

モネ・ルノワール・ピサロなど

印象派の作品も約20点来日するという!

上野のゴッホ展に行かないという選択肢は

ありません!

思えばここ3年間ほど 毎年訪れる機会のあった上野の森美術館。

比較的こじんまりとしていてお気に入りです。

が・・・さすがに年末?ゴッホパワー!?、

大混雑でした。

Art2020201912ueno02

美術展では

ゴッホの生い立ちと共に変化していった作品が

わかりやすく 時代別に展示され、

それぞれの時代に 影響を受けあった

他の画家たちの作品なども紹介されており、

ゴッホ初心者にも わかりやすく伝わりやすく 、

親しみやすい展覧会でした。

ゴッホの作品は どの時代も 惹きこまれるものがありますが、

それでもやっぱり!

アルル時代から晩年のゴッホの作品は

どれを観ても 何度観ても ほんとスゴイ、素晴らしい!

今回の一番の目玉は やっぱりチラシ画像の・・・

ファン・ゴッホ『糸杉』(1889年6月)メトロポリタン美術館所蔵

『糸杉』の中に描かれた細い三日月が

ゴッホにとってどんな存在だったのか・・・思いを馳せました。

見応えたっぷりの『ゴッホ展』です!

 

【コートールド美術館展 魅惑の印象派】

愛知県立美術館(2020年1月3日~3月15日)

Art2020202001aichi02 ロンドン・コートールド美術館から

マネ・ルノワール・ドガ・セザンヌ・ゴーギャンなど、

印象派・ポスト印象派の絵画・彫刻など

約60点が来日。

左写真・ブログ冒頭の写真は

コートールド美術展から。

写真スポットに ソファーと共に

掲げられていた ルノワール。

こうして見ると本物みたい!?!?

ルノワール『桟敷席』(1874年)

テーマや構図が 斬新です。

この時代のパリの社会・文化に 思いを馳せました。

チラシ画像(下)は マネ最晩年作品

Art2020202001aichi01

『フォリー・ベルジェールのバー』(1882年)

期待を裏切らない大作、見応えありました。

その他にも 心が震えるような 素晴らしい作品が揃っていました。

コートールド氏のセンスを感じられる 素敵な美術展でした。

 

ここからは 年末年始に観たアート、番外編です!?

【天女像 まごころ】 

Art2020201912magokoro01

彫刻家 佐藤玄々(1960年)

重要文化財 日本橋三越

高さ約11メートル、

瑞雲に包まれた天女が花芯に降り立つ瞬間の姿を掘り出した

極彩色の木彫像。

樹齢約500年のヒノキが使われているそう!

Art2020201912magokoro02

とにかくすごい世界観!

表も裏もすごかった!

若い頃には興味のなかった分野ではあるけれど、

日本人として これまで知らなかったことが悔やまれました。

 

【ダニエル・オストの花のアート】

名古屋JR高島屋(2019年12月26日~2020年1月7日)

Art2020201912ost

ベルギー 花の巨匠ダニエル・オスト氏による作品。

xx年前、私がオランダでお花修業をしようと

思い立つきっかけとなった??フラワーデザイナーさんです。

竹と松とツバキと・・・仏手柑(ブッシュカン)!

クリスマスが終わり お正月を迎える日本に

ぴったりなイメージの

オスト氏らしさ溢れる作品でした。

 

さあ、2020年がスタートしました。

今年はどんなアート・芸術・絵画に出会えるかな。

日々のせわしさに 後回しになりがちですが、

積極的に時間を作っていきたいと誓う 年の初めです。

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2019/02/10

UENOで再会?フェルメール! in TOKYO

今回の「オランダのお花ブログ」は、2018年秋~年末 私が帰国していた時に訪れた いくつかの美術展についてのレポートです。

2018年後半は、夏休みに訪れたイタリアでの美術館巡りで お腹一杯?になっていたので、あまり美術鑑賞には積極的になれずにいたのですが・・・。

そんな中でも ”この機会に 絶対に観たい!!”と 足を運んだのが 東京・上野で行われていた『フェルメール展』です。

Art201812vermeer01

ヨハネス・フェルメールJohannesVermeer(1632-1675)・・・ といえば、アムステルダム!

アムステルダム国立美術館Rijksmuseum!

アムステルダム国立美術館で フェルメール絵画を観賞した時の感動は、今もまだ昨日のことのように記憶しています。

まもなく3年も経つとは びっくりです・・・(2016年5月6日ブログ参照)。

アムステルダム国立美術館では、フェルメール絵画 数点が 手に届きそうな距離に並び 身震いしました(写真も撮れたし!)。

今にも動き出しそうな、会話が聞こえてきそうな、日常にあるリアルなシーンの描写。

フェルメールの描く 女性達に恋をしてしまいそうなくらい、絵画の中の女性達の 意味ありげ?で 魅力的な表情は 今も忘れられません。

そして今回 上野で再会できる?フェルメール作品もあるとのこと、楽しみです!


『フェルメール展』 東京・上野の森美術館(2018年10月5日~2019年2月3日)

Art201812vermeer02

現存35点と言われるフェルメール作品のうち9点が 世界の美術館から貸し出され、上野の美術展の目玉”フェルメールルーム”に一同に並べられる!

フェルメールの作品が、そんなにたくさん!? 一度に観られるなんて すごいことです!

一部作品入れ替え制で、私が訪れた時は下記7点のフェルメール作品展示でした。

「マルタとマリアの家のキリスト」 スコットランド・ナショナル・ギャラリー

「牛乳を注ぐ女The Milkmaid」 アムステルダム国立美術館

「ワイングラス」 ベルリン国立美術館

「リュートを調弦する女」 メトロポリタン美術館

「真珠の首飾りの女」 ベルリン国立美術館

「手紙を書く女」 ワシントン・ナショナル・ギャラリー

「手紙を書く婦人と召使い」 アイルランド・ナショナル・ギャラリー

会場にはフェルメール作品と、フェルメールと同時代の17世紀オランダ絵画、合わせて約50点が下記のような構成で展示されていました。

①肖像画、②神話・宗教画、③風景画、④静物画、⑤風俗画、・・・そして⑥フェルメール!

構成は なるほど 分かりやすく、オランダの当時の生活や文化が リアルに伝わり、”黄金時代”と呼ばれるオランダを 感じることができました。

フェルメールの作品のみがずらりと展示された”フェルメールルーム”・・・、フェルメールとその作品の長い歴史や時間を思うと・・・それはそれは”夢のお部屋”のようでした。

また今回の美術展の試み?、”日時指定入場制” や 女優・石原さとみさんの音声ガイド(来場者全員無料貸し出し)、全作品の解説が(比較的大きい文字で!)掲載されたハンドブック(全員無料配布)は、絵画鑑賞に集中できて すごくよかったです。

ブログ冒頭の写真は、ミュージアムショップで買った「手紙を書く女」のクリアファイルと 配布されたハンドブック。


余談ですが、「牛乳を注ぐ女」の旅?も とっても興味深いですよ?!

「牛乳を注ぐ女」は、ルイ・ヴィトン製LouisVuittonの 特製トランクに入れられて、アムステルダムから 東京・上野へ行ったのだそうです。

その様子のショートムービーが、ルイ・ヴィトン オフィシャルサイトで紹介されています(下記リンクから)。

SAVOIR-FAIRE FOR THE CUSTOM ”THE MILKMAID”TRUNK(ルイ・ヴィトン オフィシャルサイト)

Twitter記事も(2018.10.17, @Louis Vuitton)。

 

「牛乳を注ぐ女」は、東京会場に続いて開催される大阪会場(2019年2月16日~5月12日)には行かなかったんですね。

ちょうどアムステルダムに帰って来た時の記事がありました。

Twitter記事(2019.2.8, @Rijksmuseum)参照。

今回『フェルメール展』を訪れて ”フェルメール熱”は高まり、まだ観たことのないフェルメール作品が観たくなりました。

特に「真珠の耳飾りの少女」!

所蔵されている マウリッツハイス美術館Mauritshuisは、オランダのデン・ハーグにあり、いつも頭にありながら、なかなか訪れることができていません。

今年こそ!?訪れたいものです。


2018年秋~年末までに訪れた美術展は他に・・・

『フィリップ・コレクション展』三菱一号館美術館(東京・丸の内:2018年10月17日~2019年2月11日)

Art201811phillips01

Art201811phillips02印象派~印象派以降の ドガ・モネ・ゴッホ・セザンヌ・ゴーギャン・クレー・ピカソ・ブラック、近代画家マネ・クールベ・コロー・ドラクロア・・・

アメリカの美術コレクター ダンカン・フィリップス氏(1886-1966)のコレクションからの企画展。

フィリップス氏の旧私邸をもとにした私立美術館フィリップス・メモリアル・アートギャラリーから、19世紀以降の上記巨匠達の作品75点が、三菱一号美術館にやってきました。

今回の美術展では、彼の人柄や収集作品への思い入れ等を感じることができました。

いろいろな場所で開催される 様々な視点からの美術展の中で、初めて ”コレクター系美術展”にも 興味を持ちました。

(これまでアートコレクターに対しての 私の勝手な偏見があったかも?)

また、19世紀建築の私邸をもとにしたフィリップス・メモリアル・アートギャラリーに飾られる作品の様子が写真で紹介され、今回の会場である 三菱一号館美術館の洋風の雰囲気とマッチし、まるで現地で観賞しているかのような気分になりました!

ワシントンにある フィリップス・メモリアル・アートギャラリーも 訪れてみたい・・・(遠い願望・・・)。


『フィリップ・コレクション展』そのものもよかったのですが、今回初めて訪れた三菱一号館美術館自体 とても素敵でした。

三菱一号館は 英国人建築家による赤レンガの洋風建造(再建)。

Art201811mitsubishi美術館内から見降ろすお庭(左結合写真)は、まるでヨーロッパの町の中にいるような気分に。

季節が違えば、バラ等いろんなお花に囲まれて 過ごせそうなガーデンです。

三菱一号館美術館は、雰囲気も 居心地も良く、すっかり ”お気に入り美術館”です!

美術館も 美術展の内容も 気に入った『フィリップ・コレクション展』、年末にも(2回目)足を運びました。

東京駅から近いのもGoodです!


ただ・・・

明治時代(1894年)に設計され建築された オリジナルの洋風建築は、老朽化により解体され、今あるのは再建された建物だということ。

戦争で失ってしまったというならまだしも、理由があったにしろ 解体されてしまっていたとは・・・残念。

1894年建造なんて・・・全然古くない(オランダにいるとそんな感覚になる!?)。

ヨーロッパには もっと古い建物もゴロゴロしてるし、修復しながら 普通に使ってるし・・・?!


2018年年末には、こんなアートにも 会いに?行きました!

岡本太郎氏 代表作 「明日の神話」(東京・渋谷駅)

Art201812okamoto01

JR渋谷駅 と 京王井の頭線渋谷駅を結ぶ 連絡通路の壁一面に設置された壁画、長さ30メートル x 高さ5.5メートル!

「明日の神話」は、「太陽の塔」と同時期の1969年にメキシコのホテルの為に制作、ホテルは経営悪化で未完となり、作品も行方不明に。

それから 数十年後の2003年に発見され・・・、2006年修復完了。

そして 2008年11月渋谷の 現在の場所に設置されたそうです。

予想以上に 期待以上に 見応えありました!

観れば観るほど、奥が深く 惹きつけられ 考えさせられる作品でした。

Art201812okamoto02”原爆”について描かれた作品「明日の神話」・・・

原爆はなくとも 現在も 世界中で紛争や悲劇は繰り返されており、今みても 岡本太郎氏の 壁画に込めたメッセージが 胸に突き刺さるようでした。

私はこの絵を観る為に(わざわざ?)渋谷駅へ行ったのですが、渋谷駅を利用している人達は、ほぼみんな 壁画の前を素通りでした。

そりゃそうでしょ・・・普段から利用している人達にしてみれば、景色の一部ですよね。

「明日の神話」は、雑踏の都会の真ん中で、行き交う人々の脇で、静かに メッセージを発していました。

世界中の人々が この作品の前で足を止め、”生と死” そして”平和”について、一瞬でも考える時間を持てたら・・・世界は少しは変わるかも?

そんな希望が膨らみました。


最後は・・・東京ではありませんが 地元で出会った美術展。

『朝倉勝次展』(豊橋・開発ビル名豊ギャラリー:2018.11.14~2018.11.30 )

帰国中に ふと目にとまった 新聞の地方版の小さな記事。

記事に紹介されていた作品が、フランスで訪れたことがあるような城壁の風景だったので 目に留まったのですが・・・、記事を読んでビックリ!

美術展の画家さんは 高校時代の美術の先生でした?!

どの絵画も 素晴らしく、ヨーロッパの歴史や文化、空気や時間の流れさえも 感じるような作品の数々でした。

会期中にもう一度・・・と思っていたのですが、開催期間が2週間、そして土・日・祝日休みというのは、なかなか厳しく・・・、結局一度しか足を運べなかったのは 残念でした。

また地元で 朝倉先生の美術展があれば 足を運びたいです!


2019年、日本ではまた大きな美術展がいろいろ予定されていますね。

ヨーロッパで 日本で・・・今年はどんな美術・芸術に出会えるかな・・・。

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2018/09/16

台風上陸!進路変更・・・?

先月末から今月初めにかけ(2018年8月30日~9月8日)、約1週間ほど帰国しました。

日本へ到着した時、帰国中のど真ん中に台風が来ると知り、当初はこんなふうに思っていました。

・・・”日本滞在のど真ん中が 台風の為に身動きが取れなくなるのは残念だけど、台風の前に到着でき 台風の後に出発できそうでよかった、絶妙なタイミングだった・・・”と。

Narita180900

上写真は???・・・ブログを読み進めてくださいね。

9月4日 台風21号が徳島南部上陸、その後 神戸辺りに再上陸し 日本海へ抜けて行きました。

大きい台風だったので心配と覚悟をしていましたが、私の実家のある愛知県東部への影響はあまりありませんでした。

(その前の帰国中 7月29日に 逆走して三重県に上陸した 台風12号は、今回の台風21号の10倍くらい愛知東部への影響は大きかったように思います)

実家あたり(愛知東部)では あまりひどい感じではなく通り過ぎようとしていた台風21号でしたが、テレビのニュースでは 関西地方の大変な被害が映し出されていました。

衝撃だったのは、関西空港の橋にタンカーがぶつかって 大波を受けている映像。

Kix20180830左写真は関西空港到着後(2018.8.30)、関西空港連絡橋通過中の「はるか」からの眺め。

そして 関西空港自体が水没したというニュース・・・。

橋が通れなくなったとしても、当初は 浸水した滑走路の”水”さえ引けば、飛行機は飛べると思っていました。

が・・・!!!

ニュースで散々報道されていたので関西空港の被害については渇愛しますが、状況は(私が)想像していた以上にひどいものでした!


私の関西空港からの出発は 9月8日。

前泊の為 9月7日には 家を出て関空方面へ行かなくてはいけません。

台風が去り、いつもなら新幹線や特急の切符を買うタイミングです。

”・・・関空へはどうやって行けばよいのかな?もう少し様子をみようかな・・・”

ニュースを観れば観るほど 時間が経てば経つほど、急に 現実味を帯びてきた 私の乗る予定の飛行機が 飛ぶかどうかという問題!

関空へどうやって行けばよいのか?どころではなくなりました!

まさか飛行機が飛べない?かもしれないなんて・・・。


9月5日午後にKLMに電話で問い合わせましたが、その段階ではまだ欠航にはなっておらず・・・。

前泊の前日、9月6日午後にも問い合わせましたが、その段階でもまだ欠航になっておらず・・・。

今回のスケジュールは、オランダに戻った後にすぐパリ出張の予定があり、万が一オランダに予定通り戻れないと パリの予定までだめになってしまう・・・(購入しているタリスのチケットや 予約しているホテルやレストラン等)。

パリの予約をキャンセルすべきか、予定を変えて予約をするべきか?はたまたパリ出張は諦めるべきか・・・。

飛行機がどうなるかも気になるところでしたが、その後のパリの予定もあれこれ考え、頭はパニック状態でした。

こんな時、全部自分で手配していると 本当に大変です。

KLM欠航の通知が来たのは前泊前日6日の午後7時過ぎでした。

ということで、関西空港からの出発はできないことが確定したので、前泊予定のホテルのキャンセルや免税店に予約していた化粧品のキャンセルをしました。

その時点では(関空水没の影響で)ホテルは宿泊客の受付をしておらず、免税店も営業していなかったようでした。


さて最大の問題は、私のオランダへの出発です。

欠航が決まったのが午後7時過ぎ、KLMの電話の窓口受付が午後7時まで、図ったかのようなタイミングで、問い合わせることができません・・・。

いつ・どこから出発できるのか、どこ経由になるのか、いつ到着するのか・・・分からないまま、前泊に備え荷造りをし・・・翌朝を待ちました。

前泊なら出発予定の朝 一番に KLMに電話!

アムステルダム到着後の出張予定があるから到着日はずらせない、ずらせたとしても1日・・・と 私の希望を伝えました。

KLMの成田―スキポール便は1週間先くらいまで空きがない事はすでに聞いていたので、あれこれ経由便を探してもらい・・・

なかなか電話口からの応答がなく・・・

もう 99%諦めかけていたのですが・・・ ・・・ ・・・

なんと? なんと?!

ありました!

予期もしなかった 全日空ANAで、成田―ブリュッセル便NH231!!

ただ・・・ブリュッセル空港ZeventemAirportからスキポールまでの乗り継ぎ便が 翌朝になるとのことでした。

ブリュッセルからの便、必要ありません!

ブリュッセル―アムステルダム は 私にとっては庭?のような慣れた道!?

ブリュッセルからは陸路で自力でアムステルダムへ向かうと伝え、無事スケジュールを変えることなく ANAのブリュッセル行きの航空券を入手できました!

KLMの電話窓口のお兄さん、ありがとうございました!

急いで成田の前泊のホテルを確保し、午後 成田へ向かいました。

ブリュッセル空港からアムステルダムの電車ICの切符もネットで購入。

これも不思議な縁で・・・前回ブリュッセルへ行った時(8月26日ブログ参照)、久しぶりにタリスではなくインターシティーIC(IC-Direct)を利用しました。その時にIC-Directがブリュッセル空港駅に停車すること、ブリュッセル空港からアムステルダムまで”乗換なし”ということを知ったのです(ずっと以前のICは ブリュッセル空港駅を経由してなかった)。この事を知らなかったら、ブリュッセル空港には停まらず 乗換のあるタリスを利用したと思います。今回は時間がかかっても”乗換なし”を選択。・・・20キロのスーツケースと10キロの小さいスーツケースがあるので、乗換があったら大変でした。


まさか まさかの大逆転?!

スケジュール通りにアムステルダムへ戻れ、パリ出張も予定を変えることなく行けました。

Narita180901

上写真は久々の成田空港、出発3時間前を目標にしたものの 早く行き過ぎた朝・・・。

Narita180903

上写真、ブログ冒頭の写真は今回私がお世話になったANAに飛行機。

ちなみに初めて降り立ったブリュッセル空港ZeventemAirportは、(全様は見ていませんし写真もない・・・)スキポールと比べ こじんまりとしていて、移動も少なく、パスポート検査もすぐに終わり、荷物もすぐに受け取れました。

空港の地下に電車の駅があり・・・時間もかからず超・簡単便利な空港でした。

それにしても 台風のとばっちり?で 心を乱された数日間でした。


ですが、悪いことばかりではありませんでした。

成田国際空港を利用したのは、JALの成田―アムステルダム直行便がなくなって以来でした。

JAL直行便があった頃は(2010年9月撤退)、JAL・成田を利用していましたが、直行便がなくなってからはKLM・関空を利用しています。

久しぶりに成田へ向かい、発見したことがいくつかあります。

Narita1809skytree豊橋からの上りの「ひかり」、以前は静岡にも停車していたけど、今は静岡に停まらず、横浜・品川・東京が近くなりました!(いつ変わった?今頃知った?)

成田エクスプレスも久しぶりに乗りましたが、以前より停車駅が少なくなり、時間短縮になった?(時間帯によるのかな?)

そして初めて観たスカイツリー?!

(写真は成田エクスプレスの車窓から)

今回久々に成田空港を利用し、たまには成田もいいかな・・・なんて思ったりもしましたが・・・

一日も早く 関西空港が元通りになり 活気が戻ることを祈ります。

今回はANAさんに大変お世話になり ありがとうございました。

・・・と同時に、JAL直行便復活も 願います・・・

最後の写真は、諦めかけたパリ出張にて、晴れやかな空。

Paris20180911

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2018/01/10

美女を見つめ、見つめられ?! 『ミュシャ展』

2017年12月末のある日、名古屋の地下鉄に乗ろうと券売機の前に立ち、何気に後ろを振り返ると・・・

ズラリ連貼りされたミュシャ展のポスター!!

”やっぱりミュシャ展やってた~!”

・・・と、急きょ目的地を変更し 「ミュシャ展」へ向かいました。

実はこの日この瞬間まで 私が向かおうとしていたのは、名古屋市美術館で行われていた『マルク・シャガール:三次元の世界展』でした。

2017年秋冬に名古屋で開催される美術展を 事前に調べた際、「ミュシャ展」があることを知ったのですが、私の頭の中でいつの間にか「シャガール展」に書き換えられ、年末のこの日 地下鉄の切符売り場で振り返るまで「ミュシャ展」の事を忘れていました!?


ということで、私の2017年締めくくりとなった美術展は・・・

Mucha20171201『ミュシャ展~運命の女たち~』(松坂屋美術館、2017年12月23日~2018年2月18日)

美術展は4つのコーナーで構成されていました。

①チェコ時代 ②1887年~のパリ時代 ③1896年~のアメリカ時代 ④晩年「スラブ叙事詩」

私はこれまで アールヌーボーの ”いわゆる”ミュシャのポスター画等は そこまで興味をもって観ていませんでした。

・・・が?!

今回(人の少ない美術館で?! ) これだけ近い距離で じっくり ミュシャの絵画を眺めたら・・・というより、絵画の中の美女達に見つめられた結果、魅了され惚れてしまいました!!

絵画の中のミュシャ特有の 花・宝飾・文様、そして色合いにも 惹かれました。

ミュシャの地位を不動のものとした舞台女優サラ・ベルナールのポスターはもちろんのこと、楽譜・証券・箱ラベル・カレンダー・メニュー表(モエ・エ・シャンドン等)・おとぎ話の挿絵・雑誌の表紙、そしてパリ万博(オーストリア部門公式)ガイドブック等・・・

Mucha20171202パリ-ベル・エポックの時代の ミュシャの人気にはあらためて驚き、忙しさを想像しました。

”こんな時代を経て 故郷やスラブ民族への想いが募っていったんだなぁ・・・”と、繁栄の時代の様々な絵画を観ながら、ミュシャのポスターが溢れていただろう時代のパリを想像しながら、ミュシャの気持ちに思いを馳せました。

ミュシャの故郷への想いや境遇は、2017年春に訪れた美術展『国立美術館開館10周年記念・チェコ文化年事業 ミュシャ展』(2017年3月8日~6月5日)で 知り、「スラブ叙事詩」の大作を堪能しました(2017年5月6日ブログ参照)。

それもまだ昨日のことのように 感動が鮮明ですが・・・。

2017年、ミュシャに始まりミュシャに終わる・・・。

あの日 名古屋の地下鉄の切符売り場の後ろに連貼りされていたミュシャ展のポスターに 導かれたとしか思えません!

不思議な縁を感じ、ミュシャのことがこれまで以上に好きになりました。

日本でも人気のあるベル・エポックの時代のミュシャ・・・また機会があれば 美術展にも訪れてみたいと思います。


2017年秋冬、日本滞在中に訪れた美術展は他にもあります。

『長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー』(愛知県美術館、2017年10月6日~11月19日)

恥ずかしながら 私はこれまであまり興味を持っていなかった黒白の世界。

ですが、江戸時代の絵師・芦雪から これまで知らなかった世界を教わりました!

黒白だけで、こんな表現ができるとは!

遊び心もあり、黒白の世界に魅了されました。

これからは日本で訪れるお城や寺院の襖絵や掛軸が、これまで以上に 気になること間違いなしです!

早速? 2017年年末・2018年年始の京都旅行で訪れた寺院では、襖絵をじっくり眺める機会がありました。


Wales201712『ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ』(静岡市美術館、2017年11月23日~2018年1月28日)

この直前、愛知県岡崎市でも開催されていて、その際見逃してしまい 残念だと思っていた美術展・・・その後 近くの静岡での開催を知り、行くことができました。

①ロマン主義 ②リアリズム ③パリのサロンとロンドンのロイヤル・アカデミー ④印象派 ⑤ポスト印象派とその後

美術展では、ターナー・ミレー・ピサロ・マネ・モネ・シスレー・ルノワール等・・・19世紀~20世紀の美術を堪能しました。

どの作品も素敵でしたが、印象派代表 モネClaudeMonetの ベネチアを描いた「サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏」と「パラッツォ・ダリオ」は、”光”はもちろんのこと 絵画の中に”時間の流れ”さえも感じ、ベネチアにいてその風景を観ているような錯覚に。

今も心にやき付いています。

静岡市美術館は初めて訪れましたが、駅前にありとっても便利!

また機会があれば 名古屋地区同様 気軽に訪れたい美術館です。


私が一番好きな愛知県美術館は しばらく改修工事の為 休館となってしまいましたが(~2019年3月31日)、2018年もまた 時間が許す限り 積極的に 様々な美術館に足を運んでみたいと思います。

もちろんヨーロッパでも。

今年も多くの絵画やストーリーに出会えますように・・・。

おかげで?シャガールは見逃しました・・・?!

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2017/10/15

『エルメスの手しごと展』 in NAGOYA 

オランダ・ベルギー・フランス・ドイツ・デンマーク・・・

これらのヨーロッパの国々は 夏の終わりから10月初め頃までに BloemenVanThuraが入荷した商品の 出荷元(取引先メーカー所在国)。

夏の初めには チェコからも届いています!

今年2017年の 秋・冬・クリスマス関連(雑貨)の新商品は 先週までにすべて揃いました!

(ヨーロッパリボンの入荷は 年内 もう少し続く予定です、フランス・イタリアから?)

是非ご覧くださいね、 『2017BVTクリスマス』

BloemenVanThuraホームページ「雑貨カタログ」


さて 話は本題に。

9月末に帰国して ちょうど1週間が経とうとしていた時のこと・・・。

オランダ滞在中(日本不在中)に 届いていた郵便物の中に あるDM を見つけました。

普段 重要な郵便物以外のDM類は、日にちが過ぎていることが多い為、あまり見なかったり、さらに後回しにしたりしてしまうのですが・・・

たまたま 開けた封筒(DM)の中の案内は・・・?

おぉ!!

気になっていた イベントじゃないですか?!

でも すでに始まってる?

しかも開催期間 6日間のみ!

うわ~行けない!

・・・ん? まだ間に合う?!?!

Hermesartisan201701『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』(2017年10月4日~10月9日・名古屋)

東京開催時から、インターネットのニュースなどで見聞きし、興味を持っていました。

エルメスにも興味はありますが、それぞれのアイテムがどのように作られているかも興味があるし、何より 世界トップブランドの職人さんの手仕事がみたい!!

東京では ものすごい人でしたが、名古屋はどうかな・・・?

東京ほど混んでないんじゃないかなぁ・・・

でも名古屋の人は ブランドモノ 大好きだから 混んでるかな・・・?

ドレスコード あるのかな(エルメスを身に着けていかなきゃいけないかな)・・・?


Hermesartisan201702『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』は、KITTE名古屋 で行われていました(無料)。

左写真は 届いていたDM(裏表)。

ブログ冒頭の写真は 上階から見た 1Fアトリウム、”金のしゃちほこ”ならぬ 金色のオブジェ ”GOLD FISH”と、その横には『エルメスの手しごと展』の撮影スポット。

『エルメスの手しごと展』はKITTE名古屋 3階で開催されていました。

3Fに上がると、イベントの受付(入り口)があり、その奥には3つのお部屋がありました。

最初のお部屋に入ろうとすると、「現在混んでいるので、奥のお部屋からご覧ください」と案内されました。

隣のお部屋に行ってみると・・・こっちも 混んでる~!!

一部屋に3つまたは4つのブース(作業台)があり、どのブース(職人さん・作業台)も 何重もの人だかり・・・。

多くの人が 職人さんの作業台を取り囲み、真剣に見入っていました。

・・・隙間からしか見えません(汗)。

ちょっとうろたえましたが、少しずつ前進しながら 人と人の隙間から なんとか見ることができました。

そんな調子で様々なブースの 職人さんの作業を見学!

写真はOKでしたので、何枚か撮らせていただきました(フラッシュ・動画はNG)。

ちなみに・・・イベント会場へは デート中・名古屋駅利用の方・ショッピング中の方等 多くの人が訪れていましたが、エルメス率は高くありませんでした(ドレスコードはなかった)・・・よっぽど パリのMaison&Objetの方が エルメス率 高し・・・!?



会場には、様々な分野の(下記参照)職人さんのブースがありした。

鞍(馬具)職人、皮革職人、手袋職人、磁器絵付け職人、時計職人、石留め(宝石)職人、縁かがり(スカーフ)職人、ネクタイ縫製職人、シルクスクリーンプリント職人、シルクスクリーン製版職人

Hermesartisan201704

上写真は 石留(宝石)職人さん・・・小さなダイヤモンドを留める作業は細かすぎて見えないため、まずは図で説明。

実演後には 拡大鏡で覗かせてもらいましたが、キラキラすぎて ”目がくらむ!”とは まさにこのこと?!


驚いたのは、体験型のブースがあったこと。

Hermesartisan201703

時計職人さんのブース(上写真)では、次から次へと体験したい人が手を揚げ、1ミリにも満たないほどの ビスを ムーブメントに取り付ける作業を体験していました。

私もやりたかった~(ちょっと 手を揚げる勇気がでなかった)。

ブランドに興味がありそうな女性より、おそらく 手しごとに興味があると思われる多くの男性陣が手を揚げ 体験させてもらっていたのが印象的でした!!

さすが製造業のさかんな名古屋地区?!

それとも男性は やはり メカ好き?

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一方、縁かがり(スカーフ)職人さんのブース(上写真)は ほぼ女性が囲み、スムーズな針さばき に興味津々、見入っていました。


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上写真左から 手袋職人さん、皮革職人さん、鞍(馬具)職人さんのブース

どのブースも 見物客から 積極的に質問が飛び交っていたのには、驚きました。

仕事のこと、修行のこと、作業のこと、製品のこと・・・。

さらに、職人さん達が どんな質問に対しても(通訳を通して)丁寧に答えていたのは、好印象でした。

Hermesartisan201707

上写真左から 磁器絵付け職人さん、シルクスクリーン製版職人さん、ネクタイ縫製職人さんのブース

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上写真はシルクスクリーンプリント職人さんのブース

一部 休憩中?のブースもあり、全ての作業を見学できたわけではありませんが、十分 理解し 感動し 楽しめました!!


説明によると、エルメスの社員の半数は職人さんとのこと。

エルメスという会社は 職人さんの割合が多く、ブランドの”姿勢”と”信頼”を感じました。

世界トップブランドの職人さんの手しごとは もちろん感動的でしたが、同様に感動したのが 通訳として それぞれの職人さんの隣で解説をしていた 日本人女性スタッフの方々。

かっこいい!!!

皆さん エルメスのスカーフを それぞれ素敵に巻いていらっしゃって、フランス語ペラペラ、専門用語も 専門的なことも スラスラ・・・!

エルメスにも、職人さんにも、かっこいいお姉さん方にも 憧れました!

手しごとっていいな・・・改めて感じた 暑さ残る秋の一日でした。

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2017/09/23

時差ボケの夜のお共に・・・!? 『大エルミタージュ美術館展』

先週・今週と 1泊2日のパリ出張が続きました。

これまで何度も オランダからパリへ行っていますが、2週間連続で行ったのは初めてでした(体力が~・・・汗)。

先週と今週は 全く違う分野の展示会で、見るもの・見えるもの・受ける刺激・感じる場所?等・・・全く別物でした!

”勉強になった”と言うには まだ消化しきれていませんが・・・、勉強になります・・・。

次回への(自分の中での)課題もできました。

展示会は いろんな意味で 戦場です!?!?


話はガラリと変わり・・・

もう10年前だったでしょうか・・・?

いえ、もっと前だったかもしれません・・・。

当時 旅行会社に勤め 世界を旅していた旧友が、一番印象に残る素敵な場所の一つとして 名前を挙げていました。

・・・”エルミタージュ美術館”!

それから月日が経ち、ある時(5年くらい前?もっと前?)女優の山口智子さんが エルミタージュ美術館を訪れ、美術館や 女帝エカテリーナ2世について 紹介するTV番組を 観たことがありました。

もともとロシアには憧れやロマンを感じている私にとって、サンクトペテルブルクやエルミタージュ美術館は いつか必ず行きたいと 憧れている場所。

”いつかロシアのエルミタージュ美術館に行きたい”・・・という気持ちから、今回 日本で行われていた美術展に行く予定や気持ちは ありませんでした。

それが東京であっても・・・ 名古屋であっても・・・

Museum201709hermitage01『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち』

(愛知県美術館、2017年7月1日~9月18日)

所蔵コレクション 1万7千点の絵画作品から 16世紀ルネサンス・17世紀バロック・18世紀ロココ時代に活躍した「オールドマスター」と呼ばれる画家達の描いた油彩 85作品 が出展されているという企画展。

ちょうど名古屋でこの展覧会開催中(終了直前)の 9月始めに、1週間ほど帰国をしました。

滞在期間も短く、スケジュール的にも厳しく、美術展に行くことは 全く考えていませんでした。

が!?!?

時差ボケと寝苦しさ(暑いのと冷房が寒いのと)で眠れず過ごしていた帰国中の夜、テレビから 何度も何度も 『大エルミタージュ美術館展』 のコマーシャルが流れてくるんです!!

そしてある日の朝、新聞を広げると・・・

”『大エルミタージュ美術館展』 9月18日まで!” なんて広告が!

小さい広告でも 目に入るようになってしまいました。

その新聞広告には 割引券がついていたので、切り抜いて お財布に・・・。

当初 行くつもりのなかった美術展でしたが、TVコマーシャルや 新聞広告を見るうちに すっかり行きたくなってしまったではありませんか?!

ということで、日本を離れる前に行ってきました、愛知県美術館。


Museum201709hermitage02『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち』

①イタリア:ルネッサンスからバロックへ

②オランダ:市民絵画の黄金時代 (17世紀)

③フランドル:バロック的豊穣の時代 (17世紀前半)

④スペイン:神と聖人の世紀 (17世紀)

⑤フランス:古典主義的バロックからロココへ

⑥ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で

美術展では 厳選された油彩画が 国別に展示されていました。

素晴らしい作品の数々と、観賞しやすい展示。

美術展では 音声ガイドの 又吉さんのちょっと砕けたナビゲートが 耳に優しく、ところどころで流れるテーマソング(宇多田ヒカルさんの「人魚」)もまた 心に残りました。

私はこの曲が収録されている 宇多田ヒカルのアルバムが発売された時に購入して、オランダで たまに聞いていたんです。

最近は音楽CD等は ほとんど買ったことがなかったので、ホントたまたま偶然。

だからもともと 耳に優しく馴染みのある曲でした。

そうか、この曲だったんだなぁ・・・テレビのコマーシャルに 知らず知らず 惹き込まれ、私をこの美術展に導いたのは・・・。


行って良かった、見逃さなくて良かった!

大満足の『大エルミタージュ美術館展』でした。

サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館に 一層行きたくなってしまった・・・ということは 言うまでもありません。

実は私の住むアムステルダムにも、エルミタージュ美術館・別館Hermitage Amsterdam があります(2009年開館)。

ロシアの本館Hermitage Museum から作品の貸し出しを受け、期間毎に企画展を開催しているそうです。

私はまだ行ったことがありませんが、アムステルダムの別館へも 近いいつか行かなければなりません!


Museum201709hermitage03さて、今回 美術展を観賞し終えた後、こんな素晴らしい作品をコレクションした 女帝エカテリーナ2世 に とても興味を持ちました。

左写真は 美術展で唯一写真撮影が許されていた作品『戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像』(1760年代)。

美術展を見終えた後のショップで、目に留まった 池田理代子さんの漫画(原作H・トロワイヤ)。

『女帝エカテリーナ 1・2・3』(下写真)

山積みにされ 飛ぶように売れていた美術展の作品集を選ばずに、こちらの3巻を購入(笑)!

帰国直前、時差ボケが続く夜・夜中に 一気に読みました!!

いや~、惹き込まれました。

すっかり エカテリーナ2世 の虜に!?

ドイツの片田舎の貴族出身の女性が、ロシアの歴代皇帝となり、最長の在位を誇り(守り)、ロシアの領土を守り、広げ・・・すごい女性です。

Museum201709hermitage04この伝記的物語(マンガ)を読み エカテリーナ2世のことを少し知ると・・・、今回の美術展で観た絵画の印象が 変わってきます。

美術展で印象に残っているいくつもの作品の中に、イタリア・ヴェネツィアの風景を描いたものや、「ドレスデンのツヴィンガー宮殿」等がありました。

ヴェネツィアもですが、ドレスデン・ツヴィンガー宮殿には私自身 数年前に行ったことがあり(2012年9月22日ブログ参照)、ドレスデンで見た宮殿そのものの美しさが 輝くように描かれていました。

しばらく それらの絵画の前で、それぞれの地の空気感を思い出しながら 眺めました。

雄大で美しい風景を描いた素晴らしい作品と 捉えていましたが、エカテリーナ2世はこれらの作品を 違う感覚・気持ちで眺めていたのかもしれません・・・。

野望・憧れ・焦り・恐怖・・・?

あの時代のロシアを 女帝として生きた エカテリーナ2世にしか 分からない気持ち・・・。


今も昔も”闇”の部分は大いにあれど・・・

エルミタージュ美術館・・・サンクトペテルブルク・・・ロシア・・・エカテリーナ2世・・・

さらに魅力は膨らみ、憧れは募ります。

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2017/08/14

ボスとブリューゲルの 奇想・独創・空想の世界! 「バベルの塔」展 in Osaka

2週間の日本帰国、1週間のヨーロッパでの夏休み・・・

7月後半~8月初め、慌ただしく 3週間が過ぎました。

そして 夏休みを終え アムステルダムに戻り 1週間、ペースを取り戻しつつ?あります。


今回ブログは 日本に帰国した際に訪れた美術展について。

そう それは 帰国当日・・・。

約12時間のフライトの後、オランダとは違う シットリした空気に 疲労を感じながら 向かった先は・・・。

「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝-ボスを越えて- (2017年7月18日~10月15日、国立国際美術館)


Babel20170701この1-2年 アムステルダムにあるゴッホミュージアムや国立美術館に 久々に足を運んだことをきっかけに、最近は ”まだ行ったことのないオランダの美術館にも行きたいなぁ・・・”と思っていました。

ゴッホ美術館: 2015年10月14日ブログ 参照 / 国立美術館: 2016年5月3日ブログ 参照

まだまだ行ったことのないオランダの美術館は いくつもあります。

そんな中、今年の初めに候補に挙がったのが ロッテルダムにある ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館でした。

美術館について調べてみると・・・

なんと!ボイマンス美術館所蔵の『バベルの塔』が、2017年春 24年ぶりに来日するという?!

そして ヒエロニムス・ボスHieronymus Boschの油彩画2点 も初来日とか!!

まずは東京都美術館(2017年4月18日~7月2日)、その後 大阪・国立国際美術館(2017年7月18日~10月15日)へ。

本音を言えば オランダの美術館で観賞したいけれど、日本での この機会も見逃せない・・・。

・・・ということで、この夏 関西空港から実家へ帰る途中に 立ち寄ることにしました。

ものすごく久しぶりの ”大阪駅”下車、初めての国立国際美術館。

完全な おのぼりさん(笑)!

Babel20170703

都心の風景の中にある美術館・・・外観にもワクワクします。

その日は 国立国際美術館 公開初日でした!

混雑を予想して ネットで前売り券を購入していましたが・・・

あら?拍子抜け・・・混んでいませんでした。


展覧会は 8つのコーナーに分かれていました。

①16世紀ネーデルラントの彫刻

②信仰に仕えて

③ホラント地方の美術

④新たな画題へ

前半はネーデルラント(現在のオランダ・ベルギーあたり)の木彫刻や宗教的な絵画が中心。

私の暮らすオランダの 16世紀の人々の様子や 当時の生活と宗教の関係を想像しながら、普段あまりじっくり観る機会のない時代の 美術を鑑賞しました。


そしてここからが 私が楽しみにしていた ボスHieronymus Bosch のコーナー!

⑤奇想の画家 ヒエロニムス・ボス

⑥ボスのように描く

そう、私は 2014年の夏休みに スペインのプラド美術館で ヒエロニムス・ボス(2014年12月9日ブログ参照)に出会ってから、ボスの大ファン!

今回の美術展ではボスの 『放浪者(行商人)』(71x70cm, 1500年頃)と 『聖クリストフォロス』(113x71.5cm, 1500年頃)の2点が展示されていました。

たったの 2点ではありますが、拡大された部分画や解説と共に、じっくりボスの世界を堪能できたので、大満足です。

やっぱり大好きな 独創的で摩訶不思議な ボスの世界です。


そして いよいよこの展覧会のメイン、ピーテル・ブリューゲル1世Pieter Bruegelの世界へ・・・。

ブリューゲルの作品には ボスのテイストを感じるものがありますが、こういった時代背景(ボス・リバイバル)だったんだなぁと、恥ずかしながら初めて知りました。

昨年 静岡県立美術館で行われていた美術展で(2016年4月1日ブログ参照)、ボスの模倣者作品が紹介されていました。 

”なぜそんな紹介の仕方をするのだろう(ある意味 偽物でしょ?)・・・”と思っていましたが、その時代背景を知って、なるほどそういうことだったのか・・・と腑に落ちました。

⑦ブリューゲルの版画

⑧「バベルの塔」へ

『バベルの塔』(59.9x74.6cm, 1568年頃)

私にとって初対面の『バベルの塔』The Tower of Babel!

もっと大きなサイズの絵を想像していましたが、思っていたより小ぶりなものでした。

しかし! このサイズの中に、1400人もの人物が描かれているとか?!?!

じっくり何度も眺めてみましたが、小さくて見えない(汗)!

作品のそばには拡大された絵が展示されていましたが、拡大しても まだなお細かくて 見えないほど!

実際の絵画の中の人物は 米粒より小さい 3mmにも満たないサイズとか?!

なんて世界を描いたんだ~!?

Babel20170702図柄だけでなく、その細かさにも驚き、ブリューゲルの世界を堪能しました。

ちなみに人物の平均身長を170cmとして計算すると、ブリューゲルの描いたバベルの塔は510mになるのだそうです?!

東京タワーや通天閣との サイズを比べることができるパネルが、写真撮影スポットとなっていました。

『バベルの塔』は少なくとも3点描かれたそうで、その内の1点は現存せず、もう1点(1563年)は ウィーン美術史美術館にあるそうです。

以前 ウィーンに観光で行った時には 美術館には行かなかったので、またいつか機会があればウィーンに、ウィーン美術史美術館にも訪れてみたいものです。

そういえば、昨年の静岡県立美術館の展覧会は「ウィーン美術史美術館展」だったなぁ・・・。


今回は 大阪の展覧会初日に訪れましたが、予想に反し 混んでおらず、期待以上に ゆっくり楽しめました。

16世紀ネーデルラント美術史や ボスの時代、そして『バベルの塔』を じっくり観ることができ、とても見応えのある美術展だったと思います。

長旅のあとで 時差ボケぎみでしたが・・・

ボスとブリューゲルの 奇想・独創・空想の世界に惹き込まれ、目が覚めました!!

またいつか 今度はオランダで・・・ボスやブリューゲルと 再会できるといいな・・・。

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2017/05/06

チェコへの想い・・・『ミュシャ展』

1か月半ぶりにアムステルダムに戻りました。

気温は 10度前後を行ったり来たり・・・相変わらず肌寒いアムステルダムです。

ですが、それでも初夏(?)・・・毎年・何年 経験しても、夜の明るさにはハッとします。

日本も 日が長くなりましたが、オランダ到着した日(5月3日)の夜、「夕焼けがきれいだなぁ」と空を眺めた時間は 夜 9:20頃でした。

日本にいた約1か月半は、桜の芽吹き~開花、新緑の季節・・・へ、美しい自然を満喫できました。

あっという間に過ぎた春でしたが、小さな思い出を作ることができました。

”帰国中に これだけは行きたい!”と 帰国前から思っていた美術展に、混み合うだろうGWを避け 訪れることができました。

Mucha20170401

そしてもう一つ。

急遽計画した 父と 父の故郷・鹿児島への 日帰り旅!?

私にとっては 大学を卒業した頃に行って、それ以来のxx年ぶりの鹿児島でした。

ただ・・・今回は日帰り。

Kagoshima1704ちょうど満開だった鹿児島の桜も見たかったのですが、目的の親戚見舞いをするだけで タイムオーバー。

桜島だけは見ることができました!

(お天気はちょっと残念な曇り空)

新幹線を乗り継いで、片道約5時間半、滞在時間5時間弱!

私も親も親戚も、当たり前ですが 皆 歳をとりました。

おそらく最初で最後の父との二人旅?!

若い頃には気が付かなかった 時間の大切さが 身に沁みる旅となりました。


さて本題。

Mucha20170400私がこの春選んだ美術展は 『国立新美術館開館10周年記念・チェコ文化年事業 ミュシャ展』(2017年3月8日~6月5日)。

同時期に 国立新美術館では 草間彌生展「わが永遠の魂」(2017年2月22日~5月22日)も開催されており、かなり心惹かれましたが・・・、ハシゴはせず ミュシャ展のみに 時間を費やしました。

アルフォンス・ミュシャ(ムハ)Alfons Maria Mucha(1860~1939)・・・アール・ヌーボーのポスター画や挿絵やイラストが広く知られていますね。

日本でも アールヌーボーのミュシャファンが 多いと思います。

19世紀末~20世紀初めにパリを中心に活躍したミュシャですが、出身は (現在の)チェコ。


チェコといえば・・・

私も5年前(もう?)2012年8月の夏休みに訪れ、たくさんの思い出があります。

その夏の思い出の中で、ドイツ・ドレスデンから電車で向かい、チェコ・プラハの駅に降り立った瞬間の空気感や、駅の中で彷徨っていた時に目の前に現れたアール・ヌーボーの一角、プラハ城にある聖ヴィート大聖堂Katedrála svatého Vítaのミュシャのステンドグラス等が 脳裏に焼き付いています

駅舎で見かけたアールヌーボー?→2012年9月27日ブログ、ヴィート教会のステンドグラス→2012年10月3日ブログその他チェコ・プラハについて 2012年9月29日ブログ 2012年10月6日ブログ 参照)。

私にとっては初めてのチェコ、短い滞在で 時間が全く足りず・・・。

旅行中にも 何とか時間を作れないかと模索しましたが、結局チェコ滞在中に ミュシャ関連の場所(プラハ市民会館・ミュシャ博物館)を訪れることは できませんでした。

それは5年経とうとしている今でも 悔やまれます。

この時の旅行がきっかけて、東ヨーロッパに はまりました!?


そこへ 飛び込んできた 今年2017年前半 最注目の美術展『ミュシャ展』!

しかも、良く知られている(観る機会のある)アールヌーボーのミュシャが中心ではなく!?

ミュシャの故郷チェコや ミュシャのルーツでもある スラヴ民族の歴史について描いた『スラヴ叙事詩』(1912~1926)全作20点の油彩画が、一堂に公開されるという 壮大な企画展!

ミュシャが晩年の16年間をかけて描き上げた『スラヴ叙事詩』は、作品のサイズがそれぞれ大きく、一枚の大きさは 縦6メートルx横8メートル等 とか!!

国立新美術館の混雑具合もすごかったですが、作品の そのサイズ感には圧倒されました。

展示室の一部が撮影可能となっていました!(下写真・ブログ冒頭の写真)

ブログ冒頭の写真:「イヴァンチツェの兄弟団学校 クラリツェ聖書の印刷」(1914年 610x810cm)

Mucha20170402

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上結合写真左:「聖アトス山 正教徒のヴァティカン」(1926年 405x480cm)

上結合写真右:「スラヴ民族の賛歌 スラヴ民族は人類のために」(1926年 480x405㎝)

Mucha20170404

上結合写真左:「ロシアの農奴制廃止 自由な労働は国家の礎」(1914年 610x810cm)

上結合写真右:「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い スラヴ民族復興」(1926年・未完 390x590cm)

作品は サイズの数字で見聞きする以上の 迫力でした!

さらに、映像のようなミュシャの独特な色合い・・・世界観もすごいし、作品が訴えてくるパワーもすごい!!


私は5年前のチェコ旅行をきっかけに 東ヨーロッパ文化に興味を持ちましたが、恥ずかしながら それはうわべだけのこと。

私が知っているチェコや東ヨーロッパと言えば、第一次世界大戦以降の 一般常識 未満(?)。

”スラヴ民族”のことも、歴史も あまり(全然?!)知りませんでした。

今回訪れた『ミュシャ展』では、はやる気持ちを抑えられず、音声ガイドを借りずに 一旦 足を踏み入れました。

が!?

あまりにもすごい人出で 全く集中できず・・・、またその絵画一点一点がドデカくて!何をどう観たらよいか分からず・・・、音声ガイドを借りに すぐに戻りました!

戻って正解、音声ガイド必須です。

音声ガイドのおかげで 人混みを忘れ、人混みを全く気にすることなく、ミュシャ鑑賞に集中することができ、ミュシャによる壮大な”歴史絵巻”を堪能できました!!

当時パリで活躍していたミュシャが、故郷へ戻り『スラヴ叙事詩』制作に没頭するようになるきっかけのお話・・・。

そして、全く持ち得てなかったスラヴ人のことや 歴史を 知ることができました。

音声ガイド、今回ほど必須だと思ったことはありませんでした!!

私は普段 美術館で 音声ガイドを借りることは多いものの、音声ガイドを聞きながら絵画を観ると、聞くことに集中してしまうのか、感覚的な視点を失うというか、鑑賞がおろそかになる傾向があるので(私だけ?)、できれば音声ガイドなしで 感覚を大切にして絵画鑑賞したいと思っています。


そもそも スラヴ人・スラヴ民族とは・・・??

東はロシア辺り、西はクロアチア辺りまで・・・中央・東欧に住むスラヴ語派を話す民族集団のこと。

東スラヴ人(ウクライナ人・ベラルーシ人・ロシア人)、西スラヴ人(スロバキア人・チェコ人・ポーランド人)、南スラヴ人(クロアチア人・セルビア人・ブルガリア人)等に分けられるそう(Wikipedia参照)。

それぞれ興味深い文化や歴史に溢れていそうですが、私が 一番知らない(縁遠い)エリア。

今回の美術展をきっかけに、これらの国々について、国の範囲や政治、宗教だけでなく、スラヴ人の歴史やスラヴ文化も加えて、見て学んで行きたいと思います。

5年前からはまった東欧文化(その翌年にはハンガリー旅行に行きました)・・・もしかしたら私が惹かれているのは それらの国々のベースにある ”スラヴ人”や 彼らの”誇り”なのかもしれません。

次に東欧方面を訪れることがあれば(近いいつか!必ず)、 ”スラヴ人”や スラヴの文化・歴史についても 感じながら旅をしたいと思います。


今回『ミュシャ展』が開催されていた国立新美術館、私にとっては初でした!

美術展だけ観て帰る・・・なんてもったいない!?

・・・黒川紀章氏設計なんですね~!

Tnat20170401

建造物としてもカッコ良くて美しく、空間もとても広々として落ち着きがあり、(展示室以外は)人混みも気にならず、ゆっくり過ごしたい素敵な美術館でした。

外観の風景はどんな感じだろう・・・。

ビルに囲まれた都会のド真ん中・・・外観(全体)の見え方が気になりました。

黒川氏の建造物はアムステルダムにもあります。

アムステルダムのミュージアムプレインMuseumPlein にある ゴッホミュージアムの別館が黒川氏デザインです( 2015年10月14日ブログ 参照)。

広々とした緑(芝)に囲まれたアムステルダムのミュージアムプレインと、ビルに囲まれた東京のド真ん中では、建造物の見え方も 存在の意味も違ってきますよね。

建造物って深いな・・・と思いました。

国立新美術館・・・また行く機会があれば、今度は建物にも注目してみたいと思います。


Tnat20170402

Tnat20170403この時 開催されていた草間彌生展 に合わせ、美術館周りの木々は水玉の衣装?をまとっていました!

屋外には 草間さんの”南瓜”(2007年)も 展示されていました!!

写真撮影が許可されていたので 記念に。

写真右下の影が私です?!

太陽に照らされて さらに存在感を増しているように輝いていた 水玉かぼちゃです!

好きだなぁ・・・てんてん(水玉)・・・この世界観!

草間彌生展 も行きたかったのですが、残念でした。

また いつか どこかで 出会えますように・・・水玉とかぼちゃ・・・。


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2017/02/02

オルセー美術館 と 『ゴッホとゴーギャン』 in Paris, Nagoya

ヨーロッパ展示会ウィーク!

毎年1月末~2月初めにかけて、パリやドイツ各地で 展示会が開催されます。

私も先日 パリ出張・ドイツ出張 へ行ってきました。

Museum201701orsay01

今年はちょうどこの展示会ウィークに、”寒さ”が重なりました。

いつもはオランダよりも暖かいパリが、最低気温-6度とか日中の最高気温が0度ほどだったりとか・・・。

(ドイツは 毎年 普通に?寒い・・・)

今回のパリでは、お天気には恵まれましたが、乾燥した風のない日が続き、大気汚染もありました。

パリで見た霧に包まれる幻想的な風景は・・・スモッグだったようです。

パリでは 大気汚染がある基準を越えると(PM10が80μg/m³や 50μg/m³が2日続く場合等)、自動車の出入りを制限して、公害対策しているようです。

それに伴い市内の交通機関が、安くなり(3.80Euro、以前は無料)乗り放題!

私もパリにいた内の2日間、恩恵?にあずかりました。

・・・が、喜ぶことではありません。

乾燥からか、寒さからか、大気汚染からか、疲労からか・・・”喉”をやられました。

油断大敵・・・また来週 パリ出張を予定していますので、それまでに体調を整えなければ・・・。


さて、前置きが長くなりましたが、今回ブログは趣味の話題、美術館・美術展についてです!

2017年 私にとって最初の美術展は、名古屋・愛知県美術館でスタートした『ゴッホとゴーギャン展』(2017.01.03~3.20)。

行きそびれてなるか!と張り切って?、オランダへ来る前 美術展開催2日目に行ってきました。

結論からいうと・・・とても素晴らしい美術展でした(『ゴッホとゴーギャン展』についてはブログ後半で)。


その興奮が冷めやらぬ間に・・・?!

先日のパリ出張でのオフ時間に、私にとっては 数年ぶり何度目かの ”オルセー美術館Musee d'Orsay”へ行くことができました!!

Museum201701orsay02

写真はオルセー美術館とセーヌ川、奥にエッフェル塔

いまさら説明も要りませんが、ルーブル美術館と並ぶ パリの代表的な美術館。

1900年のパリ万博開催に合わせてできた鉄道駅舎が利用されている、建物も美しい美術館です。

Museum201701orsay03

上写真、ブログ冒頭の写真はオルセー美術館の内部

19世紀~20世紀初頭の作品、特に印象派画家の作品が数多く所蔵され、印象派の作品が好きな者にとって オルセー美術館は ”聖地”です!

何度訪れても 観飽きることはありません。

前回(5年ほど前?)訪れた時は、改装オープン後だったかと思います(2011年秋に新装オープン)。

午後遅めの時間に行って、時間配分を失敗し、一番観たい部分で時間がなくなってしまう・・・という失態。

今回は 前回よりゆとりをもって お昼頃からの訪館、さらに順路を考えて見学しました。

展示フロアーは、地上階・2F・5Fとなっています。

今回は 地上階 → 5F → 2F と周りました。

地上階は、バルビゾン派、点描画家の作品がありました(2017年1月現在)。。

2Fは 見落とすなかれ!ゴッホとゴーギャン、ポスト印象派等。

5Fが 見応えたっぷりの 印象派ギャラリー!!

一つのお部屋・一つのフロアを見るごとに、展示されている素晴らしい作品の多さと、作品力のすごさに、ヘトヘトになりました。

一日でも何日でも観ていたいと思いますが、素晴らしい美術・芸術と向き合うと、なぜか 体力と精神が 擦り切れます。

人間の器、許容範囲、集中力には 限りがあるんだと思います。


美術館の中はフラッシュなしで写真撮影OKの部分と NGの部分がありました。

写真OKだったコーナーから、いくつかご紹介したいと思います(ほんの一部!)。

印象派からは・・・

Museum201701orsay11

エドゥアール・マネEdouardManet 『オランピア』、『笛を吹く少年』

Museum201701orsay12

エドガー・ドガEdgarDegas 『舞台のバレエ稽古』(結合写真左・左)、『ダンス教室(バレエの教室)』(結合写真左・右)、『青い踊り子たち』(結合写真右)

ドガの絵画は、2016年年末に訪れた「デトロイト美術館展」(上野の森美術館)で 出会った 踊り子シリーズ『楽屋の踊り子たち』も 記憶に新しいです(2017年1月18日ブログ参照 )。

クロード・モネClaudeMonet ・・・たくさんの作品がありました。

Museum201701orsay13

モネ 『ルーアン大聖堂』、『青い睡蓮』、『ロンドンの国会議事堂』

Museum201701orsay14

モネ 『ヨーロッパ橋・サン=ラザール駅』(結合写真左/マルモッタン美術館から)、『サン=ラザール駅』(結合写真右)

Museum201701orsay15

モネ『アルジャントゥイユのひなげし』、『右向きの日傘の女』、『左向きの日傘の女』、『チューリップ畑・オランダ』

モネといえば、2015年に名古屋で出会ったモネ作品『ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)』は今でも鮮明に目に焼き付いています(2015年5月15日ブログ参照)。

ここまで観ると、同じくパリにある マルモッタン美術館(私の中では素晴らしい美術館Best5の一つ)にも行きたい・・・こちらは世界最大級のモネのコレクション所蔵が有名。

Museum201701orsay16

オーギュスト・ルノワールAugusteRenoir 『田舎のダンス』、『都会のダンス』、『ぶらんこ』


そしてポスト印象主義からは・・・

私が大好きな スーラとシニャックの点描!!

点描画は近くから観て、遠くから眺めて、いつまでも眺めていられます!

Museum201701orsay17

上結合写真左から、ジョルジュ・スーラGregoesSeurat 『サーカス』、ポール・シニャックPaulSignac 『ラ・ロシェル港への入港』、『井戸端の女たち』

ゴッホ・ゴーギャンのコーナーは 写真撮影NGでした(残念)。

頭に焼き付けて、またオルセーで、またどこかの美術展で 再会できる日を楽しみにしたいと思います。

今回はたっぷり観ましたが、貸し出し中(たぶん?)で 観ることができなかった作品もあるので、オルセー美術館には また近いいつか 行きたいと思います。


話は戻って・・・

2016年秋~年末には東京でも開催されていた 『ゴッホとゴーギャン展』。

Museum201701nagoya01

日本で訪れた記憶に残る美術展の中でも、1番!と言えるほどの美術展でした。

年代順に ゴッホもゴーギャンも 作品が盛りだくさん!

期待以上でした。

ゴッホはオランダ出身であり、アムステルダムにゴッホ美術館もあり・・・、私には身近で 観る機会も多いゴッホ。

年々 私の中にゴッホの人間像が リアルにできつつあります。

この美術展では、ゴッホはもちろん、ゴーギャンの気持ちも 絵画を通してヒシヒシと伝わってきました。

ゴッホと決別してからのゴーギャン絵画からは、ゴーギャンの想いや ゴッホへの気持ちを 感じることができた気がしました。

ゴッホにも伝わっているといいなぁ。

昨年(2016年8月)夏休み 南フランス・アルルを旅行して以来、ゴッホとゴーギャンの気持ちや存在を 身近に感じています。


(2016年夏休みアルル編 : 2016年9月17日ブログ / 2016年9月22日ブログ参照)

Museum201701nagoya02

上写真は美術展にあった「ミニチュアアートパズル」のガチャガチャ。

ゴッホの『星月夜』が欲しくてトライしましたが、違う感じの色のしか出ない・・・。

3回で諦めました(笑)。

このブログを書きながら、”まだパズルやってなかったな・・・”と思い、ブログの手を止めパズル開始(ガチャガチャ3個、日本からオランダへ持ってきていました・笑)。

約1時間くらいでしょうか、10cmx14.5cmの作品が 1つできました(上結合写真・右)!

残りの2個は またそのうちに・・・。

このサイズなら、少し集中したらすぐできますが、2014年夏休みのにプラド美術館で買った『快楽の園』の1000ピースのパズルは・・・あの時以来 放置・・・汗(2014年12月9日ブログ参照)。


私の2017年は ゴッホとゴーギャンで始まりました。

今年もたくさんの素晴らしい芸術・美術に出会える年になりますように・・・。

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