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2018/01/17

人生2度目の 断崖? Cliffs of Moher! Summer2017

人生で2度 この地を訪れ この絶景を観ることができるとは・・・(涙)。

2017年夏休みに訪れた 18年ぶりのアイルランドの旅レポート。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

2017年の夏休みの行き先がアイルランドと決まり 計画を立てる中で、絶対に訪れたい場所がありました。

どんなにスケジュールが厳しくても、移動がうまくつながらず計画を立て直す事となっても(2017年9月15日ブログ参照)、 ゆずれなかった場所。

18年前、お花修業の為 アイルランドで過ごしていた時に お世話になったお花屋さんファミリーに(2017年9月4日ブログ参照)連れて行ってもらった名所。

当時抱えていた 辛さも 不安も 寂しさも・・・一瞬にして吹き飛んだ 果てしなく続く雄大な大自然の風景。

そこは 地の果て・・・モハーの断崖Cliffs of Moher!

アイルランド島の西海岸、大西洋に突き出た 8キロに渡る 断崖絶壁。

Summer2017moher00


2017年夏(夏休み4日目)、人生2度目のモハーの断崖は 18年前と変わるはずもなく 威風堂々とした迫力でした。

今回 私は自力で(電車や公共のバス等)訪れることを断念し、ダブリンから日帰り1日ツアーを利用。

利用したツアーは、旅行前に インターネットより手配した『Cliffs of Moher : Full-Day Tour from Dublin』(GetYourGuide)。

ツアーは 朝7時に ダブリンを出発し、途中 別の名所へも立ち寄り・・・(ツアーについては次回ブログで)。

11:30、いよいよモハーの断崖Cliffs of Moher到着!

気温15~17度(真夏です)、予想通りの強風が吹き荒れ、青空には次々に流れ来る 白い雲や黒い雨雲。

お天気 持ちますように・・・。


Summer2017moher02

バスを降り、まずはビジターセンターへ(お手洗い)。

ビジターセンターは 丘の中に?風景と同化するような状態で ありました。

(上結合写真の左の写真、舗装された小道の右側の丘の中)

ビジターセンターは比較的 新しいのかな。

18年前に訪れた時には寄らなかったと思うし、記憶にもないし・・・、以前より 整備されていた印象です。

人間も牛さんも 太陽の下でリラックス・・・大自然の中では 人間も牛さんも同等ですね。

Summer2017moher03

雲の流れはとても早く、風も強い。

ここで秘密兵器? ポンチョの登場!

アイルランドは風が強く、雨が多い印象だったので、オランダから持参した秘密兵器です。

寒さしのぎ、強風の中の雨しのぎには これしかありません!

ポンチョが強風にあおられ、ポンチョも私自身も 飛びそうでしたが・・・こんなお天気にはポンチョが最適です。

ちなみに この日 心配していたお天気は・・・風に雨が混じることはあっても、本格的な雨になることはありませんでした。


Summer2017moher04

地の果て、モハーの断崖!

Summer2017moher05

皆 この塔に上っていましたが、強風恐怖症(?)の私は・・・上れませんでした。

敵は強風だけではありません!

断崖絶壁・・・自己責任で 楽しみましょう?!

Summer2017moher06

遊歩道はあっても、手すり等があるわけでもなく・・・

モハーの断崖は 最も高い所では214mもあるとか・・・

そうでなくても 切り立った崖っぷち・・・、崖に近づくのも 下を覗くのも 怖いです。

強風も吹き荒れているし・・・(強風だけでも怖い)。

Summer2017moher07

お花も咲いていて、観ているだけなら楽園のような地ですが、大地と大自然の中では 人間はひとたまりものなく、本当にちっぽけな存在です。


今回のツアー、モハーの断崖での自由時間は2時間。

もっと長く 何時間でも いつまででも・・・観ていたい、観ていて飽きない風景。

2時間ではちょっと短くもあり、十分といえば十分でもあり・・・。

ただ・・・ビジターセンターに寄りたい場合や 食事をしたい場合は 時間が足りないかも。

ビジターセンターは とっても混んでいて、足を踏み入れようものなら 時間はあっという間になくなってしまいます。

私達も 断崖を歩いた後、ビジターセンターで ランチを・・・と思っていましたが、ちょっと甘く見ていました!?

カフェテリアで 何とかランチを買い、席が空くのを待って座ったものの 時間がなくなり・・・(汗)。

大慌てで食べて 急いでバスに走りました。

現実に戻された瞬間でした(笑)。


Summer2017moher08

北西にかすかに見えるのは アラン諸島Aran Islands。

上結合写真・真ん中の写真は 超ズームで撮影。

18年前、アイルランドでの花修業を終え オランダへ戻る前に 出かけたアイルランドでの一人旅。

その時に アラン諸島を訪れました。

ゴールウェイGalwayから船でアラン諸島へ向かった ちょうどその日、その時間・・・

・・・”日食”があったのです!

ウィキペディアで調べてみると、その日は 1999年8月11日だったらしい)

船の乗客みんなが デッキに出て(もちろん私も) 同じ方角を向いて立ち、手をかざして 天を見上げていた光景・・・。

そして 変化していく空と太陽、空気・・・。

今も忘れられません。

その時の体験、見た風景や空気感が あまりにも神々しくて・・・(感涙)。

私の中で 特別な場所となった アラン諸島。

今回の旅行でも本当は訪れたかったのですが、どうしてもスケジュール的に叶わず、断念。

18年前の 神々しい思い出を壊したくない、あの感動を超えるはずはない・・・そんな想いもありました。

それに本当は・・・!?

この18年のうちに 私は 強風恐怖症(?)になってしまい・・・強風と 大西洋の荒波にもまれる船に乗るのが怖い・・・という言い訳もありました(汗)。

モハーの断崖も ”地の果て”ですが、アラン諸島こそ ”地球の果て”です。


話はそれますが、今回のような美しい風景に向かいカメラを構えると いつも思うことがあります。

以前(18年前)モハーの断崖を訪れた当時、私は 一眼レフ(フィルム)で この絶景を撮影していました。

記憶を留める為に、思い出をとじこめるように、撮りたい写真をイメージして、カメラを構え 1枚1枚大切に撮影。

後に現像して・・・

あらためてみる風景に 感動したり、思い出を懐かしんだり、思い通りの写真になったと喜んだり。

その風景と思い出や記憶、1枚の写真がとても貴重でした。

いつから一眼レフ(フィルム)を持ち歩くのをやめたんだろう・・・。

一時期 ミラーレス一眼カメラを持ち歩いていた時期もありましたが・・・最近はもっぱら コンデジとスマホ。

その場で写真を確認できるということは便利ですが、写真を撮る為に 風景をみているような・・・、せっかくの絶景を前に カメラや写真に支配されそうで 怖いです・・・。

一眼レフで撮影していた時とは(若かりし頃)、時間も みえる風景も その価値が違うように思います。

変わらない地球と大自然を前に、変わってしまった(年をとった)自分や 時代を 少し寂しく想いました。


モハーの断崖・・・時がとまったかのような地球の静寂と 大自然の荒々しさ。

こんな雄大な風景を目の前にすると・・・思い知らされます。

Summer2017moher01

”人間の日常なんて なんてちっぽけなものか・・・”

日々のストレスや悩みも、この大自然に吸い込まれ 浄化されるような気がしました。

そして 吹き付ける風や 打ち寄せる波のように、不思議とまた湧いてくる 希望や勇気!

地球ってすごい!

自然ってすごい!

・・・人間もすごい!

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2018/01/10

美女を見つめ、見つめられ?! 『ミュシャ展』

2017年12月末のある日、名古屋の地下鉄に乗ろうと券売機の前に立ち、何気に後ろを振り返ると・・・

ズラリ連貼りされたミュシャ展のポスター!!

”やっぱりミュシャ展やってた~!”

・・・と、急きょ目的地を変更し 「ミュシャ展」へ向かいました。

実はこの日この瞬間まで 私が向かおうとしていたのは、名古屋市美術館で行われていた『マルク・シャガール:三次元の世界展』でした。

2017年秋冬に名古屋で開催される美術展を 事前に調べた際、「ミュシャ展」があることを知ったのですが、私の頭の中でいつの間にか「シャガール展」に書き換えられ、年末のこの日 地下鉄の切符売り場で振り返るまで「ミュシャ展」の事を忘れていました!?


ということで、私の2017年締めくくりとなった美術展は・・・

Mucha20171201『ミュシャ展~運命の女たち~』(松坂屋美術館、2017年12月23日~2018年2月18日)

美術展は4つのコーナーで構成されていました。

①チェコ時代 ②1887年~のパリ時代 ③1896年~のアメリカ時代 ④晩年「スラブ叙事詩」

私はこれまで アールヌーボーの ”いわゆる”ミュシャのポスター画等は そこまで興味をもって観ていませんでした。

・・・が?!

今回(人の少ない美術館で?! ) これだけ近い距離で じっくり ミュシャの絵画を眺めたら・・・というより、絵画の中の美女達に見つめられた結果、魅了され惚れてしまいました!!

絵画の中のミュシャ特有の 花・宝飾・文様、そして色合いにも 惹かれました。

ミュシャの地位を不動のものとした舞台女優サラ・ベルナールのポスターはもちろんのこと、楽譜・証券・箱ラベル・カレンダー・メニュー表(モエ・エ・シャンドン等)・おとぎ話の挿絵・雑誌の表紙、そしてパリ万博(オーストリア部門公式)ガイドブック等・・・

Mucha20171202パリ-ベル・エポックの時代の ミュシャの人気にはあらためて驚き、忙しさを想像しました。

”こんな時代を経て 故郷やスラブ民族への想いが募っていったんだなぁ・・・”と、繁栄の時代の様々な絵画を観ながら、ミュシャのポスターが溢れていただろう時代のパリを想像しながら、ミュシャの気持ちに思いを馳せました。

ミュシャの故郷への想いや境遇は、2017年春に訪れた美術展『国立美術館開館10周年記念・チェコ文化年事業 ミュシャ展』(2017年3月8日~6月5日)で 知り、「スラブ叙事詩」の大作を堪能しました(2017年5月6日ブログ参照)。

それもまだ昨日のことのように 感動が鮮明ですが・・・。

2017年、ミュシャに始まりミュシャに終わる・・・。

あの日 名古屋の地下鉄の切符売り場の後ろに連貼りされていたミュシャ展のポスターに 導かれたとしか思えません!

不思議な縁を感じ、ミュシャのことがこれまで以上に好きになりました。

日本でも人気のあるベル・エポックの時代のミュシャ・・・また機会があれば 美術展にも訪れてみたいと思います。


2017年秋冬、日本滞在中に訪れた美術展は他にもあります。

『長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー』(愛知県美術館、2017年10月6日~11月19日)

恥ずかしながら 私はこれまであまり興味を持っていなかった黒白の世界。

ですが、江戸時代の絵師・芦雪から これまで知らなかった世界を教わりました!

黒白だけで、こんな表現ができるとは!

遊び心もあり、黒白の世界に魅了されました。

これからは日本で訪れるお城や寺院の襖絵や掛軸が、これまで以上に 気になること間違いなしです!

早速? 2017年年末・2018年年始の京都旅行で訪れた寺院では、襖絵をじっくり眺める機会がありました。


Wales201712『ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ』(静岡市美術館、2017年11月23日~2018年1月28日)

この直前、愛知県岡崎市でも開催されていて、その際見逃してしまい 残念だと思っていた美術展・・・その後 近くの静岡での開催を知り、行くことができました。

①ロマン主義 ②リアリズム ③パリのサロンとロンドンのロイヤル・アカデミー ④印象派 ⑤ポスト印象派とその後

美術展では、ターナー・ミレー・ピサロ・マネ・モネ・シスレー・ルノワール等・・・19世紀~20世紀の美術を堪能しました。

どの作品も素敵でしたが、印象派代表 モネClaudeMonetの ベネチアを描いた「サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏」と「パラッツォ・ダリオ」は、”光”はもちろんのこと 絵画の中に”時間の流れ”さえも感じ、ベネチアにいてその風景を観ているような錯覚に。

今も心にやき付いています。

静岡市美術館は初めて訪れましたが、駅前にありとっても便利!

また機会があれば 名古屋地区同様 気軽に訪れたい美術館です。


私が一番好きな愛知県美術館は しばらく改修工事の為 休館となってしまいましたが(~2019年3月31日)、2018年もまた 時間が許す限り 積極的に 様々な美術館に足を運んでみたいと思います。

もちろんヨーロッパでも。

今年も多くの絵画やストーリーに出会えますように・・・。

おかげで?シャガールは見逃しました・・・?!

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2017/11/28

花と緑が グレイを飾る?古都キルケニー! Summer2017

まもなく12月、いよいよ クリスマスも迫ってきました!

ここ半年間? 私の頭の中は”クリスマス”でしたが、先日イタリアから”春の風”が届きました?!

イタリアから届いたのは ”春”を感じる リボン達!

BloemenVanThura「雑貨カタログ」・・・よろしければ是非ご覧くださいね。


そうこうしている間に、季節が一周しそうですが・・・(汗)。

季節を巻き戻し、2017年夏休みに訪れた 18年ぶりのアイルランドの旅レポートです。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

Summer2017kilkenny40

夏休み3日目、再びダブリンへ向かいます。

ダニーとの別れを惜しみながら、お昼頃バス停(Kilkenny McDonaghJunction)で バスDublinCoach(M9 Express, 11:41AM発)を待っていると、見覚えのある車が2台 通り過ぎました!?

前夜キルケニーに宿をとっていたダニー以外の友人達が(11月20日ブログ参照)、バスの時間ギリギリに出現!

見送りに来てくれました(涙)。

前日のメンバー 勢ぞろいです。

アイルランドとオランダ、遠いようで近い、近いようで遠い距離。

年齢と共に、なかなか頻繁に会えない距離となりましたが、いつでも童心?に戻れる距離感を保っていきたいものです。

心優しいアイルランドの友人達の 優しく温かい言葉と 笑顔が 心に沁みました・・・。


さて 話は前後しますが、今回ブログはキルケニー2日目(夏休み3日目)の 午前・半日観光レポート・キルケニー総集編(?)です。

キルケニー観光で真っ先に挙げられるのが ”キルケニー城Kilkenny Castle”。

Summer2017kilkenny41

上写真左は城壁と城門、右写真は城壁のあるお城の前のストリート

私達も朝一番で行ってきました(夏季は 9時open)。

キルケニー城は ノア川を望む高台にあり、私達が泊まったノア川沿いホテルのお部屋やホテルのレストラン・カフェからも 見晴らせました。

Summer2017kilkenny43

上写真左はホテルから見たお城の眺め、写真右はお城からのホテルの眺め(kilkenny River Court Hotel, booking.com参照)

爽やかなキルケニーの朝(この日は14~18度)、キルケニー城前で 旧友ダニーと待ち合わせです。

城門をくぐると・・・広がるグリーンのキャッスルパークCastlePark、その美しさと果てしなさにビックリ!

キャッスルパークは無料解放されていて、市民の憩いの場となってるそうです。

Summer2017kilkenny42

上結合写真の真んの写真が、お城と城壁になっていた部分、ちょうど写真の真ん中辺りにくぐった城門が見えます(真ん中写真の右側の黒い部分がお城の中への入り口)。

城門をくぐると・・・、ビックリするほどの広さのキャッスルパーク(上写真左)、城内から見たキャッスル・パーク(右)

12世紀末~13世紀初めにかけて建造されたキルケニー城。

お城建造後は、改装が度々行われ 建て増しもされ、様々な建造様式に。

14世紀から20世紀までは オーモンド卿領主バトラー家の居城として 代々使われたそう。

城内は、中央から入り 正面部分と片翼部分の見学ができました。

Summer2017kilkenny44

見応えのあったロングギャラリーや展示物。

ビクトリア朝のインテリアや展示物等(オリジナルではなく、再現)を見ながら、キルケニーとバトラー家の長い歴史に思いを馳せました。

お城の背後(正面?)にはローズガーデン(下写真)。

Summer2017kilkenny45

お手入れが行き届いたお庭を バラの香りを嗅ぎながら 端っこまでお散歩。

芝とバラの香りに癒されました。


次に向かったのは、キルケニー城の門を出て 通りを挟んで建つデザインセンターKilkenny Design Centre Shops & Restaurant(下結合写真)。

Summer2017kilkenny46

建物内には アイルランドのお土産がいろいろ揃っていて、見ているだけでも楽しい。

デザインセンターの奥には クラフトセンターNational Craft Gallery。

この建物群は キルケニー城の厩舎(1780年建造)だったそうで、建物の構造自体も興味深いものがありました。


これらの建物群を通り抜けると・・・?

予期していなかった その先には、素敵なお屋敷と とお庭が(下写真)!!!

Summer2017kilkenny47

バトラーハウスButlerHouse・・・18世紀建造の バトラー家 親族が暮らしたお屋敷。

現在はゲストハウスとして利用されているそう。

こんな素敵なところがあったとは!

知っていたら 泊まってみたかった~~~!!

バトラーハウスButlerHosue(booking.com参照)

季節のお花が咲き誇り、様々なグリーン・ハーブが活き活きと伸びるイングリッシュガーデン・・・

Summer2017kilkenny48

一日中 このお庭で過ごしたいと思う とっても素敵なガーデンでした。

ブログ冒頭の写真の鳥さんは、このお庭で出会いました(かなりズームの写真です)!

Summer2017kilkenny49

上写真はバトラーハウス側から見たガーデン、奥の方にちょこっと見えているのがお城


バトラーハウスのガーデンだけで、私的には もう大・大・大満足だったのですが、バスの時間まで小1時間あったので、キルケニー散策を続けました。

次に向かったのは ”聖メアリー大聖堂St. Mary's Cathedral”。

Summer2017kilkenny50

1842~1857年建造のゴシック様式。

上写真右は 前日にのぼった(10月29日ブログ参照) 聖カニス大聖堂St.Canice's Cathedral のタワーからの ズーム写真。


時間も迫ってきたので、駆け足で散策を続けました。

観光客で賑やかなメイン通り離れて歩くストリートや 脇に伸びる小道等は、歩いているだけでも、眺めるだけでも 冒険気分!

最後に向かったのは ”ブラック・アビーBlack Abbey”(下写真)。

Summer2017kilkenny51

13世紀に建造された ドミニコ修道会の修道院。

ブラック・・・と名のついたこの修道院は、当時の修道士が 黒い衣装を身に着けていたことに由来しているとか・・・なるほど。

その後、16世紀に封鎖され この建物は裁判所として使われるようになり・・・、その後修復され 現在はカトリックの教会として使われているそうです。

本堂は13世紀、袖廊とステンドグラスの一部は14世紀、窓とタワーは15世紀とのこと。

もと修道院だったためか、よく見る一般的な教会とは 少し違う構造で、ちらりと覗いた内部も 神聖さと 独特な雰囲気が漂っていました。

内部見学をしたかったのですが、ちょうど ミサ中だったので、内部の見学は遠慮しました。


Summer2017kilkenny52ブラック・アビーを出ると、通りのハンギングプランツに お水をあげている にこやかな作業員さんに遭遇(左写真)。

おしゃべり好きのダニーが 早速 声をかけていました(笑)。

アイリッシュパブでも感じましたが、キルケニーの人々は 誰もがお互いすぐに親しげに声を掛け合い、誰もがお友達、どんどん広がる知人の輪!

今も昔(18年前)も変わらないアイルランドのお人柄を再確認(18年前の私とアイルランドの関わりについては 9月4日ブログ参照)。

ちなみに キルケニー中(ストリート等)の お花は 行政(市)が管理しているそうです。

どのストリートを歩いても、右を見ても 左を見ても、連なる家々の窓にも 綺麗なお花が溢れ・・・

グレイの建物に鮮やかな夏の花色が映え、重厚な石造りの町を 華やかな印象にしていました。

Summer2017kilkenny53

上結合写真上段は横道に入った細い路地、下段はメインストリート

溢れるお花は、長い歴史と 誇りを持って暮らす地元の人々の 溢れる想いのよう・・・。

どこかノスタルジックな 古都キルケニー、町の美しさと人情が 心に沁みた 1泊2日の(ダブリンからの)小旅行でした。


2017年の夏休み旅行・・・

当初は キルケニーを皮切りに、電車やバスを利用して アイルランド地方都市を訪れる周遊の旅を計画していましたが、日程的に叶わなわず、ダブリン拠点の旅となりました(9月15日ブログ参照)。

地方都市への周遊ができなかったことは心残りですが、ダブリンを拠点に 癒しと刺激たっぷりの旅はまだまだ続きます。

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2017/11/20

牛?のいる丘、 妖精の棲む森へ! Summer2017

今年も残すところ1か月半をきり、クリスマスシーズン真っ只中ですが・・・?!

年末年始や 来年1月~3月のスケジュール、ヨーロッパ展示会シーズンの計画を立てる時期がやってきました。

1年あっという間ですね(汗)!

BloemenVanThuraでは 現在 ヨーロッパ直輸入クリスマス雑貨 販売中です。

BloemenVanThura「雑貨カタログ」 ・・・ よろしければご覧くださいね。


そんなせわしい時期ではありますが、「オランダのお花ブログ」では 再び夏に逆戻り!?

2017年夏休みに訪れた 18年ぶりのアイルランドの旅レポートです。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

Summer2017kilkenny20

今回ブログは、2017年夏休み2~3日目に訪れたアイルランドの町キルケニーKilkenny観光レポート(Part2)です。

キルケニーでは ダニー(旅友の旧友・オランダ在住イギリス人)と合流。

夏休み2日目の午後・夕方は、ダニーが キルケニー近郊に買ってリフォーム中の家(オールドファーマーハウス)を訪問予定。

夕食の準備ができたら、ダニーの奥さんやお友達が キルケニーへ迎えに来てくれることになっていました。

それまではキルケニー観光です。

キルケニーの観光(Part1)は 10月29日ブログ 参照。

キルケニーの名物パブKyteler'sInnでのランチ(&アイリッシュビール!)後、再びキルケニーの街歩きです。

雨が降りかけた空は 青空になったり、再び暗くなったり・・・。

アイルランドは オランダ以上に?!お天気と空の様子が変わりました。

聖カニス教会St. Canice's Catheralのタワー(前出ブログ参照)にのぼった時には 雨が降りかけていたのに すっかり晴れて・・・、肌寒いと思っていたら コートを脱いで半袖になりたくなるほど暑くなったり(この日の気温は 14~20度)、またコートを着たり・・・。

コートを脱ぎ着し 天候には翻弄されましたが、この日 本格的な雨が降らなかったのは 救いでした。


ランチ後に訪れたのは、”ロス・ハウスRothe House & Garden”という チューダー朝時代のお屋敷と庭園。

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16世紀末~17世紀初頭(1594~1610年)に キルケニーの商人であり大地主であり市長でもあった ジョン・ロス氏によって建造され、ロスファミリーが暮らしたお屋敷。

現在 建物内部は博物館となり、当時の家具やツール等が展示され、17世紀の生活や産業の様子を見学できます。

キルケニーの考古学協会本部でもあるそうです。

Summer2017kilkenny21

Summer2017kilkenny22

お屋敷内部を見学した後は、併設されている庭園へ。

17世紀のロス家のガーデンを再現したお庭だそう。

オフィシャルサイトによると、2008年に行った発掘調査の結果、採取された 種子や花粉等から 当時の植物のレイアウト等がわかったそうです!

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私が訪れたのは2017年8月、夏真っ只中でした。

季節のお花、豊かに育つハーブ達、美味しそうに実ったフルーツ達・・・美しいイングリッシュガーデン!

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これまでオランダで 何度も オープンガーデンイベントを訪れ(アムステルダムやユトレヒト等)、たくさんの夏のガーデンを見てきましたが・・・、このロス・ハウスのガーデンは オランダで見た様々なガーデンよりも、お花も ハーブも フルーツも 育ちが良く 咲き揃っていました!

写真は 曇り空と石造りの建物に囲まれて なんとなく暗いですが、本当に”緑”が豊かでお花もフルーツもイキイキしていたんです!

アイルランドの空港へ降り立った瞬間から感じていましたが、アイルランドはオランダより湿気があります。

(日本ほどではないことは 言うまでもなく、あくまでも乾燥したヨーロッパの中で比べると・・・という、感覚的なレベルです)

この湿度・湿気のせいでしょうか・・・

この庭園だけでなく、キルケニーの町全体が お花で溢れ 華々しく、すごくきれい!

そういえば ダブリンも、ストリートや街灯や家々の窓がお花で飾られ、色彩が溢れていました。

曇り空や雨、(オランダ)より寒く悪天候なイメージだったアイルランドでしたが・・・

オランダ・アムステルダムより 街に溢れるお花が 美しく、さらに言えば、お花が溢れる町キルケニーが美しい・・・!

ロス・ハウスのガーデンで拾ったリンゴを片手に 微笑むダニーの後ろ姿を見ながら、彼(彼の人生)が この地に辿り着いた訳が分かったような気がしました。


古都キルケニーの見どころはまだまだありましたが、お迎えの時間です。

待ち合わせのパブのテラスで、肌寒い風に吹かれながら アイリッシュビールで再び乾杯。

ビールを飲み終わる頃、ダニーの奥さんブリ女史登場です!(以下女性陣は略称)。

いよいよダニーの家へ!

この夏のアイルランド旅行を決めた時から、ダニーの住んでいる村はどんな田舎だろう?と Google Earthを見たり、あれこれ想像してきたので、ワクワクしました。

キルケニーの中心部を出ると、徐々に 家がなくなり・・・、クネクネと続く 細い道路(ちゃんと舗装されている)を進み・・・。

約20分くらいだったでしょうか。

午後4時半頃、見晴らしのよい丘に建つ小さなかわいい(アイルランドらしい)ファーマーズハウスへ到着。

思っていたより開けてる?・・・でも、やはり周りには何もない 超・田舎です!


真っ先に出迎えてくれたのは 牛さん達でした(驚)?!

Summer2017kilkenny27

上写真左は少し暗くなった?午後8時過ぎ、右は午後4時半頃

ブリ女史の兄弟の牛のようですが、ダニーも一緒に世話をしているそう。

放牧されている牛さん達は、”ごはんまだ~?”とダニーの帰りを待っていました!!

丘の上のダニーの家から見渡せる はるか向こうまで(写真に写っている範囲よりずっと遠く)が ダニーの土地なのだそうです(広大すぎてわからない)。

足下には懐っこい2匹のネコ・・・、牛さんとネコ達を紹介してもらい、家の中へ。

家では ブリ女史の妹さんマリ女史と、北アイルランドから車で4時間かけて来てくれたアン女史が 食事を作って待っていました。

私以外のメンバー(旅友・ダニー・ブリ女史・マリ女史・アン女史)は、xx年前(?)にアムステルダムで出会い、若かりし頃 時間を 共にしていたのだそうです(私が皆に出会ったのは それよりずっと後のこと)。

うらやましいですね、そういう仲間って。

リフォームが完成した家の中を案内してもらい、再び外へ。

畑の脇には、天気が悪く寒いアイルランドでは必須の グリーンハウス!

中にはダニーが丹精込めて育てている野菜や果物やお花の苗が いっぱい育っていました。

ダニーは今、様々なフルーツを 種から育てることに 夢中なのだそう?!

キルケニーのロス・ハウスのガーデンで拾ったリンゴも、ダニーの愛をいっぱい受けて いつかきっと実を付けることでしょう。

都市部から離れ、自給自足のような、好きな事だけに没頭できる 豊かな時間が流れるダニーの”お城”。

誰もが ”いつかは・・・”と憧れるライフスタイル!


テーブルを囲み 手作りのお料理をいただいた後は、連れて行きたい場所があるとのことで? 車2台で 向かいました。

まだまだ日が高い時間帯ですが、だいぶ肌寒くなった 午後6時半頃のことです。

向かった先は 『Castle comer Discovery park』。

Summer2017kilkenny28

キルケニーは「黒い石切り場」と呼ばれ、17世紀から1970年代まで石灰石・大理石が採掘されたそう。

オフィシャルサイトによると、ここCastele comer Discovery parkは 1969年に閉鎖された炭鉱跡で、非営利団体により運営されている 森のリクリエーションエリア。

上結合写真左は当時の施設跡、結合写真右はクラフトショップ、ブログ冒頭の写真はクラフトショップの前に鎮座していたシュールな寄せ植え?!

2007年から事業が進み、現在も 新しいレクリエーションエリアが生まれ続けている、キルケニーの新しい観光スポットのようです。

(2017年11月後半 オフィシャルサイトを見ると、2月中頃までお休みになっています、冬季は休園かな)

80エーカーもある自然豊かなエリアには 様々なレクリエーションエリアがあり、お子さんから年配の方まで楽しめそう!

Summer2017kilkenny29炭鉱の資料展示 / ビジターセンター / カフェ / クラフトセンター / 4つのウィーキングトレイル / ツリートップアドベンチャーウォーク / Elf&Fairy Village / クライミングウォール / ボート・カヌー(湖・川) / 305mのジップライン・・・等々

2015年には117000人の訪問者があったそうです。

私達が訪れ 森のウィーキングトレイルを歩いたのは、午後7時頃から1時間あまりの時間帯。

トレイルの所要時間は(オフィシャルサイトより)・・・黄:1.5キロ(20~30分)、緑・赤:2キロ(30~45分)、紫:5キロ(1~1.5時間)とのこと。

私達が歩いたのは、地図の黄色のルート(長い湖の真ん中を渡るコース)かな。

のんびりお食事をした後に 向かう場所が ウィーキングトレイルとは 驚きました!

日が長いヨーロッパ特有の?アクティビティです。

センターは閉まっている時間帯でしたが、散策に訪れる地元の人達に 何人も遭遇しました。

広大な自然が身近にある環境、素敵です。

Summer2017kilkenny30

Summer2017kilkenny31

Summer2017kilkenny32

屋久杉もびっくりな おばけツリー?! (屋久杉見たことないけど・・・)

パワースポット!マイナスイオンたっぷり!

まさに ”おとぎの国”です!


日常とかけ離れた時間を過ごし 心が洗われると・・・、普段感じないことを感じ、見えないものが見えるようなな気がしました。

鳥の鳴き声だけが響く静かな森で 感じたのは・・・”妖精たち”の存在?!

心優しいアイルランドの人々と共存しながら、キルケニーの森に棲む”妖精”たち。

まだまだ開発が進み発展しそうなレクリエーションエリアですが、どんなに開発が進んでも、どんなに訪問者が増えたとしても、きっと一番大切なところは変わらない・・・自然の尊重と ”妖精”との共存。

やはりアイルランドには”妖精”が棲んでいる・・・

そう感じずにはいられないキルケニーの森林散策でした。


森林散策の後 ダニーの家に一度戻り、午後9時頃 再びキルケニーへ。

Summer2017kilkenny33私達とダニーの3人で、夜の街へ。

写真は午後10時頃のキルケニーのストリート、この時間帯はどこのパブもライブ中で 満杯!

ストリートに連なるパブからは、(パブによって)様々なジャンルの音楽が流れ、夜遅くまで賑わう キルケニーナイト・・・。

せっかくの食後のトレイルの甲斐なく? 何軒もパブをはしごして、たらふくアイリッシュビールを飲んだキルケニーナイト・・・。

キルケニーの夜は長い・・・。

2017年夏休み、アイルランド紀行はまだまだ続きます。

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2017/11/12

命吹き込み、命宿る?お花たち! Flowertime2017

9月末に帰国して 早1か月半。

たまにオランダの夢を見ます。

先日は オランダのお花イベント(展示会)に行く夢を見ました。

そのイベントには毎年行っていますが・・・、それは夢の中でのこと!?!?

(実は存在しない夢の中だけのそのイベントに)何度も行ったことがあります?!

毎年 同じ夢を見てるのかな・・・、夢って不思議。

現実なのか夢なのか、分からなくなってしまいます(汗)!


ここからは 夢ではなく実際に訪れたお花イベント、前回ブログの続きです。

ベルギー・ブリュッセルBrussels、世界遺産グランプラスGrand-place にある市庁舎Cityhall / L'Hotel de Ville de Bruxelles にて 2年に一度開催されるお花イベント。

Flowertime2017 (2017年8月11~15日)

Flowertime201720

15世紀建造・後期フランスゴシック様式の 歴史的な市庁舎の13のお部屋(資料参照)に、今年のテーマ 『Flowers and fruit』に沿ったお花(withお野菜)のデコレーションが制作されていました。

10万本以上のお花が使われていたそうです。

チケットを購入し 階段を上がると・・・(ここまでの様子は 11月4日ブログ参照)、いよいよ 最初のお部屋です。

壁・天井のデコラティブな装飾、赤(えんじ)とゴールドのコントラスト、天井絵画に 壁のミラー・・・強烈なインパクトのこのお部屋は 議会室CouncilChamber(下写真)。

Flowertime201721

赤・パープル系の グラジオラスと 白い穂、そして赤や緑の大きなパプリカ(?)や レッドペッパーが使われた パラレルアレンジ(Jolien Vanderstappenさん作)。

お部屋のインテリアの色と お花の色がリンクして、空へ上るような気分に?!

次のお部屋は 壁の大きな絵画と シャンデリアと 赤い(えんじの)カーペットが印象的な Maximilian Room(下写真、ブログ冒頭の写真)。

Flowertime201722

お部屋の中心の大きなテーブルに、ナチュラルモダンな長~いテーブルデコレーション(Stephane Brassart氏作)!

連続して並べられた カット丸太、パープル・オレンジ系のバンダ、アジサイ・・・そこから溢れるようにデコレーションされた ゴールドのプラタナス・プチトマト・ブドウ・ミニラディッシュ・トマト・レッドオニオン・・・。

そして黒光りする ナスが アクセントに!

本当においしそうな テーブルデコレーションでした。


次のお部屋は がらりと雰囲気が変わり・・・

Mayor's Antechamber/Aldermen's Room はファンタジーな?世界(下写真)。

Flowertime201723

異素材の大きなお花にお花・野菜のデコレーション(Sebastien Dossin氏作)!

お部屋のゴブラン織りがすごい!!

次のコーナーは 黒白の床が印象的な GrangeGallery(下写真)。

Flowertime201724

ピンと張られた糸(?)が、空間に シャープさや緊張感をもたらし、グリーンと白でまとめられたフラワーアレンジに フォーカスがあたっているよう(Ness Klorofylさん作)。

糸があるのとないのでは、作品の印象が全然違うものになりそうです。

計算しつくされた空間の演出方法、勉強になります。


次のお部屋は窓の向きが変わり、太陽の光がたっぷり注いでいた Antechamber of the Mayor's office(下写真)。

Flowertime201725

まるで夏のお花畑のような、スイカ畑のような、ナチュラルなお花溢れる 癒しのデコレーションでした(Mark Colle氏作)。

お部屋を出ると 階段のホールSecond Stairwell(下写真)。

Flowertime201726

竹を使った ピラースタイル(柱状)デコレーション(Joelle Ghionさん作)。

4000ピースの串(?)が使われているとか?!

窓から射し込む太陽の光に照らされ、色鮮やかな バンダ達が まるで宝石のようでした。


いよいよ次は 最も見応えのある 大ホールGothic Room(下写真)。

2年前の作品は 今も脳裏によみがえります( 2015年8月31日ブログ 参照)。

今年はどんなお部屋になっているでしょうか!?

Flowertime201727

体育館のように大きなお部屋・・・作品の周りのみならず、お部屋には人がいっぱい!

お部屋の中央にそびえたつ クリスマスツリーのような大きなタワーは、根付きのバンダとチェリートマトでできています。

テーブルの上の黒い水盤には水が張られ 色とりどりのバンダが浮かべられていました。

並べられたガラスの花器には 背の高いお花達が夏のお花達が たっぷり飾られています!

アリウム・ユリ・デルフィニウム・エルムルス・・・!(Tom Nackaerts氏 with UPcoming Florists作)

よく見ると・・・ものすごくたくさんのデルフィニウムの品種が飾られていています。

Flowertime201728

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華やかな色合い、美しいグラデーション、様々な咲き方のデルフィニウムに 惹き込まれました(上写真はその一部)。


大きなお部屋を出ると、次のお部屋は ゴシック調の木の装飾が印象的な the Wedding Room(下写真)。

Flowertime201730

荘厳な壁面や天井の絵画が映える シンプルモダンなお花スタイル(Natallia Sakalovaさん作)。

ブドウの木が、お部屋の雰囲気と シンプルなお花のデコレーションを 馴染ませています。

Natallia Sakalovaさんといえば、Fleuramour2017(2017年9月)の 教会のデコレーションのフローリストさんですね(10月21日ブログ参照)。

ちなみにこのお部屋、グランプラスGrand-place (広場)に面した バルコニーのあるお部屋(フラワーカーペットの時に バルコニーへ出る前に通るお部屋)です。

つまり・・・市庁舎の1階(日本でいう2階)の中庭の周りのお部屋を、(グランプラスから見て左回りに) グルリと一周したわけです。

このお部屋を出ると、いよいよ最後のコーナー 階段LastStairHall(下写真)。

Flowertime201731

枝ベースの フラワーオブジェ(Samantha Autheletさん作)。

山から切り出した枝を使って 2週間かけて創作したとか・・・。

細かい枝が束ねられて 創作されていますが、まるで生命が宿っているかのような躍動感!

私の写真には 一つのオブジェのみ写っていますが、オブジェはもう一つあり、階段の下の方まで ウネウネと触手を伸ばし・・・!?

まるで・・・名残惜しそうに 来館者を見送っているようでした。


たくさんのお花とお野菜と フラワーデザイナーさん達により、15世紀の建造物に 新しい命が吹き込まれたのと同時に、創作されたフラワーオブジェもまた 市庁舎のこの長い歴史の中に生き続ける”命”を宿ったかのように 生き生きとしていました。

次回 2年後も楽しみな Flowetimeです!

今年もまた たくさんの美しいお花のデコレーションが、私も含め 多くの人の記憶にインプットされ・・・、そして 記憶の中で生き続けます。

・・・生き続ける記憶と 楽しみな気持ちが合わさって 夢になるのかな・・・???

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2017/11/04

お花もお野菜も、整列?! Flowertime2017 in Brussels

2017年8月の夏休みアイルランド紀行の途中ですが、8月はベルギー・ブリュッセルにも行きました!

ベルギー・ブリュッセルBrusselsの 世界遺産グランプラスGrand-place にある市庁舎Cityhall / L'Hotel de Ville de Bruxelles にて 2年に一度開催されるお花イベント。

Flowertime2017 (2017年8月11~15日)

Flowertime201701

同じくグランプラスでは、世界的に有名なお花イベント ”フラワーカーペットFlowercarpet”が 2年に一度行われます。

Flowertime は ”フラワーカーペット”が行われない年に 2013年より開催されるようになりました。

ということで、今年は 第3回目の Flowertime。

過去のFlowertimeについては 2013年9月25日(この年は写真撮影禁止でした)、 2015年8月31日ブログ参照。

ブリュッセル市と ゲントにて行われるFloralien/Floralier と ブリュッセルのFlowercarpet の3つの組織によりサポートされ 開催されているそうです。

私は 2年に一度のフラワーカーペットも とても楽しみにしていますが、今ではこのFlowertimeの方が楽しみだったりします。

Flowertime201702なぜなら・・・

市庁舎内が観られるから!!

フラワーカーペットの時も、市庁舎の一部のお部屋に入ることができますが、Flowertime ではもっとたくさんのお部屋を見学することができるのです。

15世紀建造・後期フランスゴシック様式の市庁舎(左写真)。

外見も美しく見応えがありますが、内部も素晴らしい!

特にイベント時は ベルギーのトップフラワーデザイナーさん達による 大掛かりなお花のデコレーションで飾られ、さらに 豪華絢爛に!

お花とクラッシックな内装が さらにスペシャルな世界に生まれ変わります。


今回のテーマは 『Flowers and fruit』!

ブリュッセル中央駅からすぐの グランプラスには、アイキャッチャーとして お花と野菜の ミニフラワーカーペットFlower and vegetable carpet が造られていました。

Flowertime201704

(上写真は市庁舎のバルコニーから撮影、結合写真右の正面は「王の家」)

Flowertime201705

上写真:たくさんのトマト、レッドオニオン、ピーマン等 鮮やかなお野菜で、キリンさん等が描かれています

Flowertime201706

上写真:玉ねぎ、葉っぱ付きにんじん、カリフラワー、りんご、パプリカ、なす、きゅうり・・・コックさんも描かれています

Flowertime201707

じゃがいも、なす、長ねぎ、カリフラワー、フィノッキオ・・・どのお野菜もおいしそう!

グランプラスにかわいらしく彩られていた 3つのミニフラワーカーペット。

3つのグループ(5~10歳、10~15歳、15歳以上のグループ)、計60人のお子様達による作品だそうです。

Flowertime201708

上写真:作品に添えてあった ミニフラワーカーペットのデザイン画

お子様達がお花や野菜を手に取って 考えて楽しく創作する姿を想像すると、微笑ましいです。

お子様のうちから こんな機会があるといいですね。

イベント後、このお野菜達は 慈善団体へ寄付されたそうです。

私が訪れたのは開催最終日前日だったため(しかも好天続き)、フラワーカーペットのお花(ベゴニアの花首・花弁)は枯れてしまっていました・・・。

枯れても、黒くなっても ・・・それもまた 学ぶべき、尊敬すべき 生きている証拠です!


さて、いよいよ市庁舎内へ。

Flowertime201703

上写真左は市庁舎の入り口、写真右はイベントで配布されていた冊子の表紙

Flowertime201709

市庁舎のエントランスをくぐり 中庭に出て、いよいよ市庁舎内に入ります(有料)。

上結合写真左とブログ冒頭の写真はGeoffroyMottart氏によるデコレーション。

彼は石像などに装飾するアーティストとして有名なのだそうです。

エントランスの長い作品はとっても素敵な作品だったのですが、写真しか撮っていませんでした、申し訳ない・・・

館内に入ると 昨年亡くなったベルギーのフラワーデザイナー Stijn Simaeys氏へのオマージュ作品が並んでいました(下写真参照、PTI Kortrijk氏、Fres Verhaege氏)。

Flowertime201710

2013年・2015年の Flowertime にも参加していた Stijn Simaeys氏・・・私も大好きなデザイナーさんでした。

寂しいですが、多くの人の心に 今も生き続けています。


作品を観ながら、チケット購入と入場の列に並ぶこと 数分(15分くらい?)。

Flowertime201711ネットで前売りチケットの購入ができますが、それほどの待ち時間ではないので現地で購入。

いよいよ豪華なお部屋へと続く階段です!

階段の手すりに飾られたお花のデコレーション、

Anne Gunsさん作品。

写真は階段の上から下を覗くように撮影。

バンブー(竹)と、目が覚めるほどシャキッとして鮮やかなパープルのバンダと 真っ赤なシシトウ!

階段を上がると 少し広い空間のロビーGrandLobby。

ロビーにもいくつか作品がありました(下写真、写真は展示作品の一部)。

Flowertime201712

上写真:くじゃくのような?大きくて長い作品はStijn Cuvelier氏

Flowertime201713

上写真:枝とフラワーボールのデコレーションは Audrey Leboutteさん

Flowertime201714

上写真:白いアジサイのナチュラルモダンな作品は Chantal Postさん。

10万本以上のお花が使われているという Flowertime2017。

ここまでも十分楽しめましたが、まだまだ ここからが本番です!

Flowertime2017・・・次回ブログに続きます。

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2017/10/29

石塔は1000年超のタイムトンネル? Summer2017 

まもなく11月、今年もあと2か月となりました。

夏休みから2か月半、始まったばかりのアイルランド紀行ですが、今年中にレポートできるかな・・・。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

今回は夏休み2~3日目に訪れた キルケニーKilkenny での 体験について。

Summer2017kilkenny00

ダブリン初日・午後の観光についてはまた後日レポートしたいと思います(ダブリン初日の様子は 10月9日ブログ 参照)。

Summer2017mapirelandkダブリンから バス または 鉄道 を使って約1時間半、ダブリン近郊の町キルケニー。

小さな町なので、ダブリンから日帰りでも 楽しめますが、私達はキルケニーで1泊。

旅友の旧友ダニー宅訪問が この日の目的なので、ダニー宅から一番近い町ということで キルケニーに宿をとりました。

私の18年前(アイルランドお花屋さん修行時代)のキルケニーの思い出といえば・・・

当時お世話になっていたKellsのお花屋さんオーナーが、アイルランドのあちこちを巡る旅(出張)?に連れ出してくれた時に、キルケニーのクラフトショップ(お土産屋さん?)に立ち寄ってくれたような・・・遠い記憶。

地名を知っていた程度で、観光をしたことはありませんでした。


Summer2017kilkenny01夏休み2日目。

ダブリン 朝10時発のバスDublinCoach(M9 Express・2時間に1本くらい運行)で キルケニーへ向かいました。

車窓からの風景は、左のような草原や緑の丘、そして羊や牛。

ですが、案外 ”ハイウェイの壁”率が高かったので ちょっと残念でした。

ウトウトしていると、11時40分 キルケニーに到着!

バス停(Kilkenny McDonaghJunction)に 懐かしいダニーの笑顔が待っていました!!

Summer2017kilkenny02

上写真はバス停を降り 街へ向かう道すがら・・・、左写真の緑のバスが私達が利用したDublinCoach。

ダニーは オランダ在住イギリス人ですが、数年前に アイルランド人の奥さんの実家のそばの 古い家(オールドファーマーハウス)を購入し、オランダとアイルランドを行ったり来たりしながら リフォームをしていました。

リフォームはまだまだ続くようですが、住める状態になったようで、近年はダニー・奥さん共々 アイルランド中心の生活をしているようです。

この夏休み2日目は、ダニーの家を訪ねる予定になっているので、キルケニーに宿をとっているだけで 予定は未定、全て ダニー任せ。

さあどんな一日が待っているのでしょう!?

いつも自分ですべて計画しているので、こんな一日はちょっと楽しみです。

まずは 私達の泊まる予定のホテルへ荷物を置いてチェックインし、ホテルのカフェで一息。

その後、ダニーが宿泊予定の B&Bへ。

ダニーも今夜は 私達と一緒に キルケニーで飲む?! ということで キルケニー泊!

身軽になったところで、私達3人 時間が許す限り キルケニー観光です。

ダニーの奥さんやお友達が、夕食?の準備ができたところで 迎えに来てくれるそうです。


中世アイルランドの中心都市として ノア川the River Noreに沿いに栄えた 古都キルケニー。

歴史的建造物や町並みは中世の雰囲気を残し、また雰囲気のある伝統的なアイリッシュパブが連なり、世界中の人々や 多くのアイルランドの人々も訪れる人気都市。

「ヨーロッパの最も美しい村30選」にも選ばれているそう。

とはいえ、人口25000人弱の カントリーサイド・・・、ローカルタウン・・・。

・・・どこか懐かしい雰囲気の 田舎町です。

日本でいうと ”小京都”のような・・・(?)。

Summer2017kilkenny03ダブリン都市部とは違う アイルランドらしい?かわいいカラフルな家並みに、18年前に過ごした田舎町OldCastle や Kells を思い出しました。

写真はノア川沿いのホテルのカフェから見た川向うの町並み。

”あぁこの色、この家並み、その向こうの空と雲”・・・アイルランドだ!”

オランダもグレイ度(曇り空)の高い空ですが、アイルランドの空は 青空と 厚みのある黒い雲がいつも一緒で お天気も変わりやすい・・・そんな印象です。

私にとっても、過去の記憶が蘇り 懐かしさ溢れる風景でした。


街をプラプラ歩きながら、まず私達が向かったのは 町のはずれの小高い丘の上にある 聖カニス大聖堂St. Canice's Catheral。

「タワーにのぼるぞ~!」

バス停で会った時から ダニーは 私達を連れていこうと とっても楽しみにしていた様子でした。

Summer2017kilkenny04

グレイの石造りの 聖カニス大聖堂。

・・・いつの間にやら 雲行きが怪しい・・・。

この大聖堂は、”キルケニー”の名前の由来だそう。

というのも、ゲール語(アイルランド語)でキルケニーCill Chainnighは 、6世紀頃からこの地にあったといわれる教会Charch of  Caniceの名前なのだとか。

現在の大聖堂は13世紀建造 (その後 度々修復はされています)、早期ゴシック様式。

Summer2017kilkenny05ダニーの言う”タワー”というのは、大聖堂脇にそびえ立つ ラウンドタワーのこと。

細長い煙突のような石塔が ラウンドタワーです(上写真・左写真参照)。

ラウンドタワーとは、アイルランド特有の建造物で、9~12世紀頃 鐘楼として、修道院の見張り塔として アイルランドのあちこちに 建造されたそうです。

インターネット検索で見つけたブログ「ナオコガイドのアイルランド日記」 によると、現在は65塔、かつては89塔あったとか・・・

キルケニーのこのタワーには のぼることができるそうで(天候による)、大聖堂の写真の石塔のふもとには のぼりおりする人達が、頂上には手すりと 人の姿がみえます。


タワーにのぼる為に まずは入場券を買いに大聖堂へ。

せっかくなので、共通券を買い 大聖堂内も見学しました。

Summer2017kilkenny06

Summer2017kilkenny07

大聖堂内をひと回りし、いよいよタワーのぼりです!

大聖堂内には観光客が大勢いましたが、タワーにのぼる人は(もの好き?) そんなにいない模様。

タワーのふもとには 待っている人が数人。

係りの人もいて、入場を制限をしている様子でした。

どうやら内部は一方通行のよう。

一度に入場できる人数は10人ほど、大勢は一度に入れないようです。

20分程待つと、タワーの中から観光客が数人 出てきました。

塔からおりてくる人々の様子を見て ヒヤリとしました・・・

すでに入り口(塔の外の部分)から大変そうです(汗)。

細いタワーの内部・・・どうなっているのでしょう・・・。

高い所は平気ですが、私・・・閉所が苦手ですぅ~~~(涙)。

ですが、年齢一回り以上年上のダニーが 笑顔で楽しそうにしているのを見ると、不安な顔はできません。

頑張ってのぼるぞっ~~~!


中に入ると、予想以上に・・・ ・・・ ・・・?!?!

狭い!

Summer2017kilkenny08

石むき出しの塔の内部は、人が一人 上り下りするのも窮屈なくらいの幅の 木のハシゴがかかっていました(上結合写真左・中参照)。

しかも かなり急!!

”OwnRisk”って書いてある~(汗・上結合写真中)。

数段あがると、向きを変え、また木の階段、数段あがり、向きを変え、また階段・・・。

狭い石塔の中で 木の階段のぼり・向き変えを 何度か繰り返し、最後の階段は”石”でした。

石の階段は、さらに狭いし、一段一段の高さもあり・・・(大汗)

・・・先にのぼったダニーに荷物を預け、よじ登る感じ。

そして狭い石のタワーからやっと這い出し、解放されました。


待っているのは 素晴らしい見晴らし?!

・・・良い見晴らしではありましたが・・・青空はどこへ?

残念ながら 見渡す限り 暗く厚い雲で 覆われていました。

風が少し強くなり、ポツポツと 雨も降り始めました。

タワーの頂上は、広さ直径3m程?の石床(感覚的な広さ、正確な広さは不明)。

狭い!

Summer2017kilkenny09しかも、風景を見ようと端に行こうとすると、端の方に床面が下がっていて、かろうじて”手すり(?)”がありましたが、怖い~。

左写真は 怖くてなかなか端まで行けず、塔の真ん中あたりから撮った写真。

「あっちの方角が私の家だよ~」と楽しそうに話す ダニーと旅友。

ダニーにとっても初登頂だったようで、楽しそうに はしゃいでいました。

私はタワーをのぼった疲労と、頂上の石面の足元の不安と、下りの階段への不安と恐怖で、キルケニーのパノラマを 楽しむまでの 心の余裕は 全くありませんでした・・・(涙)。

Summer2017kilkenny10

ブログ冒頭の写真は、ラウンドタワーの頂上から見下ろした聖カニス大聖堂、写真を見ても恐怖を感じる~。

おりるのも一苦労だったのは いうまでもなく・・・。

おりた後の 広い大地の安心感ったら ありません(涙)。

ちなみに階段は112段だったとか(前出の 「ナオコガイドのアイルランド日記」 を参照しました。)

私の場合は高い所は平気でも、(自称?)閉所恐怖症 & ”強風”恐怖症なので、足が震えるような体験でしたが、観光に行かれましたら 皆様は是非・・・OwnRisk自己責任で!!


アイルランド内に今も点在するラウンドタワーですが、のぼることのできるタワーは2か所のみとのこと(3か所と紹介されている資料もあり)。

今回のぼったキルケニーのタワーは その内のひとつということで・・・、貴重な存在、貴重な体験でした!

高さ30メートル!

849年建造!

これらの数字、教会でいただいた資料を 後で!読んで知りました。

なんと 1100年以上前、9世紀建造だったとは・・・!

30メートル高で あの狭さのタワーの頂上・・・怖いはずです。

知っていたら のぼれなかったかも・・・(汗)。

怖かった印象とは別に、ラウンドタワーをのぼりながら触れた アイルランドの石・空気・風に・・・日本ともオランダとも 他のヨーロッパ諸国とも違う、長い歴史・独特の文化・異なる宗教等、様々なことに触れた気がしました。

ラウンドタワーは、タイムトンネル ?

あの30メートルの石塔は、1000年を超える時間を 体感できる空間だったのかもしれません・・・。


タワーのぼりの後は、ランチタイム。

ランチはやっぱり アイリッシュパブです(笑)。

そして 定番的なアイリッシュランチと 欠かせないアイリッシュビール!

震えた足も アイリッシュビールでご機嫌になりました?!

キルケニー紀行、アイルランド紀行は まだまだ続きます。

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2017/10/15

『エルメスの手しごと展』 in NAGOYA 

オランダ・ベルギー・フランス・ドイツ・デンマーク・・・

これらのヨーロッパの国々は 夏の終わりから10月初め頃までに BloemenVanThuraが入荷した商品の 出荷元(取引先メーカー所在国)。

夏の初めには チェコからも届いています!

今年2017年の 秋・冬・クリスマス関連(雑貨)の新商品は 先週までにすべて揃いました!

(ヨーロッパリボンの入荷は 年内 もう少し続く予定です、フランス・イタリアから?)

是非ご覧くださいね、 『2017BVTクリスマス』

BloemenVanThuraホームページ「雑貨カタログ」


さて 話は本題に。

9月末に帰国して ちょうど1週間が経とうとしていた時のこと・・・。

オランダ滞在中(日本不在中)に 届いていた郵便物の中に あるDM を見つけました。

普段 重要な郵便物以外のDM類は、日にちが過ぎていることが多い為、あまり見なかったり、さらに後回しにしたりしてしまうのですが・・・

たまたま 開けた封筒(DM)の中の案内は・・・?

おぉ!!

気になっていた イベントじゃないですか?!

でも すでに始まってる?

しかも開催期間 6日間のみ!

うわ~行けない!

・・・ん? まだ間に合う?!?!

Hermesartisan201701『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』(2017年10月4日~10月9日・名古屋)

東京開催時から、インターネットのニュースなどで見聞きし、興味を持っていました。

エルメスにも興味はありますが、それぞれのアイテムがどのように作られているかも興味があるし、何より 世界トップブランドの職人さんの手仕事がみたい!!

東京では ものすごい人でしたが、名古屋はどうかな・・・?

東京ほど混んでないんじゃないかなぁ・・・

でも名古屋の人は ブランドモノ 大好きだから 混んでるかな・・・?

ドレスコード あるのかな(エルメスを身に着けていかなきゃいけないかな)・・・?


Hermesartisan201702『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』は、KITTE名古屋 で行われていました(無料)。

左写真は 届いていたDM(裏表)。

ブログ冒頭の写真は 上階から見た 1Fアトリウム、”金のしゃちほこ”ならぬ 金色のオブジェ ”GOLD FISH”と、その横には『エルメスの手しごと展』の撮影スポット。

『エルメスの手しごと展』はKITTE名古屋 3階で開催されていました。

3Fに上がると、イベントの受付(入り口)があり、その奥には3つのお部屋がありました。

最初のお部屋に入ろうとすると、「現在混んでいるので、奥のお部屋からご覧ください」と案内されました。

隣のお部屋に行ってみると・・・こっちも 混んでる~!!

一部屋に3つまたは4つのブース(作業台)があり、どのブース(職人さん・作業台)も 何重もの人だかり・・・。

多くの人が 職人さんの作業台を取り囲み、真剣に見入っていました。

・・・隙間からしか見えません(汗)。

ちょっとうろたえましたが、少しずつ前進しながら 人と人の隙間から なんとか見ることができました。

そんな調子で様々なブースの 職人さんの作業を見学!

写真はOKでしたので、何枚か撮らせていただきました(フラッシュ・動画はNG)。

ちなみに・・・イベント会場へは デート中・名古屋駅利用の方・ショッピング中の方等 多くの人が訪れていましたが、エルメス率は高くありませんでした(ドレスコードはなかった)・・・よっぽど パリのMaison&Objetの方が エルメス率 高し・・・!?



会場には、様々な分野の(下記参照)職人さんのブースがありした。

鞍(馬具)職人、皮革職人、手袋職人、磁器絵付け職人、時計職人、石留め(宝石)職人、縁かがり(スカーフ)職人、ネクタイ縫製職人、シルクスクリーンプリント職人、シルクスクリーン製版職人

Hermesartisan201704

上写真は 石留(宝石)職人さん・・・小さなダイヤモンドを留める作業は細かすぎて見えないため、まずは図で説明。

実演後には 拡大鏡で覗かせてもらいましたが、キラキラすぎて ”目がくらむ!”とは まさにこのこと?!


驚いたのは、体験型のブースがあったこと。

Hermesartisan201703

時計職人さんのブース(上写真)では、次から次へと体験したい人が手を揚げ、1ミリにも満たないほどの ビスを ムーブメントに取り付ける作業を体験していました。

私もやりたかった~(ちょっと 手を揚げる勇気がでなかった)。

ブランドに興味がありそうな女性より、おそらく 手しごとに興味があると思われる多くの男性陣が手を揚げ 体験させてもらっていたのが印象的でした!!

さすが製造業のさかんな名古屋地区?!

それとも男性は やはり メカ好き?

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一方、縁かがり(スカーフ)職人さんのブース(上写真)は ほぼ女性が囲み、スムーズな針さばき に興味津々、見入っていました。


Hermesartisan201706

上写真左から 手袋職人さん、皮革職人さん、鞍(馬具)職人さんのブース

どのブースも 見物客から 積極的に質問が飛び交っていたのには、驚きました。

仕事のこと、修行のこと、作業のこと、製品のこと・・・。

さらに、職人さん達が どんな質問に対しても(通訳を通して)丁寧に答えていたのは、好印象でした。

Hermesartisan201707

上写真左から 磁器絵付け職人さん、シルクスクリーン製版職人さん、ネクタイ縫製職人さんのブース

Hermesartisan201708

上写真はシルクスクリーンプリント職人さんのブース

一部 休憩中?のブースもあり、全ての作業を見学できたわけではありませんが、十分 理解し 感動し 楽しめました!!


説明によると、エルメスの社員の半数は職人さんとのこと。

エルメスという会社は 職人さんの割合が多く、ブランドの”姿勢”と”信頼”を感じました。

世界トップブランドの職人さんの手しごとは もちろん感動的でしたが、同様に感動したのが 通訳として それぞれの職人さんの隣で解説をしていた 日本人女性スタッフの方々。

かっこいい!!!

皆さん エルメスのスカーフを それぞれ素敵に巻いていらっしゃって、フランス語ペラペラ、専門用語も 専門的なことも スラスラ・・・!

エルメスにも、職人さんにも、かっこいいお姉さん方にも 憧れました!

手しごとっていいな・・・改めて感じた 暑さ残る秋の一日でした。

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2017/10/09

お花溢れるフォトジェニックな?テンプルバー! Summer2017

年々時間が経つのがびっくりするほど早くなっています。

今年もあと3か月をきりました。

ブログに書きたいことが まだまだたくさんありますが、このペースでは 今年中に今年のことを書ききれないかもしれません(汗)。

楽しかった夏休みも 遠い昔のようです・・・。


『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

Summer2017temple01

この夏(2017年8月2~7日)、18年ぶりにアイルランドに足を踏み入れました。

(その経緯は 9月4日ブログ 参照)

スキポール空港から1時間40分、ダブリン空港に到着。

オランダとアイルランドの時差は1時間です。

アイルランドの日本との時差(夏時間)は-8時間、オランダは-7時間です。

18年前も 今回と同じようにオランダ・スキポール空港から アイルランド・ダブリン空港へ到着しました。

何か見覚えや思い出があるかな・・・ と見渡しましたが!?

さすがに18年も前のこと・・・見覚えはありませんでしたが、ホームステイをしたB&Bオーナーご家族が 出迎えてくれていたことを思い出しました。

予想と反し ノスタルジックな気持ちには なりませんでした?!


ダブリン空港に到着すると、想像していた通りの?! 雨景色と 肌寒さ(約15度)。

ここ数年の夏休みを思い返すと・・・南フランス・ミラノ・東欧・・・30~35度を超えるような ド暑い夏休みを過ごしてきました。

オランダのようにヨーロッパの北寄りの人々は、太陽に憧れ、太陽を求めバケーションに出かけます。

以前は 太陽が苦手だった私も、今はその気持ちが分かるようになりました。

”寒い夏休み”は不本意でしたが、オランダより寒そうで お天気の悪いイメージのアイルランドが(あくまでもイメージ!)、今年選んだ夏休みの行き先です。

ということで、今年の夏休みは 夏のカーディガンやデニムジャケット以外に、スプリングコートと ポンチョ も持参!?

想定通りの雨降りで、ダブリン空港を出る前に スーツケースから傘と スプリングコートを出し 羽織りました。

ちなみにオランダの夏も、ジャケットやスプリングコートを羽織ることは日常です・・・。

そして 出番を待っていた 麦わら帽子が、早速 行き場をなくしました・・・。

ちなみに 虫とり用みたいな麦わら帽子じゃないですよ(笑)、もう少しエレガントなやつね・・・。

18年ぶりの再訪に 晴れやかだった私の気持ちとは裏腹に、雲で覆われた空と 雨と 少ししっとりした空気。

あぁ この空、この雲、この空気・・・アイルランドだ・・・。


ダブリン空港から バス・エアコーチAircoachで ダブリン中心エリアへ 約30分。

空港からダブリン市内へは、エアコーチ以外にも エアリンク・ダブリンバスがあるそう。

ダブリン - 空港間は、バスも比較的頻繁に走っているし、約30分の距離ではありますが・・・、帰り(旅行最終日) ダブリンから空港へ向かった夕方は、途中 サッカー渋滞?にはまり! 飛行機の時間も迫り・・・、焦りました。

夕方等は少し余裕を持って移動すべきかもしれません(当たり前?)。


夏休み初日の宿泊先は、空港からのバスが停まるバス停からも近い テンプルバー(エリア)のゲストハウス。

テンプルバーTheTempleBar(エリア)とは、ダブリン市内を流れるリフィ川の南岸に 東西に広がる 中世の街並みを残す 再開発エリア。

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かつては セント・アンドリュー教区(St.AndrewsParish)と呼ばれ 修道院があったエリア。

16世紀 ヘンリー8世による宗教改革(修道院解散令)によって閉鎖。

その後 イギリス人テンプル一族がこの地を所有し・・・、テンプルバーという地名の由来に。

”バー”とは土砂が蓄積した 河口や砂州のことを言うのだそう。

中世には 経済的に栄えたエリアも、19世紀以降は衰退し スラム化・・・。

時は過ぎ・・・

1990年代にアイルランドの文化の中心地として 再開発。

以降、若者が集う最先端のアート・カルチャーエリアとして、また観光スポットとして 生まれ変わったのだそうです!

中世のような雰囲気は 再開発され 保たれてるんですね・・・。

私が以前訪れたのは1999年、当時は まだ新しいスポットだったのかな。


テンプルバー(エリア)は 地図からの目算で 700mx200mほどのエリア。

その狭いエリアに 伝統的なアイリッシュパブや カフェ・クラブ等が ひしめき合っています。

週末には 様々なマーケットなども行われているそう。

テンプルバー(エリア)の建物の壁面にはお花が溢れるように咲き、パブといっても とっても フォトジェニック!

Summer2017temple03

そんな中でもひと際 人が集まっていたのは、1840年創業 エリア名と同じ”テンプルバーTHE TEMPLE BAR”(上写真左・中の赤い建物)というアイリッシュパブ。

ブログ冒頭の写真はその住所の看板、ギネスビールの鳥さんマスコットがかわいい。

日中も夜も パブには人が溢れ、特にテンプルバーTHE TEMPLE BARは 写真スポットとしても賑わっていました。

初日の宿が テンプルバー(エリア)ド真ん中だったので、アイルランド最初の食事(ランチ)はテンプルバー(エリア)で。

アイリッシュパブでは お昼でも あちこちからライブ演奏・音楽が 聞こえてきます。

混み合うパブの席につき、ランチとアイリッシュビールをオーダー。

Summer2017temple04

上写真は典型的なアイリッシュパブのランチメニューと飲みかけのビール!アイルランドはお魚もお肉もお野菜もおいしい! そして(ちょっと強面だけど)とても耳馴染みのよい歌声のバンドのおじさん達。

ちょうどライブ演奏をしていて、パブ内は テーブルでランチをしている人以外に、立ち飲み客もぎっしり!

とても混み合っていました。

アイルランドならではの、アイリッシュパブならではの 雰囲気を楽しみました。

雨でスタートしたアイルランドでしたが、気が付けば青空がのぞいていました(日中約20度)!

オランダ同様 変わりやすい空のようです。

初日のディナーは、テンプルバー(エリア)の タパスバーで。

アイリッシュビールではなく ワインで。

テンプルバー(エリア)は、トラディショナルなアイリッシュパブが多いものの、その他のお料理も おしゃれに美味しく楽しめました。


”テンプルバーは楽しいけど騒がしいね・・・、若い頃はよかったけど 今はもう・・・”

そんな感想を話してくれたのは、この旅行で後日訪ねたアイルランドの知人達(年齢は私より上の方々)。

観光スポットとして一度は足を踏み入れたいエリアではあるものの、賑やかで騒がし過ぎる・・・私もそう感じる年頃になってしまいました(笑)。

それに ちょっと男臭い?!

”臭い”というのは”匂い”ではなく、男の人が多いという意味です。

オランダにも男の人が多い場所がありますが(ゲイバー等)、”男臭さ”が少し違います?!(決して差別的な意味はありませんよ!)

大きな声では言えませんが、私はテンプルバーの男臭さより オランダの男臭さの方が好きだったりします!?

日中も賑やかなテンプルバー、夜はもっともっと賑やかです・・・いえ騒々しい!

そんな騒々しく男臭いエリアですが、石畳にカラフルなかわいい建物、お花もいっぱい咲き乱れ、とってもフォトジェニックなテンプルバーでした。

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9:30PM頃のテンプルバー(赤い建物がTHE TEMPLE BAR)

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9:30PM頃、ぞろぞろと人が集まってきます、夜はこれから!?(赤い建物がTHE TEMPLE BAR)

私達は 初日1泊と 3泊目~5泊目を ダブリンで過ごしました。

初日はテンプルバー(エリア)のゲストハウス、後半はテンプルバー(エリア)そばのホテル。

ダブリンに戻った夏休み後半は 週末だったので、それはそれは いつまでも賑わい 人が溢れ、平日とは比べものにならないほど 騒々しい?テンプルバーでした。

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同じく9:30PM頃、テンプルバー(エリア)はどこも若者と観光客でいっぱい!

アイリッシュパブ・ナイトシーンを楽しむなら 間違いなしのテンプルバー(エリア)です!!


夏休み後半に戻ったダブリンの夜は、ダブリン中心の (テンプルバー以外の)他のエリアで 食事をしました。

テンプルバーとは全く違う モダンで都会的な雰囲気、小ぎれいでおしゃれなエリアが あちこちにあり、どこも賑わっていました。

様々なダブリンのナイトシーンを楽しむには、4泊では足りませんでした!

ダブリンが アムステルダムから電車で行ける立地と距離なら・・・、旅行という感覚でなく、日常的に 頻繁に 訪れたい街です。

アイルランドの旅を終え、アムステルダムに戻ると・・・

いつも賑やかで 時にうるさい!と思う(特に週末!) バーやカフェが連なる 私が住むアムステルダム下町エリアや 家のあるストリートの雑踏も、可愛らしいものに感じました!

ダブリン、テンプルバーの賑わい、恐るべしです~。

ちょっぴり 名古屋で過ごした大学生の頃の バブル時代の夜の街と 夜遊び?を思い出しました?!

・・・アイルランド紀行は続きます。

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2017/09/23

時差ボケの夜のお共に・・・!? 『大エルミタージュ美術館展』

先週・今週と 1泊2日のパリ出張が続きました。

これまで何度も オランダからパリへ行っていますが、2週間連続で行ったのは初めてでした(体力が~・・・汗)。

先週と今週は 全く違う分野の展示会で、見るもの・見えるもの・受ける刺激・感じる場所?等・・・全く別物でした!

”勉強になった”と言うには まだ消化しきれていませんが・・・、勉強になります・・・。

次回への(自分の中での)課題もできました。

展示会は いろんな意味で 戦場です!?!?


話はガラリと変わり・・・

もう10年前だったでしょうか・・・?

いえ、もっと前だったかもしれません・・・。

当時 旅行会社に勤め 世界を旅していた旧友が、一番印象に残る素敵な場所の一つとして 名前を挙げていました。

・・・”エルミタージュ美術館”!

それから月日が経ち、ある時(5年くらい前?もっと前?)女優の山口智子さんが エルミタージュ美術館を訪れ、美術館や 女帝エカテリーナ2世について 紹介するTV番組を 観たことがありました。

もともとロシアには憧れやロマンを感じている私にとって、サンクトペテルブルクやエルミタージュ美術館は いつか必ず行きたいと 憧れている場所。

”いつかロシアのエルミタージュ美術館に行きたい”・・・という気持ちから、今回 日本で行われていた美術展に行く予定や気持ちは ありませんでした。

それが東京であっても・・・ 名古屋であっても・・・

Museum201709hermitage01『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち』

(愛知県美術館、2017年7月1日~9月18日)

所蔵コレクション 1万7千点の絵画作品から 16世紀ルネサンス・17世紀バロック・18世紀ロココ時代に活躍した「オールドマスター」と呼ばれる画家達の描いた油彩 85作品 が出展されているという企画展。

ちょうど名古屋でこの展覧会開催中(終了直前)の 9月始めに、1週間ほど帰国をしました。

滞在期間も短く、スケジュール的にも厳しく、美術展に行くことは 全く考えていませんでした。

が!?!?

時差ボケと寝苦しさ(暑いのと冷房が寒いのと)で眠れず過ごしていた帰国中の夜、テレビから 何度も何度も 『大エルミタージュ美術館展』 のコマーシャルが流れてくるんです!!

そしてある日の朝、新聞を広げると・・・

”『大エルミタージュ美術館展』 9月18日まで!” なんて広告が!

小さい広告でも 目に入るようになってしまいました。

その新聞広告には 割引券がついていたので、切り抜いて お財布に・・・。

当初 行くつもりのなかった美術展でしたが、TVコマーシャルや 新聞広告を見るうちに すっかり行きたくなってしまったではありませんか?!

ということで、日本を離れる前に行ってきました、愛知県美術館。


Museum201709hermitage02『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち』

①イタリア:ルネッサンスからバロックへ

②オランダ:市民絵画の黄金時代 (17世紀)

③フランドル:バロック的豊穣の時代 (17世紀前半)

④スペイン:神と聖人の世紀 (17世紀)

⑤フランス:古典主義的バロックからロココへ

⑥ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で

美術展では 厳選された油彩画が 国別に展示されていました。

素晴らしい作品の数々と、観賞しやすい展示。

美術展では 音声ガイドの 又吉さんのちょっと砕けたナビゲートが 耳に優しく、ところどころで流れるテーマソング(宇多田ヒカルさんの「人魚」)もまた 心に残りました。

私はこの曲が収録されている 宇多田ヒカルのアルバムが発売された時に購入して、オランダで たまに聞いていたんです。

最近は音楽CD等は ほとんど買ったことがなかったので、ホントたまたま偶然。

だからもともと 耳に優しく馴染みのある曲でした。

そうか、この曲だったんだなぁ・・・テレビのコマーシャルに 知らず知らず 惹き込まれ、私をこの美術展に導いたのは・・・。


行って良かった、見逃さなくて良かった!

大満足の『大エルミタージュ美術館展』でした。

サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館に 一層行きたくなってしまった・・・ということは 言うまでもありません。

実は私の住むアムステルダムにも、エルミタージュ美術館・別館Hermitage Amsterdam があります(2009年開館)。

ロシアの本館Hermitage Museum から作品の貸し出しを受け、期間毎に企画展を開催しているそうです。

私はまだ行ったことがありませんが、アムステルダムの別館へも 近いいつか行かなければなりません!


Museum201709hermitage03さて、今回 美術展を観賞し終えた後、こんな素晴らしい作品をコレクションした 女帝エカテリーナ2世 に とても興味を持ちました。

左写真は 美術展で唯一写真撮影が許されていた作品『戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像』(1760年代)。

美術展を見終えた後のショップで、目に留まった 池田理代子さんの漫画(原作H・トロワイヤ)。

『女帝エカテリーナ 1・2・3』(下写真)

山積みにされ 飛ぶように売れていた美術展の作品集を選ばずに、こちらの3巻を購入(笑)!

帰国直前、時差ボケが続く夜・夜中に 一気に読みました!!

いや~、惹き込まれました。

すっかり エカテリーナ2世 の虜に!?

ドイツの片田舎の貴族出身の女性が、ロシアの歴代皇帝となり、最長の在位を誇り(守り)、ロシアの領土を守り、広げ・・・すごい女性です。

Museum201709hermitage04この伝記的物語(マンガ)を読み エカテリーナ2世のことを少し知ると・・・、今回の美術展で観た絵画の印象が 変わってきます。

美術展で印象に残っているいくつもの作品の中に、イタリア・ヴェネツィアの風景を描いたものや、「ドレスデンのツヴィンガー宮殿」等がありました。

ヴェネツィアもですが、ドレスデン・ツヴィンガー宮殿には私自身 数年前に行ったことがあり(2012年9月22日ブログ参照)、ドレスデンで見た宮殿そのものの美しさが 輝くように描かれていました。

しばらく それらの絵画の前で、それぞれの地の空気感を思い出しながら 眺めました。

雄大で美しい風景を描いた素晴らしい作品と 捉えていましたが、エカテリーナ2世はこれらの作品を 違う感覚・気持ちで眺めていたのかもしれません・・・。

野望・憧れ・焦り・恐怖・・・?

あの時代のロシアを 女帝として生きた エカテリーナ2世にしか 分からない気持ち・・・。


今も昔も”闇”の部分は大いにあれど・・・

エルミタージュ美術館・・・サンクトペテルブルク・・・ロシア・・・エカテリーナ2世・・・

さらに魅力は膨らみ、憧れは募ります。

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