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2019/10/20

嵐を乗り越えて・・・OpenGardenDays Amsterdam 2019

  「過去最大級の・・・」

近年そんなフレーズを 頻繁に聞くようになりました。

先週 日本列島を襲った台風19号、

台風の巨大さと 事前の様々な対策や注意を促す報道に 恐れを抱き、

ちょうど帰国中だった私も

これまで以上の対策をして 籠りました。

時間の経過と共に見えてきた 広範囲の 甚大な被害・・・、

心が痛いです・・・。

お亡くなりになられた方や そのご家族皆様に 謹んでお悔やみ申し上げますとともに、

被害に遭われた皆様に お見舞い申し上げます。

一日も早く 穏やかで温かい日常が戻りますよう お祈りいたします。

ちなみに私のエリア(愛知東南部)は

幸いにも 覚悟をしていたほどの影響はありませんでした。

自然の猛威が 近年急速に拡大しているような気がしてなりません・・・。

国(日本)の方針や温暖化対策・環境対策が

正しい方向へ向かっているのか・・・

不安と疑問を抱いた今回の台風でした。

 

今年の6~7月、ヨーロッパに熱波が襲いました。

アムステルダムにもその波は押し寄せ・・・!

地球全体で温暖化は確実に進んでいるようです?!

 

今回のブログは

今年最初の熱波(6月末)が来る直前、

穏やかな夏を迎えようとしていた頃に行われた

アムステルダムのオープンガーデン についてです。

OpenTuinenDagen Amsterdam 2019

(OpenGardenDays Amsterdam 2019)

2019年6月14~16日(10~17時)開催

Opengardenadam201900

上写真:No.24-Keizersgracht689(Waldorf Astoria Amsterdam Hotel)

毎年6月第三週週末に行われるアムステルダム歴史地区のオープンガーデン。

アムステルダム歴史地区中心エリアの

ミュージアムになっているような歴史的建造物やホテルの

ガーデナーさんが手掛けている中庭や、

集合住宅・一般住宅の 中庭等が公開されます。

どのお庭も普段見る事のできない中庭です。

(運河ミュージアム等のお庭は ミュージアムに入場すれば見れます)

毎年 開催日当日まで どこのお庭が公開されるか分からない

アムステルダムのオープンガーデン。

今年は27か所のガーデンが公開されていました。

いつものラインナップのお庭や、

一年に一度 訪れることを楽しみにしているお気に入りのお庭、

(私にとって)初めて訪れるお庭もありました。

 

実はこのオープンガーデンの約1週間前(2019.6.6)、

強烈な”風の嵐”がオランダを襲いました。

アムステルダム・セントラム地区(中心エリア)でも

テラスや壁面が崩れたり、

街路樹は 約150本も倒れるような 強烈な嵐でした。

参照:関連記事(アムステルダムニュースサイト・AT5さん)

”風の嵐”によって 倒れた街路樹が車をつぶしてしまうようなことは

アムステルダムでは毎年1・2度あることではあるのですが・・・

今年の嵐はこれまでにない規模でした。

オープンガーデン開催中も、

旧市街の運河沿いのいたるところで、

街路樹が倒れた跡や 撤去後の残骸が痛々しく残っており、

自然の厳しさを あらためて知る夏となりました。

Opengardenadam201913

(Keizersgracht, オープンガーデン当日撮影)

 

そんな大嵐の直後だったので、

オープンガーデンは無事開催できるのだろうか・・・、

オープンガーデンで公開するお庭に被害はなかったのだろうか・・・、

と心配しましたが、

オープンガーデンは無事開催されました。

多少 嵐の爪痕が残っているお庭があったり、

巡ったお庭から見える 近隣の別のお庭や建物に 被害が残る場所もありましたが、

多くの人達が 嵐を乗り越え 力強く輝く 緑濃いお庭の樹々花々に

癒された3日間でした。

 

Opengardenadam201912オープンガーデン初日、

はりきって出かけようとした10時、

降りだした大雨に出鼻をくじかれました(泣)。

気を取り直し 雨があがった11:30頃から出かけ、

次第に晴れ間ものぞく 良いお天気になりました。

ちなみに2日目も 朝10時過ぎまで大雨・・・。

3日目は やっと?めでたく快晴となりました!

あいかわらずお天気に翻弄される アムステルダムライフです?!

 

Opengardenadam201911 私が3日間で巡ったお庭は20か所、下記の通り。

訪れた日にクローズしていたり、ものすごく混んでいて断念したり・・・

思っていたよりも巡れませんでしたが、

貴重なアムステルダムの夏の日の

気持ちの良い思い出になりました。

初日(22-23℃):

25(H605/Museun Willet-Holthuysen)→20(K609/Foam photography Museum)

→19(K672/Museum Van Loon)→15(P626)→18(K628)→22(H480)→12(H448)

→11(H386/Het Grachtenhuis)→10(H366/Cromhouthuis)→9(K401/Huis Marseille Museum)

→8(Leidsegracht46)→7(P587/The Andaz hotel)

2日目(17-19℃):

4(H170)→1(H68)→2(K63)→3(K177/Amnesty)→21(H476)→5(K334/hofje)

3日目(快晴!):

24(K689/Waldorf Astoria Amsterdam Hotel)→17(K604)

 

今年のアムステルダムオープンガーデンのお庭(一部)をご紹介します。

Opengardenadam201901

上写真左:No.25-Herengracht605(Museun Willet-Holthuysen)

上写真中・右:No20-Keizersgracht609(Foam photography Museum)

Opengardenadam201902

上写真左:No.18-Keizersgracht628・・・ミニコンサートが行われていました

上写真中:No.19-Keizersgracht672(Museum Van Loon)

上写真右:No.22-Herengracht480・・・大きな樹々に囲まれた芝生のお庭

Opengardenadam201903

上写真左・中・右:No.12-Herengracht448・・・数件分広がる横長のお庭

Opengardenadam201904

上写真左・中・右:No.7-Prinsengracht587(The Andaz hotel)

・・・Marcel Wanders氏が手掛けたラグジュアリーなホテルのお庭は、

ちょっと個性的で素敵な演出がされています

Opengardenadam201905

上写真左・右:No.4-Herengracht170・・・私にとっては初めてのお庭で、

表通りからは想像がつかないくらい静かでとても広い空間のお庭でした。

Opengardenadam201906

上写真左・中・右:No.2-Keizersgracht63c

・・・お庭の向きかな、とても心地の良いお庭で お気に入りです

Opengardenadam201907

上写真はアムステルダム旧市街のお中庭に見られるクラシックなガーデンハウス

上写真左:No.3-Keizersgracht173(Keizersgracht177/Amnestyのおとなり)

上写真中No.21-Herengracht476・・・1730年造のガーデンハウス

上写真右:No.9-Keizersgracht401(Huis Marseille Museum)

・・・18世紀のガーデンハウス

Opengardenadam201908

上写真左・中・右:No.5-Keizersgracht334

・・・ミニチュアハウスに囲まれているような特別な風景の中庭、

お気に入りのお庭の一つです。

Opengardenadam201909

Opengardenadam201910

上写真2段 左・中・右:No.24Keizersgracht689(Waldorf Astoria Amsterdam Hotel)

ブログ冒頭の写真もこのお庭。

「ここは南フランスか?!」と驚くような明るく広くお花いっぱいのお庭!

お庭も素敵だけど 泊まってみたい・・・!!

 

毎年 同じ時期の開催でも、天候の影響を受け

お庭の様子が 全く異なるアムステルダムのオープンガーデン。

今年のガーデンの様子は というと、

緑が濃く、様々なバラやクレマチスがきれいに咲き、

アジサイ・アナベル系はまだこれから・・・

と言う感じでした。

(年によっては バラは完全に終わっていることも多々ある)

ただ・・・日照不足や不安定な天候のためでしょうか、

今年オランダで異常発生し 人間にもアレルギー・喘息等の脅威をもたらした

eikenprocessierups(毛虫)のためでしょうか??

オランダの気候(日照不足・強風・乾燥・雨続き・極寒)でも

例年 深いグリーンがツヤツヤに整っているツゲが、

多くのお庭で 枯れていたのが印象的でした。

こんなことは これまで長い間 オランダの多くのお庭を見てきて初めてのことでした。

厳しい自然や いろんなことを乗り越えて

来年はまた 元気な姿を見せてくれると いいな・・・。

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2019/09/15

オランダで KUSAMA PUMPKIN! in Voorlinden

数ヶ月前の事となりますが・・・

今年5月初めに乗ったKLMの機内誌に こんな文字を見かけました・・・

THE COULOUFUL WORLD OF YAYOI KUSAMA

草間彌生さんの展覧会・・・?

場所は オランダ・ワッセナーWassennaar・・・

私がまだ訪れた事のなかった Voorlindenフォーリンデン美術館

開催中の展覧会の紹介でした。

Voorlinden190601kusama

会期は2019年9月1日までとのことだったので、

時間ができたら行ってみよう・・・と、

頭と手帳の片隅にメモを残しておきました。

それから1か月ほどが過ぎ、再びKLMに乗った6月のある日。

機内誌をめくると・・・再び フォーリンデン美術館の記事に出会いました。

5月の記事とは異なっていましたが、

引き続き 草間さんの展覧会が紹介され、

さらに 美術館のガーデンについても 紹介されていました!

緑に囲まれた静かなエリアにたたずむ モダンなスタイルの美術館を取り囲むガーデン。

フォーリンデン美術館のガーデンを手掛けたのは、

最近よく耳にしていたオランダの ガーデナーPiet Oudolf ピート・アウドルフ氏 とのこと。

” これは 草間さんも ピートさんのガーデンも 観に行かなくては!!!!! ”

と、6月中頃の ある晴れた日に 行ってきました!!

 

アムステルダムから電車でデン・ハーグ駅DenHaagCentraalへ。

デン・ハーグからは 公共バスで 最寄りのバス停まで(約10分)。

美術館のあるワッセナー地区は、高級な住宅街としても有名で

普段訪れる機会のないエリアを垣間見る事も?楽しみの一つでした。

バスを降りて 歩き始めると、

そこは アムステルダム等の市街地や下町とは違う 緑に囲まれたお屋敷の並ぶエリア。

Voorlinden190602

上結合写真右:「お馬さんが通ります」の標識も!?

そんなお屋敷の中や住人の暮らしを想像しながら 緑の中を気持ちよく歩きました。

バス停から美術館まで のんびり歩いて20分ほどだったでしょうか。

Voorlinden190603

フォーリンデンの入り口を見つけ、森?の中の散歩道を歩き続けました。

池で遊ぶ水鳥や 木々にくつろぐ鳥さん達を眺めながら・・・

 

森を抜けると、木々に囲まれつつも 明るく広がる空間!

風景に溶け込みたたずむ イングリッシュスタイルのマナーハウス(カフェレストラン)。

Voorlinden190604

その奥に静かにたたずむ 白くモダンなスタイルの美術館!

Voorlinden190606

そして美術館を取り囲むように 夏色の花々が眩しく咲き誇る ピートさんのガーデン!

Voorlinden190607 青空の下、緑の中に広がる景色は、

まるで絵画を観ているような 心に残る美しさでした。

Voorlinden - museum & garden

Buurtweg 90, 2244 AG Wassenaar

その日は ”今年 一番良いお天気じゃないかな?”

と思うような好天でした。

( 思えば2019年6月後半の高温異常気象は その頃から始まった・・・)

バス停から歩いた緑の中の道も、ピートさんのガーデンも、

カフェレストラン(マナーハウス)でのランチも、

気持ちの良い青空と風を感じて過ごすことのできた 素敵な時間となりました。

もちろん美術館も、です!

Voorlinden190605

上結合写真: レストラン、テラス席が人気でしたが、レストランの中も素敵な雰囲気でした!

 

資料によると、

19世紀初め、北海NorthSeaにも近いこの地に

ランドスケープパークとして設計されたフィーリンデン。

その後、ランドスケープは再デザインされてきたようですが・・・

40ヘクタールの敷地に 森や牧草地、水辺(池)、ハイキング道等があり、

きっと200年前も100年前も、現在のように とても気持ちの良い場所だったに違いありません。

 

フォーリンデン美術館は2016年開館。

7月にKLMに乗った時の機内誌にもフォーリンデン美術館紹介のページがあり、

(5・6月とも内容は異なっていました)

現在の美術館が開館するまでのストーリーや 館長さんの想い等も掲載されていました。

そのモダンな建造物の設計建造を手掛けたのはKraaijvangerArchitects(オランダ)。

美術館内部に入ると とても印象的だった天井は、

115000パーツのアルミニウムでできているとのこと。

Voorlinden190614

オランダの ささやかな?日光を、

お天気や季節によって最適に取り入れることができるように設計されているそうです。

オランダは太陽の少ない国ですが、

日光の大切さをよく知っています。

日光や光は 建築のデザインやインテリアの重要な要素となります!

 

Voorlinden190610 美術館は 長方体を真ん中エリアと右・左エリアを分けるように

3つのパートに分かれていました。

 Permanent works HIGHLIGHTS

Temporary exhibition

Collection exhibition

 

草間さんのエキシビションは

HIGHLIGHTSエリアで行われており、

水玉パンプキンが 出迎えてくれました!(下写真、ブログ冒頭の写真)

Voorlinden190608kusama

Pumpkin(2009)Voorlinden所蔵

 

余談ですが 私が草間さんパンプキンに出会ったのは これで2回目。

初めて出会ったのは2017年5月東京にて(下写真)。

Voorlinden190609tokyo201705kusama

上写真:南瓜(2007)

2017年5月 国立新美術館にて行われていた

ミュシャ展(2017年5月6日ブログ参照)に行った際に

屋外に展示されていたパンプキン(行けなかったけど同時に草間さん展も開催されていた)

またどこかで草間さんの展覧会があれば行きたいなぁ。

 

パンプキンの奥には この展示会ハイライト!(下写真)

Voorlinden190611kusama

Infinity Mirror Room(2008)Voorlinden所蔵

ワクワクするような草間さんワールド!!

その他 たくさんの草間さん作品を観賞することができました(写真は展示の一部)。

Voorlinden190612kusama

上結合写真左: 「Invisible life(2000-2001)」

中: 「I am dying now, there the death(2014)」

右: 「Narcissus Garden」&「Infinity nets(2010)」

Voorlinden190613kusama

上結合写真左: 「Dots(1999)」

中: 「Box(Cherry)(1999)」

右: 「Infinity Dots(1987)」

 

Temporary exhibitionでは

韓国アーティスト DO HO SUH展(~2019年9月29日) が行われていました。

Collection exhibitionも

様々な感性が刺激されるようなアート作品が展示され、

楽しく過ごす事ができました。

 

美術館を堪能した後はいよいよピートさんのガーデン!

次回ブログに続きます。

 

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2019/08/18

フィレンツェ、4度目への誘いの暗示?! Summer2018

年々増える思い出の詰まったたくさんの写真・・・、

それなりに管理はしていたつもりでしたが・・・??

なかなか書き進めずにいた2018年8月のイタリア旅行、

旅行から10カ月程経ち ブログが旅の後半までたどり着いた頃、

残念な事に気付きました。

旅行後半の一部の写真200枚ほどが・・・抜け落ちていました。

その中には、私がフィレンツェで一番好きな場所が含まれていました(泣)。

当初から”旅の後半の写真が少ないなぁ・・・”とは感じていたのですが・・・。

フィレンツェは3回目だったこともあり、あまり写真を撮らなかったのも事実、

ブログを書き進めるまで じっくり写真を確認することはありませんでした。

普段 私は 数か所の外付けハードディスクで 写真を管理している為、

カメラのSDカードの中の写真は、しばらくの間は保存していますが、

ある程度の時間が過ぎたら 上書きしてしまいます。

今回 抜け落ちに気付いた時、

フィレンツェの思い出写真200枚程は もうどこにもありませんでした。

こんなミスは初めてで(泣)・・・さすがに落ち込みました。

何よりそこに 私の大好きな場所が含まれていた事が とてもショックでした。

でも、これはもしかして ”暗示” なのではないか?と思うことにしたのです!?!?

 

『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

Italy2018firenzeduomo01

今回ブログは、フィレンツェで私が大好きな場所のご紹介と、

夏休み最終日のエピソードで 2018年夏休みレポート最終回としたいと思います。

写真が抜け落ちていた部分は 旅友の写真を借りて ご紹介します。

 

サン・マルコ美術館(修道院)Museo di San Marco

20年前、初めて訪れた時からお気に入りの場所!

今回で3回目の訪問となるフィレンツェで 毎回足を運ぶ 

私がフィレンツェで1番好きな場所です。

Italy2018firenzesanmarco01

上写真: サン・マルコ教会、修道院への入り口は教会入口の右側にあります

Italy2018firenzesanmarco02 14世紀創建、ドメニコ会の修道院。

この修道院に修道士として居住した画家

フラ・アンジェリコFra' Angelico (1395-1455)の美術館となっており、

フラ・アンジェリコやその他の画家さんの 素晴らしいフレスコ画が観られます。

フレスコ画は修道院の様々なお部屋の壁等に描かれています。

上写真: 修道院入口を入ると 聖アントニーノの回廊が迎えてくれる

たくさんあるフレスコ画の中で、

この美術館の代表的な作品が 2階への階段を上がった正面の壁にあります。

階段を上がっていくと、

フワッと 優しく温かい光に包まれるような感覚に襲われます。

目の前に現 れるフレスコ画・・・その世界観に惹きこまれます。

Italy2018firenzesanmarco03

上写真: 『受胎告知』フラ・アンジェリコ(1440~1445年頃)

多くの画家がこのテーマを描き、あらゆる場所で出会う『受胎告知』ですが、

サンマルコ修道院にある フラ・アンジェリコの『受胎告知』は印象的です。

優しく放たれる光・・・、

儚げなピンク色・・・、

引きこまれる透明感・・・、

フラ・アンジェリコの傑作と言われる この作品を眺めていると、

様々な心の雑音が消え・・・、優しい気持ちになり・・・、

あたたかい光に抱かれているような・・・、

不思議なパワーに包まれます。

それは初めて出会った時も、2回目の時も、3回目の今回も 同じです。

今回は 再びこの場所に戻ることができた喜びも加わり、

感無量でした。

この階段を上がった正面の壁を眺めること、

フラ・アンジェリコの『受胎告知』を観ることは、

今回で3度目となるフィレンツェ旅行の目的の 一つでもありました。

それなのに!!

写真の保存ミスをしてしまったことは、痛恨のミスですーーー(泣)。

私にとっては ”今回が見納めかもしれない”

・・・と 思っていた フラ・アンジェリコの『受胎告知』でしたが、

写真が残っていなかったことで、

再度訪れる必要があるのではないか・・・?

フラ・アンジェリコの『受胎告知』に呼ばれているのではないか・・・?

”また いらっしゃい!” という 暗示なのではないか・・・?

と 都合のよい解釈をして、

写真をなくしたショックから なんとか立ち直った私です。

 

『受胎告知』を眺めた後は、

グルリと回廊状に連なる かつて修道士達が寝泊まりしていた独房の数々を

一部屋ずつ覗き、当時の修道士さん達の生活を想像しながら歩きます。

独房の中の壁には、聖書の様々な場面が描かれたフレスコ画等が見られます。

Italy2018firenzesanmarco04

上写真:狭い回廊(写真中)の左右にズラリとある小さな独房を覗くと、

それぞれのお部屋の壁には様々なシーンのフレスコ画が・・・(上写真左・右等)

ブログでご紹介しているフレスコ画は たくさんあるフレスコ画のほんの一部です。

独房以外の場所にも素晴らしいフレスコ画があります(下写真等)。

Italy2018firenzesanmarco05

上写真:『マギの礼拝』フラ・アンジェリコとベノッツォ・ゴッツォリ(1440~1443年頃)

Italy2018firenzesanmarco06

上写真: 『最後の晩餐』ギルランダイオ(1479~1480年頃)

 

数百年もの間、多くの修道士が修業をし お祈りをしてきた修道院・・・

過去には 政治や時代に翻弄され、目を覆いたくなるような歴史もあったようです。

それぞれの時代の修道士さん達の はかりしれない祈りと想いが、

長い時間を越え・・・、

サン・マルコ修道院を訪れる世界中の人々の心へ

不思議な温かさと安心感となって届くのではないでしょうか。

あたたかい光に包まれて 優しい気持ちになれる場所、

ここが私の大好きな場所・・・サン・マルコ修道院です。

 

2018年夏休み いよいよ最終日。

この日の観光はお昼過ぎまでです。

14時頃には一旦ホテルへ戻り、

14時半頃にはバスVolaBus(所要時間約25分)に乗って

フィレンツェの空港Aeroporto di Firenze-Peretola へ向かうスケジュールです。

 

最終日、この日は覚悟を決めて 朝から”この”列に並びました!

フィレンツェ滞在中、何度も通りかかり見かけていた大混雑と長蛇の列。

猛暑の中、並びたくはありませんが、

フィレンツェを訪れたら はやり足を運びたい・・・。

フィレンツェの象徴ドゥオモDuomo/

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂Santa Maria Del Fiore

Italy2018firenzeduomo08

上写真: ドゥオモ(ジョットの鐘楼 より旅友撮影)

イタリアゴシック~初期ルネサンス建築(1296~1436年建造)。

ファサード部分はネオゴシック(19世紀建造)。

遠くから見ても存在感のある建造物ですが、

近くで見れば見るほど、

その大きさ、その眩しさ、その美しさ、その色彩・・・

圧巻です!

華やかでカラフルな外観は 大理石。

貴重となっている白い部分はもちろん、

アクセントとなっているグリーンやピンクも大理石です!

全長153メートル、幅90メートル、高さ107メートル。

クーポラ内径43メートル。

世界で4番目に大きい聖堂だそうです。(ウィキペディア参照)

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は

ドゥオモ、サン・ジョバンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の3つの建造物で構成されています。

サン・ジョバンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼は 入場券が必要ですが、

ドゥオモは入場無料です。

それはつまり・・・この大行列を避けては通れないということです(泣)。

10時オープンのドゥオモ、

前夜までは 朝8時前から並ぼうか・・・と 気合をいれていましたが、

旅行も最終日・・・ゆっくりしたい気持ちが勝り? 結局ゆっくりホテルを出発。

9時半頃ホテルを出て、ドゥオモの行列に並んだのは9:45頃でした(下写真左)。

すでにドゥオモの裏側まで列ができていました。

それから15分後、広報を振り返ると・・・はるか遠くまで?!列が伸びていました(下写真右)。

Italy2018firenzeduomo02

並び始めた頃は日陰だったので助かりましたが・・・、

列が進むにつれて 炎天下との戦いとなりました。

ドゥオモの長い列に並んで待っている間に 出会ったエピソードがあります。

私達の前に並んでいたイギリス人と思われる数人のグループの人達が、

たまに見回りに来るドゥオモのスタッフの男性に声をかけました。

ここで声をかけるとしたら おそらく きっと ほぼ全員が、

「あとどのくらいで入場できるの?」・・・等と、

イライラしながら?(イライラを隠しながら?)

残りの待ち時間を聞くと思います。

少なくとも 私はそう尋ねたいと思っていました。

ところがそのグループの方達の発言は違っていました!

その方達の発言は・・・

その方達の前に並んでいた 見ず知らずの 足の不自由そうだった方を 優先して入場させてあげるべきだ!と。

声をかけられたスタッフの男性は、

当初 ”それはどうにもできない”等 事務的な返事をしていましたが、

場の雰囲気からか?上司に相談したのか?しばらくすると動向が変わり、

脚の不自由そうだった方ご一行を 連れて行きました(優先してもらえたようです)。

そのイギリス人グループの方達だって 文句を言いたくなるほど 限界に近い暑く辛い待ち時間、

それなのに! 他の人を気をかけて、

行動に起こすこと(←ここが大事!)ができるなんて、

素晴らしいと思いました。

暑さと いつまで待てば良いのか分からない待ち時間に

イライラしかけていた自分が恥ずかしいです。

 

イライラしちゃいけない・・・

気を取り戻し、

長い待ち時間は ドゥオモの美しい外壁の彫刻などを観ながら過ごしました。

Italy2018firenzeduomo03

上写真: ドゥオモ外壁の大理石の彫刻やブロンズ彫刻

ブログ冒頭の写真: ドゥオモ外壁のブロンズ彫刻

 

並び始めて約2時間、

Italy2018firenzeduomo04

11:35頃 やっとドゥオモ入り口までたどり着き、

11:45頃 ドゥオモ内に入り、荷物チェック!!

予想通り、いえ 予想をはるかに超えた待ち時間でした・・・

Italy2018firenzeduomo05 内部は 外観と比べるとスッキリした印象です。

持っていたガイドブックには

ドゥオモ内部の美術品がたくさん紹介されていましたが、

並んだ2時間分の暑さと疲労感からか

せっかく中に入れたというのに、なんだか落ち着かず・・・。

ドゥオモ内部も決して涼しくなく(残念)・・・

見学していた時間は30分くらいでした。

それでも印象に残っているのは・・・

やはり 大きなクーポラと 世界最大の天井画でしょう(下写真)。

『最後の審判』(ジョルジョ・バザーリ・他)。

Italy2018firenzeduomo07

ドゥオモ内部の見学時間のほとんどは この天井画を眺めていました。

 

今回のフィレンツェで訪れた観光スポット全てをブログに書ききれなかったので、

備忘録として書き残しておこうと思います。

<フィレンツェ1日目(夏休み4日目)>

ヴェッキオ橋・ピッティ宮殿(5月27日ブログ参照)

<フィレンツェ2日目(夏休み5日目)>

ドゥオモ礼拝堂・ウフィッツィ美術館(7月4日ブログ参照)・

サンタクローチェ教会・ヴェッキオ宮

<フィレンツェ3日目(夏休み6日目)>

ピサ観光(7月21日ブログ参照)

<フィレンツェ4日目(夏休み7日目)>

サンマルコ修道院・アカデミア美術館(7月4日ブログ参照) ・

メディチ家礼拝堂・サンロレンツォ教会・

サンタマリアノヴェッラ教会・(旅友・ジョットの鐘楼)

<フィレンツェ5日目(夏休み8日目)>

ドゥオモ

・・・なんとも暑く忙しかったフィレンツェの5日間でした。

次回(4回目?)訪れる機会があれば、

今度こそ 予定を入れず 観光はほどほどに?

ゆっくりのんびり過ごしたいものです!?

 

最後の最後、空港へ向かおうと

フィレンツェのバスターミナルでバスを待っている時、

雲行きが急変!

フィレンツェが突如 黒い雲に覆われました。

Italy2018firenzerain

空港へ向かうバスに乗り 出発すると・・・

耳をつんざくような雷と

滝のような雨が降り始めました!!!

突然の幕切れ・・・

どしゃぶりの雷雨が

ついさっきまで騒がしかった喧騒もかき消し、

私達が歩いていた足跡も消し去り、

眩しかった太陽も一休み。

あんなに 鮮やかで眩しかったフィレンツェが

雨と土埃のヴェール越しに モノクロームに見えました。

そう、いつか観た 古いイタリアシネマのように・・・。

Italy2018firenzenight

上写真: フィレンツェ3日目の夜のヴェッキオ橋Ponte Vecchio(雨の風景ではありません・・・)

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2019/07/21

12 - 13世紀へ タイプスリップ?! in ピサ Summer2018

毎年5月頃になると、8月の夏休み旅行の計画を立て始めます。

最初は漠然と行きたい場所を思い浮かべ・・・、

徐々に 国や都市の候補を絞り・・・。

6月には滞在都市や移動手段・行程を決め・・・、予約を始めます。

まだ旅に出てもいないのに、計画だけで 旅をした気分になってしまいます!?

計画段階、実際の旅、そして ブログのための 思い出回想?!

私の場合、3度 旅をする感じでしょうか。

・・・まだ続いています2018年夏休みレポート。

『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

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7泊8日イタリアの旅の前半は ジェノバ、後半をフィレンツェで過ごしました。

今回ブログは フィレンツェから足を伸ばした「ピサ日帰り旅行」についてです。

”ピサの斜塔”で有名な ピサPisaは、

ローマ時代より重要な海運の拠点として栄えた港町であり、

10世紀後半には ジェノヴァ・ヴェネツィア・アマルフィと並ぶ 海洋国家として、

12-13世紀には地中海を制覇し 東方まで勢力を伸ばしていたのだとか。

繁栄の時代に ピサ共和国を守っていた

城壁(当時全長6400mほど・12世紀建造)の一部が

現在も残っています。

またピサは、物理学者であり天文学者であり哲学者

ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)の生誕の地でもありますね。

 

夏休み7日目(フィレンツェ4日目)、

フィレンツェFirenzeから 電車に乗って

日帰りで ピサPisa に行ってきました。

フィレンツェ Firenze S.M.Novella駅 から ピサ中央駅 Pisa Centrale まで約1時間。

季節によるとは思いますが、電車は比較的頻繁にありました(約20分毎)。

私達は 少しゆっくりフィレンツェを出発。

利用した電車は 10:28 Firenze S.M.Novella駅― Pisa Centrale 11:28。

お昼頃に ピサのドゥオモ広場へ着く算段です。

ピサ中央駅から ピサの斜塔等のあるエリア(ドゥオモ広場)へは

公共バスで向かいました(約15分)。

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バスを降りて城門をくぐると・・・

そこは・・・時代を越えて 12-13世紀の世界!

 ピサ繁栄の時代へ タイムスリップ!!!

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世界遺産『ピサのドゥオモ広場 Piazza del Duomo』(1987年登録)

広く青い空の下、緑の芝の広場に建つ 白く輝く 美しい建造物・・・

12世紀の人々は、太陽の光や 自然の美しさも計算して

建造物が一番美しく見えるよう設計したのでしょうか。

色のコントラストの美しさと 均整のとれた空間と建造物の配置は、

”ここは天国か・・・”と思うほどでした。

 

ドゥオモ広場へ到着後、

まずはドゥオモ広場の奥にあるチケット売り場で チケットを購入。

一元化されたチケット売り場とシステムは とても分かりやすく、

さすが世界の観光地です!

斜塔へ上る観光客用に、持ち込み禁止のバッグや荷物を預けるロッカーも

そこに完備されていました。

共通チケットは簡単に購入できますが、

「ピサの斜塔」に関しては注意が必要です。

「ピサの斜塔」への入場券は 時間による人数制限があり、

インターネットでの 事前予約販売が行われています。

私達は事前に予約を取っていませんでしたので、

”当日券が買えたら 上ろう・・・”という計画でした。

この時 12:15頃。

一番早くて 15:15頃からの当日券が一人分、

その後は16時台、17時台・・・に 数人分ずつ売り出されていました。

実は私はこの時まで迷っていたのですが・・・

暑さと 閉所恐怖症の為?、

後ろ髪を引かれつつも 斜塔には上らない選択をしました。

ということで、15:15頃の一人分の当日券を購入し

旅友一人で「ピサの斜塔」へ上ることとなりました。

当日券で「ピサの斜塔」に上りたい場合は、

時間に余裕のあるスケジュールで訪れることが必須のようです(2018年8月現在)。

 

チケットも購入、ピサの斜塔の予約も済ませ、

いよいよピサ観光スタートです!

・・・が、その前にまずは ランチ休憩。

広場から伸びるストリートには、カジュアルなレストランや お土産屋さんが並んでいました。

かつて世界の観光地でよく見た(最近はあまり見ない)偽物ブランド品を売るモノ売り?もたくさんいました!?

ピサも観光客が多いとはいえ、大混雑と喧騒のフィレンツェとは違い、

少しのどかでゆっくりした空気が流れていました。

 

Italy2018pisa04 ランチも終え、さあ始めましょう!ピサ観光。

ピサの斜塔の予約時間(15:15)まで じっくりと・・・。

まずは やっぱりここ?!

ピサの斜塔 Torre Pedente(1173着工、1372年完成)!

斜塔との 写真撮影でしょう!!

ピサを訪れる全ての人が やるであろうアクション?!

手で押す?!

もたれる?!

足で持ち上げる?!

ドゥオモ広場では いたるところで(本当に 広場中のあちこちで!)

皆 様々なポーズで 写真撮影を楽しんでいました!!

私もやってみました~!

その時のツイートです。 ( Thura on Twitter )

他にも・・・?!?!

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ピサの斜塔の傾きは 予想以上!想像以上!でした。

地上55.86mのピサの斜塔。

第1工期1173-1178年、第2工期1272-1278年、第3工期13660-1372年。

まっすぐに建造した 1工期後、南側の土質が柔らかかった為、すでに傾き始めたそう。

第2工期で傾きを修正しつつ建造を続け・・・、

第3工期を迎え・・・最終的に傾斜が修正できなかった為、

最上階層のみを鉛直に建造したのだそう。

その後 長い歴史の中でさらに沈下と傾斜が進み・・・。

1990年1月より公開を休止(当時 傾斜5.50度)、

世界中から様々な工法の提案を受け改修工事が行われ、

2001年公開再開となったそうです(傾斜3.99度)。

地質学者さんの見解では、少なくとも あと300年は倒れる危険はないとのこと(2008年)・・・。

その見解から10年、あと290年は大丈夫ってことかな(汗)。

(ピサの斜塔 数値などはウィキペディア参照)

ガイドブックや テレビで紹介され 見る機会の多かったピサの斜塔、

実際 目の前にしてみると、映像などを通して感じていた以上の傾きで、

足を踏み入れるのはちょっと怖いと感じた ビビりの私です(汗)。

かのガリレオも この塔で「落下の実験」等を行ったと言われています(否定的な説もありますが)。

当時の傾きや景色は 今とは違っているのでしょうか・・・。

ピサの斜塔に上った旅友撮影の ピサの斜塔内部と頂上からの眺めは、

ブログの最後で ご紹介します。

 

次に向かったのは

ピサ大聖堂/ドゥオモDuomo(1063~1118年、1261~1272年建設)。

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ドゥオモ広場で 圧倒的な存在感を放つ大聖堂は ピサ・ロマネスク様式。

周りが広場で 建物がなく 開けているためでしょうか、

十字架型のシルエットがくっきりと見えました。

内部も また圧巻。

ドーム型の天井には くっきり煌びやかに浮き上がる

キリストのモザイク(13世紀初制作・下写真)。

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多くの人がカメラを向けていたのは

ゴシック作品の傑作といわれる 説教壇(14世紀初制作・下結合写真左・中央)と

大聖堂のシンボルと言われるのは、シャンデリア「ガリレオのランプ」(下結合写真中央の右側)。

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ガリレオは このシャンデリアの揺れを見て ”振り子の等時性” を 発見したとか、しないとか?

 

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そして次は ドーム型が印象的な 洗礼堂Battistero。

ロマネスク様式の土台に

ゴシックのドームが載っているような構造。

(1152年着工)

コンパクトに見えますが、直径35メートルもあるのだとか。

内部に足を踏み入れると・・・

大きな宇宙に包まれているような

不思議な感覚になりました!

中心には八角形の洗礼槽と教壇。

壁は2重構造になっており、

壁の隙間?にある階段で 上層階へ行けます。

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上結合写真中・右:八角形の洗礼槽

上結合写真左・中:教壇

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上結合写真左・右:壁の間にある狭い階段

上結合写真中:上層階からの眺め

 

洗礼堂の 壁の隙間の階段を上っている時、

女性の美しい声が 洗礼堂全体に 響き渡りました・・・。

洗礼堂はとてもすばらしい音響効果があるそうで、

それを体感できる実演が 定期的に行われているそうです。

Italy2018pisa12

声の方向を見ると、女性スタッフの方が 一人で発声していました。

♪~・・・♪~・・・♪~・・・と、

何度か発声される声が 何層にも重なって 響き続けていました。

まるで何人かで 発声しているかのように聞こえたその響き・・・

観光客も その時は動きを止め 声をひそめ、

素晴らしい音響に耳を傾けていました。

 

最後に見学したのは 納骨堂(墓地)/カンポサントCamposanto(1277年建造)。

ドゥオモ広場の他の建造物とは異なり、

とてもシンプルな外壁(下結合写真・下段右)の 大きな建造物です。

内部に足を踏み入れると、

外観からは想像できなかった 平和的な空間が広がっていました。

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中央には グリーンが瑞々しい中庭(上結合写真・上段)。

回廊部の床は、数えきれないほどの墓石で埋め尽くされていました(上結合写真・下段左&中央)。

何百年も前から この地には この眩しい太陽とともに、

人々の生活や喜びや悲しみがあったことを、

ヒシヒシと肌で感じました。

回廊の壁の数々のフレスコ画や 彫刻等は 修復中のようでした(上結合写真・下段中央)。

ピサは 第二次世界大戦で 何度も攻撃されたそうで、

この納骨堂は 1944年(第二次世界大戦)の攻撃で破壊されたのだそう。

その後 建物は復元されたそうですが、

収蔵されていた多くの美術品は 消失してしまったとのこと。

現在 修復中に見えたフレスコ画等が 戦争被害を免れたものなのでしょう・・・。

 

ドゥオモ広場の周り(一部)には 城壁が残っていました。

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12世紀に建造された ピサの城壁は

当時6435メートル(諸説あり)あったそうです。

現在はその一部が残っていて、

城壁の上を 歩くことができます(無料・2018年8月現在)。

厳しい日差しと暑さのため、私達は 城壁の上を歩きませんでした。

季節が違ったら・・・少しだけでも 歩いてみたかった ピサの城壁です。

当時の町の様子を思い浮かべながら・・・。

 

ピサには ドゥオモ広場以外にも見所があるようですが、

そろそろフィレンツェへ戻りましょうか・・・。

眩しい日差しと 厳しい暑さの続く 夕方5時前、

世界遺産ピサのドゥオモ広場を後にし、

歩いて ピサ中央駅(下結合写真・中央)へ向かいました。

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写真を撮りながら ぶらぶら駅までゆっくり歩いて25分程だったでしょうか。

この時(17時過ぎ)のピサの気温は 33度(上結合写真・右)。

強い日差しと 厳しい暑さ・・・。

それでもピサは フィレンツェより 少しだけ涼しく感じ・・・、

フィレンツェへ戻ることに 恐怖を感じていました!?

 

最後に、旅友が上った ピサの斜塔の内部と 頂上からの眺めです。(旅友撮影)

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上結合写真:塔の中に入ったところには 計測器のようなものがあり、傾斜がはっきり分かる・・・

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上結合写真・中央:塔に入り 上を眺めると、空洞・・・

上結合写真・左&右:すり減った石段に歴史を感じます・・・

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展望階には 大きな鐘が数個設置されているそうですが、使用されてはいない(安全の為!?)

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展望階は2層、展望階から見た大聖堂、写真だけでもちょっと怖い・・・。

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いつまでも変わらないで欲しい ピサの町並み・・・。

 

喧騒のフィレンツェから離れ、

まるで”天国”で過ごしたような、

夏休み旅行中の ”休暇” のように思えた 一日でした!?!?

 

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2019/07/04

美女・美男と再会?! in フィレンツェ Summer2018!

先日 飛行機に乗った際、隣席のご夫婦とお話をする機会がありました。

このフライトは 機内エンタ―テーメントシステムが使えないトラブルに見舞われており、

”映画を4本は観たい!”と思っていた12時間弱のフライト、

映画なしでどうなる事かと覚悟?していたのですが・・・。

隣席のご夫婦がとても気さくな方で いろいろ話しかけてくださいました。

お話をしてみると、

これまでに旅をしたヨーロッパの都市がかなりかぶっていたり、

訪れた観光地、世界の美術館や美術展、興味のある画家や絵画等・・・

共通の興味のある話題が多く、楽しい時間を過ごすことができました。

普段は飛行機の中で人と話すことは滅多にないのですが、

人とのふれあいも良いものだと 再認識させられました。

ということで?今回ブログは 美術館ネタです?!

 

『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

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見どころの多いフィレンツェFirenzeですが、やはりここは外せません!!

今回ブログは、フィレンツェ2日目(夏休み5日目)に訪れたウフィッツィ美術館と

フィレンツェ3日目(夏休み6日目)に訪れたアカデミア美術館についてのレポートです。

【 ウフィッツィ美術館 Galleria degli Uffizi 】

言わずと知れた ルネサンス絵画の宝庫!

私にとっては2回目のウフィッツィ美術館です(1回目は1999年)。

初めて訪れた若かりし頃?は、

今ほど絵画に、特にルネサンス絵画にはあまり興味がありませんでした。

それでも有名どころの絵画には その神秘さに感動したものです。

あれから約20年が経ち・・・

今観るルネサンス絵画は 当時とは違う感動をもたらすに違いありません。

 

世界中の芸術ファンが、

芸術ファンでなくとも フィレンツェを訪れる世界中の観光客みんなが、

足を運ぶウフィッツィ美術館。

いつも長~~~い列ができています。

朝8:15開館のところ 8:30頃に到着するように向かいましたが、すでに長い列。

私達はフィレンツェカードホルダーの列に並びました。

(フィレンツェカードについては 2019年5月27日ブログ参照)

カードホルダーであっても 少し並ぶ必要がありましたが、それは想定内。

並ぶ列が”日向”でない事を祈るだけでした。

8月、朝からド暑いフィレンツェです。

美術館に入る前に体力を消耗するわけにはいきません。

ウフィッツィ美術館はとっても広いんです。

駆け足で2時間、通常3時間、じっくり鑑賞したら4~5時間かかると言われています。

朝早かったためか、列に並びつつも 比較的スムーズに館内に入ることができました。

 

さあ 観賞タイムです。

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長~い廊下(回廊)に沿って ズラリとお部屋が並んでいます。

それぞれのお部屋に、

画家別だったり 時代に沿って たくさんの絵画が展示してあります。

写真は撮影OKでした。

まずは1300年代のシエナ絵画、祭壇画。

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上結合写真左: ロレンツォ・モナコ『聖母戴冠』(1414年頃)

上結合写真右: シモーネ・マラティニとリッポ・メンミ『受胎告知』(1333年)

そして同時代の絵画を鑑賞しながら進むと、リッピ親子の絵画を集めたお部屋。

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上結合写真左: フィリッポ・リッピ『聖母子と二天使』(1465年頃)

上結合写真右: フィリッポ・リッピ+協力者『聖母戴冠』(1439-1447年頃)

フィリッポ・リッピの描く聖母と天使像が、私の中のまさに聖母と天使の姿です!

ピッティ宮殿のパラティーナ美術館でもフィリッポ・リッピの”聖母子”の絵画を観ました。

(前出の 2019年5月27日ブログ参照)

 

いくつかお部屋を進むと・・・

いよいよ ボッティチェッリのお部屋です!!

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上: サンドロ・ボッティチェッリ『東方三博士の礼拝』(1475年頃)

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上: サンドロ・ボッティチェッリ『春/プリマヴェーラ』(1481-1482年頃)

ブログ冒頭の写真も『春』、名画に圧倒される人々・・・。

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上: サンドロ・ボッティチェッリ『ヴィーナス誕生』(1484年頃)

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上: サンドロ・ボッティチェッリ『ザクロの聖母』(1487年頃)

聖母マリアの膝には ザクロを手にしたイエスの姿・・・

さすがに ボッティチェッリの絵画の前は大勢の人が しばらく足を止めます。

私も 近付いたり離れたり、様々な角度から何度も何度も眺め、目に焼き付けました。

ここまでで ウフィッツィ美術館を訪れた目的がほぼ果たせた気もしますが、

まだまだ続きます。

 

次は レオナル・ド・ダヴィンチ のお部屋!

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上: レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』(1475~1480年頃)

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上: ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ヴィンチ『キリスト洗礼』(1473~1478年)

ヴェロッキオとはレオナルド・ダ・ヴィンチの師匠だそう。

この絵を描いた頃には ダ・ヴィンチは師匠を凌いでいたとか・・・。

 

そして今度は ミケランジェロ!

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上: ミケランジェロ・ブオナローティ『トンド・ドーニ(聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ)』(1507年頃)

絵画・彫刻・建築等 幅広い芸術の世界で活躍したミケランジェロですが、

この『トンド・ドーニ』はフィレンツェに現存するミケランジェロの唯一の絵画だそう。

 

そして・・・ラファエロ!!

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上:ラファエロ『ヒワの聖母』(1505~1506年頃)

絵画の中で、聖母のひざの間に立ち 鳥(ヒワ)を撫でているのがイエス、

鳥を持っている子が洗礼者聖ヨハネだそう。

 ピッティ宮殿のパラティーナ美術館でも 複数のラファエロの絵画を観ました。

(前出の 2019年5月27日ブログ参照)

ラファエロの描く女性から 溢れる 柔らかく優しい雰囲気・・・癒されます。

 

ウフィッツィ美術館では まだまだまだまだ たくさんのルネサンス絵画を観ました。

休憩含め 約4時間ほど 滞在していたでしょうか・・・。

足はくたくたになりましたが、心も頭も 満たされました。

心に残る名画の数々・・・

またいつか ウフィッツィ美術館の 美女達に再会する機会があるといいな・・・。

 

【 アカデミア美術館 Galleria dell'Accademia 】

さて、美女と来たら 美男と続きます。

フィレンツェには忘れてはならない美男がいますね~。

彼のいる場所は・・・

フィレンツェ3日目(夏休み6日目)に訪れた アカデミア美術館。

それほど大きくはない美術館ですが、入場には長い列ができています。

フィレンツェガードホルダーであっても (カードホルダーの列に)並ぶ必要がありました・・・。

真夏の炎天下の中・・・(大汗)。

(フィレンツェカードを持っていなければ、もっと長時間並ぶ必要があったと思われます)

そうまでして 会いたかった美男とは・・・?

そう、このお方です!

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上: ミケランジェロ『ダビデ像』(1501~1504年制作)

私にとっては約20年ぶりの再会!

私は20年分 歳をとりましたが!?、

ミケランジェロのダビデ様は 変わらぬお姿で お立ち台?に立ち、

衰えることのない肉体美を 披露していらっしゃいました。

 

今回はフィレンツェを代表する2つの美術館についてご紹介しました。

今後また フィレンツェを訪れる機会があれば 何度でも訪れたい美術館です。

フィレンツェには まだまだ見逃せない場所や 私の大好きな場所?があります。

Summer2018 フィレンツェ編は もう少し続きます。

 

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2019/06/17

Flower Power! Keukenhof 2019

オランダの一番良い季節はいつ?

・・・と よく聞かれます。

私は 夏至の頃から約1カ月半くらいが オランダの最高の季節だと思っています。

日が長く、爽やかに暑い キラキラのオランダの夏です!

今年2019年の夏至は6月22日、まもなくです。

 

今回の「オランダのお花ブログ」は、季節を一つ戻して・・・

オランダの春の屈指の観光名所・絶景観光地キューケンホフKeukenhofについてです。

(2019年3月21日~5月19日)

私は閉園目前の5月中頃にキューケンホフを訪れ、チューリップを満喫し 森林浴を楽しみました。

その時のキューケンホフ園内の様子やチューリップの咲き具合については

前回のブログ (6月9日ブログ) でご紹介しています。

 

キューケンホフには、園内のチューリップやその他のお花・グリーン以外にも楽しみがあります。

園内に複数個所あるパビリオンで行われる フラワーショーと お花の品評会です。

今回ブログでは キューケンホフのパビリオンで行われていたフラワーショーの様子をご紹介します。

20keukenhof2019p

 

2019年のキューケンホフのテーマは『Flower Power!』

1960年代後半~1970年代初め頃、

半社会的運動をしたり自然との共存を思想とした人々でありそのムーブメント

・・・いわゆる ”ヒッピー”!

そんなヒッピー達のスローガンこそが『フラワーパワー』!

ヒッピー達が好んだファッションや色彩、”Love&Peace”(愛と平和)の象徴が ”花” でした。

各パビリオンで行われていたフラワーショーも

『Flower Power!』テイストが溢れていました。

 

=Orange Nassau Pavilion=

Orange Nassauパビリオンでは、

様々なお花のフラワーショーが 週替わりで行われています。

チューリップショー、ヒヤシンスショー、フリージアショー、

ガーベラショー、ローズショー、スイセンやスペシャル球根花ショー、

ガーベラショー、キク&カラーショー、アルストロメリアショー、

トルコキキョウショー、カーネーションと夏のお花ショー。

私が訪れた時は、アルストロメリアとカラーのフラワーショーが行われていました。

21keukenhof2019p

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季節のお花を使ったトレンド感満載の素敵でちょっと個性的なフラワーアレンジも必見です(下写真)。

23keukenhof2019p

館内には『Flower Power!』の色彩が溢れていました!

 

=Willem-Alexander Pavilion=

Willem-Alexanderパビリオンでは、

ポットプランツショーと ポット球根花ショー、

そして アマリリスやユリの等の 球根フラワーショーが行われています。

24keukenhof2019p

25keukenhof2019p

28keukenhof2019p 私が訪れた日、パビリオン半分は リリー(ユリ)ショーの準備が行われていました。

毎年この時期このパビリオンで行われるリリーショーは世界最大規模だそうで、

様々な品種 4500本以上と 1000鉢ものユリが展示されます。

その展示方法・デコレーションから トレンドを見る事もできます。

私は毎年のように キューケンホフのリリーショーを見てきました。

思い返すと15年前・10年前と 最近とでは、

ユリの展示方法が 全く違っているんですよね。

展示方法が変わっているのはユリだけではなく、他のお花全般にいえることですが・・・

トレンドの移り変わりも とても興味深いです。

 

=Beatrix Pavilion=

毎年 Beatrixパビリオンでは、

ランとアンスリウムのフラワーショーが行われています。

思考を凝らしたデコレーションが楽しみの一つです。

ブログ冒頭の写真も Beatrixパビリオンです。

26keukenhof2019p

27keukenhof2019p

ビビッドでゴージャスな ランとアンスリウムは

お花そのもの1本1本にパワーがあり、

このお花達に囲まれていると、知らず知らずのうちに元気になります。

まさに『Flower Power!』!!

 

これからやってくる暑い夏も フラワーパワーで乗り切りたいものです。

 

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2019/06/09

Keukenhof 2019

オランダの短い春があっという間に過ぎ、初夏・・・そして夏へ。

今年も行ってきました キューケンホフKeukenhof!

Keukenhof 2019年3月21日~5月19日

01keukenhof2019

世界で一番美しいといわれる チューリップと緑あふれる公園です。

”公園”という言葉ではイメージできないほど広く(32ヘクタール)、

”森林” が私のイメージです。

7百万本以上の チューリップ・スイセン・ヒヤシンス等 春の球根花が植えられ、

開園期間中に 次から次へと咲き乱れ、広大な敷地を彩ります。

かつては比較的 年配層に人気だったキューケンホフだそうですが、

SNS時代の今、観光客急増!

”インスタ映え間違いなし!”の絶景観光地として

今では 世界中の老若男女 若い人達にも 人気のようです。

私ももう15年以上 ほぼ毎年訪れていますが、

かつては閑散としていた”閉園間際”のキューケンホフ、

近年の観光客の多さには驚きます。

 

日本の桜のように、気候や気温により 開花時期が影響を受けるチューリップ。

季節によって遅く咲き始めたり、早く咲き始めたり、ゆっくり楽しめたり、

あっという間に散ってしまったり。

私がキューケンホフを訪れるのは 毎年ほぼ同時期の 閉園間際の5月前半。

チューリップは完全に終わって公園の大きな樹々の”緑”しかなかった年もあれば、

チューリップも その他の春の球根花も 園内にたくさんあるサクラも満開だったり、

チューリップが終わりがけでも シャクナゲやバラやフジが楽しめる年もあったり。

毎年違う キューケンホフの姿を楽しめます!

今年のキューケンホフは、チューリップ以外の球根花はほぼ終わり、

チューリップも7割方 終わっていた感じではありましたが、

まだまだ十分?楽しめました。

02keukenhof2019

03keukenhof2019

04keukenhof2019

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チューリップとサクラの競演が観られたら最高でしたが、

残念ながら今年は 園内のサクラは終わっていました。

 

そして毎年設定される テーマも 楽しみの一つです。

2019年のテーマは『Flower Power!』

1960年代後半~1970年代初め頃、

半社会的運動をしたり 自然との共存を思想とした人々であり そのムーブメント

・・・いわゆる ”ヒッピー”!

そんなヒッピー達のスローガンこそが『フラワーパワー』!

ヒッピー達が好んだファッションや色彩、”Love&Peace”(愛と平和)の象徴が ”花” でした。

10keukenhof2019

今年のキューケンホフは、

まさに 1970年代のパワーを感じる ”色彩”や ”デザイン”が溢れていました。

 

下の写真は ”Inspiration Gardens”コーナーから。

Flower Power Garden

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09keukenhof2019

このコーナーには、最新トレンドの インスピレーションガーデンが 造られています。

上の Flower Power Garden 以外に、

Happiness Garden、Strawberry Fields Garden、Ibiza Garden、

Forest Cabin Garden、Love&Peace Garden がありました。

今年のキューケンホフのテーマ『Flower Power!』からインスパイアされたネーミングのガーデン達!

どのガーデンも全く異なるデザイン・雰囲気ですが、

色彩やデザインに『Flower Power!』テイストが溢れていました!!

 

5月初め、私が訪れた日の天気予報は ずっと前から”雨”でした。

スケジュール的にその日以外に行けそうもなかった為、

覚悟を決めて?雨の日仕様(ポンチョ必須!)でキューケンホフへ。

(参考までに、薄手のダウンロングコート着用です)

ところが?!

幸い 雨には降られず、雨どころか 曇り空から青空が覗く瞬間も!

曇りの日も雨の日も それぞれそれなりに楽しめるキューケンホフですが、

やはり青空希望・・・チューリップが青空に映えます!

06keukenhof2019

07keukenhof2019

ただ・・・この日は 10度を下まわる 冬のような寒い日でした。(手袋が必要でした!)

手はかじかみ、身体は完全に冷え切ってしまいました・・・

それでも お花やグリーンから パワーをたくさんもらった一日となりました。

まさに・・・Flower Power!!!

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2019/05/27

3度目のフィレンツェ、初ピッティ?! Summer2018

♪~フローレンス~♪

オランダの人達は最大級の好感をもって そう呼びます。

フィレンツェの英語名称ですが、私には オランダで聞くその音のイメージが、一層 美しく素敵に響きます。

イタリアの 芸術の街、ルネサンス発祥の地、花の都フィレンツェFirenze。

私にとってのフィレンツェは・・・今から約20年前の1999年4月(オランダ生活を始めて3か月目)、

当時 想定外?の出来事がいろいろあって・・・

急遽 オランダからアイルランドへ移動することなり・・・、

(1999年6月、2017年9月4日ブログ参照)

その直前、休暇で訪れたのが 私にとって 記念すべき 初!フィレンツェでした。

20年前のその時は、未来の不安よりも、束の間の 解放された(自由な)気分が勝り、美しく楽しかった思い出ばかり。

その後 長い間 私にとってフローレンス♪(フィレンツェ)は いつも憧れで ”一番好きな海外の都市”でした。

2度目に訪れたのは、今から16年程前(2002年年末~2003年年始)。

その時は 年末年始休暇の短い滞在だったこともあり、消化不良気味で・・・

一層 憧れが強くなり、”必ずもう一度・・・!”という気持ちを 持ち続けていました。

 

そして やっと!?!?

再訪を果たしたのが 2018年8月・・・前回から16年も経っていました・・・。

Italy2018firenze01 『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

時が経ったとはいえ、はっきり記憶している 街の色や雰囲気、歴史的建造物の数々。

そして うすっらと記憶に残る 街角やストリートの何気ない風景・・・。

この約20~16年の間に、フィレンツェの街はどう変わったか・・・、変わらないのか・・・。

私自身も それだけ歳を重ね・・・ヨーロッパで過ごした時間も 訪れた地も増えたので、あの頃とは見え方も感じ方も違うかもしれません。

 

様々な想いを巡らせながら ジェノヴァGenovaから電車で約4時間、

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅Stazione di Santa Maria Novella に到着しました。

電車を降り、駅の外へ出てみると・・・もう 完全に知らない街!

うっすら記憶にあった 20・16年前の 駅周辺の様子とは 完全に違いました。

(記憶は間違っていたのか、記憶が勝手に一人歩きしてたのか・・・)

駅周辺は 大都会!大混雑!

駅から近く すぐにわかると思い、しっかり地図を見ておかなかったホテルを 炎天下の中!探しさまよい・・・

ホテルに辿り着くまにで 予想以上の時間がかかってしまいました。

(フィレツツェで泊まったホテルについては 2018年10月28日ブログ参照)

真夏のフィレンツェ、最初の洗礼でした。

この時点で すでに不安を感じた 観光客の多さと ジェノヴァにも負けないくらいの 昼間のド暑さ・・・

 

ホテルに荷物を預け、真っ先に向かったのはツーリストオフィス。

Italy2018firenze02 フィレンツェでの観光をスムーズにするための「フィレンツェカード」(観光用のパス)入手です。

オンラインでも事前に購入できるようですが、私は現地で(左写真)。

カードホルダーであっても、並ぶ必要のある一部観光施設や、

さらに別のチケットを入手する必要のある施設(ドィオモ洗礼堂等)もありましたが、

「フィレンツェカード」があれば どの観光施設への入場もスムーズで 便利でした。

最初の観光施設入場から72時間有効。

観光として訪れ 多くの人が訪れるような人気の観光施設は ほぼこのカードで入場できます。

「フィレンツェカード」(オフィシャルサイト・オンライン購入)

「フィレンツェカード」で入場できる観光施設(オフィシャルサイト)

「フィレンツェカード」入手後は、いよいよフィレンツェ散策に出発です!

 

まずはフィレンツェ観光の中心となる ドゥオモ広場 を目指しました。

フィレンツェのシンボルでもあるドゥオモを目指せば 地図がなくても どこからでも たどり着けます。

ブログ冒頭の写真は2018年8月撮影、20年前・16年前とも変わらない 美しさと迫力でした!

ですが、ドゥオモ広場の様子は なんだか違う・・・。

ドゥオモ広場が、周辺が、もう ものすごい 人・人・人・・・。

観光客の多さに ドゥオモ広場を通り抜けるどころか、近づく気さえ 失いそうでした・・・。

20年前・16年前には感じなかった 恐ろしさすら感じる人混み・・・。

恐れをなしながらも、ドゥオモ広場周辺で レストランを探し・・・。

ほとんどのお店は 屋外のテラス席のみになっていて・・・(私には暑くて 過ごせません)。

なんとか 多少でも冷房の効いた室内に席のあるお店を見つけ ランチ休憩。

散策も、目的地へ向かうのも、ランチも・・・とにかく世界的な観光地は 観光客が溢れていて(私もその一人となっていますが)大変です。

美しさや存在感は変わりませんが、私が長年抱いてきた ”情緒あふれる ♪~フローレンス~♪ ”の姿は、もうないのかもしれません?!

フィレンツェ到着2時間ほどで、すでに私は 人混みのフィレンツェから 逃げ出したい気持ちになっていました。

 

フィレンツェ観光初日、ランチの後に向かったのは  ピッティ宮殿PalazzoPitti。

ものすごい人混みのドゥオモ界隈を通り抜け、ヴァザーリの回廊の下を歩き・・・。

Italy2018firenze04

Italy2018firenze03 上写真「ヴァザーリ回廊」、 左写真「ヴァザーリの回廊」 辺りから見たベッキオ橋。

ちなみに「ヴァザーリの回廊」とは、16世紀にメディチ家が利用していた 現ウフィツィ美術館から ヴェッキオ橋の上を通って ピッティ宮殿へ続く隠し通路。

現在は 自画像コレクション等が展示されており、特別なツアーで入場できるそうです。

近い将来的(2021年?)には 一般にも公開される予定とか?

さあ、このエリアも人が多いですよ、スリに注意!!


何を隠そう、私は20年前に訪れたフィレンツェで 人生初の”スリ未遂”に遭いました・・・。

スリ未遂に遭った後は 一度ホテルに戻り、貴重品を置いて 再度出かけ、気分を変えるべく街を歩き回りました。

若かった?私は、怒りや怖さや悲しさが入り混じる複雑な感情を抱え、このヴェッキオ橋を渡ったことを覚えています。

20年前と変わらない雰囲気の 宝石屋さんが並ぶヴェッキオ橋(下写真)。

Italy2018firenze05

下写真2枚はヴェッキオ橋から見たアルノ川TheArnoの眺め。

Italy2018firenze06

Italy2018firenze07

 

そしていよいよ ピッティ宮殿PalazzoPitti(下写真)へ!

Italy2018firenze08

私にとって3度目のフィレンツェですが、初めて訪れるピッティ宮殿(旅友にとっても 初)!

ルネサンス様式の大きな宮殿は 現在いくつかの美術館となっており、

約400年に渡り収集された美術品や宝飾品が 公開されています。

パラティーナ美術館、君主の居室、大公の宝物庫(銀器博物館)、

近代美術館、衣装博物館等

そして私にとっては最大のお楽しみ?宮殿の庭園 ボーボリ庭園Giadino di Boboli!

 

Italy2018firenze09

まずは パラティーナ 美術館(写真撮影可でした)。

17世紀から収集したという ラファエロを中心とした素晴らしいルネサンス絵画のコレクションです!

Italy2018firenzeart01

上写真左: ラファエロ『大公の聖母』(1505年頃)

上写真右: ラファエロ『布張り窓の聖母子』(1514年頃)

Italy2018firenzeart02

上写真左: ラファエロ『小椅子の聖母』(1514年頃)

上写真右: ラファエロ『ヴェールの女/LaVelata』(1516年頃)

Italy2018firenzeart03pg 

上写真左: ティッツィアーノ『悔悛するマグダラのマリア』(1533年頃)

上写真右: フィリッポ・リッピ『聖母子と聖アンナの生涯』(1452年頃)

他にも たくさんのお部屋の壁面を埋め尽くす数々の絵画、豪華絢爛な天井や壁の装飾、煌びやかな家具屋シャンデリア等のインテリア・・・(下写真)

Italy2018firenzeart04

この地域に繁栄したトスカーナ大公の時代を 思い知らされます。

 

館内の芸術を堪能した後は、憧れのボーボリ庭園!!

Italy2018firenze11

Italy2018firenze10 緑濃い太陽の眩しい季節・・・真夏!

とても美しい庭園ですが、広大な庭園を歩くには 向いた季節ではありませんでした・・・。

当初から分かりきったことであり、覚悟していたことですが・・・。

真っ昼間の容赦のない暑さに 長い上り坂が 追い打ちをかけます!

ただただ ひたすら 黙々と上りました。

地図によると、お庭は さらに横奥にも広がり、もっともっと広大のようですが、とりあえず見える範囲の上まで上り・・・。

上まで上った後は 脇にある茂み?の中の日蔭?の道を戻ることに・・・。

茂みの道では旅友と違うルートを選び・・・黙々と歩き続け・・・、.気付いたら はぐれていました!

しばらく経っても 旅友と合流できなかったので、お庭のどこかで熱中症で倒れたのではないかと お互いに心配したほどです。

その後 友人とは無事合流でき・・・ピッティ宮殿を後にしました。

下写真は庭園の高い所からのフィレンツェの風景。

Italy2018firenze12

ちょうど私達が宿泊していたホテル界隈のランドマークである サンタ・マリア・ノベッラ教会(Basiloca di Santa Maria Novella)が見えました。

フィレンツェの見晴らしは、ピッティ宮殿の庭園からよりも、以前2度訪れた ミケランジェロ広場Piazzale Michelangeloからの風景がよかったです。

特に 20年前 初めて行ったミケランジェロ広場で見た夕焼けの風景は、今でもまるで映画のワンシーンのような美しい思い出ですが・・・、記憶が一人歩きしているかもしれません(汗)。

美しい思い出はそのままにしておこうと 今回はミケランジェロ広場には行きませんでした。

 

混雑の続くフィレンツェのストリートを急ぎ歩き、涼しい(に違いない!)ホテルへ 向かいました。

まだまだ厳しい暑さでしたが、風景は ”夕方”を感じる日差し・色になっていました。

下写真は 夕方のヴェッキオ橋からの風景(8月9日 7:10PM頃)。

Italy2018firenze13

Italy2018firenze14

イタリアの(フィレンツェも)真夏の昼下がりの暑さは厳しい~!

そんな暑さの中にも、こんな 情緒的な変化を感じられるから、魅力があるのかな・・・ ・・・ ・・・。

夜は 少し涼しさを感じる風が吹き、昼間よりも過ごしやすい空気になりました。

美味しいお料理とワインで 日中の暑さと疲れを癒し・・・、

涼しいお部屋で まったり過ごした 16年ぶりのフィレンツェの夜でした。

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2019/05/12

エルミタージュの『ドナ・ヌーダ』?! Hermitage Amsterdam

アムステルダムの赤レンガの家々の壁に 満開のフジが つたい 咲いていた5月初め・・・

ちょうどその頃、マロニエの季節でもあります。

ここの中庭でも、大きな大きなマロニエが お花を咲かせていました!

Hermitage20190503

アムステルダムにあるエルミタージュ美術館Hermitage Amsterdam・・・

ロシア・サンクトペテルブルグにある エルミタージュ美術館の別館です。

Hermitage20190501アムステルダムのエルミタージュ美術館では、常設展示の部分もありますが、ロシアの本館からの貸出作品による様々なテーマの企画展が 開催されています。

 2019年前期の企画展

『De schatkamer!(Treasure!/ 宝庫!)』 (2019/2/2~2019/8/25)

この企画展の中の 興味深い作品に誘われて? 先日行ってきました。

私が初めてエルミタージュ美術館を訪れたのは 昨年2018年5月。

その時も その時 特別公開されていた興味深い作品に誘われて・・・でした(2018年6月11日ブログ参照)。

 

今回気になった作品とは・・・?!

Hermitage's Donna Nuda!!

エルミタージュの『裸のモナ・リザ』 です!

関連記事(HermitageAmsterdamオフィシャルサイト)

ロシア女帝エカテリーナ2世が ダビンチ作品として 1779年に購入したものだそうですが、ずっと真贋が問われてきたそうです。

  『裸のモナ・リザ』といえば・・・フランス・ルーブル美術館にある あの超有名な『モナ・リザ』の 裸バージョン?で、真贋は別として 世界に20点ほどあるとのこと。

Hermitage20190504『モナ・リザ』とは もちろん!レオナルド・ダビンチLeonardo da Vinci の作品です。

左写真は『モナ・リザ』、 エルミタージュ美術館の『裸のモナ・リザ』展示コーナーに掲載されていた資料から。

2019年5月2日は、ダビンチ没後 ちょうど500年でした!

今年は没後500年ということで 何かと話題の多い ダビンチ と ダビンチ作品です。

少し前に こんなニュース(下記)を見聞きし、私も 興味を持っていたところでした。

「フランス・コンデ美術館Conde Museum所蔵の裸婦画『モナ・ヴァンナMonna Vanna』(木炭画)、2017年に依頼したルーブル美術館の専門チームに分析鑑定依頼をした結果、ダビンチ本人の手掛けた作品である可能性があるとの結論が出た・・・」

Hermitage20190505「裸のモナ・リザ・・・」AFPニュース「裸のモナ・リザ」CNN styleポートフォリオ・オランダ(2019-05-02) 、等

 その裸婦画『モナ・ヴァンナ』を ニュースで見た時、素人の私も ”これはダビンチの作品に違いない!”  と ブルッときました!

上写真は『モナ・ヴァンナ』、 エルミタージュ美術館の『裸のモナ・リザ』展示コーナーに掲載されていた資料から。

 

はたして 現在アムステルダムにある エルミタージュの『裸のモナ・リザ』は、ダビンチによる作品なのか、ダビンチ以外の者の作品なのか?

私は エルミタージュの『裸のモナ・リザ』を目の前にし、近づいて・・・離れて・・・何度も近付いて・・・様々な角度から眺めました。

美術館はそれほど混んでもなく!! ロープ等での規制もなく、1センチの距離からでも 何度でも じっくり鑑賞できました!

このニュースを知らなければ、素通りしてしまいそうなくらいの存在感であり?! 他の作品と並んで 普通に展示されていました・・・。

館内は 写真撮影OKでしたので、写真を撮たせていただきました(フラッシュは禁止)。

Hermitage20190506

”もしこれが本物だったら、2度と こんなに近くで じっくり鑑賞することはできないだろうな・・・” と思いながら・・・。

腕・指先・・・口元・表情・・・髪型・髪の毛の細部まで・・・。

Hermitage20190507

Hermitage20190508

ルーブル美術館の『モナ・リザ』と同じ姿勢、腕組、微笑み・・・似てる、似てない、ダビンチ、いや違う・・・?

エルミタージュの『裸のモナ・リザ』は、そんな私達 来館者達を まるで嘲笑しているかのような?・・・微笑みを浮かべていました。

 

おもしろい企画として、来館者が参加できる 真贋を問う投票が行われており(5月3日~)、私も 一票を投じてきました。

(どっちに!?!?)

来館者の真贋の投票結果は 5月末に発表されるとのこと。

そしてこれから 専門家による鑑定も行われることでしょう。

エルミタージュの『裸のモナ・リザ』は 2019年5月17日まで アムステルダムのエルミタージュ美術館で観られるとのこと。

2019年6月になると、前出のフランス・コンデ美術館Conde Museumのダビンチ関連企画展で 展示されるそうです。

Hermitage20190509 左の写真はエルミタージュ美術館で 記念に? 購入したハガキ。

左作品は『Mary and the Christ Child under the Apple Tree, Lucas Cranach de Oudere』。

エルミタージュ美術館では 美女がいっぱい観られます?!

 

エルミタージュの『裸のモナ・リザ』は ダビンチの作品なのか、違うのか・・・

とり憑かれてしまったかのように 絵画の中の微笑みが 頭から離れません・・・。

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2019/04/14

海洋都市ジェノヴァの世界遺産と未来・・・?! Summer2018

「平成」もあと2週間ほどとなりました。
平成11年(1999年)4月、私のオランダ生活が始まりました。
それ以来 元号からは縁がなくなり ”西暦”のみの生活となりました。
たまに帰国し、役所へ提出する書類等を記入する時に、必ず戸惑う元号の欄。
”間違えていますよ”と何度指摘されたことか・・・。
(と同時に、印鑑を忘れたことも何度も・・・印鑑も海外生活では必要ないので)
”このご時世、元号制度はやめて 西暦に統一すればいいのに・・・”
長い間そんな風に思っていました。
が・・・
2018年12月、天皇陛下のお誕生日のおことばが胸に沁み・・・
私は 考えをあらたにしました。
日本の長い時の流れの中に息づく元号には、日本人の文化や 国民の想いがこもり、
時代の区切となり、気持ちの区切りにもなる。
とっても素晴らしい習慣であり 歴史であり 誇りであると 今は心から思っています。
平和だったとはいえ、日本にとって 辛いことも多かった「平成」時代。
「令和」の時代が これまで以上に 平和で 希望に満ちた時代になることを心から願います。

 


前置きが長くなりましたが、今回の「オランダのお花ブログ」は2018年夏休みレポート。
次の夏がもうそこまで来ていますが(汗)、なんとか(2019年の)夏までに完結したい2018年夏休みレポートです。
『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

Italy2018genova21

長い歴史の中で 変動する世界情勢や、時代と共に進化する?人々の営みを見てきた海洋都市 ジェノヴァGenova。
何世紀にもわたり海上貿易の中心地として栄え、13・14世紀頃には ヴェネツィア共和国と 地中海の覇権をめぐり戦ったジェノヴァ共和国。
16世紀頃には”金融都市”として繁栄し・・・。
今回のブログは、そんな繁栄した時代に整備された歴史地区・世界遺産「ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度」(美しい通りと登録された邸宅群 Genoa: Le Strade Nuove and the system of the Palazzi dei Rolli )等、美しいジェノヴァの様子をご紹介します。
Italy2018enova19map
16世紀、国際商業都市として繁栄していたジェノヴァでは、外国人要人・貴賓を受け入れるための 宮殿を格付けし、迎賓館目録(パラッツィ・ディ・ロッリ)に掲載していたそう。
この格付けシステムと ロッリ(目録)に掲載された42の宮殿が ユネスコ世界遺産に登録されているそうです。
歴史地区・現ガリバルディ通り(ストラーダ・ヌオーヴァ)には、ロッリに掲載されている格付けの高い宮殿がズラリと並んでいます。(上地図のオレンジ色の通り・地図クリックで拡大)

 

ジェノバ滞在3日目、朝から 張り切って?!ガリバルディ通りへ向かいました。
翌日には次の都市へ向かうため、一日どっぷりジェノヴァ観光・世界遺産訪問できる最後のチャンスです。
朝ならまだ涼しいに違いない、宮殿ミュージアムの中は きっと冷房がガンガン効いているに違いない!!
というのは・・・浅はかな期待でした。
朝 ホテルを出ると すでにド暑く・・・”厳しい一日になる”ことを覚悟しました。
ギラギラの太陽、痛い陽射しが身を脅かします・・・。
涼しさを期待した 宮殿ミュージアムの中は・・・冷房は稼働していたかもしれないけど・・・屋外とはまた違う暑さ(涙)。
ということで、ジェノヴァ3日目も 酷暑との闘いの一日になりました!

 

思いの外 道幅の狭い ガリバルディ通り(下写真)に足を踏み入れると・・・
Italy2018genova22
ずっと先まで 軒を連ねる 豪華な宮殿の数々。
”圧”を感じる程 両側から宮殿の壁が押し迫り、まるで迷宮に迷い込んだかのようでした。
印象的なのは、建物壁面の”だまし絵”!
土地の狭いジェノヴァでは、実際より奥行きがあるように見せるための”だまし絵”が 壁面に描かれている建物が 特徴的です。
お隣の宮殿同士が まるで競いあっているかのように どれも美しく リアルで、”だまし絵”なのか”立体の彫刻”なのか 錯覚してしまいます。

 

ガリバルディ通りを入ったところから、一軒一軒宮殿の美しさ・豪華さに圧倒され、それぞれの宮殿の 出入り可能だったエントランス・中庭等に足を踏み入れては、グルリと見渡し、写真を撮り・・・
Italy2018genova23no5
上結合写真:ガリバルディ通り5番地(下地図 No.12)
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上結合写真:ガリバルディ通り7番地(下地図 No.14)
Italy2018genova25no8
上結合写真:ガリバルディ通り8番地(下地図 No.15)
ガバルディ通りは ただ歩くだけでも、楽しく過ごせる通りでした。
Italy2018genova20map
(上地図は、ミュージアムチケット購入時に配布された地図、クリックで拡大)

 

ガバルディ通りにある宮殿の中で、下記 3つの宮殿が ミュージアム(Musei di Strada nuova)として公開されていて、宮殿内と ルネサンスからバロックにかけての多くの絵画コレクションが観られます。
私も どっぷり3つの宮殿ミュージアムの お屋敷と絵画等を堪能しました(宮殿ミュージアムの内部の写真がないのが残念ですが)。 
Italy2018genova26no9
上写真:トゥルシ邸 PALAZZO DORIA TURSI:ガリバルディ通り9番地(上地図 No.16)
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上写真:白の宮殿 PALAZZO BIANCO:ガリバルディ通り11番地(上地図 No.18)
(TicketOfficeのところ、白の宮殿の奥がトゥルシ邸、手前が赤の宮殿)
Italy2018genova28
上写真:赤の宮殿 PALAZZO ROSSO:ガリバルディ通り18番地(上地図 No.19)
赤の宮殿には 上階にエレベーターがあり、屋根の上の展望台へ行くことができました!
エレベーターで屋根の上に出ると、屋根の端っこ?を歩き・・・屋根の上を歩き(上り?)・・・。
煙突のような?展望台から ジェノヴァの美しい風景を堪能しました(下写真・ブログ冒頭の写真)。
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高所恐怖症の人は怖いかも・・・?!

 

ガバルディ通りを通り抜け 港方面へ しばらく歩くと・・・
世界遺産・王宮 PALAZZO REALE です。
Italy2018genova30
Italy2018genova31
王宮内部は、圧巻の ロココ様式からバロックの装飾!
ベルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿とさせるお部屋もありました。
お庭は 暑さで 若干 干からびた感じでしたが、お庭とバルコニーから眺めた風景は ジェノヴァのシンボル的風景の一つとして 心に残っています。

 

宮殿見学の後は、港エリアへ向かいました。
Italy2018genova32
涼しい風が吹いてきそうな響きですが、どこまで行っても暑いジェノヴァです・・・。
冷房がキンキンに効いた涼しいレストランうやカフェを探しましたが、見つけられず(そんなところはジェノヴァにはない!?)。
涼しいランチは諦め・・・、港に面した 小さなカフェレストランのテラス席につきました(日陰もない・・・)。
上写真はランチをしたカフェレストランのそば・・・アムステルダムにも似てる場所あり、ちょっと親近感?!
残念ながら日向のテラス席で、ガンガンの太陽の陽射しの中でのランチ・・・。
泣きそうなシチュエーションでしたが、さらに?!
蚊にさされた~(忘れてた、蚊の存在)!!
(蚊さん達も テーブルの下とか プランターの陰とかで涼んでいる様子)
小さなカフェレストランの室内は、冷房が稼働していても、屋外より暑い!?
ジェノヴァ、本当に恐るべしです。

 

その後は 一度ホテルへ戻り、冷房の効いたお部屋で しばらく涼みました。
ジェノヴァで一番快適だった場所は・・・間違いなく ホテルです!!

 

ホテルで涼んだ後、ホテルからほど近い観光スポットへ。
コロンブスの生家CASA DI COOMBO へ行ってみました。
18世紀に復元されたという小さな家でしたが、内部も見学できました。
コロンブスの時代を想像し、この地から始まったコロンブスの冒険・偉業に想いを巡らせました。
コロンブスの家のすぐそばには 他にも見どころが。
Italy2018genova33
上結合写真左:コロンブスの生家CASA DI COLOMBO
上結合写真中:美しい修道院跡Chiostro di San't Andrea
上結合写真右:12世紀の城門跡PORTA SOPRANA(城壁も残っていました)

 

夕方からは ジェノヴァを見張らせるという展望台へ。
15分程でその入り口あたりへ行けると思っていたのですが・・・。
道中のショップのウインドウを覗きながら歩いていたら・・・完全に 道に迷いました(汗)!
来た道を戻ればよいのですが、性格がそうさせてはくれません!?
きっとこっちの方向かな?と適当な”勘”を頼りに歩き続け・・・
公園を抜け、人気のない木の茂った丘(山?)を上り、見晴らしのよい丘の頂上あたりへ出たものの、人気がなくて怖くなり・・・、続く細い道を急ぎ足で駆け下り、石畳の細い坂道を下り・・・
やっと 知ってる場所へ出ることができました。
世界のどこへ行ってもミスばかり(汗)・・・。
のちに地図を見て、彷徨った場所が判明。
こんな方へ向かっていたのか、こんなところを歩いていたのか・・・と呆れます。
ジェノヴァは 一歩入ると 急な!坂道だらけ。
地図を見て わずかな距離だと思っても、そこはものすごい坂道で・・・予想より距離があったり 時間がかかったり、大変だったり!!
ジェノヴァでは 3Dの地図が必要です?!

 

その後、展望台の入り口となっている長~い通路(トンネル?)を歩き、アールヌーボー調の?エレベーターで上がり、展望台へ。
Italy2018genova34
上結合写真右・左:エレベーターを上がったところ
上結合写真中:展望台へのエレベーターへの入り口、この扉をくぐり長い通路(トンネル?)を歩いた先にエレベーターがありました
道に迷い 山?を彷徨っていたおかげで、時間も体力も ロスしましたが・・・
展望台Spianata Castelletto へ出ると、ちょうど 空が 青からオレンジ色へ変化していく時間。
暑さを(初めて?)忘れ しばらくの間、空の色の変化と 港に降り注ぐオレンジ色の光を眺めていました。
Italy2018genova35
上写真:ぐるりと300度ほど?見渡せるカステッレット展望台から、港は写真奥~右手方向
ジェノヴァで一番 脳裏に焼き付いているのは 厳しかったムシっとした”暑さ”ですが(肌にも焼き付いた?!)、ジェノヴァの港を望むこの風景は しっかりと 心に焼き付いています。
今回は 酷暑との闘いで あまり満喫できませんでしたが、またいつか(真夏ではないシーズンに)リベンジしたい 様々な魅力の詰まった港町ジェノヴァでした。
Italy2018genova36

 

2019年3月、イタリアが中国の「一帯一路」に関する 覚書に署名をしたという 驚きのニュース。
これからジェノヴァの港湾整備にも 中国の資金が投入されるとか!?
地中海の港町・・・海洋戦争や経済戦争等、長い歴史の中で翻弄されてきた海洋都市ジェノヴァ。
今回の選択が どのような歴史となってジェノヴァの未来へ続いて行くのか、興味深くもあり、心配でもあり・・・。
過去の繁栄と プライドと、グローバル社会に染まらない古き良き時代の雰囲気が残る イタリアの港町ジェノヴァ・・・
これからも そんなジェノヴァであってほしい と心から願います・・・。

 

 

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