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2020/07/26

日本の”水際対策” 体験談?! 2020年6-7月(2020年8月 追記あり)

***** 追記です!(2020年8月28日) *****

帰国者の皆様、朗報です?!

関西空港の水際対策は2020年8月1日より

唾液採取による抗原定量検査になったそうです!

それにより、待ち時間は2時間程度になったそう。

(空港の混雑具合により3時間程度になる場合もあり)

私の知人が8月末に オランダから関西空港へ

KLMで帰国した際も、

到着から約1時間後には検査は終了し 結果待ちに。

到着から2時間半程で 結果も出て 解放されたそうです!

(もちろん知人も無事 陰性!)

入国して14日間、公共交通機関を利用できない点は

これまでと同じですが、

このシステムなら 比較的スムーズでストレスも少なく、

帰国しやすくなりましたよね。

***** 追記、ここまで *****

 

オランダを出発して1か月、

日本の水際対策による ホテル滞在2週間、

その後 実家で2週間が過ぎました。

オランダでのロックダウンの日々は、

恐怖や不安、ストレスがあったものの、

”オランダ”という船に乗り、

身を任せる覚悟で過ごしました。

あの日々に 窓から眺めていた青空が 心の支えでした。

梅雨の日本に帰国して、連日の 雨のせいでしょうか・・・。

今 過ごしている 日本の ”with コロナ” の世界に感じる不安は

あの頃以上のものとなっています。

オランダの空が恋しいです・・・。

 

今回ブログは 1か月前(6月後半)、

オランダから関西空港へ帰国した日の

日本で待っていた水際対策の経験談です。

Air20200605

状況は日々変化していると思いますので、参考までに。

ご帰国される際には最新情報を確認してください。

 

6月後半、まさに3カ月以上ぶりの社会?!

大緊張の中、

アムステルダムのトラムやバスに乗り、
(利用者は断然少ない・・・)

スキポール空港へ向かいました。

オランダは 2020年6月1日から、

公共交通機関はマスク着用が義務になりましたので、

もちろん私もマスク着用です。

空港には マスク・消毒液の自動販売機が登場(下写真参照)!!

Air20200601
上写真左:空港にあったマスクと消毒液の自販機
上写真右上段:スキポール出発スケジュール、
上写真右下段:スキポール到着スケジュール、
コロナ前は 数分おきに離発着していたスキポール空港も
両手で数えられる程?しか飛んでない状態でした!

オランダに住んで約20年、

これまで一度も(工事用のマスク以外)マスクを

販売しているところを見たことがありませんでしたが、

今や どこでも買える?!

どちらかというと オランダでは、

デザインのあるものの・色・柄マスクがの方が

どこにでも(マーケット・お土産屋さん・洋服屋さんなど)売られ、

”マスク嫌い”なオランダ人達も

ファッションとしてのマスクを (仕方なしに?)受け入れつつあります。

 

私が利用した頃は、

欧州内の飛行機が飛び始め、人も動き始めた頃でしたが、

スキポール空港は まだ人も少なく、飛行機の発着も少ない、

かなり寂しい状況でした(上・下写真参照)。

Air20200602
上写真左:到着スケジュール、上写真右は出発スケジュール

空港内のカフェやレストランの多くは休業中でした。(私が出発した6月後半時点)

Air20200603

 

私が乗った飛行機KLMは、

企業の方達のグループがいたためか、

思っていたよりも乗客が多かった印象です。

とはいえ、機内前方のエコノミーコンフォート席エリアには数人、

エコノミー席は3人・4人席に1人ずつ・・・くらい。

Air20200604
上写真:KLM機内エコノミーコンフォート席

密封されている機内ですが、

各航空会社は、機内は空気が3分で入れ替わる、

手術室と同レベルのフィルターを使用している等の情報を出しているので、

安心して乗ることができました。(信じるしかない・・・)

感染対策の為、機内のサービスは簡素化されていました。

1回目の食事のサービスはありましたが、

食事の後のドリンクサービスはありませんでした。

到着前のお食事サービスもありませんでした。

そのかわり?

簡単なスナックいくつかと お水とミカン2個が入れられたパッケージと

サンドウィッチのパッケージが、

飛行機に乗った時 すでに 席に配布されていました。

機内は 会話をする人もおらず、ずっと静かでした。

私はお手洗いから戻った時や定期的に 

マスクを何度か取り替えて静かに過ごしました。

機内はマスク必須です。

飛行機は予定通り約11時間で関西空港へ到着しました。

さあいよいよ最難関の日本の水際対策が待ち受けています。

 

どちらかというと、

空港での人との接触、検査時の接触の方が

感染する機会がありそうで 心配でした。

 

飛行機到着。(10時45分頃)

到着すると、検疫官(たぶん)が機内にやってきて、

今後の説明がありました。

しばらく機内で待機し、3-4つのグループに分けられ

飛行機を降りました。

最初のグループは、お子さんを連れていらっしゃる方々のグループ。

2番目のグループは、自宅へ帰る人、お迎えが待っている人達など。

3番目のグループは、ホテル宿泊、レンターカーの人など。

4番目のグループは、会社関係
(外国人の企業の方達が結構いた、トランジットだろうか、特別のお仕事の方達だろうか・・・?)。

私は3番目のグループで飛行機を降りました。(11時10分頃)

そのグループには約15人ほどいたと思います。

半年以上ぶりの日本の地、日本の空気です。

係りの人に続いて、空港内を歩きました。

普段は出発する多くの人達が出発ロビーに溢れていますが、

空港には到着した飛行機の私達しかいないような状況です。

検疫官のお話では私達の飛行機の前に、

同じようなタイミングでもう一機到着していたとのこと(たぶんアジア方面から)。

Air20200606covid19 いつもはウイングシャトルで移動する空港内を しばらく歩き、

狭い廊下のような通路へ(左写真)。

通路の両端に 間隔を開けて並べられた椅子に

順番に座り しばらく待ちました。(11時15分頃)

前方には私達の前に飛行機を降りた人達も

座っているようでした。

椅子の座り 静かに約1時間ほど待つと 

前方の方に検疫官と思われる人達が見えました。

検疫官が数人で対応しているようです。

前方の方から 一人一人の検温をし、

機内で記入していた書類の確認をしながら

検疫官は 近づいてきて・・・

私の番に。(12時20分頃)

検温と 口頭での確認、書類の確認などがありました。

その後も しばらくその椅子に座ったまま待ち・・・。

前方からさらに少人数のグループで 椅子を立ち、

移動を始めているのが見えました。

そして私の前後5人がグループとなって、

検疫官の後について移動しました。(12時45分頃)

 

移動した先でも再び書類のチェックがあり、

いよいよPCR検査です!

一人ずつが小さな部屋に通されPCR検査が行われました。(12時55分頃)

鼻から綿棒のようなものを入れる方法の検査です。

”わさびがツンとする感覚です・・・”という説明でした。

痛いわけでもなく、痛くないわけでもなく、

ちょっと違和感を感じるといった感じでしょうか。

検査は簡単に終わり、

マスクを新しいものに取り換えてくれて、

少し広いところで 再び待ちました。

飛行機を降りた時のグループでしょうか、

約15人ほどの検査が終了し 集まった時点で、

検疫官に誘導され、一緒に移動しました。

この後、検査の結果が出るまで ずっと一緒だった人達です。

 

いよいよパスポートチェックへ(13時30頃)。

パスポートチェックの後は、

飛行機に預けていたスーツケース受取り(13時40分頃)。

検査後、名前を再確認されて 入国手続き⇒荷物受取りだったので、

ちゃんと少人数のグループの荷物を ベルトに流すようにしてるのかな。

そして通関を通り、無事? 一連の入国のための行事が終わりました!

 

さらに 検疫官に誘導され、

同じ15人ほどのグループで空港内を移動しました。

それぞれ 荷物のカートを押しながら、

数人ずつエレベーターに乗り2Fへ。

(エレベーターには抵抗がありましたが、
カートがあると2人くらいしか乗れないので密にはならない?)、

空港内のコンビニへ寄り、軽食や飲み物を買っても良いとのこと?!

”まだ検査結果が出てないのに、いいのかな~”と思いながら、

お茶やサンドイッチやヨーグルトを買いました。

そしてまたエレベーターに乗って移動。

普段は一般人は入れない場所と思われる

国際線ロビーのフロアの 端っこの、さらに外の?

「会議室」と書かれたお部屋へ移動。(14時5分頃)

長テーブルと椅子が並べられ、まさに会議室のようなお部屋でした。

私を含めグループの人達は 各々バラバラに席につきました。

やっとたどり着いた日本、

安堵感と疲労感が混ざった気分でした。

この時、スキポール空港を出発してから

15時間程 経っていました。

 

PCR検査後、結果が出るまで 約5時間と聞きました。
(検査結果までの時間は その日の状況により異なるとのこと)

会議室での長い待ち時間の始まりです。

移動途中にコンビニで買った軽食を食べ、

タブレットでインターネットしたり、ぼーっとしたり。

早速 時差ボケも始まり、眠気も襲ってきました。

会議室は建物の屋上?テラス?のようなところにあり、

外に出ることも できたので、

外の空気を吸いにテラスへ出たり、また室内に戻りウトウトしたり。

待っている間に 同じグループにいた数人の方と 少しだけお話をしました。

お一人は スペインからオランダ経由での帰国、

もうお一人は ベルギーからオランダ経由での帰国とのことでした。

(6月15日からEU域内の移動が解禁された)

中には日本人の奥さんがいらっしゃるという外国人男性の方も。

みんな 帰国のタイミングを待っていたんでしょうね。

・・・とにかく、長くしんどい 待ち時間でした。

飛行機で11時間も座っていた後なので、

座っているのも 辛いのです・・・。

 

検査から約5時間が経った頃(19時5分)、

ついに PCR検査結果の発表がありました。

私達同じグループにいた人達 全員 陰性でした!

よかった~。

陰性証明書を受け取り、解散となりました。

Air20200607covid19
上写真:一人ひとり配られた 名前入りの陰性証明書(一部)

同じ飛行機に乗っていた他の方達はどうだったのか尋ねましたが、

自宅へ帰った人達の検査結果はまだ出ていないとのことでした。

 

そして!ついに!やっと!ホテルへ。

お部屋へ入れたのは、

飛行機が関西空港の到着して9時間後のことでした。(20時頃)

※何度も言いますが、陰性結果後のホテル代は 自腹です。

 

日本の水際対策、

到着後 2週間の健康観察が 始まりました。

到着時に提出していた携帯電話へ 

地元(私の場合は愛知県◎◎市)の保健所の担当者さんから

連絡がありました。

その後は 毎日メールにて

体温とその他の症状の有無を報告しました。

宿泊したホテルでも 健康観察があり、

朝と午後の 体温とその他の症状の有無の報告書を

毎日 提出していました。(用紙が2週間分 用意されていた)

 

宿泊していたホテルから空港へは歩いて行くことができ、

お部屋の掃除の時間に 健康維持の為のお散歩に出かけていました。

お散歩ついでに コンビニに立ち寄り 食料を買い込んだり・・・。

陰性者の健康観察の2週間は、決して監禁ではなく、

公共交通機関に乗らなければ 原則 自由とのことでした。

自由と言われても、

誰かに感染させてもいけない・・・、

誰かから感染したくない・・・。

人との接触は避けて、

ホテル滞在中は とにかく時差ボケを治すべく、

規則正しく健康的な日々を過ごそうと

努めていました。

 

6月後半、関西空港は閑散としていました。

Kix20200601
上写真:閑散とした関西空港、多くの出入り口は閉鎖されていました
集約した入り口には、消毒液とサーモグラフィがありました

お土産屋さん等は閉店、レストランも3分の2ほどはお休みでした。

照明を落とした ほとんど人のいない国際線ロビー(下写真)を

端から端まで歩きながら、

賑やかだった つい半年前までの様子を思い出し、

寂しい気持ちになりました。

国際線は ほぼ 欠航でした。

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上写真:薄暗く 人もいない国際線ロビー・・・

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上写真:半年前は大きなスーツケースを持つ人で混み合っていた国際線ロビー

Kix20200604
上写真:ホントに誰もいない国際線ロビー・・・
一日も早く飛行機が飛べる世界になりますように・・・

 

国内線のフロアは、私が滞在していた2週間の間に

だんだん利用者が増えていったイメージです。

国内線の飛行機も ほとんど欠航でしたが、

沖縄方面 等へ 飛び始めていたようでした。(6月末頃)

6月後半は コンビニですら 品揃えが少ない感じでしたが、

6月末~7月初め、飛行機を利用する人が増え始めると

品揃えも 通常に戻って行った印象でした。

 

無事 ホテルでの2週間が経ち、

いよいよ 恐る恐る? 日本の社会へ!

空港から新大阪まで乗った「はるか」は 空いていました。

私が乗った車両には 私しか乗っていなかったと思います。

ですが、まだ不安に思うところもありました。

車掌さんが切符拝見に来ました。

切符の種類によるのかもしれませんが、

従来のように切符を渡して、検札され返されるという方法。

※オランダ・ヨーロッパでは、
イタリアで感染が広がり始めた2月後半には、
電車内の手渡しでの検札は 感染対策の為 なくなりました。
(車掌さんにチケットを渡さずに見せて、スキャンのみして検札)
~とにかく人と人の接触の機会を減らす~

「はるか」を乗り変えた新大阪駅には 人が溢れていて

足がすくみ 戸惑いました。

ホームもエスカレーターも!

それでも コロナ前よりは人出は少ないのだと思いますが、

ソーシャルディスタンスのとられていない 普通の混雑。

全員がマスクをしている日本では、

そんな対策も必要ないのかもしれませんが・・・。

※例えば オランダでは、上りと下りが並んだエスカレーターは、
上り利用者と下り利用者のソーシャルディスタンスを保つため、
外側にだけ乗るような対策がされていました
前の人との間隔も1.5mあけるよう目印がありました
~マスクよりソーシャルディスタンスが重要という考え~

 

新大阪で「新幹線(のぞみ)」自由席に乗ると、

コロナ前の頃よりは空いてはいたものの、

やはり車内は普通?!でした。

間隔をとる為に 一部の席を封鎖しているなどの様子はなく、

乗車人数規制をしている様子もなく・・・。

恐る恐る3人席に座りました。

隣に座る人はおらず、一安心でしたが・・・。

京都からも たくさんの人が乗り込み、車内は混雑状態に。

しまった、調べてなかった・・・

新幹線の空調ってどういう仕組みなんだろう・・・。

想像していたより 新幹線が混んでいたのは 盲点でした。

 

京都駅から 私の隣の隣席に マスクをあごにした女性が・・・。

自由席の一席分の間隔って50-60センチほどですよね、

私はこの数か月間、こんなに人と近い距離で

過ごしたことがありませんでした(震)。

飲み物を持っていたので マスクをしていなくても

仕方がないと思いましたが、

結局 名古屋までマスクをすることなく・・・。

でも 飲み物を飲み続けていたわけでもなく、

飲み物はただの(言い訳の)道具だったのでは?

普段なら 自ら席を移動するとか、

”マスクをしてください”と声をかけることろですが、

新幹線という密封された空間内の、

しかも近距離で、

返事が返ってきても怖いし、

声をかけることもできず、

逃げ出すこともできず・・・(泣)。

怖い思いをしました~。

極度な緊張のため、ヘトヘト・・・。

この日の帰宅時の疲労感は 相当なものでした・・・。

「のぞみ」での経験は 悪夢のように脳裏に残り、

この2週間、ずっと心配でした。

そのため、実家に帰ってからも、

父とは 食事を一緒にすることなく、

あまり接近しないように 過ごしていました。

・・・そして今、やっと!

2週間が無事に過ぎました。

これで やっと安心です~~~(たぶん?)。

 

が、

日本は第2波に 飲み込まれようとしています。

2週間前、新大阪駅から 新幹線に乗って、

日本の、コロナ前とさほど変わらない

世界を見て 感じていた心配・・・。

あれから2週間、

予想していた状況(感染拡大)になってしまいました。

さらに、感染拡大中にも関わらず、

”Go to キャンペーン”までもがスタートし・・・。

日本は どこへ向かうの~?

やっと帰国を果たしたものの、心配は募るばかりです。

 

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