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2020/06/29

オランダのモナ・リザ?! マウリッツハイス美術館Mauritshuis

今回ブログは 世界が変わる前・・・2020年2月後半のお話です。

ちょうどその頃、イタリア北部での新型肺炎流行のニュースが飛び交い始め、

イタリア大丈夫かな・・・?と、

遠くて近い国イタリアのことが気にかかり始めた頃でした。

(その数週間後の3月11日、

パンデミックが宣言され 世界中が大変なことになるとは知らず・・・)

ちなみに オランダの感染者はまだゼロでした。

(オランダ感染者1人目は2020年2月27日)

ですが、中国・武漢での新型肺炎流行のニュースは、

オランダ・ヨーロッパにも暗雲をもたらし始めていました。

1月末頃から 多少なりとも アジア人差別があり、

(オランダは少ない方だと思いますが)

私も 少々 肩身の狭い思いで 行動し、

風邪をひかないように、

目立たないように、

あまり出歩かないように、

ひっそりと?過ごしておりました。(普段から引きこもりですが・・・)

 

そんなある日のこと・・・

オランダ デン・ハーグDenHaagへ行く用事がありました。

オランダで長く過ごしていても
これまであまり訪れる機会のなかったデン・ハーグですが、
今年は2月前半にも 訪れる機会がありました。
2020年2月19日ブログ参照 デン・ハーグ市美術館Kunstmuseum DenHaag 

普段 めったに行く機会のない デン・ハーグ!

デン・ハーグでの用事は 午前中に済ませ、

この機会を逃すわけにはいかない!!と、

長年 訪れたい!絶対行かなきゃ!と思っていた

悲願の場所へ 向かいました!

マウリッツハイス美術館Mauritshuis!

Maurits20200201

 レンブラント『テュルプ博士の解剖学講義』、

フェルメール『真珠の耳飾りの少女』・『デルフトの眺望』等

オランダ黄金期・フランドル絵画名作の数々、

17世紀絵画を中心に所蔵する美術館です!

Maurits20200202

私が訪れた2020年2月後半、

すでに新型肺炎が流行していた中国では、

団体旅行が禁止されており(2020年1月27日から)、

オランダを訪れる観光客も 減っていました。

おかげで?

美術館のチケットも 当日現地で 並ぶことなく購入でき、

待ち時間なく スムーズに入館することができました。

館内も 混んでおらず、

ゆっくり ゆったり じっくり 鑑賞し 過ごすことができました。

 

マウリッツハイス美術館は、

長年 勝手に想像していたよりも こじんまりとした美術館でした。

・・・美術館というより 素敵な”お屋敷”でした!

Maurits20200203

美術館の正面から階段を下りて地下の入口へ、
クラシカルなお屋敷からは想像できない ガラス張りでモダンな雰囲気

Wikipediaによると・・・

17世紀半ば、ヤーコブ・ファン・カンペン設計の

オランダ古典様式建築の代表作だそう。

17世紀、オランダ領ブラジル総督を務めたヨハン・マウリッツ氏のお屋敷。

1704年、内部は火災で焼失しまったそうですが、

外観はほぼ当時の面影を残しているそうです。

 

大きな階段を囲むように 展示ルーム(お部屋)はありました。

Level1 に Room1~8、Level2 に Room9~16、

フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』は

Level2 Room15 にありました。

順路が決まっているわけではないので、

最初から『真珠の耳飾りの少女』が観たければ、

真っ先に向かうことも可能です!

でも私は『真珠の耳飾りの少女』は後回しに!?

Level1のRoom1からお部屋番号の順にぐるりと鑑賞し、

そしてLevel2へあがり、

Room9からお部屋番号の順にぐるりと巡りました。

Maurits20200204

上写真は美術館のLevel1の階段ホール(Room1)と
階段を上がったLevel2の赤いホール(Room16)

それぞれのお部屋に まるでインテリアのように飾られた(展示された)

美しい絵画の数々に導かれながら・・・。

最初のお部屋から、もうそのインテリアに、

展示されている絵画の美しさやその配色に、

魅了されっぱなしでした!!!

 

今回のブログでは、

マウリッツハイス美術館の 代表的な絵画の一部をご紹介します。

(写真撮影はフラッシュなしで可能でした)

 

Maurits20200213

上写真・ブログ冒頭の写真:レンブラントRembrandt van Rijn
『テュルプ博士の解剖学講義 Dr.Nicolaas Tulp Demonstrating the Anatomy of the Arm(1632)』

『夜警』で知られるレンブラントですが・・・、

そのレンブラントが初めて書いた集団肖像画だそう。

斬新なこの集団肖像画『テュルプ博士の解剖学講義 』をきっかけに 名声が高まり、

17世紀のオランダを代表する画家となったそうです。

この絵画を鑑賞し、

レンブラント自身の好奇心や探求心、観察眼があったからこそ、

その後 集団肖像画家として成功を収め、

400年経った現在も 世界中の人を惹き付ける絵画となっているんだなぁ・・・と、

あらためて感じました。

 

  Maurits20200214

上写真左:Rembrandt『’Tronie’ of Man with a Feathered Beret(1635-1649)』
上写真中:Rembrandt『自画像Self-Portrait(1669)』
上写真右:Rembrandt『スザンナの水浴Susanna(1636)』・・・旧約聖書がモチーフ

 

そして・・・!!

Maurits20200210

Maurits20200211

上写真:フェルメールJohannes Vermeer
『真珠の耳飾りの少女Girl with a Pearl Earring(1665)』

”オランダのモナ・リザ”とも称される あまりにも有名なこの少女画との 初対面!!

憂いのある瞳とくちびる、そして輝く真珠のイヤリング・・・

脳裏に焼き付いて離れません。

世界的にも有名な少女画・・・長年 想像が勝手に膨らんでいて、

”少女”の存在感の大きさに対し、

実物の絵画(サイズ44.5x39cm)のサイズが

思っていたより ”小さい” と驚いたのも事実・・・!?

『真珠の耳飾りの少女Girl with a Pearl Earring 』 という映画について
10年以上前にブログを書いたことがありました!(2008年11月09日ブログ参照)

Maurits20200212

上写真:フェルメールJohannes Vermeer
『デルフトの眺望View of Delft(1660-1661)』

フェルメールは宗教画・風俗画・人物画を中心に描いた画家で、

現存している風景画は2点しかないとのこと!?

(もう一点はアムステルダム国立美術館所蔵『小路』)

フェルメールの生きた時代の風景、

数年前に観た『小路』も、今回の『デルフトの眺望』も

絵画を超えて 心に残る風景です。

・・・オランダの風景も 光も空も空気感も 400年経った現在も それほど変わらない!?

レンブラント・フェルメールといえば・・・?! 
アムステルダム国立美術館 2016年5月3日ブログ参照

 

Mautit20200215

上写真:ルーベンスPeter Paul Rubens
『ローソクを持つ老婆と少年Old Woman and Boy(1616-1617)』

光と影の明暗で立体感を表現し モチーフを強調する手法は

カラヴァッジョから影響を受けたものだとか。

写真の印象以上に 実物はインパクトのある作品でした。

 

マウリッツハイス美術館では、美術鑑賞はもちろんのこと、

館内の雰囲気やインテリアの素敵さにも 酔いしれました!

ここに住みたい!と思うほど。

Maurits20200205

他にも 美しく心に残る作品がたくさんありました。

次回ブログで ご紹介したいと思います。

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2020/06/14

オレンジ~パープル~ピンク?  アルハンブラの空の色! in Granada, Summer2019

2020年2月後半頃から突如始まったヨーロッパのコロナ騒動。

一時はどうなることかと思いましたが、

2020年6月現在、ヨーロッパ各国 感染拡大は抑えられ、

約2か月~2か月半ほどストップしていた経済活動が

再開され始めました。

EUの入域制限は、2020年夏には一部緩和される予定のようですが、

これまでみたいに 世界中の人々が

自由に 安心して 旅行ができる世界に戻るには

もう少し時間がかかりそうです・・・。

1日も早く 自由に 安心して移動できる世界に 戻るといいですね。

 

まだまだ続いています、2019年夏休みレポート。

『アンダルシア世界遺産&マドリード美術館 巡り 7泊8日の旅』

Spain2019granadaview01

夏休み3日目は、

世界遺産アルハンブラ宮殿のあるグラナダGranada へ。

2泊3日を過ごしたセビーリャSevillaから グラナダへは、

事前にネットで予約をしていた長距離バスALSA で移動しました。

Spain2019granadaview99

バスの出発時刻は 15:30、グラナダ到着は18:30予定。

夏の日の長い時期なので(遅くまで明るい)、

長距離移動もゆっくり出発、

ぎりぎりまで 時間が 有効に使えます。

当日午後2時ごろまではセビーリャ観光をして、

ホテルへ戻り、タクシーでバスターミナルへ。

2泊3日でも満足できた セビーリャ、

(もちろんもっとゆっくり滞在したかったけど・・・)

街の雰囲気、特に下町の空気感が好きでした。

アルカサル観光:2020年1月19日ブログ参照
セビリア大聖堂:2020年2月10日ブログ参照

 

セビーリャからグラナダへ向かうバスの車窓は、

前日 ロンダRonda1日バスツアーで見た

干からびた?!ヒマワリ畑と オリーブ畑、そして奇岩・・・。

ロンダ1日バスツアー1:2020年3月9日ブログ参照
ロンダ1日バスツアー2:2020年3月29日ブログ参照
ロンダ1日バスツアー3:2020年5月1日ブログ参照

 

大好きなオリーブも 奇岩も、

さすがに変わり映えしない車窓に飽き・・・ひと眠りした頃?!

グラナダのバスターミナルに到着しました。

真昼と変わらぬ日差しが降り注ぐ グラナダ午後6時過ぎ、

じりじり暑い、36度!!!

長距離バスから 市バス?へ乗り換え、観光の中心エリアへ。

バス停も バスも すぐに見つかり、

多くのツーリストと共にバスに乗り込みました。

バスに乗ること約15分、カテドラル前でバスを降りました。

グラナダ(観光エリア)は

私が思っていたよりも はるかに大都会、大観光地でした。

観光客があふれ、旧市街エリアの大通りには自動車も多く、

喧騒の街というのが グラナダの第一印象でした。

 

何よりまずは ホテルへ向かいました。

予約をしていたホテルは

アルバイシン地区Albayzin(かつてのアラブ人地区)の入り口あたりでしょうか、

カテドラルからも近いサンタ・アナ広場Pl.SantaAnaから 脇道に入ったあたり。

賑やかな広場の石畳を歩き・・・、

細い路地へ入り・・・、

狭い階段の道を上り・・・、

狭い坂道を上り・・・、

さらに狭い路地へ クネクネと・・・?!

Spain2019granadaview02

アルハンブラ宮殿よりも古い歴史があるという

迷路のような?アルバイシン!

表の大通りとは全く違う風景と空気感・・・。

完全に迷ってしまった・・・と思った頃、ホテルを発見!

無事にホテル到着です。

 

旅行計画中、グラナダのホテル選びは さんざん迷いました。

グラナダ観光の、アンダルシア観光のハイライト、アルハンブラ宮殿。

そのアルハンブラ宮殿を最も体感したいと思い、2つのエリアで悩みました。

1つは、アルハンブラ宮殿の城壁内にあるホテル(パラドール)・・・。

もう一つは、アルバイシン(宮殿と向きあう丘陵地帯、かつてのアラブ人地区)の

アルハンブラ宮殿、宮殿のライトアップを観ることができるホテル・・・。

これまでに私が訪れたことのある 似たような(?)観光地でも

やはりホテルの選択に迷いましたが、それぞれに利点欠点がありました。

例えば・・・

モン・サン・ミッシェル(フランス)・・・
対岸側に泊まり、観たモン・サン・ミシェルの夜景と朝の風景は忘れられませんが、
修道院のある小島内の 夜や早朝も きっと幻想的だったに違いない・・・
2009年8月22日ブログ2009年8月24日ブログ2009年8月26日ブログ参照

カルカソンヌ(フランス)・・・
シテ(城壁内)に泊まり、感じた空気感や 朝一番の城壁散歩は格別でしたが、
シテ全景は観れない・・・
2016年10月21日ブログ2016年19月28日ブログ2016年11月3日ブログ参照

トレド(スペイン)・・・
マドリードから日帰りで、マドリードでの時間は有効に使えたものの
トレドの夜景や朝の風景は観られなかった
2014年12月5日ブログ参照

きっとどこに(どちら側に)泊まっても

それぞれ素敵な思い出ができるはずですが、いつも迷います・・・。

でも、それも(ホテル選び) 楽しかったりします。

 

今回はさんざん迷った結果、

アルバイシンの入り口辺りのホテルに決め(あまり丘の上ではない)、

アルハンブラ宮殿ビューのお部屋を選び、

夏休み3日目~5日目 グラナダでの 2泊3日を過ごしました。

Spain2019granadaview03

上写真は ホテルの入り口からずっと奥へ続く階段とパティオ、
そして
お部屋のリビングルーム

入り組んだ狭い路地からは 想像できないくらい広いお部屋でしたが、

窓の外は 手が届きそうな距離に壁(路地の向かいの建物)があります!?

はたして宮殿ビューは??(ブログの最後にご紹介します)

 

ホテルに到着すると、スタッフの方がディナーの予約を勧めてくれました。

今回選んだホテルには レストランがなかったので、

ホテルの方に オススメレストランを聞こうと思っていたところでした。

ホテルの方が提示してくれたレストランは

アルバイシン(アルハンブラ宮殿の向かいの丘陵エリア)の丘の上、

サン・ニコラス広場Pl. Mirador de San Nicolásにあるレストラン3軒。

そのうちの一軒を(適当に?!)選び、

ホテルのレセプションを通して予約をお願いしました。

グラナダ滞在中に一度は、サン・ニコラス広場 (展望台)へ

夕焼け・夜景を観るために訪れたいと思っていたので、

お食事をしながら夕焼け・夜景が眺められれば 一石二鳥です。

 

午後9時頃、ホテルからも近いサンタ・アナ広場から タクシーで、

レストランのある サン・ニコラス展望台へ向かいました。

当初は、アルバイシンの路地を楽しみながら

歩いて展望台へ向かうことも考えましたが、

タクシーにして正解でした!?!?

歩いていくことも決して無理ではないですが、かなりの坂道でした。

グラナダほど 平面の地図が役に立たない観光地はありません。

(確か、イタリア・ジェノバでも同じことを思ったような・・・?!)

急な坂道ばかりで、

地図で見る距離の 何倍も 時間がかかりそうでした(体力も必要です)。

”行き(上り)はタクシー、帰り(下り)はのんびり歩いて・・・”

タクシーで展望台へ向かうまでは そんな選択肢もあると思っていましたが、

”帰りも絶対タクシー”と心に誓いました?!

 

タクシーで15分ほど。

(距離はそれほどではありませんでしたが、
道が狭く 車も多く 歩く人も溢れているので 時間がかかりました)

展望台へ到着すると、

まさに ”これぞ 人だかり!”という風景が 目に飛び込んできました!

Spain2019granadaview04

石垣に ズラズラ~リ!!

(写真の人垣の先には石垣があり、その石垣こそ最前席!ずらりと人が座っていました)

大勢の観光客が この時間を待っていたのでしょう。

慌てて見晴らしのよさそうなところへ行きましたが、

隙間に入ることもできないくらいの”人垣”でした。

すでに”ショー”は始まっていました!

夕焼けです。

Spain2019granadaview05

Spain2019granadaview06

オレンジ色に光るアルハンブラ宮殿、

そして背後に 黄金色に輝くシエラネバダ山脈。

刻々と変わる色の空・・・。

暑さも喧騒も疲労も忘れ、

この日の1日が この時間の為にあったんだ・・・

と、思えるほど 美しい風景でした。

午後9時半からのディナーの予約を忘れかけました!

慌ててレストランへ向かおうとしましたが、

サン・ニコラス広場界隈には レストランが何件もあり・・・、

しっかり調べていなかったため 簡単には見つかりませんでした(汗)。

 

空が少し暗くなってきました・・・。

Spain2019granadaview07

焦って探し回り 見つけたレストラン(下写真)。

Restaurante Mirador de AIXA

通されたテーブルは・・・

アルハンブラ宮殿ビューのテラス席でした!!!

グラナダの街も遠くまで見晴らせます!

当日、しかも直前に予約をしたのに、

素敵な風景を観ながらお食事がいただけるなんて・・・(感涙)。

Spain2019granadaview08

 

刻々と変わる空の色・・・

トワイライトの空に馴染んでいくアルハンブラ宮殿・・・

Spain2019granadaview09

Spain2019granadaview10

グラナダに到着してからもずっと暑く、汗を流して過ごしていましたが、

気付けば いつの間にか涼しく、肌寒いほど!?

日中は36度・体感40度超えでしたが、

食事が終わるころには・・・なんと20度になっていました!

Spain2019granadaview11

そして 漆黒の空に浮か上がる魅惑的なアルハンブラ宮殿・・・。

美しい自然と一体化したアルハンブラ宮殿の美しさに魅了され、

いただいたお料理もワインも覚えていないくらい!?

感動の時間を過ごすことができました。

 

そして最後に・・・、

宿泊したホテルのアルハンブラ宮殿ビューのお部屋から見えたアルハンブラ宮殿。

Spain2019granadaview12

パープル~ピンクの朝焼けの風景は朝7時頃!

ブログ冒頭の写真もお部屋からの風景。

さすがに丘の下の方のホテルだったので

”宮殿ビュー”とはいえ 見えたのは 宮殿の先端?だけですが・・・。

それでも 紫~ピンク色に染まる空には感動しました!

写真の中の青空のカットは お部屋の別の窓から、なんと夜8時半頃!

朝焼けのアルハンブラ宮殿を
サン・ニコラス広場から見たらどんな風に見えたんだろう・・・、
アルハンブラ宮殿側からの眺めはどんなだったんだろう・・・、
やっぱり気になる・・・

 

そしてもう一つ驚いたのは 朝の気温!

なんと・・・18度、涼しい!!

オレンジ~パープル~ピンク~・・・

移り変わる美しい空の色は、

地形や気象(激しい気温の変化)がもたらすのでしょうね・・・。

まるで映画のシーンを観ているようなグラナダの空でした。

 

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