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2020/01/19

緑と青空と 黄金の宇宙?! アルカサル in Sevilla, Summer2019

灼熱のセビーリャからスタートした2019年夏休み。

『アンダルシア世界遺産&マドリード美術館 巡り 7泊8日の旅』

夏休み旅行前半は スペイン・アンダルシア地方を巡りました。

1日目~3日目は セビーリャ(セビリア)Sevilla。

2日目は ロンダ一日バスツアーに参加予定だったので、

(ロンダツアーについてはまた後日・・・)

セビーリャでの時間は

1日目の到着後の半日、2日目のバスツアー後の夜、

3日目の次の地への移動までの半日 のみ。

限られた時間の中で はずせないのは やはりここでしょうか。

Real Alcázar de Sevilla アルカサル

Spain2019alcazar01

1987年 「セビリア大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館」の一部として

ユネスコ世界遺産に登録されてる スペイン王朝の宮殿。

イスラム文化の様式とキリスト教建造様式が融合した

スペインの建造様式・ムデハル様式の豪華な宮殿。

イスラム建築独特の 漆喰やタイルでできた

細かいアラベスク模様の装飾が特徴です。

 

世界中から観光客の集まるアルカサル・・・、

チケット事前購入は必須だったのに、

あれこれ事前に手配するものが多いスペイン旅(個人旅行)、

アルカサルの手配をすっかり忘れていました(汗)。

ホテル到着時に ホテルクロークに依頼。

旅行3日目 午前10時30分からの アルカサル入場のチケットを

手配してもらうことができました(ホッ)。

 

さあいよいよ アルカサル!

まるでおとぎ話に出てくるお城そのもの!?

円柱の上のギザギザ三角屋根、そして馬蹄形アーチ・・・。

子供のころ絵に描いたような、いわゆる”お城”の形をした?

赤い門が アルカサルの入り口です。

Spain2019alcazar27m

上写真:王冠をかぶるライオンのタイル画が掲げられた赤い「ライオン門」、

左写真は 前夜 夕焼けの21時半ごろ下見に行った「ライオン門」(まだ明るい!)

観光当日、チケットの予約時間の10時半少し前に門前へ行くと・・・

長くのびていた行列(チケット予約 お願いしてよかった・・・)。

そんな行列を横目に 門をくぐりました。

ライオン門をくぐり イスラム時代の古い城壁を通り抜け 進むと

アルカサルのハイライト「ペドロ一世の宮殿」が

待ち構えていました。

Spain2019alcazar21

上写真:「ペドロ一世の宮殿」入り口とイスラム時代の古い城壁

「ペドロ一世の宮殿Palacio del Rey Don Pedro」は名前の通り、

ペドロ一世が アルハンブラ宮殿(グラナダ)を意識して造らせた宮殿(14世紀)。

その「ペドロ一世の宮殿」で最も美しいのが

「大使の間Salon de los Embajadores」!!

Spain2019alcazar22

上写真・ブログ冒頭の写真:「大使の間」

スギの木組みの天井ドームは ”宇宙”を表しているそう。

その情報を知らなかったとしても、やはり”宇宙”!

ドームを見上げると 大きな宇宙に吸い込まれるような感覚になりました。

その他 どのお部屋も 壁や天井にびっしりと施された

漆喰細工やモザイクタイルは 息をのむほどでした。

Spain2019alcazar23

上写真:吹き抜けのガラス天井から 差し込む光に

映し出される装飾が神秘的な「人形の中庭Patio deLas Munecas」

Spain2019alcazar24

Spain2019alcazar25

 

様々な色彩・デザインで装飾された いくつかのお部屋を抜けると、

細長い池のある中庭にできました。

Spain2019alcazar26

上写真:「乙女の中庭Patio de las Doncellas」

イスラム建造物の特徴でもある細長い池、

その水面を取り囲むグリーン、

さらにそれを囲む回廊のアーチや 装飾は、

差し込む太陽の光に照らされて

濃淡がくっきりし さらに美しく輝いていました。

太陽・光・水・緑・・・そして装飾、

自然と 造りこまれた美の融合、

まさに時代を超えた素晴らしい遺産です。

 

続いては、建造様式の異なる

アルフォンソ10世(13世紀)による「ゴシック宮殿」(下写真)。

Spain2019alcazar12

 

特徴のあるお部屋や 美しい装飾は まだまだありましたが、

ブログでは割愛して・・・

Spain2019alcazar17 ここからは庭園!

宮殿の何倍も広いお庭。

左地図の 緑・黄緑色の部分がお庭です。

スタイルの違うお庭や池が

いくつもあるようです。

 

池・水・井戸・滝?!は イスラム建造の特徴でしょうか。

Spain2019alcazar13 

上写真:「マーキュリーの池Fuente de Mercurio」

マーキュリーの像のある池の脇に建つ建物の壁面から

流れ落ちる水や水面が、キラキラ太陽に反射していました。

「マーキュリーの池」の奥のゴッツイ建物からは

イスラム時代の古い城壁がお庭の奥の方まで伸びていました。

その城壁は 回廊となっていて 城壁の中を歩くことができ、

広いお庭(の一部?)を見渡すことができます。

Spain2019alcazar14m

真夏のスペイン、炎天下のお庭を歩く勇気はなかったので(汗)、

城壁の回廊から きれいにお手入れされたお庭を見学。

眩しい太陽と 澄んだ青空の下、

にょきにょき伸びるヤシの木が 異国感たっぷりです。

Spain2019alcazar15

真夏でなければ、広大な それぞれ趣の違うお庭を

ゆっくり歩いてみたかったです。

 

8月・真夏・・・酷暑のシーズンのわりに

アルカサルには 思いのほか ”緑”が多く、

イスラム建造の特徴でもある”水”も多く取り入れられていて、

写真を見返す限り、さわやかな印象が残ります。

Spain2019alcazar16

40度にも迫る8月のお庭、

お花も干からびずに?! みずみずしく咲いていました。

旅行の記憶をたどると、

セビーリャは 20度ほどと涼しい朝から始まり、

グングン気温が上がり、お昼ごろには35度を超え、

夕方ごろには39度(夏はまだ日の高い時間帯)!

厳しい暑さと朝晩の気温差が

豊かな緑を育て、きれいなお花を咲かすのかな。

春や秋は どんなお花が咲いているんだろう・・・。

文化や歴史はもちろん、

日本ともオランダとも異なる気候も・・・

興味深い セビーリャです。

 

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2020/01/12

2019~2020 年末年始の絵画鑑賞! in JAPAN

2020年が始まって10日ほどが経ちました。

年末年始、世界では なにかと過激なニュースが飛び交い・・・、

気がかりな2020年の始まりとなりました。

今年は東京オリンピックもありますし、

穏やかで明るく楽しい一年になると いいですね。

 

私は 日本での クリスマス・年末年始休暇に

自然?を満喫し 芸術を堪能し、

パワーを充電+++!!

ただ・・・半年間頑張って?キープしてきた体重と体形が

残念なことになってしまいました(涙)。

この点については、2020年 マイナスからのスタートです。

 

今回の「オランダのお花ブログ」は、オランダにもお花にも関係ありません。

年末年始に訪れた美術展などについてのレポートです。

Art202001japan

秋からの帰国期間中には

いくつもの魅力的な美術展が 日本各地で行われていましたが、

年末年始の限られた時間に

3つの美術展に足を運ぶことができました。

 

 【オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち】

横浜美術館(2019年9月21日~2020年1月13日)

Art2020201912yokohama01 横浜美術館開館30周年を記念した

美術展だったそうで、

パリのオランジュリー美術館所蔵の

13人の画家の約70点の絵画が来日したとのこと!

チラシ画像は ルノワール『ピアノを弾く少女たち』

(1892年頃)

 

シスレー・モネ・ルノワール

マティス・ピカソ・モディリアーニ

マリーローランサン・ユトリロなど・・・

印象派の代表的な画家さんたちの名画揃い!

 

美術展はとても素晴らしく、

画家別に展示され 観やすく、

内容もボリューム的にも 親しみやすい展覧会でした。

女優 上白石萌音さんのオーディオガイドも よかったです。

Art2020201912yokohama04

私はパリのオランジュリー美術館に行ったことがありません・・・。

厳密にいうと、20年ほど前にオランジェリー美術館を訪れました・・・が、

ちょうどその時 改修工事中で 休館中でした。

その後は、”そのうち そのうち・・・”と思っていましたが、

”近いいつか 必ずオランジュリー美術館へ行こう!”と

20年越しのリベンジを誓いました!

 

横浜美術館は 私にとって初めてでしたが、

館内は落ち着いていて居心地もよく、好印象でした。

Art2020201912yokohama03 xx年前のことですが、

2年ほど横浜に住んでいたことがあり・・・、

当時まだ開発途中?だった

”みなとみらい地区”の変化を見ることも

楽しみの一つでした。

あいにくその日は冷たい雨が降っていて・・・

みなとみらい地区を満喫できませんでしたが、

人が溢れていて ただただ圧倒されました。

あの頃(若かった頃)大好きだった横浜・・・、

もう そこに私はおらず・・・(当たり前ですが)、

私の街ではなくなっちゃったな・・・と、

違う人生を選んで進んできた年月を想い、

少し寂しくも感じた 年末でした。

 

【ゴッホ展】

 上野の森美術館(2019年10月11日~2020年1月13日)

Art2020201912ueno01 私の暮らすアムステルダムには ゴッホ美術館があり、

画家ゴッホは身近な存在です。

ゴッホの絵画を観る機会も多いのですが・・・、

今回この美術展に

世界中からゴッホの作品が約40点、

他にもハーグ派の作品や、

モネ・ルノワール・ピサロなど

印象派の作品も約20点来日するという!

上野のゴッホ展に行かないという選択肢は

ありません!

思えばここ3年間ほど 毎年訪れる機会のあった上野の森美術館。

比較的こじんまりとしていてお気に入りです。

が・・・さすがに年末?ゴッホパワー!?、

大混雑でした。

Art2020201912ueno02

美術展では

ゴッホの生い立ちと共に変化していった作品が

わかりやすく 時代別に展示され、

それぞれの時代に 影響を受けあった

他の画家たちの作品なども紹介されており、

ゴッホ初心者にも わかりやすく伝わりやすく 、

親しみやすい展覧会でした。

ゴッホの作品は どの時代も 惹きこまれるものがありますが、

それでもやっぱり!

アルル時代から晩年のゴッホの作品は

どれを観ても 何度観ても ほんとスゴイ、素晴らしい!

今回の一番の目玉は やっぱりチラシ画像の・・・

ファン・ゴッホ『糸杉』(1889年6月)メトロポリタン美術館所蔵

『糸杉』の中に描かれた細い三日月が

ゴッホにとってどんな存在だったのか・・・思いを馳せました。

見応えたっぷりの『ゴッホ展』です!

 

【コートールド美術館展 魅惑の印象派】

愛知県立美術館(2020年1月3日~3月15日)

Art2020202001aichi02 ロンドン・コートールド美術館から

マネ・ルノワール・ドガ・セザンヌ・ゴーギャンなど、

印象派・ポスト印象派の絵画・彫刻など

約60点が来日。

左写真・ブログ冒頭の写真は

コートールド美術展から。

写真スポットに ソファーと共に

掲げられていた ルノワール。

こうして見ると本物みたい!?!?

ルノワール『桟敷席』(1874年)

テーマや構図が 斬新です。

この時代のパリの社会・文化に 思いを馳せました。

チラシ画像(下)は マネ最晩年作品

Art2020202001aichi01

『フォリー・ベルジェールのバー』(1882年)

期待を裏切らない大作、見応えありました。

その他にも 心が震えるような 素晴らしい作品が揃っていました。

コートールド氏のセンスを感じられる 素敵な美術展でした。

 

ここからは 年末年始に観たアート、番外編です!?

【天女像 まごころ】 

Art2020201912magokoro01

彫刻家 佐藤玄々(1960年)

重要文化財 日本橋三越

高さ約11メートル、

瑞雲に包まれた天女が花芯に降り立つ瞬間の姿を掘り出した

極彩色の木彫像。

樹齢約500年のヒノキが使われているそう!

Art2020201912magokoro02

とにかくすごい世界観!

表も裏もすごかった!

若い頃には興味のなかった分野ではあるけれど、

日本人として これまで知らなかったことが悔やまれました。

 

【ダニエル・オストの花のアート】

名古屋JR高島屋(2019年12月26日~2020年1月7日)

Art2020201912ost

ベルギー 花の巨匠ダニエル・オスト氏による作品。

xx年前、私がオランダでお花修業をしようと

思い立つきっかけとなった??フラワーデザイナーさんです。

竹と松とツバキと・・・仏手柑(ブッシュカン)!

クリスマスが終わり お正月を迎える日本に

ぴったりなイメージの

オスト氏らしさ溢れる作品でした。

 

さあ、2020年がスタートしました。

今年はどんなアート・芸術・絵画に出会えるかな。

日々のせわしさに 後回しになりがちですが、

積極的に時間を作っていきたいと誓う 年の初めです。

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