フォト
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

オランダのお花ブログINDEX

無料ブログはココログ

« 2019年1月 | トップページ | 2019年3月 »

2019/02/10

UENOで再会?フェルメール! in TOKYO

今回の「オランダのお花ブログ」は、2018年秋~年末 私が帰国していた時に訪れた いくつかの美術展についてのレポートです。

2018年後半は、夏休みに訪れたイタリアでの美術館巡りで お腹一杯?になっていたので、あまり美術鑑賞には積極的になれずにいたのですが・・・。

そんな中でも ”この機会に 絶対に観たい!!”と 足を運んだのが 東京・上野で行われていた『フェルメール展』です。

Art201812vermeer01

ヨハネス・フェルメールJohannesVermeer(1632-1675)・・・ といえば、アムステルダム!

アムステルダム国立美術館Rijksmuseum!

アムステルダム国立美術館で フェルメール絵画を観賞した時の感動は、今もまだ昨日のことのように記憶しています。

まもなく3年も経つとは びっくりです・・・(2016年5月6日ブログ参照)。

アムステルダム国立美術館では、フェルメール絵画 数点が 手に届きそうな距離に並び 身震いしました(写真も撮れたし!)。

今にも動き出しそうな、会話が聞こえてきそうな、日常にあるリアルなシーンの描写。

フェルメールの描く 女性達に恋をしてしまいそうなくらい、絵画の中の女性達の 意味ありげ?で 魅力的な表情は 今も忘れられません。

そして今回 上野で再会できる?フェルメール作品もあるとのこと、楽しみです!


『フェルメール展』 東京・上野の森美術館(2018年10月5日~2019年2月3日)

Art201812vermeer02

現存35点と言われるフェルメール作品のうち9点が 世界の美術館から貸し出され、上野の美術展の目玉”フェルメールルーム”に一同に並べられる!

フェルメールの作品が、そんなにたくさん!? 一度に観られるなんて すごいことです!

一部作品入れ替え制で、私が訪れた時は下記7点のフェルメール作品展示でした。

「マルタとマリアの家のキリスト」 スコットランド・ナショナル・ギャラリー

「牛乳を注ぐ女The Milkmaid」 アムステルダム国立美術館

「ワイングラス」 ベルリン国立美術館

「リュートを調弦する女」 メトロポリタン美術館

「真珠の首飾りの女」 ベルリン国立美術館

「手紙を書く女」 ワシントン・ナショナル・ギャラリー

「手紙を書く婦人と召使い」 アイルランド・ナショナル・ギャラリー

会場にはフェルメール作品と、フェルメールと同時代の17世紀オランダ絵画、合わせて約50点が下記のような構成で展示されていました。

①肖像画、②神話・宗教画、③風景画、④静物画、⑤風俗画、・・・そして⑥フェルメール!

構成は なるほど 分かりやすく、オランダの当時の生活や文化が リアルに伝わり、”黄金時代”と呼ばれるオランダを 感じることができました。

フェルメールの作品のみがずらりと展示された”フェルメールルーム”・・・、フェルメールとその作品の長い歴史や時間を思うと・・・それはそれは”夢のお部屋”のようでした。

また今回の美術展の試み?、”日時指定入場制” や 女優・石原さとみさんの音声ガイド(来場者全員無料貸し出し)、全作品の解説が(比較的大きい文字で!)掲載されたハンドブック(全員無料配布)は、絵画鑑賞に集中できて すごくよかったです。

ブログ冒頭の写真は、ミュージアムショップで買った「手紙を書く女」のクリアファイルと 配布されたハンドブック。


余談ですが、「牛乳を注ぐ女」の旅?も とっても興味深いですよ?!

「牛乳を注ぐ女」は、ルイ・ヴィトン製LouisVuittonの 特製トランクに入れられて、アムステルダムから 東京・上野へ行ったのだそうです。

その様子のショートムービーが、ルイ・ヴィトン オフィシャルサイトで紹介されています(下記リンクから)。

SAVOIR-FAIRE FOR THE CUSTOM ”THE MILKMAID”TRUNK(ルイ・ヴィトン オフィシャルサイト)

Twitter記事も(2018.10.17, @Louis Vuitton)。

 

「牛乳を注ぐ女」は、東京会場に続いて開催される大阪会場(2019年2月16日~5月12日)には行かなかったんですね。

ちょうどアムステルダムに帰って来た時の記事がありました。

Twitter記事(2019.2.8, @Rijksmuseum)参照。

今回『フェルメール展』を訪れて ”フェルメール熱”は高まり、まだ観たことのないフェルメール作品が観たくなりました。

特に「真珠の耳飾りの少女」!

所蔵されている マウリッツハイス美術館Mauritshuisは、オランダのデン・ハーグにあり、いつも頭にありながら、なかなか訪れることができていません。

今年こそ!?訪れたいものです。


2018年秋~年末までに訪れた美術展は他に・・・

『フィリップ・コレクション展』三菱一号館美術館(東京・丸の内:2018年10月17日~2019年2月11日)

Art201811phillips01

Art201811phillips02印象派~印象派以降の ドガ・モネ・ゴッホ・セザンヌ・ゴーギャン・クレー・ピカソ・ブラック、近代画家マネ・クールベ・コロー・ドラクロア・・・

アメリカの美術コレクター ダンカン・フィリップス氏(1886-1966)のコレクションからの企画展。

フィリップス氏の旧私邸をもとにした私立美術館フィリップス・メモリアル・アートギャラリーから、19世紀以降の上記巨匠達の作品75点が、三菱一号美術館にやってきました。

今回の美術展では、彼の人柄や収集作品への思い入れ等を感じることができました。

いろいろな場所で開催される 様々な視点からの美術展の中で、初めて ”コレクター系美術展”にも 興味を持ちました。

(これまでアートコレクターに対しての 私の勝手な偏見があったかも?)

また、19世紀建築の私邸をもとにしたフィリップス・メモリアル・アートギャラリーに飾られる作品の様子が写真で紹介され、今回の会場である 三菱一号館美術館の洋風の雰囲気とマッチし、まるで現地で観賞しているかのような気分になりました!

ワシントンにある フィリップス・メモリアル・アートギャラリーも 訪れてみたい・・・(遠い願望・・・)。


『フィリップ・コレクション展』そのものもよかったのですが、今回初めて訪れた三菱一号館美術館自体 とても素敵でした。

三菱一号館は 英国人建築家による赤レンガの洋風建造(再建)。

Art201811mitsubishi美術館内から見降ろすお庭(左結合写真)は、まるでヨーロッパの町の中にいるような気分に。

季節が違えば、バラ等いろんなお花に囲まれて 過ごせそうなガーデンです。

三菱一号館美術館は、雰囲気も 居心地も良く、すっかり ”お気に入り美術館”です!

美術館も 美術展の内容も 気に入った『フィリップ・コレクション展』、年末にも(2回目)足を運びました。

東京駅から近いのもGoodです!


ただ・・・

明治時代(1894年)に設計され建築された オリジナルの洋風建築は、老朽化により解体され、今あるのは再建された建物だということ。

戦争で失ってしまったというならまだしも、理由があったにしろ 解体されてしまっていたとは・・・残念。

1894年建造なんて・・・全然古くない(オランダにいるとそんな感覚になる!?)。

ヨーロッパには もっと古い建物もゴロゴロしてるし、修復しながら 普通に使ってるし・・・?!


2018年年末には、こんなアートにも 会いに?行きました!

岡本太郎氏 代表作 「明日の神話」(東京・渋谷駅)

Art201812okamoto01

JR渋谷駅 と 京王井の頭線渋谷駅を結ぶ 連絡通路の壁一面に設置された壁画、長さ30メートル x 高さ5.5メートル!

「明日の神話」は、「太陽の塔」と同時期の1969年にメキシコのホテルの為に制作、ホテルは経営悪化で未完となり、作品も行方不明に。

それから 数十年後の2003年に発見され・・・、2006年修復完了。

そして 2008年11月渋谷の 現在の場所に設置されたそうです。

予想以上に 期待以上に 見応えありました!

観れば観るほど、奥が深く 惹きつけられ 考えさせられる作品でした。

Art201812okamoto02”原爆”について描かれた作品「明日の神話」・・・

原爆はなくとも 現在も 世界中で紛争や悲劇は繰り返されており、今みても 岡本太郎氏の 壁画に込めたメッセージが 胸に突き刺さるようでした。

私はこの絵を観る為に(わざわざ?)渋谷駅へ行ったのですが、渋谷駅を利用している人達は、ほぼみんな 壁画の前を素通りでした。

そりゃそうでしょ・・・普段から利用している人達にしてみれば、景色の一部ですよね。

「明日の神話」は、雑踏の都会の真ん中で、行き交う人々の脇で、静かに メッセージを発していました。

世界中の人々が この作品の前で足を止め、”生と死” そして”平和”について、一瞬でも考える時間を持てたら・・・世界は少しは変わるかも?

そんな希望が膨らみました。


最後は・・・東京ではありませんが 地元で出会った美術展。

『朝倉勝次展』(豊橋・開発ビル名豊ギャラリー:2018.11.14~2018.11.30 )

帰国中に ふと目にとまった 新聞の地方版の小さな記事。

記事に紹介されていた作品が、フランスで訪れたことがあるような城壁の風景だったので 目に留まったのですが・・・、記事を読んでビックリ!

美術展の画家さんは 高校時代の美術の先生でした?!

どの絵画も 素晴らしく、ヨーロッパの歴史や文化、空気や時間の流れさえも 感じるような作品の数々でした。

会期中にもう一度・・・と思っていたのですが、開催期間が2週間、そして土・日・祝日休みというのは、なかなか厳しく・・・、結局一度しか足を運べなかったのは 残念でした。

また地元で 朝倉先生の美術展があれば 足を運びたいです!


2019年、日本ではまた大きな美術展がいろいろ予定されていますね。

ヨーロッパで 日本で・・・今年はどんな美術・芸術に出会えるかな・・・。

にほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

Bloemen Van Thura~オランダの花と雑貨と文化のページ~
ヨーロッパ輸入リボン・タッセル
ヨーロッパ輸入ガーデン・インテリア雑貨
季節のセレクト雑貨・クリスマス雑貨
ドライフラワー・ドライオブジェ
ラッピング資材 / フローリスト資材
ヨーロッパお花雑誌 / 他

🌸 Bloemen Van Thura Facebookページ でも最新情報をご案内しています🌸

 

2019/02/02

カオスな??チンクエ・テッレ! Summer2018

今朝は雪景色だったアムステルダム、そんな真冬に思い出す 真夏の出来事・・・。


数年前に 世界遺産のテレビ番組を見て知ってから ずっと憧れていたイタリアの地・チンクエ・テッレ。

2018年の夏、訪れることができました!

『たっぷり世界遺産!ルネサンスとリヴィエラ海岸』 (2018年8月6日~13日)

前回ブログ(1月14日ブログ参照)に続き、2018年夏休み チンクエ・テッレ後編・完結編です。

Italy2018cinqueterre10

ユネスコ世界遺産(1997年登録) 『ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群』。

下地図①~⑤の5つの村がチンクエ.・テッレ。

Italy2018cinqueterremap2

①Monterosso al Mare ②Vernazza ③Corniglia ④Manarola ⑤Riomaggiore

チンクエ・テッレの5つの村間には、各駅停車の”チンクエテッレ・エクスプレス”が走っています。

5つの村間だけを走る特別な電車ではなく、普通にイタリアの都市間を走っている電車。

ハイシーズンの8月は 約20分毎に走っていました(2018年8月情報)。

チンクエ・テッレそれぞれの村間の電車の所要時間は 約5分。

電車でたった5分程の距離ですが、それぞれの村の間は 山・崖・入江になっていて・・・、簡単にはアクセスできない険しい立地です。

宿泊していたジェノヴァから 1つ目の村モンテロッソ・アル・マーレ①までは 前回ブログ1月14日ブログ参照。

今回ブログは 2つ目の村からスタートです(ちょっと長いです)。


1つ目の村を出発し チンクエテッレエクスプレスで約5分、2つ目の村 ヴェルナッツァVernazza② に到着(下写真)。

Italy2018cinqueterre11

ヴェルナッツァでは、散策をして ランチをとることに。

駅を出ると メインストリート。

ストリート沿いには、お土産屋さんや レストラン・カフェになっている カラフルな建物が、まるでストリートにはみ出してきそうな勢いで 連なっていました。

Italy2018cinqueterre12

メインストリートは観光客で埋まり・・・レストランは人で溢れていました!

メインストリートからは いくつもの 狭い路地や石の階段が、奥の方へ 上の方へ 続いています。

Italy2018cinqueterre13

石の階段を上ったり 路地へ入ってみると、小さなカフェやレストランがあったり、迷宮のような細道だったり、展望台へ続く道だったり・・・。

地図を持たずに 彷徨っても 楽しそうでした(暑くなければ・・・)。

ランチのお店を探しましたが、ちょうどお昼の時間帯だった為か、どのレストランも いっぱいです!

すぐには食事にありつけそうになく、メインストリートを進み続けました。

ふと、多くの人が出入りしている 岩のトンネルを発見(下結合写真左・右)。

恐る恐る岩のトンネルを潜ってみると・・・海(下結合写真中、ブログ冒頭の写真)!!

Italy2018cinqueterre14

地元の人達でしょうか?

白波のたつ波打ち際で 水と戯れる人々、日光浴をする人々・・・。

打ち寄せる涼しげな波に 後ろ髪をひかれながら 岩のトンネルを引き返し・・・、先へ進みました。


さらにメインストリートを進むと・・・?!小さな港・入江に到着(下写真)。

Italy2018cinqueterre15

ウワァ~~~!と自然に声がでてしまう 解放感。

そして 振り返ると・・・?!

狭い山肌にびっしりと建ち並ぶ 教会やカラフルな家々!

Italy2018cinqueterre16

入江(港)の先には・・・穏やかに輝く リヴィエラの青い海(下写真)!

Italy2018cinqueterre17

地中海を眺めながら、美しい入り江をバックに、のんびりワインとランチをいただきたいものですが・・・

イタリアの夏、現実は 甘くはありません?!

真夏のイタリアの昼下がり・・・この時間帯、干からびるくらいの酷暑です。

冷静に写真も撮れないくらいの暑さ・・・。

うっとりゆっくり 美しい風景を眺めていられるような 身体的 精神的 余裕は 全く!ありませんでした。

日蔭を探して歩きましたが、お日様は真上・・・日陰の少ない時間帯です。

この美しい入江を囲むように何件かレストランがあり、ランチ休憩をすることにしました。

が、ランチをとろうにも、どこのレストランも 列ができていました・・・。

炎天下に並ぶ勇気もなければ、蒸し風呂状態の店内に入る度胸もありません・・・。

チンクエ・テッレ(私が訪れた範囲)では、レストランも お土産屋さんも 涼しい場所は 全くありませんでした(冷房は稼働していたのかもしれいないけど、効いてない)?!

うろうろしていても体力を消耗するだけなので、覚悟を決めて (日蔭に入れそうな)列に並び待ちました。

しばらく待ち、テラス席の端っこの席を確保しました。

もちろん!どこのお店のテラス席も たくさんのパラソルが テーブルを覆っています。

ですが、端っこの席は 太陽の傾きと共に、日向が迫ってきます(汗)。

私が座った端っこの席も、座った時点では日蔭でしたが、食事中は徐々に日蔭が移動し、背中から 熱波が襲ってきました(汗)。

迫り来る暑さに焦りつつも、お食事は美味しくいただくことができました。

でもワインは厳禁。

この暑さでアルコールを飲んだら、絶対に途中でばててしまいます(私の場合?)。

ランチを食べ終え お支払いを終えた後、レストランのお手洗いを借りに 店内に入ると・・・絶句?!

店内の暑さは またさらに 別次元のモノでした~、恐るべし イタリア(このエリア)の蒸し暑さ・・・。

暑さは変わりませんが、お腹もいっぱいになり、休憩もできて、パワー充電できました。

来た道とは違う路地裏を歩いたり お土産屋さんを覗きながら 再び駅へ向かいました。

しばらく気ままに彷徨っていたい”絵になる”路地がいっぱいの 魅力的な 2つ目の村ヴェルナッツァでした。

駅へ戻ると・・・到着時より 観光客が 増しているようでした。


Italy2018cinqueterre18チンクエテッレ・エクスプレスに乗って約5分、3つ目の村コルニリアCorniglia③に到着(左写真)。

コルニリアは 人口約250人程の小さな村。

海抜約100メートルの岬の上にあり、他の村と違い 遊覧船が寄港しない隔離された村です。

崖には ブドウの木が植えられた段々畑があり、チンクエ・テッレ名産ワインが作られているそう。

岸壁の下にある駅から 村の中心へは、坂道を歩くか、駅から村を往復している連絡バスを利用します。

季節が違えば 段々畑のブドウを眺めながら歩いてみたいところですが、真夏の今回は 迷わず連絡バス希望ぅぅぅ!!

駅を出ると、すんでのところで 連絡バスは行ってしまいました・・・。

見送ったバス・・・それは小さなマイクロバスでした。

チンクエテッレ・エクスプレスの いくつもの車両から ドッと降りた観光客の数を考えると・・・乗れるの?

何台 待たなきゃならないの?

まさか、この一台で往復してるとか?

何台も走ってるんだよね・・・?

不安が募りました。

さらに、ここはイタリア・・・世界中からのいろいろな国籍の観光客・・・。

バス停前に人が整列して並んだり・・・、先に来た人を優先したり・・・そんなムードはありません!!

日陰もありません!

実際には15-20分程だったと思いますが、バスが戻って来るまで(やっぱり1台だった) 1時間以上待ったと思えたほど、炎天下の厳しい待ち時間でした。

乗ってきた人達が バスから降りると、小さなバスの入り口に 待っていた人達がいっせいに押し寄せました。

人にもまれ・・・汗にもまれ・・・(涙)。

私自身もダラダラ・ベタベタ 汗を流しているし、周りの人も汗まみれです。

汗・汗・汗・汗・汗・・・!.

”もう無理、乗れない・・・”と思っても、この炎天下、再度 バスを見送るわけにもいかず・・・。

割り込んでいるのか、押されているのか、とにかく もみくちゃになりながら、バスに乗り込みました(乗り込めました)。

今からXX年前、東京での社会人時代に経験した 山手線・小田急線・東海道線の 朝の通勤ラッシュが 蘇ります。

リヴェリア海岸を見降ろす崖っぷちの村コルニリアを走る連絡バスは、東京での経験を超え、たぶん 私の人生で一番の?もみくちゃ経験となりました。


すし詰めの小さなバスは クネクネと狭い崖っぷちの山道を上り・・・、村の中心に到着。

もみくちゃから解放~。

そして 眼下に広がる風景も、開放的でした!

Italy2018cinqueterre19

岸壁の上のカラフルな家々、背後には 青い空とリヴェリア海岸!

バスを降りた村の中心には、小さな教会や小さなレストラン?があり、周りには(上にも?下にも?)ブドウ畑がありました。

Italy2018cinqueterre20

村の奥へ・・・、段々畑の向こうへ・・・、”道”はどこまでも(隣の村へ?)続いているようでした。

Italy2018cinqueterre21

上結合写真:村の小路と、村でいくつか見かけた古い樽(結合写真右)、ワインを絞るものでしょうか・・・??

小さな村の中心の 狭いエリアをブラリと散策し、早々に バスを降りた場所へ戻りました。

目指したい場所は絶景スポットよりも ”日蔭”です!

真上に太陽がある時間帯、少ない日蔭には 疲れた様子の人々が休んでいました。

皆さん かなりの疲労感・・・。

美しい風景とは裏腹に・・・猛暑です、酷暑です、命に危機さえ感じる暑さです!

そして問題のバス停。

バスは適当に?停まる為、バス停の看板もなく、どこで待っていたらよいのか分かりません。

離れたところの日陰で待とうものなら、確実に バスに乗り遅れてしまいます。

そして、もう一度言います!

ここはイタリア・・・世界中からのいろいろな国籍の観光客・・・。

人が整列して並んだり・・・、先に来た人を優先したり・・・そんなムードは皆無です!

それどころか、皆さん(私もですが) 暑さも疲労もピークで、殺気だっている雰囲気すら漂っています。

次に来るバスに 絶対 なんとしてでも乗りたい・・・。

(普段は思わないけど)人を押しのけてでも乗りたい・・・。

あれこれ考えていたら、ついに 入ってしまいました!

・・・私の”スイッチ”が・・・!?!?

そう、私は”人混み恐怖症”(?)であり、”閉所恐怖症”なのです・・・(自称)。

一度スイッチが入ると、ネガティブ思考から離れられなくなり、足も震えて 進まなくなってしまいます。

こんなにしてまで バスには乗りたくない、でも残れば命に危機を感じる暑さ・・・、歩いて駅に戻れば途中で倒れる・・・。

バスを一度見送ったら、どんどん訪れる観光客に、次のバスも その次のバスも、次の次のバスにも乗れず・・・、夜まで この村から出られないんじゃないか?

そしたら 電車もなくなり ジェノヴァへ帰れなくなっちゃうんじゃないだろうか?

野宿か?・・・とか。

私はパニックになりかていました。

・・・グルグル考えていると、バスがやって来ました。

私のパニックはよそに、人々が一斉に 小さなバスの入り口に押し寄せ・・・、もみくちゃになり、汗まみれになり、押されるままに バスに乗り込みました(乗り込めました)。

もう2度と足を踏み入れたくない暑さと(いろんな意味の)空気・・・。

人口250人程の、リヴェリア海岸の世界遺産の小さな村コルニリア・・・

Italy2018cinqueterre22

こんなに綺麗な風景の中での 恐怖体験でした~?!


駅に到着し 狭い空間(バス)と 人混みからは逃れる事ができました。

が、またまた電車はちょうど出たばかり。

次の電車までの待ち時間、これまた忍耐?修行です(大汗)!

殺人的な酷暑からは どこまで行っても 逃れられません・・・。

日蔭が 1ミリもないホーム(下結合写真左)!

酷暑の昼下がり、10分の待ち時間でも 気がおかしくなりそうな厳しさです。


しばらく待って、やっと来た電車に乗り 約5分、4つ目の村マナローナManarola駅④へ。

Italy2018cinqueterre23

上写真:3つ目の村コルニリア駅(写真左)から眺めた4つ目の村マナローナ(写真右)。

もう 電車の乗り降りさえ、ヘロヘロです・・・。

小さな駅に電車が到着すると、観光客が ぞろぞろと 狭いホームへ流れ出ます。

何度も繰り返し見た風景でしたが、確実に 違ってきていました!

暑さと 人の多さです!

この時 16時頃でしたが、少し日が傾き 空気の流れが変わる(?)日本の夕方とは違い、真昼間同様の(というよりさらに厳しい)痛い日差しと 灼熱の太陽と 湿度のある暑さ・・・。

チンクエ・テッレ1つ目の村から 観光客は溢れかえっていましたが、時間の経過と共に、観光客は激増!

今思えば・・・時間が経てば 反対からチンクエテッレを巡る人達とも 一緒になり(1→2→3→4→5 と巡る人と 5→4→3→2→1と巡る人)、観光客が倍増するのでしょう。

特に3つ目あたりから後半に向け・・・。

真夏の大混雑のシーズンに訪れる場合は、小さな連絡バスに乗らなくてはならない3つ目の村を最初に訪れ、その後 残りの4つを巡る・・・というのはどうでしょうか?(どちらにしても 真夏のチンクエ・テッレは オススメできませんが・・・)


話がそれましたが、4つ目の村マナローナです。

もみくちゃになりながら電車を降り、”暑い~”と ホームを歩き出した時・・・

ないっ!ないっ!ないっ~~~!

この日 ひとときも私から離れず 力になっていてくれていた”ハンカチ”が ないことに気が付きました!

実はこの日おろしたばかりの 新しいハンカチ、夏休み旅行直前の帰国時に 日本で買ったものでした。

この日、どれだけ汗を拭いてもらった?でしょう・・・。

電車の中でも使っていたので、おそらく降車時に 人ともみくちゃになり、その時に落としてしまったのだと思います。

日本から、そしてオランダからも遠く離れた この秘境?に、おいていかなくてはならなず、心が痛みました。

ハンカチさん ごめんね・・・。

夏休み旅行初日から 帽子を忘れ(見つかった)、スマホを落とし(割れた・壊れた)、2日目のこの日は ハンカチ・・・(1月9日ブログ参照)。

前日から続くミスと 酷暑と人混み・・・とうとう 心が折れました(泣)。

到着したホームから駅を出るには、階段を降り 狭い地下通路を潜り 改札側のホームへ行く構造となっていました。

電車から降りた人でホームは溢れ、階段と地下通路は人で埋まり、進むことができない状態。

大混雑の灼熱のホームで、階段で、地下通路で・・・またまた私の”スイッチ”が入ってしまいました!

自称 ”人混み恐怖症”・”閉所恐怖症”の私にとっては、もう”カオス”状態にしか見えません!

人に押され もみくちゃになりながら階段を降り・・・、短い地下通路を歩き・・・、反対側のホームへの階段を上り・・・。

なんとか改札の前まで行ったのですが・・・足が 頭が ”進みたくない”と言っています!(恐怖症のスイッチオン状態です)

次の村への移動の為に、また人混みでもみくちゃになりながら ホームへ行くことや、酷暑のホームで電車を待つことを考えたら・・・目の前 真っ暗、不安しかありません。

一秒でも早くこのカオスな状態から 逃れたい!!!

(普通の人にとっては 大したことはないのかもしれませんが・・・)

ということで、4つ目の村マナローナでは、駅の改札から出ることもなく、人がいなくなったホームへ再び戻り・・・5つ目の村へ向かうことに。

この時の待ち時間は まさに忍耐、一番長く感じました。

人々はホームの端っこのほんの少ししかない日陰に集まり、入りきれない人は ほんの少し日蔭ができていた樹木の周りに集まっていました。

Italy2018cinqueterre24

上結合写真:とにかく暑いホーム!人々は 少ししかない日陰に集まる、木陰に集まる人々はまるで”木にとまるセミ”のよう・・・?!


やっときた電車に乗り、5つ目の村リオマッジョ-レRiomaggiore⑤へ。

電車の所要時間は3分。

待っていた時間に比べ、お隣の村は近く、電車で涼むことができないまま到着。

電車に乗った時までは リオマッジョ-レ観光はしようと思っていましたが、いざ駅に着いてみると・・・予想通りの混雑を前に 気力を失い・・・とうとう 電車から降りることをやめてしまいました。

最後はあっけなく・・・。

あんなに憧れていた世界遺産チンクエ・テッレ観光は、5つの村を制覇することなく 終わりました(涙)。


5つ目の村リオマッジョ-レで 電車を降りないまま、La Spezia(地図B)まで行き 下車。

Italy2018cinqueterre25

La Spezia駅で ジェノヴァへの切符を購入(ミラノ行き, La Spezia17:46 - ジェノヴァBrignole 18:43)。

どのくらい待つのか・・・、どんな電車があるのか・・・、帰りの時間は調べてありませんでしたが、思っていたより早く帰れる ちょうど良い電車があって ラッキーでした。

電車の時間まで 少し時間があったので、駅のカフェでドリンク休憩。

そしていよいよ! この日最後となる電車が ホームに入ってきました(上写真)。

この日 何度 電車を乗り降りしたでしょう・・・。

自称 乗り鉄?!電車は大好きですが、さすがに暑さと人混みに疲れました。

最後の電車・・・ジェノヴァへ帰れる安心感と 冷房の利いた車内は、もう ”天国”のようでした~~~。


この夏、私には ”カオス”に映ってしまったチンクエ・テッレ・・・。

・・・憧れの 世界遺産チンクエ・テッレ・・・

別の季節に訪れていたら・・・きっと違う経験と思い出になったはず!?

にほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

Bloemen Van Thura~オランダの花と雑貨と文化のページ~
ヨーロッパ輸入リボン・タッセル
ヨーロッパ輸入ガーデン・インテリア雑貨
季節のセレクト雑貨・クリスマス雑貨
ドライフラワー・ドライオブジェ
ラッピング資材 / フローリスト資材
ヨーロッパお花雑誌 / 他

🌸 Bloemen Van Thura Facebookページ でも最新情報をご案内しています🌸

 

« 2019年1月 | トップページ | 2019年3月 »

Twitter



オランダ・アムステルダムの様子

オススメ ホテル予約サイト



  • Booking.com

オランダ・ヨーロッパへ出かけませんか?




ブログ解析