6年ぶり!自然からの贈り物?! in Amsterdam
春分の日の今日は とても寒い一日でしたが?!
桜が開花し 満開へ向かう季節となりました。
オランダは、春の観光名所 キューケンホフKeukenhof が いよいよ明日オープン!
(キューケンホフ公園、今年 2018年は 3月22日~5月13日開園)
チューリップが咲き揃うのは もう少し先ですが、それでも世界中からの観光客が オランダへ、アムステルダムへ押し寄せます。
ちなみにオランダへの観光客、以前(例えば5年前・10年前)と比べると、何倍にも増えたイメージ。
以前は冬は少なかった観光客も、今は年中 観光客で溢れています。
日本も外国人観光客が増えているそうですが、これは世界中で起こっている傾向のようです。
そこで今回のブログ・・・
そんな多くの観光客も目にした、2月末~3月初めのアムステルダムの 特別な出来事、特別な思い出レポートです!
上写真:Prinsengracht(2018.03.02)
2018年当初よりオランダは 比較的寒くない冬の日が続いていましたが、2月末 シベリアからの寒気がやってきて、連日氷点下の日が続きました。
2月末の月曜日頃から寒さが厳しくなり(と同時に風も強い日が続いた)、アムステルダムではセントラムやヨルダン地区の運河(の一部)をクローズして、運河が凍ることを待望。
皆が期待していたのは、スケートができる程の氷です!
普段は観光用ボートが行きかう 都市部・アムステルダム(セントラム)の運河が スケートができるほど凍ることは稀なことです。
前回 運河が凍ってスケートができたのは 6年前!
アムステルダムは 今回この寒気がやってきていたこの期間、夜間・日中 マイナス5~10度前後でした。
日中も氷点下の日が続き、寒くなりはじめてから4日目くらいの木曜日頃 運河全体が ビシビシと 凍りました!
待望の氷が ちょうど週末前に できました!
金曜日午後くらいから土曜日、そして日曜日と 多くのアムステルダマー(アムステルダムの人々)はスケートを楽しみ、観光客も特別なアトラクション?を楽しんでいました。
そして多くの人が この特別な風景を眺め、カメラに収めていました。
私もカメラを持って 近所の運河の様子を見に行ってきました。
上写真:Egelantiersgracht(2018.03.02-03)
ビールを飲みながら氷の上を歩く人(写真左)、ベビーカーを押して歩く人(写真中)、小さな椅子に子供を座らせて氷の上を滑る人(写真右)
上写真:Egelantiersgracht(2018.03.03)
上写真:Egelantiersgracht(2018.03.03)
氷の上には 6年ぶりの運河でのスケートを楽しむ人達。
左写真:Egelantiersgracht(2018.03.02)
皆 スケート靴持参?!
さすがオランダ!皆マイスケートシューズ!
かっこよく滑る人、ターンを決める人、スピンで注目を集める人、コケる人・・・
スケート靴がなくたって・・・!?
通勤帰りに歩く人、お買い物帰りに歩く人、写真を撮りながら歩く人、ポーズをとる人・・・
様々な人々の様子が見られました。
共通していたのは、皆 楽しそうだったこと!
見ている方も 楽しい!
下はその時のつぶやき(動画)。
今日も多くの人がスケートを楽しんでいました!でもそろそろ危ういアムステルダムの氷…。水に落ちてしまったニュースは何件も…!?気温も上がり日中は久々の0度以上に、今晩はまた冷えますが、明日からはマイナスにはならないようです。動画は昨日の夕暮れEgelantiersgracht(Mar 02,2018)。 pic.twitter.com/M4BC0VWd0N
— thura (@bloemenvanthura) 2018年3月3日
金曜日夕方 運河の橋の上で写真を撮っていた時、隣で写真を撮っていたオランダ人女性と話す機会があったので、ずっと興味があったことを聞いてみました。
”運河でスケートができる氷の厚さは何センチくらい?”
私の勝手な予想は10~15センチでしたが、その女性が言うには 3~4センチとのこと!!
そんな厚さ(薄さ)で氷の上に乗れるの??
予想以上の”薄さ”に驚きました。
その女性に”滑らないの?”と聞いてみると・・・
「まだちょっと怖いわね。6年前に凍った時は セカンドハンドでスケート靴を入手して 滑ったけど、靴のサイズがピッタリじゃなかったわ~」と、今回の氷の状態や6年前のことを話してくれました。
滑らないオランダ人達も 運河の氷の景色やスケーターを見て楽しんでいました。
彼女との会話の後、私は場所を移動、プリンセン運河へ向かいました。
左写真:Prinsengracht(2018.03.02)
上写真:Prinsengracht(2018.03.02)
プリンセン運河は さすがの人だかりでした!
写真からも分かるように、氷の状態には ”ムラ”があります。
そう・・・オランダ人女性も話していたように、氷の状態はあまり良くありませんでした。
寒波が続いていた間 風も強かった為、水面が波立った状態で凍り、空気が含まれた(気泡入り)氷になっていたり、氷が波打っていたり。
運河の合流地点や橋の下、運河の端っこ等、部分的に 氷の薄い部分があったり、凍ってなかったり。
上写真:Prinsengracht(2018.03.03)
氷の上で 箱からスケート靴を取出し、氷の上でスケート靴を履いている女性も(上写真)。
彼女はこの後 クルクルクルと スピンを決めて注目を集めていました。
上写真:Lijnbaansgracht(2018.03.03)
アムステルダムでは多くの人が自由に氷の上で楽しんでいましたが、自己責任です?!
木曜日も金曜日も土曜日も日曜日も、氷の割れ目や薄い氷が割れて運河に落ちる人は続出?!
水に落ちてしまって自力で運河から這い上がる人、周りの人に助けられる人、救急車がかけつける事態となってしまうことも・・・。
ドクターヘリ?まで出動する事態にもなりました!
土曜日夕方、運河の氷を楽しむ人たちを眺め歩いた後、家に帰って 完全に冷えた身体を温めてくつろいでいると・・・
頭上が騒がしい。
またどこかで事故(運河に人が落ちた?)かな?
ヘリコプターが ものすごく近くを飛んでいる様子。
あまりに大きいヘリコプターの騒音に 外を覗いてみると・・・?
今にも我が家のテラスに下りてくるんじゃないか?というくらい近くを、しかも低空で飛んでいました。
報道ヘリ・ポリスのヘリ・(たまに)軍隊のヘリ等、アムステルダム上空にはヘリコプターが良く飛んでいます。
今回飛んでいたのは 黄色のヘリ、ドクターヘリでした!
そのヘリが 家から数百メートル、西教会の手前に下りて行ったんです!(下写真参照)
”あの辺りにヘリコプターが降りられるような広い場所ってあったかな?”
”いったいどこへ降りたんだろう、まさか運河の氷の上??”
アムステルダムのニュースをチェックすると、そこは直前まで 私も運河の氷の上の人達を眺めていた場所。
西教会そばの プリンセン運河の橋の上!!
あんな狭い場所へ降りられるの??
これまでにダム広場やミュージアムプレインへ降りるドクターヘリを見たことがありましたが・・・、橋の上にまで!
どこにでも飛んでいき 降りられるヘリコプターに驚嘆しつつ、無事を祈っていました。
後で調べると、この時は 運河の水の中(氷の下)もダイバー達が探したけど、見つからなかったとのこと。
・・・誤通報だったようで、ほっとしました。
下の動画はアムステルダムニュースサイトAT5さんのTwitterより。
Op de Prinsengracht landde vanavond een traumahelikopter, omdat er in de buurt mogelijk iemand door het ijs zou zijn gezakthttps://t.co/6T8n5ZWA6Y pic.twitter.com/icVEviJUbj
— AT5 (@AT5) 2018年3月3日
私は今年 運河の氷の上には下りず 眺めていただけでしたが、6年前に凍った時は 氷の上を歩きました!
6年前の私です!!(2012年2月11日、Prinsengracht)
6年前は今年より寒かったし、丈夫な氷でした。
それでも初体験!恐る恐る 氷に下りました。
今年は歩けませんでしたが(ちょっと怖くて)、また機会があれば その時こそは!
次はいつかな、自然からの贈り物・・・?!
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