うねる絶景!そこは現実とファンタジーの狭間? ダブリン発1日ツアー・・・Summer2017
最近はめっきりお花のことが書けていない「オランダのお花ブログ」ですが・・・
BloemenVanThura Facebookページ アルバムに 1月末に訪れたIPM2018(2018年1月23~26日、ドイツ・エッセン)展示会の様子、たくさんの写真を掲載しましたので、よろしければご覧ください。
IPM2018展示会の写真はまだありますので、引き続き BloemenVanThura Facebookページアルバム でご紹介しますね。
たまに BloemenVanThura Facebookページ を覗いてみてください。
「オランダのお花ブログ」は 今回も アイルランドでの体験談、2017年夏休みに訪れた 18年ぶりのアイルランドの旅レポートです。
『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』
今回は2017年夏休み・5日目に参加したダブリン発・北海岸へ向かうツアー後半、前回ブログの続きです。
利用したツアーは、ダブリン出発の1日ツアー【Giant's Causeway Shuttle Transfer from Dublin】(Get your Guide)。
・ダンルース城Dunluce Castle(写真ストップ)
・世界遺産!ジャイアンツ・コーズウェイ Giant's Causeway(約1時間45分)
・キャリック・ア・リード吊り橋Carrick-Rede Rope Bridge(約1時間15分)
・avenue of intertwined beech trees(写真ストップ)
ツアー前半、ダンルース城とジャイアンツ・コーズウェイについては 前回ブログ(2月11日ブログ参照)でご紹介しました。
夏休み旅行中にはTwitterでも つぶやいていました!
もう5カ月以上も前のことですね・・・
夏休み5日目はダブリンから北を目指して一日ツアー。今日の…いえ、今回の旅の最大の目的地ジャイアンツ・コーズウェイGiant's Causeway。長年の念願だった六角柱を踏みしめました!今日も良く歩きました。ぐっすり眠れそうです、六角形の夢を見ながら…。 pic.twitter.com/tYQZLdgKPn
— thura (@bloemenvanthura) 2017年8月6日
私にとってはこの日このツアーの最大の目的は、ジャイアンツ・コーズウェイの石柱を観てその上を歩くこと。
その目的は達成でき大満足でしたが、このツアーには 続きがありました。
というより、ダブリンからジャイアンツ・コーズウェイを訪れるツアーにはほぼ100%含まれていた 名所キャリック・ア・リード吊り橋 と avenue of intertwined beech trees。
どちらも私にとっては 知らなかった名所でした(私だけが知らなかった?)。
ジャイアンツ・コーズウェイ散策を終え、再びバスで 次の目的地へ出発。
どんな名所へ連れて行ってくれるのかな~?と想像する間もなく!目的地へ到着した様子。
ですが、海岸線以外に 何も見えません。
”吊り橋”はいったいどこに・・・?
バスを降りた駐車場には、たくさんの車やバスが停まっていましたが、ジャイアンツ・コーズウェイにあったような 大きなビジターセンター等はありませんでした。
ちょっとした 売店兼カフェ(お手洗いも)があったくらいです。
この時 15時、気温18度、お天気は・・・雨~曇り、そして これまでにない強風が吹き荒れていました!
雨まじりの強風に 私は最初からポンチョ着用です。
雨風・寒さ避けには ポンチョが大活躍です。
私達に与えられた時間は 1時間15分。
どんな場所なのか、どのくらいの距離があるのか・・・全く分からないまま、人の波について 遊歩道を歩きました。
永遠に続いているような海岸沿いの遊歩道(上写真参照)。
時に坂道を下り・・・、階段を下り・・・。
前方に キャリック島らしき島が見え、少しずつ近づいてきました(上写真はズームで撮影)。
歩き始めて約20分ほどでしょうか、人々の列の先に 吊り橋が見えてきました!
上写真:この辺りから 吊り橋渋滞?!(海のうねりがやばい・汗!)
遊歩道は次第に狭くなり、人々は2列に、そして1列に 並んで歩きました。
吊り橋を渡って戻って来る人達ともすれ違いましたが、渡り終えた人達の顔色が気になりました(汗)。
数人が渡ったら、数人が戻る・・・
吊り橋の両端では、スタッフが 吊り橋を渡る人数を調整していました。
約5分程待つと 順番がやってきました!
吊り橋の直前は、激しくうねる海にのみ込まれてしまいそうな崖っぷちに 急な下りの階段!
その階段を下りた先に、ロープでできた吊り橋が 強風に吹きさらされています(汗)。
海面からの高さは約30メートル、橋の長さは約20メートル!
崖っぷちと 荒々しくうねる波に 足が怯みましたが、後ろに続く人の列を思うと立ち止まるわけにはいきません。
強風に揺れる吊り橋、下から吹き上げてくる強風・・・強風恐怖症の私にとっては とても怖い体験でした。
吊り橋を渡り終えると、対岸の岩の島・キャリック島。
橋を渡り終えてなお続く小道の さらにその先には 高台があり、皆そこに向かっています。
風はさらに吹き荒れ(涙)・・・
強風恐怖症の私は その高台へ向かうことはできませんでした。
人の列から外れ、大きな岩の陰?で風を避けながら 高台へ向かった友人が戻ってくるのを待ちました。
上結合写真はキャリック島へ渡ってから撮影した風景、右写真はキャリック島高台から友人が撮影、歩いてきた道が はるか遠くに見えます。
高台からは(お天気がよければ?) ジャイアンツ・コーズウェイや スコットランドの半島も見えるのだそうです。
”またあの吊り橋を渡らなくてはならない・・・”、”さらに強風になったら橋はクローズかな?”、”この岩の島に取り残されたらどうしよう・・・?”、”吊り橋で足を滑らせちゃった人っているのかな・・・?”
・・・待っている間 強風恐怖症の私は ネガティブなことばかり考えていました。
ちなみに キャリック・ア・リード吊り橋は冬期や悪天候の場合はクローズだそうです(そりゃそうでしょ)。
しばらくすると友人も戻り、キャリック島側の 吊り橋渋滞に並びました。
そして再び 強風に吹かれながらの 吊り橋!
足を踏み外すことなく? 強風に吹き飛ばされることなく! 無事に吊り橋を渡り終えました。
ホッとしたのもつかの間、バスの集合時間が迫ってきます。
往路の下り坂は 今度は上り坂に、下りの石の階段は上りの階段に!
雨混じりの強風にも 体力を奪われます。
途中で 息を切らして休んでいる人も 結構いました。
”同じバスの人達はもう戻ったのかな、まだ後ろかな・・・”、いつの間にか姿が見えなくなってしまった同じバスの人達。
体力はなくなり、時間は迫り・・・焦りました。
片道約1キロ(往復約2キロ)、往復1時間程の散策でしたが、天候のせいでしょうか・・・ 数字以上にハードに感じた道のりでした。
ただ・・・アイルランドの雲の流れは速く、復路 バスに向かう途中、 突如 きれいな青空も広がりました。
遊歩道の脇には きれいなお花達も 咲いていました。
お天気がよかったら・・・最高の”名所”・最高の体験だったに違いありません。
それにしても・・・全く予期していなかった 往復約2キロのトレッキング!
キャリック・ア・リード吊り橋は、想像以上の絶景スポット・名所でしたが、強風恐怖症の私にとっては、悪天候の中での 予期しない?”迷所”体験でもありました。
ジャイアンツ・コーズウェイも キャリック・ア・リード吊り橋も、これから行かれる予定のある皆様には、歩きやすい靴と ポンチョ持参を オススメします!
キャリック・ア・リード吊り橋トレッキング?で体力を消耗し・・・、もうバスを降りたくない、歩きたくない、寒い所に出たくない・・・そんな気持ちでした。
バスでウトウト・・・約45分経った頃でしょうか。
時計は17時を過ぎようとしていましたが、雨も上がり 少し明るくなっていました。
まだまだ明るい夏のアイルランドです。
バス前方に 見たことのない 幻想的な風景が迫ってきました!!!
不思議なうねりの ブナの大木のトンネルです!
その絶景に 眠気は一瞬にして 吹っ飛びました(ブログ冒頭の写真、下写真)!!
『The Dark Hedges』と呼ばれる 北アイルランド・NorthAntrim地域に見られる、ブナの木のトンネルavenue of intertwined beech trees!
大きなブナの並木の幻想的な風景は、映画の撮影等にも使われる名所だそうです。
バスはそのトンネルを通り抜け 停車、バスから降り 約10分間の写真タイム!
急に元気を取り戻し、バスから飛び降り うねる絶景の中へ!!!
幻想的な光が射し込むブナのトンネルには、神聖な空気が漂っていました。
その中を歩くと、まるで洗礼を受けたかのような ピリッとした気持ちと ホンワカした不思議な感覚になりました。
ここに漂う不思議な空気感は、樹齢270年を越えるブナの生命力でしょうかか、ブナに宿る精霊の存在でしょうかか・・・。
アイルランドには多くの神話や伝説があり たくさんの妖精が棲むといわれています。
ジャイアンツ・コーズウェイも巨人が造ったといわれているそうです。
このトンネルは、現実とファンタジーをつなぐトンネル・・・、ファンタジーの世界への入り口だったのかもしれません・・・。
神聖な空気に触れ、幻想的な風景を満喫し、私達はバスに戻りました。
バスはいよいよ最終目的地 ファンタジーの世界へ!?
ではなく・・・、ダブリンへ!!
途中ドライブインでの 小休止(19:10-19:25)を挟み、まだ明るいダブリンに到着(20:30)。
朝ゆっくりの出発でしたが、長時間のバス移動、そして よく歩いた1日でした!
全身に漂う まったりした疲労感が ”現実的”です?!
そしてなにより・・・
これぞまさに現実、お腹が空きました~~~!
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