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2018/01/17

人生2度目の 断崖? Cliffs of Moher! Summer2017

人生で2度 この地を訪れ この絶景を観ることができるとは・・・(涙)。

2017年夏休みに訪れた 18年ぶりのアイルランドの旅レポート。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

2017年の夏休みの行き先がアイルランドと決まり 計画を立てる中で、絶対に訪れたい場所がありました。

どんなにスケジュールが厳しくても、移動がうまくつながらず計画を立て直す事となっても(2017年9月15日ブログ参照)、 ゆずれなかった場所。

18年前、お花修業の為 アイルランドで過ごしていた時に お世話になったお花屋さんファミリーに(2017年9月4日ブログ参照)連れて行ってもらった名所。

当時抱えていた 辛さも 不安も 寂しさも・・・一瞬にして吹き飛んだ 果てしなく続く雄大な大自然の風景。

そこは 地の果て・・・モハーの断崖Cliffs of Moher!

アイルランド島の西海岸、大西洋に突き出た 8キロに渡る 断崖絶壁。

Summer2017moher00


2017年夏(夏休み4日目)、人生2度目のモハーの断崖は 18年前と変わるはずもなく 威風堂々とした迫力でした。

今回 私は自力で(電車や公共のバス等)訪れることを断念し、ダブリンから日帰り1日ツアーを利用。

利用したツアーは、旅行前に インターネットより手配した『Cliffs of Moher : Full-Day Tour from Dublin』(GetYourGuide)。

ツアーは 朝7時に ダブリンを出発し、途中 別の名所へも立ち寄り・・・(ツアーについては次回ブログで)。

11:30、いよいよモハーの断崖Cliffs of Moher到着!

気温15~17度(真夏です)、予想通りの強風が吹き荒れ、青空には次々に流れ来る 白い雲や黒い雨雲。

お天気 持ちますように・・・。


Summer2017moher02

バスを降り、まずはビジターセンターへ(お手洗い)。

ビジターセンターは 丘の中に?風景と同化するような状態で ありました。

(上結合写真の左の写真、舗装された小道の右側の丘の中)

ビジターセンターは比較的 新しいのかな。

18年前に訪れた時には寄らなかったと思うし、記憶にもないし・・・、以前より 整備されていた印象です。

人間も牛さんも 太陽の下でリラックス・・・大自然の中では 人間も牛さんも同等ですね。

Summer2017moher03

雲の流れはとても早く、風も強い。

ここで秘密兵器? ポンチョの登場!

アイルランドは風が強く、雨が多い印象だったので、オランダから持参した秘密兵器です。

寒さしのぎ、強風の中の雨しのぎには これしかありません!

ポンチョが強風にあおられ、ポンチョも私自身も 飛びそうでしたが・・・こんなお天気にはポンチョが最適です。

ちなみに この日 心配していたお天気は・・・風に雨が混じることはあっても、本格的な雨になることはありませんでした。


Summer2017moher04

地の果て、モハーの断崖!

Summer2017moher05

皆 この塔に上っていましたが、強風恐怖症(?)の私は・・・上れませんでした。

敵は強風だけではありません!

断崖絶壁・・・自己責任で 楽しみましょう?!

Summer2017moher06

遊歩道はあっても、手すり等があるわけでもなく・・・

モハーの断崖は 最も高い所では214mもあるとか・・・

そうでなくても 切り立った崖っぷち・・・、崖に近づくのも 下を覗くのも 怖いです。

強風も吹き荒れているし・・・(強風だけでも怖い)。

Summer2017moher07

お花も咲いていて、観ているだけなら楽園のような地ですが、大地と大自然の中では 人間はひとたまりものなく、本当にちっぽけな存在です。


今回のツアー、モハーの断崖での自由時間は2時間。

もっと長く 何時間でも いつまででも・・・観ていたい、観ていて飽きない風景。

2時間ではちょっと短くもあり、十分といえば十分でもあり・・・。

ただ・・・ビジターセンターに寄りたい場合や 食事をしたい場合は 時間が足りないかも。

ビジターセンターは とっても混んでいて、足を踏み入れようものなら 時間はあっという間になくなってしまいます。

私達も 断崖を歩いた後、ビジターセンターで ランチを・・・と思っていましたが、ちょっと甘く見ていました!?

カフェテリアで 何とかランチを買い、席が空くのを待って座ったものの 時間がなくなり・・・(汗)。

大慌てで食べて 急いでバスに走りました。

現実に戻された瞬間でした(笑)。


Summer2017moher08

北西にかすかに見えるのは アラン諸島Aran Islands。

上結合写真・真ん中の写真は 超ズームで撮影。

18年前、アイルランドでの花修業を終え オランダへ戻る前に 出かけたアイルランドでの一人旅。

その時に アラン諸島を訪れました。

ゴールウェイGalwayから船でアラン諸島へ向かった ちょうどその日、その時間・・・

・・・”日食”があったのです!

ウィキペディアで調べてみると、その日は 1999年8月11日だったらしい)

船の乗客みんなが デッキに出て(もちろん私も) 同じ方角を向いて立ち、手をかざして 天を見上げていた光景・・・。

そして 変化していく空と太陽、空気・・・。

今も忘れられません。

その時の体験、見た風景や空気感が あまりにも神々しくて・・・(感涙)。

私の中で 特別な場所となった アラン諸島。

今回の旅行でも本当は訪れたかったのですが、どうしてもスケジュール的に叶わず、断念。

18年前の 神々しい思い出を壊したくない、あの感動を超えるはずはない・・・そんな想いもありました。

それに本当は・・・!?

この18年のうちに 私は 強風恐怖症(?)になってしまい・・・強風と 大西洋の荒波にもまれる船に乗るのが怖い・・・という言い訳もありました(汗)。

モハーの断崖も ”地の果て”ですが、アラン諸島こそ ”地球の果て”です。


話はそれますが、今回のような美しい風景に向かいカメラを構えると いつも思うことがあります。

以前(18年前)モハーの断崖を訪れた当時、私は 一眼レフ(フィルム)で この絶景を撮影していました。

記憶を留める為に、思い出をとじこめるように、撮りたい写真をイメージして、カメラを構え 1枚1枚大切に撮影。

後に現像して・・・

あらためてみる風景に 感動したり、思い出を懐かしんだり、思い通りの写真になったと喜んだり。

その風景と思い出や記憶、1枚の写真がとても貴重でした。

いつから一眼レフ(フィルム)を持ち歩くのをやめたんだろう・・・。

一時期 ミラーレス一眼カメラを持ち歩いていた時期もありましたが・・・最近はもっぱら コンデジとスマホ。

その場で写真を確認できるということは便利ですが、写真を撮る為に 風景をみているような・・・、せっかくの絶景を前に カメラや写真に支配されそうで 怖いです・・・。

一眼レフで撮影していた時とは(若かりし頃)、時間も みえる風景も その価値が違うように思います。

変わらない地球と大自然を前に、変わってしまった(年をとった)自分や 時代を 少し寂しく想いました。


モハーの断崖・・・時がとまったかのような地球の静寂と 大自然の荒々しさ。

こんな雄大な風景を目の前にすると・・・思い知らされます。

Summer2017moher01

”人間の日常なんて なんてちっぽけなものか・・・”

日々のストレスや悩みも、この大自然に吸い込まれ 浄化されるような気がしました。

そして 吹き付ける風や 打ち寄せる波のように、不思議とまた湧いてくる 希望や勇気!

地球ってすごい!

自然ってすごい!

・・・人間もすごい!

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2018/01/10

美女を見つめ、見つめられ?! 『ミュシャ展』

2017年12月末のある日、名古屋の地下鉄に乗ろうと券売機の前に立ち、何気に後ろを振り返ると・・・

ズラリ連貼りされたミュシャ展のポスター!!

”やっぱりミュシャ展やってた~!”

・・・と、急きょ目的地を変更し 「ミュシャ展」へ向かいました。

実はこの日この瞬間まで 私が向かおうとしていたのは、名古屋市美術館で行われていた『マルク・シャガール:三次元の世界展』でした。

2017年秋冬に名古屋で開催される美術展を 事前に調べた際、「ミュシャ展」があることを知ったのですが、私の頭の中でいつの間にか「シャガール展」に書き換えられ、年末のこの日 地下鉄の切符売り場で振り返るまで「ミュシャ展」の事を忘れていました!?


ということで、私の2017年締めくくりとなった美術展は・・・

Mucha20171201『ミュシャ展~運命の女たち~』(松坂屋美術館、2017年12月23日~2018年2月18日)

美術展は4つのコーナーで構成されていました。

①チェコ時代 ②1887年~のパリ時代 ③1896年~のアメリカ時代 ④晩年「スラブ叙事詩」

私はこれまで アールヌーボーの ”いわゆる”ミュシャのポスター画等は そこまで興味をもって観ていませんでした。

・・・が?!

今回(人の少ない美術館で?! ) これだけ近い距離で じっくり ミュシャの絵画を眺めたら・・・というより、絵画の中の美女達に見つめられた結果、魅了され惚れてしまいました!!

絵画の中のミュシャ特有の 花・宝飾・文様、そして色合いにも 惹かれました。

ミュシャの地位を不動のものとした舞台女優サラ・ベルナールのポスターはもちろんのこと、楽譜・証券・箱ラベル・カレンダー・メニュー表(モエ・エ・シャンドン等)・おとぎ話の挿絵・雑誌の表紙、そしてパリ万博(オーストリア部門公式)ガイドブック等・・・

Mucha20171202パリ-ベル・エポックの時代の ミュシャの人気にはあらためて驚き、忙しさを想像しました。

”こんな時代を経て 故郷やスラブ民族への想いが募っていったんだなぁ・・・”と、繁栄の時代の様々な絵画を観ながら、ミュシャのポスターが溢れていただろう時代のパリを想像しながら、ミュシャの気持ちに思いを馳せました。

ミュシャの故郷への想いや境遇は、2017年春に訪れた美術展『国立美術館開館10周年記念・チェコ文化年事業 ミュシャ展』(2017年3月8日~6月5日)で 知り、「スラブ叙事詩」の大作を堪能しました(2017年5月6日ブログ参照)。

それもまだ昨日のことのように 感動が鮮明ですが・・・。

2017年、ミュシャに始まりミュシャに終わる・・・。

あの日 名古屋の地下鉄の切符売り場の後ろに連貼りされていたミュシャ展のポスターに 導かれたとしか思えません!

不思議な縁を感じ、ミュシャのことがこれまで以上に好きになりました。

日本でも人気のあるベル・エポックの時代のミュシャ・・・また機会があれば 美術展にも訪れてみたいと思います。


2017年秋冬、日本滞在中に訪れた美術展は他にもあります。

『長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー』(愛知県美術館、2017年10月6日~11月19日)

恥ずかしながら 私はこれまであまり興味を持っていなかった黒白の世界。

ですが、江戸時代の絵師・芦雪から これまで知らなかった世界を教わりました!

黒白だけで、こんな表現ができるとは!

遊び心もあり、黒白の世界に魅了されました。

これからは日本で訪れるお城や寺院の襖絵や掛軸が、これまで以上に 気になること間違いなしです!

早速? 2017年年末・2018年年始の京都旅行で訪れた寺院では、襖絵をじっくり眺める機会がありました。


Wales201712『ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ』(静岡市美術館、2017年11月23日~2018年1月28日)

この直前、愛知県岡崎市でも開催されていて、その際見逃してしまい 残念だと思っていた美術展・・・その後 近くの静岡での開催を知り、行くことができました。

①ロマン主義 ②リアリズム ③パリのサロンとロンドンのロイヤル・アカデミー ④印象派 ⑤ポスト印象派とその後

美術展では、ターナー・ミレー・ピサロ・マネ・モネ・シスレー・ルノワール等・・・19世紀~20世紀の美術を堪能しました。

どの作品も素敵でしたが、印象派代表 モネClaudeMonetの ベネチアを描いた「サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏」と「パラッツォ・ダリオ」は、”光”はもちろんのこと 絵画の中に”時間の流れ”さえも感じ、ベネチアにいてその風景を観ているような錯覚に。

今も心にやき付いています。

静岡市美術館は初めて訪れましたが、駅前にありとっても便利!

また機会があれば 名古屋地区同様 気軽に訪れたい美術館です。


私が一番好きな愛知県美術館は しばらく改修工事の為 休館となってしまいましたが(~2019年3月31日)、2018年もまた 時間が許す限り 積極的に 様々な美術館に足を運んでみたいと思います。

もちろんヨーロッパでも。

今年も多くの絵画やストーリーに出会えますように・・・。

おかげで?シャガールは見逃しました・・・?!

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