アートを超えるお花達! Bloemkunst2017
誕生月が12月の私にとっては 数年に一度やってくる? ”年末行事”があります。
”自動車免許の書き換え”です。
年賀状やお歳暮、大掃除・・・
12月・年末年始って誰にとっても せわしく特別な期間ですよね。
12月が誕生月の人の免許更新期間 (現在は誕生日の前後1か月) を、少し長くしてもらえないかな・・・(ワガママ言ってすみません)。
1月になると オランダに戻ってしまうし・・・。
12月になると いよいよ余裕がなくなり、スケジュール表とにらめっこし 焦る毎日でしたが、先日やっと?無事に? 行くことができました。
11月のうちに行っておけば良かった、行っておくべきだったのですが・・・。
12月生まれの皆様も、他の月生まれの皆様も、 ”免許の書き換え”はお早めに。
そんなわけで(どんなわけ?)、約3週間ぶりのブログ更新!
世間はいよいよ年末ですが、「オランダのお花ブログ」の季節は まだ秋です・・・。
オランダ中部 Baarn のお城(お屋敷)にて行われてたお花イベント。
Bloemkunst2017 in Kasteel Groeneveld in Baarn (2017年9月16日~24日)
前回ブログの続きです。(前回ブログは 12月5日ブログ参照)
建物やお庭も 秋のお花に飾られたお屋敷内(前出ブログ参照)に、いよいよ足を踏み入れると・・・数あるお部屋は、お部屋毎 それぞれのテーマで 飾られていました!
オランダのフラワーデザイナーさん達による 季節感・トレンド感に溢れたデコレーションの数々。
2万本以上のお花・プランツが使われたというこのイベント・・・想像していた以上の作品数(部屋数)と 期待以上の規模でした!
印象に残っているいくつかのお部屋の作品を、今回・次回ブログの2回にわけて ご紹介したいと思います。
(注・ブログでご紹介している作品の順番と ルート・お部屋の順番は異なります)
そうそう 忘れる前に・・・
前回ブログの最後にご紹介した 階段ホールの作品の全貌は、このブログの最後にご紹介しています。
最初にご紹介する作品は、まさに 今回のブログタイトルに結びついたデコレーション。
このお部屋のそれぞれの壁には、大きな大きなオランダの風景画が 掛けられていました。
絵画に囲まれたお部屋は、優しい雰囲気ながら 独特の色合い。
飾るお花(種類)も お花の色も デザインも 難しそうな印象でしたが・・・
・・・そう、このお花!
きっと これが一番です!
アンスリウム!!!!
アートがアートを生む!
アンスリウムがアートを超える?!
アンスリウムによるデコレーションと、背景の絵画が 妙にマッチして、完璧なアートになっていました。(上写真参照:Xander Zijlmans氏)
アンスリウムは 私にとっては 原点のような 大好きなお花ですが、この作品を観て あらためて アンスリウムの可能性を感じました。
お部屋を移動して・・・個性的なデコレーションが目に飛び込んできました。
(日本だったらきっと規格外の) 曲がりや不揃いな ”ありのままの”お花の姿を活かしたデコレーションです。(ブログ冒頭の写真、上写真参照:Evelien van de Sandeさん & Maurice Spijk氏)
使われているお花はアンスリウム・ラン・ガーベラ・ネリネ等。
こちらのお部屋も 同じデザイナーさん達のデコレーション。
カラーがメイン(上・左写真参照:Evelien van de Sandeさん & Maurice Spijk氏)。
お部屋の真ん中には 大きな”青銅の木”のようなオブジェが。
このオブジェは 回転式でした!
細く すっと伸びた茎を活かして使われることが多いカラーですが・・・
このお部屋では、茎を短く切って 吊るした丸いガラス花器に挿して 使われていました。
カラーが 木に咲くお花のような、まるで別のお花になったような、華々しい印象のデコレーション!
カラーも こんな風にお花の部分をフォーカスしてもらって、一層 華やかな色を放っているようでした。
こちらのお部屋は・・・繊細かつ大胆なデコレーション!
SAKATAのトルコキキョウやカンパニュラを使った 大きなデコレーションでした(上写真参照: Martin Groen氏&Jaap Wisse氏)。
さらにお部屋を移動すると・・・
ズラリと並ぶ お花で作った帽子の数々。
こちらは学生さん達の作品だそうです(上・下写真参照)。
お花の帽子の並ぶ先・・・お部屋の奥には、このお屋敷のオーナーご夫妻でしょうか!?
マネキンさんが 秋らしいお花のドレスを纏っていました。
最後に、前回ブログで見上げた”ツル”の伸びた作品の全貌を・・・。
ホオズキやツル、アンティークカラーのランやアンスリウム等でできた シャンデリア!
たくさんのガラスのチューブが使われています。
階段を上がる毎に 徐々に近づき、角度が変わり 見え方も常に変化する作品(上写真参照:Hanneke Frankemaさん)!
下から眺め・・・、右から・・・、左から・・・、だんだん近づき・・・、最後は真横・近距離から!
階段ホールだからこその見せ方!
全長12メートルの 心に残るエレガントな作品でした。
Bloemkunst2017レポートは まだ続きます・・・
年内にアップできるかな?(汗)
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