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2017/10/29

石塔は1000年超のタイムトンネル? Summer2017 

まもなく11月、今年もあと2か月となりました。

夏休みから2か月半、始まったばかりのアイルランド紀行ですが、今年中にレポートできるかな・・・。

『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

今回は夏休み2~3日目に訪れた キルケニーKilkenny での 体験について。

Summer2017kilkenny00

ダブリン初日・午後の観光についてはまた後日レポートしたいと思います(ダブリン初日の様子は 10月9日ブログ 参照)。

Summer2017mapirelandkダブリンから バス または 鉄道 を使って約1時間半、ダブリン近郊の町キルケニー。

小さな町なので、ダブリンから日帰りでも 楽しめますが、私達はキルケニーで1泊。

旅友の旧友ダニー宅訪問が この日の目的なので、ダニー宅から一番近い町ということで キルケニーに宿をとりました。

私の18年前(アイルランドお花屋さん修行時代)のキルケニーの思い出といえば・・・

当時お世話になっていたKellsのお花屋さんオーナーが、アイルランドのあちこちを巡る旅(出張)?に連れ出してくれた時に、キルケニーのクラフトショップ(お土産屋さん?)に立ち寄ってくれたような・・・遠い記憶。

地名を知っていた程度で、観光をしたことはありませんでした。


Summer2017kilkenny01夏休み2日目。

ダブリン 朝10時発のバスDublinCoach(M9 Express・2時間に1本くらい運行)で キルケニーへ向かいました。

車窓からの風景は、左のような草原や緑の丘、そして羊や牛。

ですが、案外 ”ハイウェイの壁”率が高かったので ちょっと残念でした。

ウトウトしていると、11時40分 キルケニーに到着!

バス停(Kilkenny McDonaghJunction)に 懐かしいダニーの笑顔が待っていました!!

Summer2017kilkenny02

上写真はバス停を降り 街へ向かう道すがら・・・、左写真の緑のバスが私達が利用したDublinCoach。

ダニーは オランダ在住イギリス人ですが、数年前に アイルランド人の奥さんの実家のそばの 古い家(オールドファーマーハウス)を購入し、オランダとアイルランドを行ったり来たりしながら リフォームをしていました。

リフォームはまだまだ続くようですが、住める状態になったようで、近年はダニー・奥さん共々 アイルランド中心の生活をしているようです。

この夏休み2日目は、ダニーの家を訪ねる予定になっているので、キルケニーに宿をとっているだけで 予定は未定、全て ダニー任せ。

さあどんな一日が待っているのでしょう!?

いつも自分ですべて計画しているので、こんな一日はちょっと楽しみです。

まずは 私達の泊まる予定のホテルへ荷物を置いてチェックインし、ホテルのカフェで一息。

その後、ダニーが宿泊予定の B&Bへ。

ダニーも今夜は 私達と一緒に キルケニーで飲む?! ということで キルケニー泊!

身軽になったところで、私達3人 時間が許す限り キルケニー観光です。

ダニーの奥さんやお友達が、夕食?の準備ができたところで 迎えに来てくれるそうです。


中世アイルランドの中心都市として ノア川the River Noreに沿いに栄えた 古都キルケニー。

歴史的建造物や町並みは中世の雰囲気を残し、また雰囲気のある伝統的なアイリッシュパブが連なり、世界中の人々や 多くのアイルランドの人々も訪れる人気都市。

「ヨーロッパの最も美しい村30選」にも選ばれているそう。

とはいえ、人口25000人弱の カントリーサイド・・・、ローカルタウン・・・。

・・・どこか懐かしい雰囲気の 田舎町です。

日本でいうと ”小京都”のような・・・(?)。

Summer2017kilkenny03ダブリン都市部とは違う アイルランドらしい?かわいいカラフルな家並みに、18年前に過ごした田舎町OldCastle や Kells を思い出しました。

写真はノア川沿いのホテルのカフェから見た川向うの町並み。

”あぁこの色、この家並み、その向こうの空と雲”・・・アイルランドだ!”

オランダもグレイ度(曇り空)の高い空ですが、アイルランドの空は 青空と 厚みのある黒い雲がいつも一緒で お天気も変わりやすい・・・そんな印象です。

私にとっても、過去の記憶が蘇り 懐かしさ溢れる風景でした。


街をプラプラ歩きながら、まず私達が向かったのは 町のはずれの小高い丘の上にある 聖カニス大聖堂St. Canice's Catheral。

「タワーにのぼるぞ~!」

バス停で会った時から ダニーは 私達を連れていこうと とっても楽しみにしていた様子でした。

Summer2017kilkenny04

グレイの石造りの 聖カニス大聖堂。

・・・いつの間にやら 雲行きが怪しい・・・。

この大聖堂は、”キルケニー”の名前の由来だそう。

というのも、ゲール語(アイルランド語)でキルケニーCill Chainnighは 、6世紀頃からこの地にあったといわれる教会Charch of  Caniceの名前なのだとか。

現在の大聖堂は13世紀建造 (その後 度々修復はされています)、早期ゴシック様式。

Summer2017kilkenny05ダニーの言う”タワー”というのは、大聖堂脇にそびえ立つ ラウンドタワーのこと。

細長い煙突のような石塔が ラウンドタワーです(上写真・左写真参照)。

ラウンドタワーとは、アイルランド特有の建造物で、9~12世紀頃 鐘楼として、修道院の見張り塔として アイルランドのあちこちに 建造されたそうです。

インターネット検索で見つけたブログ「ナオコガイドのアイルランド日記」 によると、現在は65塔、かつては89塔あったとか・・・

キルケニーのこのタワーには のぼることができるそうで(天候による)、大聖堂の写真の石塔のふもとには のぼりおりする人達が、頂上には手すりと 人の姿がみえます。


タワーにのぼる為に まずは入場券を買いに大聖堂へ。

せっかくなので、共通券を買い 大聖堂内も見学しました。

Summer2017kilkenny06

Summer2017kilkenny07

大聖堂内をひと回りし、いよいよタワーのぼりです!

大聖堂内には観光客が大勢いましたが、タワーにのぼる人は(もの好き?) そんなにいない模様。

タワーのふもとには 待っている人が数人。

係りの人もいて、入場を制限をしている様子でした。

どうやら内部は一方通行のよう。

一度に入場できる人数は10人ほど、大勢は一度に入れないようです。

20分程待つと、タワーの中から観光客が数人 出てきました。

塔からおりてくる人々の様子を見て ヒヤリとしました・・・

すでに入り口(塔の外の部分)から大変そうです(汗)。

細いタワーの内部・・・どうなっているのでしょう・・・。

高い所は平気ですが、私・・・閉所が苦手ですぅ~~~(涙)。

ですが、年齢一回り以上年上のダニーが 笑顔で楽しそうにしているのを見ると、不安な顔はできません。

頑張ってのぼるぞっ~~~!


中に入ると、予想以上に・・・ ・・・ ・・・?!?!

狭い!

Summer2017kilkenny08

石むき出しの塔の内部は、人が一人 上り下りするのも窮屈なくらいの幅の 木のハシゴがかかっていました(上結合写真左・中参照)。

しかも かなり急!!

”OwnRisk”って書いてある~(汗・上結合写真中)。

数段あがると、向きを変え、また木の階段、数段あがり、向きを変え、また階段・・・。

狭い石塔の中で 木の階段のぼり・向き変えを 何度か繰り返し、最後の階段は”石”でした。

石の階段は、さらに狭いし、一段一段の高さもあり・・・(大汗)

・・・先にのぼったダニーに荷物を預け、よじ登る感じ。

そして狭い石のタワーからやっと這い出し、解放されました。


待っているのは 素晴らしい見晴らし?!

・・・良い見晴らしではありましたが・・・青空はどこへ?

残念ながら 見渡す限り 暗く厚い雲で 覆われていました。

風が少し強くなり、ポツポツと 雨も降り始めました。

タワーの頂上は、広さ直径3m程?の石床(感覚的な広さ、正確な広さは不明)。

狭い!

Summer2017kilkenny09しかも、風景を見ようと端に行こうとすると、端の方に床面が下がっていて、かろうじて”手すり(?)”がありましたが、怖い~。

左写真は 怖くてなかなか端まで行けず、塔の真ん中あたりから撮った写真。

「あっちの方角が私の家だよ~」と楽しそうに話す ダニーと旅友。

ダニーにとっても初登頂だったようで、楽しそうに はしゃいでいました。

私はタワーをのぼった疲労と、頂上の石面の足元の不安と、下りの階段への不安と恐怖で、キルケニーのパノラマを 楽しむまでの 心の余裕は 全くありませんでした・・・(涙)。

Summer2017kilkenny10

ブログ冒頭の写真は、ラウンドタワーの頂上から見下ろした聖カニス大聖堂、写真を見ても恐怖を感じる~。

おりるのも一苦労だったのは いうまでもなく・・・。

おりた後の 広い大地の安心感ったら ありません(涙)。

ちなみに階段は112段だったとか(前出の 「ナオコガイドのアイルランド日記」 を参照しました。)

私の場合は高い所は平気でも、(自称?)閉所恐怖症 & ”強風”恐怖症なので、足が震えるような体験でしたが、観光に行かれましたら 皆様は是非・・・OwnRisk自己責任で!!


アイルランド内に今も点在するラウンドタワーですが、のぼることのできるタワーは2か所のみとのこと(3か所と紹介されている資料もあり)。

今回のぼったキルケニーのタワーは その内のひとつということで・・・、貴重な存在、貴重な体験でした!

高さ30メートル!

849年建造!

これらの数字、教会でいただいた資料を 後で!読んで知りました。

なんと 1100年以上前、9世紀建造だったとは・・・!

30メートル高で あの狭さのタワーの頂上・・・怖いはずです。

知っていたら のぼれなかったかも・・・(汗)。

怖かった印象とは別に、ラウンドタワーをのぼりながら触れた アイルランドの石・空気・風に・・・日本ともオランダとも 他のヨーロッパ諸国とも違う、長い歴史・独特の文化・異なる宗教等、様々なことに触れた気がしました。

ラウンドタワーは、タイムトンネル ?

あの30メートルの石塔は、1000年を超える時間を 体感できる空間だったのかもしれません・・・。


タワーのぼりの後は、ランチタイム。

ランチはやっぱり アイリッシュパブです(笑)。

そして 定番的なアイリッシュランチと 欠かせないアイリッシュビール!

震えた足も アイリッシュビールでご機嫌になりました?!

キルケニー紀行、アイルランド紀行は まだまだ続きます。

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2017/10/21

風に揺れる花、広がるストーリー! Fleuramour2017

選挙戦の嵐の中で 突如?誕生した本当の嵐・台風21号。

10月ももう後半だというのに・・・日本列島に 超大型台風が近づいてきています。

日本の政治には少し強い風が必要かもしれませんが、台風の風は吹き荒れないで~。

ここ愛知県も含め、これから台風が近づく日本各地に 被害がないことを祈るばかりです・・・。

今回ブログは、”風”は”風”でも、癒したっぷり 優しい”風”です!


『Fleuramour2017 passion for flowers』 (2017年9月22~25日, Alden Biesen)

毎年9月後半に ベルギーの Alden Biesen城 にて行われるお花イベント。

Fleuramour2017wind00

毎年15000人以上の来場者が訪れ、120000本以上のお花が使われデコレーションされる、秋のビッグイベントです(数字はオフィシャルサイトより)!

私も大好きなイベントで 今年でなんと! 10回目の訪問になりました!!

アムステルダムからは 残念ながらとても遠いのですが・・・、10年懲りずに?訪れ、秋のフラワーデコレーションに魅了され続けています!

この10年振り返ると、情報を集めることが難しかった時代から、情報がどんどん溢れる時代へ変化したことを ヒシヒシと感じます。

私は当初よりこのイベントのことをブログに書いてきましたが、初めの頃は 情報を探すのに一苦労でした。

それが今では・・・!?

SNSの発達により、(情報を探していなくても)イベント開催前から 制作風景等が 写真も動画もいっぱい流れてきます。

(勝手に)流れてくる情報を見て、イベントに行った気分になったり、満足してしまいそうになりますが、やはりそこは違います。

会場の空気、お花の香り、人々の賑わい、共有する感動・・・

やはり会場でしか得られない見応え と 感動があります!

ということで、(アムステルダムから遠い為に)毎年諦めようか・・・と思うのですが、今年も行ってきました!

雨の多い秋には貴重な 爽やかな青空の広がる秋晴れの日でした。


Fleuramour2017wind01広いイベント会場(屋外・室内)には、ベルギー・オランダのフラワーデザイナーさん・世界で活躍するフラワーデザイナーさん達による フラワーデコレーション・空間デコレーションが 所狭しと並んでいます!

その数は・・・数えきれないほど!!

今回ブログは、そんな数えきれないほどの作品の中から ” 風”を感じた 空間デコレーションをご紹介します。

そのフラワーデコレーション・空間デコレーションを目の前にした時、背後に広がる風景や 脳裏に展開されるストーリー!

お花のイベントでは、デコレーションに BGMは必須です。

お花を演出するための演出、そして 欠かせない ストーリー。

音楽も・・・、鳥のさえずりも・・・、風さえも・・・デコレーションの一部!

フラワーデコレーションと それらの背景が一致し ストーリーが見えた時、それはそれは 心地よく、お花の中の世界に ワープしたような気分になれるのです!


まずは会場内にある教会の 内部のデコレーション。

今年は足を踏み入れた瞬間に、例年と違う空気が漂っていました!

Natallia Sakalovaさん(ベルギー)とチームのプロジェクト。

鳥のさえずり(BGM)・・・

まるで草原にいるような、そよ風に揺れるお花達・・・

ブランコも揺れています・・・。

木のぬくもり、グリーンとホワイトのお花達に、何だか 懐かしさがこみ上げてきました。

Fleuramour2017wind02

Fleuramour2017wind03

ここが教会内とは思えない、柔らかく優しいさ溢れる 素敵なデコレーションでした。


もう一つは全く違う世界観!

・・・でも、教会のデコレーションと同じような 懐かしく優しい気持ちになれるようなデコレーションです!

それは、大きなお花のメリーゴーランド!!

Fleuramour2017wind10

ブログ冒頭の写真はメリーゴランドの上の部分のアップ。

”ロの字”に囲まれたお城の中庭に造られた 大きなデコレーション。

ロマンティックカラーの、大きな大きなメリーゴランドです!

回転はしないのかな・・・、回転したら もっといいのに!

そんなことを思いながら、メリーゴランドを後にし ルートに沿って次のエリアへ進みました。

Fleuramour2017wind13それからしばらくし・・・

ロの字型のお城の室内のデコレーションを見学していると、中庭からバイオリンの音色が流れてきました。

窓から中庭を覗くと・・・!?

ハンサムなバイオリニストさんが お花のメリーゴーランドの下で 優しく軽快な曲を奏でていました!

バイオリンは Stijn Vande Voordeさん(ベルギー)。

そして!

まるでバイオリンの音色に 合わせるように、メリーゴーランドのお花達が そよ風に吹かれて 揺れています!

最初にメリーゴランドを見た時には 感じなかった世界が 急に広がり始めました。

そよ風に揺れるお花達と バイオリンの音色による効果でしょうか?!

回転していないメリーゴーランドが、回転し始めたように 錯覚してしまいました。

ここは おとぎの国? 夢の中に広がる草原?

・・・周りの景色さえも 違って見えます。

Fleuramour2017wind12

Fleuramour2017wind11

バイオリンの音色と そよ風と 揺れるお花に、こんなにも 印象が変わるとは!

メリーゴランドから 奏でられる音色と共に、ストーリーが グルグル広がります!

Natalia Zizkoさん(ロシア)とチームの作品「Fairytail Carousel」。

バイオリンの音色と そよ風に揺れるメリーゴランド、とってもとっても素敵な作品でした。


Fleuramour2017、まだまだたくさんご紹介したい素敵なアレンジ・デコレーションがあります。

時間はかかりますが、できる限り 「オランダのお花ブログ」でレポートしたいと思います?!

今年はどこまで書けるかな・・・。

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2017/10/15

『エルメスの手しごと展』 in NAGOYA 

オランダ・ベルギー・フランス・ドイツ・デンマーク・・・

これらのヨーロッパの国々は 夏の終わりから10月初め頃までに BloemenVanThuraが入荷した商品の 出荷元(取引先メーカー所在国)。

夏の初めには チェコからも届いています!

今年2017年の 秋・冬・クリスマス関連(雑貨)の新商品は 先週までにすべて揃いました!

(ヨーロッパリボンの入荷は 年内 もう少し続く予定です、フランス・イタリアから?)

是非ご覧くださいね、 『2017BVTクリスマス』

BloemenVanThuraホームページ「雑貨カタログ」


さて 話は本題に。

9月末に帰国して ちょうど1週間が経とうとしていた時のこと・・・。

オランダ滞在中(日本不在中)に 届いていた郵便物の中に あるDM を見つけました。

普段 重要な郵便物以外のDM類は、日にちが過ぎていることが多い為、あまり見なかったり、さらに後回しにしたりしてしまうのですが・・・

たまたま 開けた封筒(DM)の中の案内は・・・?

おぉ!!

気になっていた イベントじゃないですか?!

でも すでに始まってる?

しかも開催期間 6日間のみ!

うわ~行けない!

・・・ん? まだ間に合う?!?!

Hermesartisan201701『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』(2017年10月4日~10月9日・名古屋)

東京開催時から、インターネットのニュースなどで見聞きし、興味を持っていました。

エルメスにも興味はありますが、それぞれのアイテムがどのように作られているかも興味があるし、何より 世界トップブランドの職人さんの手仕事がみたい!!

東京では ものすごい人でしたが、名古屋はどうかな・・・?

東京ほど混んでないんじゃないかなぁ・・・

でも名古屋の人は ブランドモノ 大好きだから 混んでるかな・・・?

ドレスコード あるのかな(エルメスを身に着けていかなきゃいけないかな)・・・?


Hermesartisan201702『エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”』は、KITTE名古屋 で行われていました(無料)。

左写真は 届いていたDM(裏表)。

ブログ冒頭の写真は 上階から見た 1Fアトリウム、”金のしゃちほこ”ならぬ 金色のオブジェ ”GOLD FISH”と、その横には『エルメスの手しごと展』の撮影スポット。

『エルメスの手しごと展』はKITTE名古屋 3階で開催されていました。

3Fに上がると、イベントの受付(入り口)があり、その奥には3つのお部屋がありました。

最初のお部屋に入ろうとすると、「現在混んでいるので、奥のお部屋からご覧ください」と案内されました。

隣のお部屋に行ってみると・・・こっちも 混んでる~!!

一部屋に3つまたは4つのブース(作業台)があり、どのブース(職人さん・作業台)も 何重もの人だかり・・・。

多くの人が 職人さんの作業台を取り囲み、真剣に見入っていました。

・・・隙間からしか見えません(汗)。

ちょっとうろたえましたが、少しずつ前進しながら 人と人の隙間から なんとか見ることができました。

そんな調子で様々なブースの 職人さんの作業を見学!

写真はOKでしたので、何枚か撮らせていただきました(フラッシュ・動画はNG)。

ちなみに・・・イベント会場へは デート中・名古屋駅利用の方・ショッピング中の方等 多くの人が訪れていましたが、エルメス率は高くありませんでした(ドレスコードはなかった)・・・よっぽど パリのMaison&Objetの方が エルメス率 高し・・・!?



会場には、様々な分野の(下記参照)職人さんのブースがありした。

鞍(馬具)職人、皮革職人、手袋職人、磁器絵付け職人、時計職人、石留め(宝石)職人、縁かがり(スカーフ)職人、ネクタイ縫製職人、シルクスクリーンプリント職人、シルクスクリーン製版職人

Hermesartisan201704

上写真は 石留(宝石)職人さん・・・小さなダイヤモンドを留める作業は細かすぎて見えないため、まずは図で説明。

実演後には 拡大鏡で覗かせてもらいましたが、キラキラすぎて ”目がくらむ!”とは まさにこのこと?!


驚いたのは、体験型のブースがあったこと。

Hermesartisan201703

時計職人さんのブース(上写真)では、次から次へと体験したい人が手を揚げ、1ミリにも満たないほどの ビスを ムーブメントに取り付ける作業を体験していました。

私もやりたかった~(ちょっと 手を揚げる勇気がでなかった)。

ブランドに興味がありそうな女性より、おそらく 手しごとに興味があると思われる多くの男性陣が手を揚げ 体験させてもらっていたのが印象的でした!!

さすが製造業のさかんな名古屋地区?!

それとも男性は やはり メカ好き?

Hermesartisan201705

一方、縁かがり(スカーフ)職人さんのブース(上写真)は ほぼ女性が囲み、スムーズな針さばき に興味津々、見入っていました。


Hermesartisan201706

上写真左から 手袋職人さん、皮革職人さん、鞍(馬具)職人さんのブース

どのブースも 見物客から 積極的に質問が飛び交っていたのには、驚きました。

仕事のこと、修行のこと、作業のこと、製品のこと・・・。

さらに、職人さん達が どんな質問に対しても(通訳を通して)丁寧に答えていたのは、好印象でした。

Hermesartisan201707

上写真左から 磁器絵付け職人さん、シルクスクリーン製版職人さん、ネクタイ縫製職人さんのブース

Hermesartisan201708

上写真はシルクスクリーンプリント職人さんのブース

一部 休憩中?のブースもあり、全ての作業を見学できたわけではありませんが、十分 理解し 感動し 楽しめました!!


説明によると、エルメスの社員の半数は職人さんとのこと。

エルメスという会社は 職人さんの割合が多く、ブランドの”姿勢”と”信頼”を感じました。

世界トップブランドの職人さんの手しごとは もちろん感動的でしたが、同様に感動したのが 通訳として それぞれの職人さんの隣で解説をしていた 日本人女性スタッフの方々。

かっこいい!!!

皆さん エルメスのスカーフを それぞれ素敵に巻いていらっしゃって、フランス語ペラペラ、専門用語も 専門的なことも スラスラ・・・!

エルメスにも、職人さんにも、かっこいいお姉さん方にも 憧れました!

手しごとっていいな・・・改めて感じた 暑さ残る秋の一日でした。

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2017/10/09

お花溢れるフォトジェニックな?テンプルバー! Summer2017

年々時間が経つのがびっくりするほど早くなっています。

今年もあと3か月をきりました。

ブログに書きたいことが まだまだたくさんありますが、このペースでは 今年中に今年のことを書ききれないかもしれません(汗)。

楽しかった夏休みも 遠い昔のようです・・・。


『アイルランド再訪の旅 ~アイルランドの田舎と世界の果てへ~』

Summer2017temple01

この夏(2017年8月2~7日)、18年ぶりにアイルランドに足を踏み入れました。

(その経緯は 9月4日ブログ 参照)

スキポール空港から1時間40分、ダブリン空港に到着。

オランダとアイルランドの時差は1時間です。

アイルランドの日本との時差(夏時間)は-8時間、オランダは-7時間です。

18年前も 今回と同じようにオランダ・スキポール空港から アイルランド・ダブリン空港へ到着しました。

何か見覚えや思い出があるかな・・・ と見渡しましたが!?

さすがに18年も前のこと・・・見覚えはありませんでしたが、ホームステイをしたB&Bオーナーご家族が 出迎えてくれていたことを思い出しました。

予想と反し ノスタルジックな気持ちには なりませんでした?!


ダブリン空港に到着すると、想像していた通りの?! 雨景色と 肌寒さ(約15度)。

ここ数年の夏休みを思い返すと・・・南フランス・ミラノ・東欧・・・30~35度を超えるような ド暑い夏休みを過ごしてきました。

オランダのようにヨーロッパの北寄りの人々は、太陽に憧れ、太陽を求めバケーションに出かけます。

以前は 太陽が苦手だった私も、今はその気持ちが分かるようになりました。

”寒い夏休み”は不本意でしたが、オランダより寒そうで お天気の悪いイメージのアイルランドが(あくまでもイメージ!)、今年選んだ夏休みの行き先です。

ということで、今年の夏休みは 夏のカーディガンやデニムジャケット以外に、スプリングコートと ポンチョ も持参!?

想定通りの雨降りで、ダブリン空港を出る前に スーツケースから傘と スプリングコートを出し 羽織りました。

ちなみにオランダの夏も、ジャケットやスプリングコートを羽織ることは日常です・・・。

そして 出番を待っていた 麦わら帽子が、早速 行き場をなくしました・・・。

ちなみに 虫とり用みたいな麦わら帽子じゃないですよ(笑)、もう少しエレガントなやつね・・・。

18年ぶりの再訪に 晴れやかだった私の気持ちとは裏腹に、雲で覆われた空と 雨と 少ししっとりした空気。

あぁ この空、この雲、この空気・・・アイルランドだ・・・。


ダブリン空港から バス・エアコーチAircoachで ダブリン中心エリアへ 約30分。

空港からダブリン市内へは、エアコーチ以外にも エアリンク・ダブリンバスがあるそう。

ダブリン - 空港間は、バスも比較的頻繁に走っているし、約30分の距離ではありますが・・・、帰り(旅行最終日) ダブリンから空港へ向かった夕方は、途中 サッカー渋滞?にはまり! 飛行機の時間も迫り・・・、焦りました。

夕方等は少し余裕を持って移動すべきかもしれません(当たり前?)。


夏休み初日の宿泊先は、空港からのバスが停まるバス停からも近い テンプルバー(エリア)のゲストハウス。

テンプルバーTheTempleBar(エリア)とは、ダブリン市内を流れるリフィ川の南岸に 東西に広がる 中世の街並みを残す 再開発エリア。

Summer2017temple02

かつては セント・アンドリュー教区(St.AndrewsParish)と呼ばれ 修道院があったエリア。

16世紀 ヘンリー8世による宗教改革(修道院解散令)によって閉鎖。

その後 イギリス人テンプル一族がこの地を所有し・・・、テンプルバーという地名の由来に。

”バー”とは土砂が蓄積した 河口や砂州のことを言うのだそう。

中世には 経済的に栄えたエリアも、19世紀以降は衰退し スラム化・・・。

時は過ぎ・・・

1990年代にアイルランドの文化の中心地として 再開発。

以降、若者が集う最先端のアート・カルチャーエリアとして、また観光スポットとして 生まれ変わったのだそうです!

中世のような雰囲気は 再開発され 保たれてるんですね・・・。

私が以前訪れたのは1999年、当時は まだ新しいスポットだったのかな。


テンプルバー(エリア)は 地図からの目算で 700mx200mほどのエリア。

その狭いエリアに 伝統的なアイリッシュパブや カフェ・クラブ等が ひしめき合っています。

週末には 様々なマーケットなども行われているそう。

テンプルバー(エリア)の建物の壁面にはお花が溢れるように咲き、パブといっても とっても フォトジェニック!

Summer2017temple03

そんな中でもひと際 人が集まっていたのは、1840年創業 エリア名と同じ”テンプルバーTHE TEMPLE BAR”(上写真左・中の赤い建物)というアイリッシュパブ。

ブログ冒頭の写真はその住所の看板、ギネスビールの鳥さんマスコットがかわいい。

日中も夜も パブには人が溢れ、特にテンプルバーTHE TEMPLE BARは 写真スポットとしても賑わっていました。

初日の宿が テンプルバー(エリア)ド真ん中だったので、アイルランド最初の食事(ランチ)はテンプルバー(エリア)で。

アイリッシュパブでは お昼でも あちこちからライブ演奏・音楽が 聞こえてきます。

混み合うパブの席につき、ランチとアイリッシュビールをオーダー。

Summer2017temple04

上写真は典型的なアイリッシュパブのランチメニューと飲みかけのビール!アイルランドはお魚もお肉もお野菜もおいしい! そして(ちょっと強面だけど)とても耳馴染みのよい歌声のバンドのおじさん達。

ちょうどライブ演奏をしていて、パブ内は テーブルでランチをしている人以外に、立ち飲み客もぎっしり!

とても混み合っていました。

アイルランドならではの、アイリッシュパブならではの 雰囲気を楽しみました。

雨でスタートしたアイルランドでしたが、気が付けば青空がのぞいていました(日中約20度)!

オランダ同様 変わりやすい空のようです。

初日のディナーは、テンプルバー(エリア)の タパスバーで。

アイリッシュビールではなく ワインで。

テンプルバー(エリア)は、トラディショナルなアイリッシュパブが多いものの、その他のお料理も おしゃれに美味しく楽しめました。


”テンプルバーは楽しいけど騒がしいね・・・、若い頃はよかったけど 今はもう・・・”

そんな感想を話してくれたのは、この旅行で後日訪ねたアイルランドの知人達(年齢は私より上の方々)。

観光スポットとして一度は足を踏み入れたいエリアではあるものの、賑やかで騒がし過ぎる・・・私もそう感じる年頃になってしまいました(笑)。

それに ちょっと男臭い?!

”臭い”というのは”匂い”ではなく、男の人が多いという意味です。

オランダにも男の人が多い場所がありますが(ゲイバー等)、”男臭さ”が少し違います?!(決して差別的な意味はありませんよ!)

大きな声では言えませんが、私はテンプルバーの男臭さより オランダの男臭さの方が好きだったりします!?

日中も賑やかなテンプルバー、夜はもっともっと賑やかです・・・いえ騒々しい!

そんな騒々しく男臭いエリアですが、石畳にカラフルなかわいい建物、お花もいっぱい咲き乱れ、とってもフォトジェニックなテンプルバーでした。

Summer2017temple05

9:30PM頃のテンプルバー(赤い建物がTHE TEMPLE BAR)

Summer2017temple06

9:30PM頃、ぞろぞろと人が集まってきます、夜はこれから!?(赤い建物がTHE TEMPLE BAR)

私達は 初日1泊と 3泊目~5泊目を ダブリンで過ごしました。

初日はテンプルバー(エリア)のゲストハウス、後半はテンプルバー(エリア)そばのホテル。

ダブリンに戻った夏休み後半は 週末だったので、それはそれは いつまでも賑わい 人が溢れ、平日とは比べものにならないほど 騒々しい?テンプルバーでした。

Summer2017temple07_2

同じく9:30PM頃、テンプルバー(エリア)はどこも若者と観光客でいっぱい!

アイリッシュパブ・ナイトシーンを楽しむなら 間違いなしのテンプルバー(エリア)です!!


夏休み後半に戻ったダブリンの夜は、ダブリン中心の (テンプルバー以外の)他のエリアで 食事をしました。

テンプルバーとは全く違う モダンで都会的な雰囲気、小ぎれいでおしゃれなエリアが あちこちにあり、どこも賑わっていました。

様々なダブリンのナイトシーンを楽しむには、4泊では足りませんでした!

ダブリンが アムステルダムから電車で行ける立地と距離なら・・・、旅行という感覚でなく、日常的に 頻繁に 訪れたい街です。

アイルランドの旅を終え、アムステルダムに戻ると・・・

いつも賑やかで 時にうるさい!と思う(特に週末!) バーやカフェが連なる 私が住むアムステルダム下町エリアや 家のあるストリートの雑踏も、可愛らしいものに感じました!

ダブリン、テンプルバーの賑わい、恐るべしです~。

ちょっぴり 名古屋で過ごした大学生の頃の バブル時代の夜の街と 夜遊び?を思い出しました?!

・・・アイルランド紀行は続きます。

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2017/10/01

オランダで HA・NA・I・KE・バトル観戦?! AalsmeerFlowerFestival2017

あっという間に月日は過ぎて・・・

オランダでは 樹々の葉が赤や黄色に色を変え、大きな葉っぱが どっさりと?! ストリートに積もり始める季節となりました。

今回ブログは 季節を戻し・・・、オランダが 一番キラキラだった夏至の頃に行われた Aalsmeer Flower Festival(2017年6月17・18日)でのこと。

Aff2017hb01


私がAalsmeer Flower Festival を訪れる前日、このイベントのプロジェクトに関わっていたお花屋さん時代の元同僚であり友人のマルーシMarloesから 連絡がありました。

(マルーシの 素敵なプロジェクトについては 8月21日ブログ参照)

その時のメッセージに添えてあった一言・・・「”HANAIKE Battle”で疲れたよ~、でも楽しかった!」。

ん?? ”HA・NA・I・KE・バトル”?

・・・あの ”花いけバトル” のことかな?

”花いけバトル”とは、フローリストや華道家が観客の前で 即興でお花を活ける競技のことで、日本の様々な場所で行われているようです。

以前からSNS等で見聞きしたことのあった ”花いけバトル”が オランダ・アールスメーアAalsmeerで?


私は半信半疑のまま Aalsmeer Flower Festival イベント会場へ、そしてマルーシに会いました。

「19時30分からWatertoren会場で ”HANAIKE Battle”があるから応援に来てね!」と。

どうやら、イベントAalsmeerFlowerFestivalの中の行事の一つに”花いけバトル”があるらしい・・・。

もちろんマルーシも バトラーとして参加するとのこと。

アールスメーアからアムステルダムへの帰りの(バスの)時間を心配していた私に、「5分で終わるのよ!あっという間よ~!」と。

・・・ということで、19時に Westeinderplassen湖畔の Watertorenで待ち合わせをしました。

私はその時点でもあまり状況を把握しておらず・・・19時30分から始まり すぐに終わるものなのかな・・・と思っていました!?

6月半ば、夏至の頃のオランダの19時30分は、サングラスが必要な 昼間のような明るさ!

Westeinderplassen湖畔にデンと構えるWatertorenの麓(屋外)で ”花いけバトル”は行われました!

まだ太陽は高い位置にありましたが、高さ50mのタワーWatertorenの陰となり、ステージと観客席は日蔭だったため、写真が暗くなってしまったのは残念でした(私の腕の悪さです)。


Aff2017hb02オランダからは4名のフローリスト、写真左からピンクさん(*)、Mike氏、Marloesマルーシ、ネイビーさん(*)。

(ピンクさんとネイビーさんは正確な名前・スペルが不明なので、ここでは服装の色から命名、ごめんなさい)

そして日本から このバトルの為にオランダにいらしたという Marioさん(華道家:平間磨理夫氏・写真左から5番目)と Kojiさん(2016年年間王者:藤本浩司氏・写真左から6人目 )のお二人。

計6人の戦いです。

花いけバトルは 5分間。

前半の予選と、後半のトーナメント方式(勝ち抜き戦)で、全部で8バトル 観戦しました。

ステージ向かって右側に いくつかの大きな陶器花器やプレート、ガラス花器等が用意してありました。

左側には、今が旬!夏のお花がいっぱい 並べられていました(ブログ冒頭の写真)。

小花~大ぶりなお花、葉っぱがわさわさついた大きな枝、流木のようなドライの枝、モス類、インドアプランツ(鉢)、根付きラン(ラン鉢)・・・等。

自分の活けたい花器を選んで、対戦後半は相手の花器を選んで。

並べられているお花を自由に使って、即興のアレンジ!

花材はそのまま使っても、切っても、切り刻んでも?? OK!

ちなみに 対戦が終われば アレンジは解体され、お花達は再利用されていました。

Aff2017hb03

上写真左は一回戦(ピンクさん勝利)、中・右写真は4回戦(ネイビーさん勝利)

Aff2017hb04

上写真は2回戦、二人とも枝使いが素敵(ネイビーさん勝利)

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上写真は3回戦、マルーシ得意の?プレートアレンジと、ピンクさんの個性溢れるボリュームアレンジ(マルーシ勝利)


5分のバトルは、想像以上に あっという間!

花材をカットする時間も バランスを考える時間も ないほどでした。

バトラーも観客も 盛り上がりました。

私はマルーシのご家族達と 観客席最前列で応援。

5分のバトルの後のジャッジは、我々観客です。

向かって左のバトラーが白、右のバトラーが黒。

観客にはジャッジ用の白と黒のカードが渡されていました。

観客が揚げる白・黒のカードを司会者が集計し、それぞれの対戦で勝者が決まる・・・という方式でした。

観客としては、作品の出来栄えはもちろんのこと、バトラーのプロならではの花扱いや スピード感、発想、魅せ方、ワクワク感も ジャッジのポイントの一つでした。

Aff2017hb06

上写真は5回戦、日本人対決!(日本人代表はMario氏)

Aff2017hb07

上写真は6回戦、マルーシはシンプルモダン、ネービーさんは大胆アレンジ!(オランダ人代表はネイビーさんに)


このあたりから お花選び・花活けだけでなく、器選びも即興に?!

観ていて楽しい バトラー達のやりとりでした。

Aff2017hb08

上写真は3位決定戦(マルーシの勝利)

3位決定戦で Koji氏がマルーシに選んだのは、並べられていた花器ではなく Koji氏が かぶっていた帽子!

そしてマルーシがKoji氏に選んだのは、ステージ脇に道具入れとして置かれていたバスケット。

マルーシはこんな即興こそ得意中の得意なんじゃないかな。

私がマルーシと一緒にお花屋さんで過ごしていた時、私達は 常にお店にあるものを 工夫して器にしたり創作したりして、お店をデコレーションしたりアレンジしていました。

ないものからアイデアを絞り出したり考えたりするのが 私達は大好きでした!

私の想像ですが、帽子を差し出された時マルーシは”よし来た!”と思ったに違いありません(笑)。

マルーシだけでなく、フローリストは きっとみんな そんな感覚なのではないでしょうか!?

バトラー達も楽しんでいる こんな即興は、観客にとっても とても楽しいものです。


いよいよ決勝戦。

Aff2017hb09

上写真は決勝戦(Mario氏優勝)。

Aff2017hb10

この時 ネイビーさんがMario氏に選んだ花器?は、観客のお子さんが持っていたスケボー(のようなもの)!

Mario氏はそのフラットな形状のスケボー(のようなもの)と 長いドライの枝を バランスよく立たせようとしていましたが、難しそうで・・・時間もかかり・・・。

観客も ハラハラドキドキ。

最後はポロッとなりましたが!?・・・軍配はMario氏に!

素晴らしい作品あり、ギリギリで出来上がる作品あり、未完あり、完成直前で崩れることもあり・・・!?

通常のフラワーアレンジ・デコレーションで求められる 植生や給水方法や安定さには目をつぶり(?)、とにかく 5分間で仕上げる(見た目の)完成度(?)と楽しさ。

そんなのありなの?と思うお花の扱いやアレンジも多々ありましたが、「花いけバトル」ならではのルールかな(違っていたらごめんなさい)。

そこは割り切って・・・楽しみました。

それでも たった5分という短い時間で、それぞれデザイナーさんの性格や出来上がる作品の個性が 伝わりました。

短い時間で自分の個性を表現できるなんて・・・みなさん さすがです!!


(珍しく!)暑かったこの日も、20時(といってもまだキラキラの明るさ)を過ぎると 日蔭では寒く・・・、私だけでなく周りのみんなも 一斉に上着を羽織り始めました。

これぞ、やはり オランダの夏。

”花いけバトル”が終わったのは、沈みゆく太陽と北の空が オレンジ色に輝いていた 22時頃!!

すぐに帰るつもりだった私も、結局 最後まで見届け、バトルの興奮を抱えたまま(バスの時間もあったので)急いで 帰路につきました。


バトラーも 観ている側も ワクワク・ハラハラ・ドキドキ!

想像以上に予想以上に 楽しい”花いけバトル”観戦 でした。

この次の日、”花いけバトル4回戦”があったようで、マルーシから「勝ったよ~」と連絡がありました。

後で調べると、”花いけバトル”は 私が訪れた日の前日から 3日間 開催され、私が観戦した”花いけバトル”は3回戦だったようです。

マルーシも、オランダのフローリスト達も 観客も 夢中になった”花いけバトル”!

国境を越えて 楽しめる”花いけバトル”です。

観客としてより、バトラーとして参加してみたい・・・とは、言うまでもなく・・・!?!?

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