青空と太陽のパワー! OpenGardenDays Amsterdam 2017
日本での2週間、その後 ヨーロッパで1週間の夏休み・・・
駆け足で3週間が過ぎました。
真夏の日本 37度!
14~20度の夏休み!?
そして再びオランダ 17度?!
時差ボケと気温差で 日常の感覚を取り戻すには 少し時間がかかりそうです・・・。
季節は2カ月ほど戻り・・・前回ブログの続きです。
この日 1つ目のお庭に足を踏み入れた瞬間、青空と太陽のパワーに圧倒されました!
こんなに印象が違うとは・・・?!?!
Open Tuinen Dagen Amsterdam2017 /Open Garden Days
(2017年6月16・17・18日)
毎年6月第3週週末に行われる アムステルダム運河地区(セントラム)のオープンガーデンイベント。
私はお庭が公開されている3日間のうち 2日間、初日の金曜日(6月16日)と 日曜日(6月18日)に ガーデン巡りをしました。
(オープンガーデン初日の様子は 7月28日ブログ参照)
今回ブログでは 日曜日(6月18日)に巡ったガーデンの様子をご紹介します。
この日は 寒かった初日とは打って変わって、突然 猛暑がアムステルダムを襲いました?!?!
気温28度、快晴!!
28度・・・アムステルダムにとっては 1年に数日あるかないかの猛暑です!!
この日は午後から出発、アムステルダム運河地区(セントラム)の西側(左側)を中心に 巡りました。
(初日と合わせ 2日間で巡ったガーデンは26か所でした。)
巡ったガーデンは、4→1→2→3→6→7→8→9→10→17(地図内番号)
アムステルダムの運河は(中央駅を中心に) 円弧状になっているため、同じ運河のストリートでも 番地により 方角が全く異なります。
余談ですが、アムステルダムの住所・番地は、同じストリートでは西側からスタートし 東へ向かって数字(番地)が大きくなります。
また運河の中央駅側(内側)が奇数、外側が偶数番地となります。
そんな法則を踏まえ・・・例えば、Keizergracht 1番地のお庭は東向き、Keizergracht 601番地のお庭は北向きとなります(奇数番地なので建物は運河の内側です)。
方角の違いはそのまま”日照”の違いにつながり、それはイコールお花の成長につながります。
同じ運河・ストリートであっても、あちらのお庭のお花の成長は遅く、こちらのお庭の成長は早い・・・なんてことはよくあることなのです。
ガーデンの方角や 季節の太陽の位置を意識しながらガーデン巡りをすれば、また違った世界が広がります!
そんなうんちくはさておき、この日巡ったお庭の一部をご紹介します。(ガーデンNo.は地図参照)
上写真(2段分)・・・No.4:Prinsengracht 85-133:Van Brienenhofje
アムステルダム特有の集合住宅Hofは、中庭の周りをロの字型に建物が囲み、小さめのお部屋が連なります。
中庭に面して それぞれ住人のお部屋への玄関があり、それぞれの個性でかわいらしく飾られています。
とても静かで平和的な雰囲気が特徴です。
No.1:Herengracht 68
アムステルダム運河エリアは運河沿いの通りから建物の入り口を入り、建物内を通り抜けガーデン(中庭)に出ます。
ガーデンの突き当りには(多くの場合)ガーデンハウスがあります。
物置の様なガーデンハウスもあれば、リビング・ゲストハウスのようなガーデンハウスもあります。
上のお宅のガーデンハウスは、”水”に囲まれた とても広くてモダンなものでした。
上写真(2段分)・・・No.3:Keizersgracht 63c 日当たり抜群!
上写真(2段分)・・・No.6:Keizersgracht 173
No.6:Keizersgraht 177: Amnesty からお庭の塀をくぐり 隣接するこのガーデンは、1年で一番ベストな景色を見せてくれているようでした!
No.9:Herengracht 284, Huis Van Brienen
結合写真左は1978年の様子、右の写真は2014年~2016年までのお庭の様子。
奥の砂岩のガーデンハウスは 1728年建造とのこと!
上写真(2段分)・・・No.10:Keizersgracht 334-346, Liefde is het Fondamenthofje
運河沿いのストリートからは想像もつかない風景が広がるHofのガーデン!
Keizersgrachtの大きな建物に囲まれた 17世紀建造!の Hofの建物はかわいらしい!
水のある穏やかで平和的なHofのガーデンです!
上写真(2段分)・・・No.17:Herengracht 476, Prins Bernhard Cultuurfonds
ブログ冒頭の写真もこのガーデン、毎年素敵なバロックスタイルのガーデンです!!
存在感のあるガーデンハウスは1730年頃建造。
青空だったこの日、目の前に広がる風景は、眩しく キラキラ輝いていました!!
光と影のコントラスト・・・!
眩しい”花色”・・・!
艶やかな”緑色”・・・!
そしてなにより、アムステルダムの建物の赤レンガの色は 青空に映えます!
曇り空だった初日に巡ったガーデンを見て、”今年はお花の生育が遅れている・・・”、そんな印象だけが残りましたが・・・。
なんでしょう、これほどまでの印象の違い!
やはり 青空と太陽のパワーでしょうか。
お花が少なくとも、生育が遅れていようとも、お花もグリーンも イキイキしていました。
オープンガーデンに限らず、観光であっても 天候は印象を左右しますよね。
それにしてもこれほどまでに印象が違うとは・・・
青空と太陽のパワーには あらためて脱帽です!!
今年のオープンガーデン、大大大満足で締めることができました。
Bloemen Van Thura~オランダの花と雑貨と文化のページ~
ヨーロッパ輸入リボン・タッセル
ヨーロッパ輸入ガーデン・インテリア雑貨
季節のセレクト雑貨・クリスマス雑貨
ドライフラワー・ドライオブジェ
ラッピング資材 / フローリスト資材
ヨーロッパお花雑誌 / 他
🌸 Bloemen Van Thura Facebookページ でも最新情報をご案内しています🌸
« 曇り空 のち 心晴れ! OpenGardenDays Amsterdam 2017 | トップページ | ボスとブリューゲルの 奇想・独創・空想の世界! 「バベルの塔」展 in Osaka »
« 曇り空 のち 心晴れ! OpenGardenDays Amsterdam 2017 | トップページ | ボスとブリューゲルの 奇想・独創・空想の世界! 「バベルの塔」展 in Osaka »
コメント