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2017/01/26

”きもの”で世界旅行?! KIMONOプロジェクト in JAPAN

1月末は毎年 展示会出張ウィーク!

先日パリから帰ってきましたが、明日からドイツです。

この一週間で3つの展示会を巡る、一年で一番 体力と神経を使う 一週間です!?


Kimono20161201旅つながりで・・・?!

今回ブログは、2016年最後に出会った 世界一周気分を味わえる?素敵なイベントレポートです。

日本に帰国していた年末、実家の地元テレビのニュースで紹介されているのを見て 知りました。

興味がないわけではないけど・・・

全く私の分野ではないと思われるカテゴリーの そのイベントに 何故かとても惹かれました。

『イマジン・ワンワールド KIMONOプロジェクト in 名古屋』 名古屋国際センター(2016年12月23日~27日)

別件で名古屋へ行ったついでに、少しだけ・・・と、会場へ行ってみました。


会場の入り口を覗くと・・・

溢れ迫る 輝くような色彩に 一瞬にして 心が奪われました。

Kimono20161203

美しい着物の数々!

残念ながら私は着物の事は詳しくありませんが、そこは もうアートの世界!!

少しだけ・・・のつもりが、すっかり長居していました。


『イマジン・ワンワールド KIMONOプロジェクト』の説明からはじめなければなりません。

”KIMONOプロジェクト”とは・・・

東京オリンピックが行われる2020年までに196カ国をイメージした着物と帯を制作するプロジェクト。

現在53カ国の作品が完成しているそうです(2016年12月)。

このプロジェクトの目的や目標がとても魅力的です。

* 「世界はきっとひとつになれる」という平和友好のメッセージを 着物を通してアピールする・・・

* 日本の伝統文化を世界へ発信する・・・

* 日本古来より伝わる手仕事の技や美を伝え、再確認する・・・

* 後継者育成の為の財団設立(目標)

* ・・・等々

資料には もっともっとたくさんの事業概要・内容・目標が掲げられていましたが、ここではほんの一部だけ抜粋。

イマジン・ワンワールド代表の高倉さんの講演も拝聴し、着物に詳しくなくとも その魅力が伝わり、もっともっと興味を持ち プロジェクトの事を知りたくなり、応援したくなりました。

Kimono20161202

この会場にいた短い時間の中でも、説明を聞いて見えてくる世界もあれば、観れば観るほど見えてくる世界がありました。


ほんの一部ですが、会場で紹介されていた作品をご紹介します。

一枚一枚 着物や帯のデザインの中に、その国の文化や自然や特徴が 描かれています。

デザインについてのブログ内の補足は、会場にあった説明書き等を 参考にしています。

Kimono20161204

上結合写真左: フランス共和国

フランスの着物は、王家の紋章ユリの花がモチーフの大胆なデザイン!

フランスの帯は、トリコロールカラーに可憐な小花達。

上結合写真中・右: イギリスはユニオンジャックが印象的!

イギリスの着物柄は、イングリッシュガーデンとユニオンジャックがモチーフ。

テムズ川、ロンドンの夜景にシャーロックホームズやジェームスボンド、不思議の国のアリス等のモチーフが描かれています。

イギリスの帯は、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの国花がモチーフ。

Kimono20161210

上写真: イタリア共和国

2015年イタリア万博のジャパンデイで披露されたそう!

イタリアの着物柄は、ルネッサンスをテーマに、実際の大聖堂、教会の天井等のデザインが取り入れられ、ダ・ヴィンチのヘリコプターや、写真はないけど 袖の内側にミケランジェロのダビデ像等が描かれています。

イタリアの帯は自動車デザイン最先端のイタリア、イタリア車のヘッドライトがモチーフだそう!

観れば観るほど惹きこまれるデザイン、遊び心満載です。

Kimono20161205

上結合写真左: スロバキア共和国

スロバキアの着物は、ブナの森や様々な色彩でスロバキアの自然と世界遺産のお城が描かれ、壮大なイメージ!

上結合写真中: ベルギー王国、フラワーカーペットとレースがモチーフ!

上結合写真右: ハンガリー人民共和国、額縁のようなデザインと国旗のカラーが印象的。

Kimono20161206

上結合写真左: カナダ、メープルリーフや紅葉カラーが印象的。

上結合写真中・右: アメリカ合衆国、力強さが溢れています!

アメリカの着物は、白頭鷲が宇宙からアメリカ大陸を眺める様子と、50州の州花、自由の女神等が描かれているそう。

他にもいろいろな図案が隠れていて、観ていて飽きません。

Kimono20161207

上結合写真左: エジプト・アラブ共和国、ピラミッド・古代文字・・・

上結合写真中・右: ペルー共和国、帯はナスカの地上絵がモチーフ!

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上結合写真左: パラグアイ共和国

上結合写真中・右: ドミニカ共和国

Kimono20161209

上結合写真・ブログ冒頭の写真は マダガスカル共和国。

マダガスカルは動植物の楽園なんだそう。

バオバブのシルエットがキュート!

実は 私が一番好きだったデザインです!!

着てみた~い!

行ってみた~い!


着物の柄をデザインとして アートとして観るだけでも 見応えがありましたが、織りや染め、着物作家さんの事等に詳しければ、何十倍も何百倍も何千倍も楽しめそうでした!!

無知で残念・・・。

私はニュースでこのイベントを知り、”オランダはどんな柄かなぁ”と、とても単純な思いでこの会場へたどり着きました。

(オランダ柄の着物・帯は まだ 準備・交渉中とのことでした・・・)

決して 着物に興味がないわけではありませんが、恥ずかしながら 着物との関わりは 成人式(いつのこと?!)と オランダで暮らす前に通っていた着付け教室くらい?

オランダに来て 縁もなくなり・・・日本人として どこかで着物への憧れを抱きながら 過ごしてきたと思います。

そんな私も 今回のプロジェクトに触れ、着物の素晴らしさと美しさを再確認。

このプロジェクトの成功を祈りつつ、私まで 夢や希望が広がります!

2020年の東京オリンピックではもちろん、いつか世界中で KIMONOショーが行われるといいなぁと思います。

クラッシックでもあり モダンでもある 着物 ・ KIMONO!

最先端アート、KIMONOってすごい!

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2017/01/18

一年の最後に ”色”を求めて・・・

昨日、オランダ南西部で行われていた展示会に行ってきました。

先日までの雪が凍って残るエリアは、深い霧と冷気に覆われていました。

ですが、厳しい寒さとは裏腹に、展示会会場は”熱気”に包まれていました!

オランダ・ベルギー等からの出展社と来場者が集まる フローリスト・ガーデン・ギフト・リビング関係の展示会。

印象としては前回・前々回・これまでより かなり賑わっていました!

オランダは景気がよさそうです!?

私にとって 2017年展示会第一弾となったこの日、今年一番の寒さが吹きとぶくらい、熱気を浴び パワーをもらった一日となりました。

来週はいよいよ パリ・ドイツの展示会、気合いを入れていかなきゃ!!


話はガラリと変わり・・・

今回のブログは 日本に帰国中だった 2016年秋冬(年末)のこと。

秋冬は、仕事柄 なかなか事前に予定が立てられません。

そんな中 ふと時間ができた時、その日の思い付きで フラリと行ける場所といえば・・・?

それは、”色”から パワーがいっぱいもらえる場所・・・!!

2016年11月末~12月末に 訪れた 美術館・美術展レポートです。


◎『デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画達~』上野の森美術館(2016年10月7日~2017年1月21日)

Museum201612ueno00

2016年4月末、豊田市美術館(愛知県豊田市)からスタートし、大阪・東京へと巡回した美術展。

自家のある豊橋から近い豊田市での開催中だった頃は、ちょうど母の闘病と不安がいっぱいだった時でした。

色のない暗闇の中にいた日々。

毎日のように美術展へ行きたいと思いつつ・・・、結局 行けませんでした。

私にとっては 辛い思い出と セットになっていた デトロイト美術館展。

時が経ち・・・

12月末 ついに念願が叶い、東京・上野の森美術館で開催中のデトロイト美術館展へ。

Museum201612ueno01

モネ・ルノワール・ゴッホ・セザンヌ・マティス・ピカソ・・・名作ばかり!!

予想通り!噂通り!・・・とても見応えのある美術展でした。

ガツンと印象的だったのは、ゴッホの”色”と”勢い”溢れる『オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて』(1890)。

Museum201612ueno02

上写真・ブログ冒頭の写真 : 3Dプリントによる複製画 『オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて』ゴッホ

観る機会の多いゴッホの作品の中では、初めて出会った絵画でした。

印象に残る色合いと力強い構図の作品で、パワーをもらいました。

もっとゆっくり じっくり観たかったのは、ピカソの絵画。

ピカソの作品は多数 展示されていて、これだけじっくり観たのは 初めてだったかも?!

・・・他にも挙げたら きりがありません。


曜日によっては写真撮影ができる日もあったようですが、残念ながら 私が訪れた日は写真撮影不可。

最後に紹介されていた リコーの3Dプリントによる「さわれる複製画」コーナーは 写真撮影可でした。

3D複製画コーナーに並んでいた絵画は、どれも直前に 本物を観て感動したばかりで、感動が蘇りました。

離れて観たら 本物との見分けはつかないかも!?!?

Museum201612ueno03

上結合写真左 : 3Dプリントによる複製画 左 マティス『ケシの花』 / 右 マティス『窓』

上結合写真右 : 3Dプリントによる複製画 モネ『グラジオラス』

3Dプリントによる複製画は、絵画の色と表面形状を実物同様に復元したものとのこと。

じっくり近くで観賞し、絵画の表面の絵具の重ね塗り等、何度も触って その力強さを確かめました。

「さわれる複製画」です!

普段 触ることのできない名画(コピーですが・・・)の表面の感触は、本物でなくても格別です。

でもやっぱり、本物がいい・・・。

上野の森美術館を訪れたのは12月末でしたが、美術館のある上野恩賜公園には”十月桜”がまだ?ちらほら咲いていました。

Museum201612ueno04


◎『女性を描く~クールベ、ルノワールからマティスまで~』浜松市美術館(2016年10月29日~12月25日)

私にとっては初訪の 浜松市美術館。

浜松城公園の一角にあります。

Museum201612hamamatsu01

この時の企画展は 『女性を描く~クールベ、ルノワールからマティスまで~』。

タイトルから 勝手に ”自画像”の並ぶ美術展を想像していました。

が・・・、想像を越える 様々な女性像を観ることができました。

かつては神話や聖書の中に登場する人物が対象だった女性像は、19~20世紀になると、多様化し・・・。

ベルエポックの時代のブルジョワの女性の自画像や日常の様子、同じくベルエポックの時代の女中や乳母の手仕事の様子、パリ等都会の女性の余暇(リゾート地・屋外レジャー)の様子、裸体の神秘、象徴主義等・・・。

19世紀~20世紀にかけての、”自画像”のあり方や 時代背景・生活習慣・流行等も 、その”自画像”を通して 見ることができました。

規模の大きな美術展ではありませんでしたが、一つの視点(女性画)から見える時代背景やトレンドが とても良く伝わる美術展でした。

Museum201612hamamatsu02美術展のあとには、浜松市美術館のすぐ裏?にある 浜松城を眺めに。

坂道を上り 近づこう・・・と思ったところで!?

ポツポツ・・・ザザザァ・・・

傘を持っていなかったため、慌てて引き返しました。

2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、浜松が舞台となります。

2017年のうちに、浜松城へは あらためて足を運びたいと思います。


◎東海道広重美術館

東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡にあります。

桜えびで有名な?! 静岡県の由比です。

Museum201612yui01

東海道広重美術館では、歌川広重の代表作『東海道五十三次』や『名所江戸百景』等、風景版画を中心に観ることができました。

浮世絵といえば、ゴッホやモネ等 印象派画家達が影響を受けた”日本芸術”と言うこと以外、これまでそれほど興味がありませんでした。

ですが この美術館では、浮世絵の仕組みや見方、楽しみ方等の説明があり、これまでと違った目線で 浮世絵を観ることができました。

訪れた12月初めは、お庭の紅葉が美しい時期でした。

Museum201612yui02

上結合写真・右側の写真に写る、右端の白い建物が美術館、その左側の日本家屋は「御幸亭」

「御幸亭」・・・明治天皇が御休憩された本陣の隠れ座敷(復元)

美術館もお庭も 思いの外 ゆっくり楽しめた美術館でした。

富士山を眺めに・・・、”桜えびかき揚げ”(←欠かせません!)を食べに行きがてら・・・?!

穴場的美術館です。


やはり美術館はいいなぁ。

画家さん達からは 想いや気持ちが溢れ伝わり、絵画からは色彩のパワーが伝わってきて、少し疲れた日常の中の ”色”に飢えた心が 満たされました。

いろんな”色”を浴びたい・・・

2017年も 様々な美術館・美術展へ 足を運びたいと思います!!

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2017/01/12

プロヴァンスで出会った ワインと オレンジ?! Summer2016

久しぶりの、そして 2017年初 のブログ更新です。

今年も「オランダのお花ブログ」を どうぞよろしくお願いいたします。

先日 約3カ月ぶりにアムステルダムへ戻りました。

いつも日本を出発する時は、空港のそばのホテルに前泊します。

今回、一か月以上も前に予約をしておいたホテルに行ってみると・・・、予約がない。

これまでに何十回?と利用しているのにも関わらず、同系列の別のホテル(同系列)を予約してしまっていたようで・・・(汗)。

私のミスで 両方のホテルにご迷惑をかけてしまいました。

・・・2年前にも似たようなことが??

空港そばのホテル(いつもとは違うホテル)を予約したはずが、当日 行ってみると 予約がない・・・。

なんと!間違えて一日前の日にちで予約をしていました・・・(大汗)。

その時も ホテルにはご迷惑をおかけしてしまいました。

今や インターネットで簡単に ホテルの予約も なんでもできますが、クリック一つで大間違いです。

2017年、気を引き締めて?!過ごしていきたいと思います。


さて、季節はだいぶ過ぎてしまいましたが・・・引き続き 2016年夏の思い出 を綴ってまいります。

『南フランス 世界遺産と 癒し?の旅』(2016.8.3~2016.8.8)

Summer2016tour101

5泊6日の夏休みの終盤、4~6日目を過ごした南フランス・プロヴァンス地方 アヴィニョンAvignon。

夏休み5日目(アヴィニョン2日目)、日帰りオプショナルツアーを利用して、南フランス・プロヴァンスの魅力的な村々を周遊しました。

旅の計画段階で事前にインターネットで申し込んでおいたツアーは、VELTRA社の「魅力たっぷり!終日プロヴァンス周遊たび☆オランジュ観光、ワイナリー訪問付き完全版ツアー<アヴィニョン発>」(下地図参照)。

Summer2016tourmap★1 世界遺産 史跡の町 オランジュOrange

★2 ワインの産地 シャトーヌフ・デュ・パプChâteauneuf-du-Pape

★3<フランスの最も美しい村> 『赤い村』 ルシヨンRoussillon

★4<フランスの最も美しい村> 『白い村』ゴルドGordes

★5<フランスの最も美しい村> レ・ボー・ド・プロヴァンスLes Baux-de-Provence

★6 世界遺産 水道橋 ポン・デュ・ガールPont du Gard

ツアーに申し込んでからは、ツアー内容の予習もせずに 迎えたツアー当日。

地理感もなく・・・

何処を走っているのか、距離感も 方向感覚もないまま・・・(汗)

真夏の一日ドライブ!

今あらためて地図を見ても、盛りだくさんな(盛りだくさんすぎる?!)”欲張りツアー”でした!


★1 世界遺産 史跡の町オランジュOrange

「”オランジュ”・・・耳に馴染んだ響きの村だなぁ」と思っていました。

すると・・・?!やはり!?

どうやら オランダのオラニエ家(王家)に関係のある村だったようです。

ガイドさんからも説明がありましたが、ウィキペディア等によると・・・

12世紀からの神聖ローマ帝国の小規模な公国だったこの地は、16世紀に婚姻関係によって、ナッサウ家Haus Nassauの一族に相続されたそう。

ナッサウ家・・・ドイツ・ネーデルランドの貴族、現在のオランダ王室オラニエ=ナッサウ家はこの家系

実際、オランダ人のお友達に ”夏のバカンスは南フランスへ行ったよ”という話をしたら、”へぇどこ?オランジュ?”という質問が返ってました。

ニースでもアヴィニョンでもアルルでもマルセイユでもなく・・・?!

やはり・・・、オランダ人には馴染みがある村なのかな。


オランジェの歴史は古く、オランダ王家との関係ができた時代より、もっともっと 時代はさかのぼります。

2000年の歴史を誇るオランジュは、かつてローマ帝国の重要な都市として栄えたそうです。

町には 凱旋門と古代劇場が 当時とほとんど変わらぬ姿で残り、『オランジュのローマ劇場とその周辺及び”凱旋門”Roman Theatre and its Surroundings and the "Triumphal Arch" of Orangeとして ユネスコ世界遺産に登録されています(1981年登録)。

私達のツアーも 世界遺産 遺跡見学です。

最初に訪れたのは、オランジュの町の北入り口に位置する”凱旋門Arc de Triomphe” (下写真・ブログ冒頭の写真)。

Summer2016tour102

車を降りて、少し歩いて凱旋門をくぐって歩き、間近に眺めました。

眩しいプロヴァンスの太陽の光の先に、そこだけ 異次元な空気を漂わせる 凱旋門。

高さ22メートル・幅21メートル・奥行き8m(ネット検索すると他の数値も出てきますが、ここではこのサイズを採用)。

紀元前20年、ユリウス・カサエル(ジュリアス・シーザー)のプロヴァンス地方での勝利を祝して、リヨンとアルルを結ぶアグリッパ街道上のこの場所に 建造。

くっきり残る凱旋門壁面の彫刻(下写真)は、(ケルト系)ガリア人とローマ人の先戦闘の様子や 戦利品等が描かれているとのこと。

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静かにたたずむ凱旋門・・・

ポプラ並木を背景に ”歴史の旅への入り口の扉”のように見えました。

ドライバーさんのお話によると・・・、この町のポプラの街路樹は、ナポレオンの命によって植えられたそうです。

遠征時に、暑く眩しく射し込む南フランスの太陽を避け、休める木陰を作るために・・・。

なるほど、プロヴァンス地方でよくある整然としたポプラ並木は、そういうことだったのですね。

ナポレオンの力、恐るべし。


次に訪れたのは”古代劇場TheaterAntique” (下写真)。

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ヨーロッパ各地に点在するローマ遺跡の中でも、最も良い状態で遺されている遺跡だそうです。

建造されたのはアウグストゥス治世下の 1世紀初頭。

7000~10000の観客が収用できたという巨大な劇場は、ステージ奥の石壁が その偉大さを今に伝えています。

壁面のサイズは 高さ37メートル、幅103メートル(ステージ幅61メートル)。

このように舞台背後の石壁がきれいに残っている劇場は 他にはないそう。

かつて この石壁は さらに大理石で覆われ さらなる音響の効果があり、ステージの上には 雨よけに 木製の屋根も あったそうです。

ちょうど私達が見学に訪れた時、ステージでは舞台の準備をしていたようでした(下結合写真左)。

Summer2016tour105

上結合写真右:観客席の一番高い所からの町の眺め

現在石壁の中には、1951年に発見された アウグストゥスの石像(高さ3.5メートル)が収められています(上結合写真左・中)。

古代 賑わった劇場も 19世紀に修復されるまでは、時代に翻弄されたそう。

4世紀には荒廃し・・・何世紀もの間は 廃墟に。

中世には要塞と化し、いくつもの戦いの拠点となり、避難所となり・・・。

19世紀の改修を経て、現在は 毎年夏に行われる人気イベント・オペラ&音楽フェスティバル等で、古代の音響効果の素晴らしさを堪能できるそうです。

古代劇場では 1時間ほどの フリータイムがありました。

古代劇場内部を 各自自由見学(チケット・音声ガイドはツアー込み)。

音声ガイド(日本語!)もあり、ゆっくり 古代への旅を堪能できました。

劇場の席の下から3段分は オリジナルとか!!(それ以外は復元?)

Summer2016tour106

劇場の一番上の席からも舞台はよく見えましたが、かなりの高さがあり怖いくらい。

高所恐怖症ではありませんが、強風恐怖症?!の為・・・、南フランス特有のミストラルが吹き荒れる中、上段の席に立つと 足がブルブル・・・。

この日も朝のうちは ミストラルが 吹き荒れていました。

古代劇場の席の裏側にある通路(上結合写真中)に沿って並ぶ いくつかの石の小部屋では、古代劇場の歴史や仕組み、これまでここで行われたコンサートや舞台等が 紹介されていました。

古代劇場を横に?縦に?歩き回り・・・、席を上り下りし・・・、あちこちの席に座って舞台を眺め・・・奥の小部屋を覗き・・・。

一通り 古代劇場を堪能。

古代劇場の外側には、隣接する 発掘中?の神殿遺跡がありました(下結合写真)。

Summer2016tour107

Summer2016tour108暑い太陽の下 過ごした約1時間・・・。

古代劇場の自由時間の約1時間は、短かったような長かったような・・・。

古代劇場が 長い歴史の中で浴びてきた南フランスの暑い太陽と 同じ太陽を浴びて 過ごした 貴重な時間となりました。

上写真は古代遺跡前の広場とカフェ、オランジュの青空に良く似合う パステルカラーの建物達。


★2 ワインの産地 シャトーヌフ・デュ・パプChâteauneuf-du-Pape

私にとっては もちろん初めての町シャトーヌフ・デュ・パプ

旅の計画段階に日帰りツアーを探していた時、 以前 私の旅友が ”シャトーヌフ・デュ・パプ”に思い出があると 話していたことを思い出しました。

・・・かつて(思い出せないほど昔)シャトーヌフ・デュ・パプのワイナリーで、ブドウ収穫バイトをしたことがあるとか??

そんなわけで、私の耳にも残っていた”シャトーヌフ・デュ・パプ”という地名、もちろんワインの産地としても有名です。

Summer2016tour109オランジュを出発して 15分強でしょうか・・・

車窓は 清々しく広がる ブドウ畑に(左写真)。

いよいよシャトーヌフ・デュ・パプです。

ガイドさん曰く、ブドウ畑に見えるコロコロした丸い小石が、このエリアの土壌の特色だとか。

友人にとっては、”かつての恋人に会う”ような、若いブドウを味わったような、ほろ酸っぱい再会?(再訪)だったようです。


シャトーヌフ・デュ・パプの町の入り口では、お祭りに遭遇。

ちょうど車道も通行止めの規制がされており、渋滞。

私達も 他の車の人達も 皆、車から降りて しばし お祭り見学。

賑やかな音楽と共に、中世の騎士のコスチューム等を身にまとった人達が、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気で、目の前を行進していきます。

強面の中世の騎士達も 皆、笑顔で カメラに向かってポーズを決めてくれたました。

Summer2016tour110

楽しそうに踊りながら?中世の騎士達は 町の入り口の門(下結合写真中)に 吸い込まれていきました。

Summer2016tour111

あとで調べると、毎年 8月第一週末(2016年は8月5~7日)に行われる 秋の収穫に向けてお祝いする「ヴェレゾン祭り La Fate de la Veraison」という 中世祭り。

このまま ここで、お祭りを楽しんで一日過ごしても良かったよ~(事前に知っていたら そうしたかった・・・)。


Summer2016tour112今回のツアーでは、この門には入らず(村の中心部へは行かず)、近くのワイナリーへ(左写真)。

ワイナリーでは、他のツアー(他のバン)人達も合流し 大所帯となり、みんなで一緒に ブドウ品種や 製造についてのお話を聞きました。

シャトーヌフ・デュ・パプでは、造られるワインの9割が赤ワインだそう!

白ワインは希少だという説明に、一層 白ワインが気になります・・・(私は白ワイン好き)。

Summer2016tour113

そして楽しみにしていた ワイン試飲。

試飲会では、白2種類、赤2種類 だったかな。

試飲の仕方等のレクチャーもあり、美味しく楽しい時間でした。

Summer2016tour114

かつて、夏休み旅行で訪れたワイナリーでの試飲で飲み過ぎて、その後を 棒に振りかける経験もあるので、飲み過ぎないよう注意しながら シャトーヌフ・デュ・パプのワインを堪能。

過去の夏休みのワイナリー・・・フランス・ロワール編: 2011年8月23日ブログ参照、スペイン・マルケス デ リスカルMarques De Riscal編 2014年10月25日ブログ参照。

その後 ワイナリーのショップで 少しだけフリータイムがありました。

気に入ったワインを オランダに宅配で送ってもらいたい・・・と思っていましたが、ワインについて尋ねる時間も、ゆっくり選ぶ時間も、手配をするような時間も ありませんでした。

ツアーでありがちな ”押し売り的な感じ” ではなかったので よかったですが、もう少し時間が欲しかったです~。

出発間際、自分用のお土産に 白ワインを2本だけ 買いました。

お土産が足りない感じでしたが、”シャトーヌフ・デュ・パプの白ワイン”に出会えたことが 最高のお土産になりました!

・・・”プロヴァンス欲張りツアー”は まだまだ続きます?!


後日談・・・

その後 出張でパリParisへ行った際に、ギャラリーラファイエットのワインショップで シャトーヌフ・デュ・パプの白に再会、数本 購入し オランダへ持ち帰りました。

シャトーヌフ・デュ・パプの白ワインに遭遇するたびに、2016年の南フランスの旅と、眩しい太陽と青い空を思い出すことができます・・・。

きっと、これからら先も ずっと・・・。

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