« 『Catwalk』のドレスに合わせて・・・ Fleuramour2016 | トップページ | 夏色のアヴィニョン世界遺産! Summer2016 »

2016/11/16

セミ鳴くアヴィニョンの 青い空と 赤い実!? Summer2016

先日 11月13日、パリのテロ(2015年)から一年が経ちました。

パリの出来事が、まるで昨日のことのような、遠い昔のことのような、あっという間だったような、とても長かったような・・・、複雑な感覚。

「この一年で 世の中 とても良くなったよね~!」

って、言えるような世の中だったらよかったのですが、パリのテロ後も、身近なところでテロが起こったり、地域によっては内戦や武力衝突が悪化していたり、まさかというようなことが起こったり・・・。

2017年も 世界の情勢が 気がかりな年になりそうです。

・・・とは言ってみたものの 「オランダのお花ブログ」は 能天気に 夏休みレポートです。


5泊6日の夏休み『南フランス 世界遺産と 癒し?の旅』(2016.8.3~2016.8.8)も 終盤となりました。

アルルArles→カルカソンヌCarcassonne→アルルと過ごし・・・

4日目、いよいよ 今年の夏休みの最終地、アヴィニョンAvignonへ。

Summer2016avi01

私にとっては初めての地、アヴィニョン。

知っていることと言えば、童謡「アヴィニョンの橋の上で」のワンフレーズ ”橋の上で 踊るよ 踊るよ・・・♪ ” ?!

アヴィニョンはフランス南東部、アルルから北方35キロに位置し、プロヴァンス地方の商業・文化・観光の中心都市。

北東にアルプス、西にローヌ川、南を地中海に囲まれた プロヴァンス地方は、丘陵地帯と山々、渓谷や洞窟、湖・河川等・・・風光明媚なことで知られています。

自然の美しさだけでも見応えたっぷりのプロヴァンス地方ですが、アヴィニョンはそれだけではありません。

歴史的な見どころがたっぷり。

中世には 西にフランス王国、東にローマ帝国がにらみ合う 国境線の役割も果たしたローヌ川、アヴィニョンはその左岸に位置し、古くから交通の要所として発達した 歴史都市でもあります。

そして アヴィニョンの転機は なんといっても、14世紀(1309年)!!

教皇庁がアヴィニョンに置かれ ”富”と”政治的権力”が集中、いっきに発展を遂げることとなりました。

カトリック総本山として繁栄した時代の遺跡が今に残る アヴィニョン・・・

その圧倒されるような建物群の景観のうち、教皇宮殿、プチ・パレ(小宮殿)、ノートルダム・デ・ドン大聖堂・アヴィニョン橋、一部の城壁が、『アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、使用関連建造物群およびアヴィニョン橋Historic Centre of Avignon: Papal Palace, Episcopal Ensemble and Avignon Bridge』としてユネスコ世界遺産に登録されています(1995年登録/2006年に「アヴィニョン歴史地区」から登録名変更)。

・・・と、ここまでは ガイドブックやインターネットで 知ることができる情報です。

ヨーロッパには中世に繁栄した町はたくさんあります。

私もこれまでにいくつかのヨーロッパの中世都市に足を運んできました。

例えば ブルージュ・ゲント・プラハのような・・・美しく・かわいく・綺麗な・・・。

アヴィニョンもそんな感じの かわいい中世都市かなぁ・・・と、思い浮かべていました。

”教皇庁が置かれる・・・”、”カトリックの総本山・・・”、実際にアヴィニョンの中心部に足を踏み入れるまで、それがどんなに凄いことなのか、想像もつきませんでした・・・。


アルル駅(下写真)を出発、電車で16分程で アヴィニョンAvignon へ。

Summer2016avi02arles

アヴィニョン中央駅Gare d'Avignon Centre に到着し(下写真 / 地図参照・最下部) 駅舎を出て・・・

Summer2016avi03

空を見上げると、南フランスでは お決まりの 青い空!

そして 正面に目を向けると  ”おぉ~~~!”

・・・思わず声をあげてしまいました。

Summer2016avi04

駅の真ん前に デ~ンと構える 印象的な対の城門(上写真・ブログ冒頭の写真)。

Summer2016avi00城門からまっすぐ伸びる通りには 美しいプラタナスの並木。

そして明るく都会的な雰囲気!

全長4.3キロの城壁に囲まれたアヴィニョン・・・

今回の夏休みに訪れた、古く田舎な雰囲気のアルルや 古代・中世の要塞カルカソンヌも 城壁の町でしたが、全く違う雰囲気です!!

プラタナス並木の両側には、カフェレストランやショップが連なっていて 観光客でにぎわっていました。

アムステルダムで言うと、ダムラックDamrakやカルファーストラートkalverstraatかな。


賑やかな通りを しばらく(10~15分)歩くと(地図参照・ピンクの矢印)、さらに賑わう アヴィニョン旧市街中心の広場へ。

市庁舎のある 時計台広場Place de l'Horlogeです(地図参照)。

広場の周りにある たくさんのカフェ・レストランが、広場に所狭しとパラソルを並べ、どこもお客さんで溢れていました。

時計台広場からさらに進むと・・・、またまた広い 法王庁広場Place du Palais(下写真)。

やはりたくさんのカフェやレストランが立ち並んでいましたが、この日は風が強すぎて・・・広場のほとんどのパラソルは たたまれていました。

その広場には、世界遺産・法王庁宮殿Palais des papes d'Avignonが 悠然と構えています(下写真右側)。

Summer2016avi06

さらにその奥にはノートルダム・デ・ドン大聖堂Cathédrale Notre-Dame des Doms(下写真)。

Summer2016avi07

あまりにも法王庁宮殿が大きくて、距離感や高低差が分からなくなってしまいます・・・。


見どころたくさんのアヴィニョンですが、まずは 法王庁宮殿の裏にある ホテル ラ ミランドHotel La Mirande へ向かいました(地図参照★H)。

17世紀の枢機卿邸宅を改装した由緒あるホテルだそうで、夏休みの最後(2泊)を 過ごしました。

お部屋には、プロヴァンス柄のカラフルなファブリックが使用され、お部屋によりクラッシック・ロマンティック・ナチュラル等・・・様々なスタイルのインテリアになっているそう。

私達が利用したお部屋も、自分のお部屋にしたいほど、と~~~っても素敵(私好み)でした。

このホテルは、プロヴァンス地方の人々の憧れの結婚式場としても 知られているそうです。

ホテル内には、本格フレンチがいただけるレストランがあったり(1泊目はここで優雅に?豪華にディナー)、ガラスの天井から自然光が射し込むパティオ風ティールームがあったり・・・、お部屋以外にも とても素敵な空間がたくさんありました。

再びアヴィニョンを訪れる時には、絶対またこのホテルを利用したいと思っています。


さて 荷物も置いて身軽になったところで、再び 時計台広場に戻り ランチタイム。

この日は前日のアルル同様、強風(ミストラル)が吹き荒れていました(9月30日ブログ参照)。

テーブルの上のメニューもカトラリーもグラスも、手で押さえていないと 飛んでしまうほどの強風です。

南仏のミストラルには 泣かされます・・・。

ですが さすが地中海性気候、強風が吹き荒れても、日中は30度越えのカラッとした暑さ。

オランダの夏のように乾燥し過ぎて肌寒くもなく、日本の夏のようにジトッとした湿気もありません。

強風さえなければ、どこよりも(きっと世界で一番?)快適な夏の気候です!

オーダーしたランチを待っていると、目の前の 市庁舎Hotel de Ville(下写真 / 地図参照・18世紀建造) に 人が集まり始めました。

お隣のテーブルにいた人達も 立ち上がり 市庁舎入口へ。

そう ちょうど、結婚式が始まるところでした!!

お隣のテーブルの人達は 花嫁花婿さんのお友達だったようです。

Summer2016avi05

市庁舎の入り口に ご家族・お友達、そして通りすがりの観光客も集まり、皆で祝福。

私も市庁舎前に行き、幸せのおすそ分けをいただきました。

市庁舎の奥に見えるのは広場の名前の由縁の時計台(上結合写真左の奥中央・14世紀建造)、時報とともに人形が踊るからくり時計です(ウエディングとは違う時に撮影)。


ランチ後、私達はアヴィニョンのハイライト 法王庁宮殿観光へいきましたが、それについては また次回のブログで。

夕方までたっぷり法王庁を見学した後、法王庁裏のホテルへいったん戻り(近くて便利)、再び 夕方のお散歩へ。

夕方(17時半頃)と言っても、真昼間のような青空です!

ホテルから、これまでとは反対側へ 適当に?!細い路地を歩いてみました(下写真 / 地図参照・水色の線)。

Summer2016avi08

上結合写真左:法王庁の陰になっている細い路地を万歳をして歩く私?!

上結合写真右:上りの階段が続き、バテる私(米粒大)?!

いつのまにか 上り坂、随分な上り階段、岩場の坂道が続き・・・?

後ろを(下を)振り返ると だいぶ上ったようで戻ることもできず、この道を選択したことを後悔するほど 途中でかなりバテました・・・(汗)。

10分ほど 歩くと(上ると)高台へ出ました!

ガイドブックも見ず、地図も見ず、適当に歩いて大正解!!!!

上り坂と階段の疲れも 吹っ飛びました!!

Summer2016avi09

そこは ロシェ・デ・ドン公園Rocher des Doms でした(上写真 / 地図参照・最上部・黄緑色エリア)。

法王庁宮殿の北・裏手の 高さ30mもあるという岩壁は、かつての自然の要塞。

数千年前には先住民が住んでいたという洞窟が残っているそうで、ここがアヴィニョンの町の”起原”なのだそうです。

2.9ヘクタールもあるという ロシェ・デ・ドン公園(ドンの岸壁)は、まるで森のように 樹木や緑もたっぷり。

水辺(池・噴水)もあり、公園の先端からはローヌ川のパノラマが楽しめ、ちょっとした出店(屋台)も出ていて、アヴィニョン市民の憩いの場になっているようでした。

もちろん観光客にとってもです。

Summer2016avi10

ローヌ川に突き出る アヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋Pont St-Benezet)が見えました(上写真 / 地図参照・左側)。

私が訪れた日は、強風ミストラルが吹いており、高台はさらに強風吹き荒れ放題!

特に 見晴らしの良い高台の先端部分は、強風恐怖症の私に 長居を許しませんでした(汗)。


この高台の公園に たどり着くまでの険しい?上りの道中、岩場に発見した赤い果実。

Summer2016avi11

”インドのイチジク” ウチワサボテン OpuntiaFicusIndica(上写真)。

たわわになる赤い実が 異国情緒たっぷりです。

そしてその赤い実の向こうにそびえるのは、雪山のように見える モン・ヴァントウMontVentoux(1912m / 上結合写真左・右)。

強風ミストラル吹く山頂は 不毛地帯で、雪を抱いているように見える白い部分は 石灰石だそうです。

そうそう、この公園では ”セミ” にも遭遇(下写真)!!

Summer2016avi12

日本では鬱陶しいほどいるセミですが、ヨーロッパでは珍しく、フランスでは南フランス・地中海沿岸にのみ生息するそう。

私はヨーロッパで 初めてセミを見ました(オランダにもいません)!!

日本のセミより 爽やかな鳴き声に聞こえたのは 気のせいでしょうか?!

プロヴァンス地方では、玄関先にセミの壁飾りが掛けられていたり、お土産屋さんでも セミの形の様々なお土産が売られているのを見かけます。

この地方では「幸運のシンボル」であり、「魔除け」として玄関に飾るのだそうです。

沖縄のシーサーや、愛知県・東三河地方の玄関先の手筒花火(超ローカルネタ!)のようですね。


城壁の中のアヴィニョンは、中世の法王庁時代の繁栄が 今も続いているかのように、賑やかで楽しく、そしてゆったりとした時間が流れていました。

アヴィニョンは 私が想像していた中世の街並みではなく、もっと華やかで・・・そう、まるでパリの一区画を見ているような、 ”小京都”ならぬ ”小パリ(ミニパリ・プチパリ)”?!(あくまでも私の印象です)

町の小綺麗さや雰囲気に パリを感じても、やはり南フランス、パリとは違います。

キラキラな太陽、ゆったり流れる時間、南フランスのお人柄・・・。

そして忘れてはならない?!吹き荒れるミストラル・・・。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

Bloemen Van Thura~オランダの花と雑貨と文化のページ~
ヨーロッパ輸入リボン・タッセル
ヨーロッパ輸入ガーデン・インテリア雑貨
季節のセレクト雑貨・クリスマス雑貨
ドライフラワー・ドライオブジェ
ラッピング資材 / フローリスト資材
ヨーロッパお花雑誌 / 他

🌸 Bloemen Van Thura Facebookページ でも最新情報をご案内しています🌸

« 『Catwalk』のドレスに合わせて・・・ Fleuramour2016 | トップページ | 夏色のアヴィニョン世界遺産! Summer2016 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『Catwalk』のドレスに合わせて・・・ Fleuramour2016 | トップページ | 夏色のアヴィニョン世界遺産! Summer2016 »

Twitter



  • Photo Collection by Thura

オランダ・アムステルダムの様子

オススメ ホテル予約サイト



  • Booking.com

オランダ・ヨーロッパへ出かけませんか?




海外旅行・留学情報など