明日を信じて・・・ アールスメーアレポート 2016年8月末
オランダの今年の8月後半は、数日間 異常な暑さに襲われましたが、穏やかで爽やかな陽気が続きました。
例年になく、窓を開けて過ごすことができる!?!?気持ちのよい夏でした。
夏を惜しみつつ これからの季節の準備が始まる アールスメーア花市場FloraHollandAalsmeer
プランツ仲卸さんの様子(8月末)です。
まずは仲卸さんの入り口のディスプレイ。
テーマは ”Natural Retreat”。
夏の疲れを癒す・・・、治癒・・・、自然回帰・・・、リラックス・・・。
トレンドの(?)木製パレットを使った ナチュラルモダンなデコレーションでした(上写真)。
Woodパネルは、白色になるとレースのようで ブラウンとは雰囲気が変わりますね(上写真・下段・中)。
仲卸さんオススメプランツコーナーでは、新品種や新色のプランツ達が紹介されていました。
自然の色って、植物って ホント スゴイ。
足を進めると・・・夏休みの余韻でしょうか?
目に付いたのは アフリカサファリ・・・のようなディスプレイ(ブログ冒頭の写真、下写真)。
カランコエ KalanchoeThyrsiflora のコーナーでした。
カランコエはたくさんの種類がありますが、カランコエ KalanchoeThyrsiflora は 南アフリカ原産なんですね。
”デザートローズDesertRose”(砂漠のバラ)と言う名が有名ですが、配布されていた資料によると”FlapJack”という別名もあるそうです。
肉厚の葉か重なる様子が 積み重ねたFlapJack(パンケーキ)のようだからとか。
他にも ”PaddlePlant(ボートのパドルのような)”、”DesertCabbage(砂漠のキャベツ)”、”DogTongue(犬の舌)”等の別名も。
その容姿から 想像できる名前がいろいろありますね。
肉厚なグレイッシュグリーンに、色っぽさすら感じるピンク(赤)のグラデーションが 惹きつけます。
資料によると、太陽の光はたっぷり、そして 水やりは少なめに(夏の間は2週間に一度、他ま毎月1度程度)・・・が、赤色をきれいに発色させるコツのようです。
そんなカランコエと一緒に並んでいたのは・・・木製(流木)の大きなライオン?
今回仲卸さんでは、季節のプランツを見ながら、つい?!アニマルを探してしまいました。
ライオン・クマ・シマウマ(?)・ゾウ・バッファロー!(写真の中に仲間はずれがいます!?)
まるでサファリで アニマルウォッチングをするかのように歩いた 夏の終わりのプランツ仲卸さんでした。
※サファリに行ったことはありませんが・・・。
他にはこんなデコレーションも。
上写真、素敵なリビング風のディスプレイ・・・と思ったら?大半はパネル(写真)でした!?
分かります?
大きなお花(普通サイズ)のファレノプシス一輪仕立て、和風のディスプレイでした。
ところで 今回プランツ仲卸さんの入り口で見かけたこの名言(左写真)・・・
”To Plant a garden is to believe in tomorrow” by Audrey Hepburn
ここでは”together(一緒に)”がついていましたが。
かの オードリー・ヘップバーンの名言だそうです。
オードリー・ヘップバーンといえば、大女優・映画スターですが・・・。
生まれはベルギー、第二次世界大戦時の厳しい時代は オランダに居住していたこともあるそうです。
アンネ・フランクと同じ年の生まれだそうで・・・。
輝かしい活躍の陰には、いろいろな厳しい時代の経験があったんですね・・・。
”植物を植えることは明日を信じること・・・”
すぐに結果がでなくても、明日を信じて小さな種をまく・・・
彼女もそんな気持ちを抱きながら生きたのでしょうか。
素敵な言葉です。
比喩的な言葉だったかもしれないけど、私には直接的なメッセージに聞こえました。
辛い時も、悲しい時も、信じられなくなった時も、迷った時も・・・どんな時も お庭にお花を植えて、お花達の成長を見つめつつ 明日を信じて過ごしていこう・・・と。
きっと輝く明日の為に・・・。
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