デンマーク発グリーンリビング! IPM2016
6月・・・日本は梅雨の始まりですが、オランダ・ヨーロッパは、一年で最高の季節となります!
6月には オランダ各地でオープンガーデンが行われます。
今年のアムステルダムのオープンガーデン OpenTuinenDagen Amsterdam2016/OpenGardenDays Amsterdam2016 は、2016年6月17~19日です(6月第3週末)。
下町 アムステルダム・ヨルダン地区のオープンガーデンOpenTuinenDag Jordaan 2016 は、2016年6月12日です。
私は今年 4月初めより帰国中で、訳あって まだしばらくオランダに戻れないので・・・ ・・・ ・・・残念です。
ですが! 10年ぶりくらい(?)の梅雨の季節の日本滞在にも、感動があります。
日本らしい情緒のあるライトブルー・ブルー・パープル系のアジサイが あちらこちらで色付き始めました。
土壌の関係でしょうね、オランダとは違う ”色目”のアジサイの美しさに、魅せられています。
日本は断然 ブルー系のアジサイが多く、オランダはピンク系のアジサイが多いのです。
オランダでは、ブルーのアジサイは 特別な感があり 皆憧れます。
オープンガーデンで公開されているようなお屋敷のお庭等では、あえてブルー系のアジサイを植えて、他(のお庭)とは違う 高貴で情緒のある雰囲気や ”WabiSabi(侘び寂び)”の演出をしています。
さて 今回ブログは、いつもまにかフェードアウトしていた? IPM2016レポート。
なんと、もう4か月以上 経ってしまいました。
1月末ドイツ・エッセンEssenにて行われた国際園芸見本市IPM2016(2016.01.26~2016.01.29) の広い会場の中から、今回は デンマークブースにスポットを当ててみたいと思います。
”デンマーク”からは 何を イメージしますか?
北欧? 酪農? チーズ? アンデルセン? 人魚姫? ロイヤル・コペンハーゲン?
お花関係・種苗関係の方なら、”種苗・花苗・ポットプランツ等”を思い浮かべる方も 多いのではないでしょうか。
デンマークの種苗・花苗ビジネスは、酪農・水産業に比べれば、まだまだ経済規模の小さい業種かもしれません。
ですが、IPMのデンマークのホールは とっても見応えがあり、国をあげて?業界全体で? 力をいれているだろう・・・と 感じる充実度です。
広~いIPM会場の中で、何処のよりも国・グループよりも、毎回 惹きつけられ印象に残るデンマークブース(ホール)です 。
花の国オランダにも 負けないくらい?!
いくつものクリアなアクリル(?)のケースが ”すだれ”のように吊るされたディスプレイ(上写真)。
アクリルが 透明な壁となって囲む空間は、明るく モダンな リビングに。
実際よりも広く感じる効果的なデコレーションでした。
プランツの呼吸が聞こえてきそうな グリーンたっぷりの ”自然回帰願望”的空間ディスプレイ(上写真)。
クッションがたくさん並んだソファーで、植物達に囲まれて いつまでもくつろぎたい・・・。
同じような”自然回帰願望”的テイストのディスプレイは、今年 パリのMaison&Objetでも 遭遇しました(2月13日ブログ参照)。
グランドピアノを囲んでディナー・・・?!(上写真)
グランドピアノのステージは、実は 壁に描かれた影絵のようなピアノとステージです!
シルエットアートと グリーンを敷き詰めたテーブルで、モダンなテーブルデコレーションに。
白い壁と白いカンパニュラで 北欧的シンプルモダンなリビングの演出(上写真)。
ライトは デンマークカクタス(ポット)の 逆さ吊りです!!
ブログでご紹介しているデコレーションは、デンマークブースのお花のほんの一部。
見応えたっぷりのデンマークブースです!
ナチュラルカラーのシンプルリビング(上写真)。
テーブルのカランコエのリースと、壁のフレームがポイント。
”鉢”ではなく ”切り花”のカランコエを紹介するコーナー(上写真)!
”切り花”カランコエの定着で、カランコエの登場シーンと用途は 限りなく広がります!
私は デンマークの数ある花苗の中でも ”カランコエKalanchoe”と”カンパニュラCampanula” が デンマークのイメージです!
特にカランコエについては、数年前 衝撃を受けました!
カランコエは ものすごくたくさんの品種がありますが、ここでいうカランコエは、一般的なお花のものです。
それまで あまり気にとめたことのなかったカランコエでしたが・・・。
2014年のIPM会場で出会ったカランコエブースで、それまで私が持っていたカランコエのイメージが180度?360度?720度?変わりました!!
その時の様子は 2014年3月16日ブログ参照・・・必見ですよ~。
デンマークのカンパニュラ(ポット)については、以前 IPM会場で デンマークのフラワーデザイナー ニコライ・バーグマン氏の、カンパニュラを使ったデモンストレーションを見たことがあり、”カンパニュラ=デンマーク” という図式が インプットされました( 2009年2月19日ブログ参照)。
7年経った今でも ニコライ・バーグマンNicolaiBergmann氏の デモの様子は 頭に残っています。
いつでも見応えたっぷりの デンマークブース!
IPM2016・デンマークブースの様子は BloemenVanThura Facebookページ にも、たくさんの写真を掲載しています。
BloemenVanThura Facebookページ アルバム 「IPM2016 デンマークブース編」
Facebookページのアルバムの写真は、ブログの写真のように結合していないので、じっくりご覧いただけると思います。
スマホからこのブログを見ていただいている場合、ブログの写真を拡大することができないと思いますので、是非Facebookページからご覧ください。
北欧・デンマークの ”スタイル” と ”爽やかな風” に 思いを馳せながら・・・。
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