自然と美術の共生! 『ポーラ美術館』 in HAKONE
帰国して一か月以上が経ちました。
日本での状況も少し落ち着いたので、今月後半から来月初め頃に オランダへ行こうと計画。
思い立ったら 早速予約・・・と思ったら、空港そばのホテルの空きがな~~~い!
ニュースで盛り上がっているように、外国人旅行者が増えすぎです~!
関西空港も一年ほど前から、それ以前と比べると混雑するようになり、前泊で利用している近くのホテルも少し混んで来ているとは思っていましたが・・・。
今は、全然 空いてません!
関空そばのホテルの空きに合わせてオランダへ行く予定を決めなきゃならないなんて・・・(嘆)!
ということで、(別の近くの)ホテルの予約がとれたので?! 今週末から約3週間オランダへ行ってきます。
皆様も (前泊)ホテルの予約はお早めに~。
今回ブログは (またまた!?)お花にもオランダにも関係ない内容です。
日本帰国中、プライベートでは ほぼ15年ぶり?!と思えるほど久しぶりに ”浜松より東へ”出かけました。
行き先は”箱根”。
東京(世田谷区)・横浜に住んでいた社会人時代、友人達と頻繁にドライブや遊びに行っていた箱根・・・。
ビックリするほど久しぶりの箱根でした。
というより、浜松より東方向へ プライベートで全然出かけてなかったことにもビックリ。
箱根で向かった先は「ポーラ美術館」。
私が箱根によく遊びに行っていた頃にはまだなかった「ポーラ美術館」・・・2002年開館だそうです。
当時は 箱根には車で遊びに行っていましたが、今回は公共交通機関利用で向かいました。
事前にインターネットで、箱根登山鉄道や登山バスの時刻表とにらめっこ。
なかなかスムーズにつながらず、大変だ~!時間がかかる~!遠い~!と嘆きました。
が、実際 現地に行ってみると、往復とも 予想以上に簡単に スムーズに つながりました。
ちなみに小田原までは新幹線、小田原から箱根湯本まで小田急。
箱根湯本から強羅まで箱根登山鉄道、強羅から「ポーラ美術館」までは施設めぐりバスを利用しました(往復とも)。
乗り換えいっぱいでしたが、時刻表も気にせず、スムーズに移動できました。
運が良かったのかな。
「ポーラ美術館」・・・一言でいうと・・・とってもよかったです!
オランダの クレラー・ミュラー美術館Kröller Müller Museum を彷彿とさせる 森に溶け込む 美しい佇まい。
オランダには”山”はありませんが・・・(汗)。
美術館周りには”森の遊歩道”があるので、新緑の季節や紅葉の季節は 森の散策も楽しめそうです。
残念ながら私が行った日は、お天気は良かったものの、前日までに降った雪が森に 残っているほど寒い日だったので、散策はせず。
洗練された雰囲気が漂うガラスの入り口から美術館館内に入ると、森と自然光に囲まれ、とても落ち着く 開放感のある空間が広がっていました。
美術館建設のコンセプトは「箱根の自然と美術の共生」だそうです。
展示ルームは、まるで自然光のような優しい照明で、空間もとてもゆとりがあり、ゆっくり自分のペースで絵画鑑賞ができました。
私が訪れた日に開催されていた企画展は、『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』(2015.10.03~2016.3.13)。
終了してしまう前に ぎりぎり行くことができました。
企画展『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』は、”自然と都市の関わり”がテーマ。
約70点のポーラ美術館所蔵コレクション作品が紹介されていました。
全部所蔵作品!
所蔵作品でまとめた企画展です。
ブログ冒頭の写真と下写真は 写真撮影スポットだった ラウル・デュフィ≪パリ≫の複製パネル。
もちろん展示ルームには オリジナルも展示されていました。
緑の少ない静粛なこの季節(3月)・この地(箱根)と対照的な、”色の魔術師”といわれるデュフィの作品。
明るい色使いが ストレートに心に沁みこみました。
モネ、シスレー、スーラ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーガン、シャガール、そしてデュフィ。
そうそうたる有名画家の、こんなにたくさんの、見応えのある絵画が、ポーラ美術館の所蔵作品だなんて・・・。
一通り観て回り ランチ休憩後、そのままポーラ美術館を離れるには名残惜しく 、再度 展示ルームに戻り 好きな絵画の前でジーッと鑑賞。
『自然と都市~印象派からエコール・ド・パリまで』・・・心に残る 素晴らしい企画展、素晴らしい所蔵作品でした!
箱根の自然と調和した「ポーラ美術館」自体も、私の(数少ない行ったことのある)美術館ランキングの中で、新星のごとく上位に食い込みました!!
近くに住んでいたら、頻繁に足を運びたい美術館です。
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