先日 2015年最後の入荷がありました(仕事のお話)。
フランスメーカーやベルギーメーカーのガーデン雑貨や オランダで見つけた掘り出し物?達です。
私にとっては 身近なパリやブリュッセル・・・
パリのテロ、その後の騒動や ベルギー・ブリュッセルの地下鉄閉鎖・・・次々起こる物騒なニュースを聞くたびに、不安が募ります。
ヨーロッパでは今までも(パリのテロが起こる前も) 日本にいる時の何倍も、スリやテロに遭わないよう、気にかけて生活・移動をしていましたが、これからはさらに気を付けないといけません。
2016年1月後半からはヨーロッパ各地で展示会がスタートしますが、その頃 ヨーロッパの情勢はどうなっているだろう・・・。
平和が、平常が 一日も早く戻ることを祈ります。
輸入した雑貨達は BloenVanThuraホームページ「雑貨カタログ」 からご覧いただけます。
話はがらりと変わり・・・2015年夏休み、イタリア・ミラノとスイス登山電車の旅。

まだ続いています?!
前回のブログで、念願の 世界遺産ベルニナ急行BerninaExpressに乗って、サンモリッツSt.Moritz へ到着したところまでご紹介しました(11月10日ブログ参照)。
今回はサンモリッツについてのレポートです。
サンモリッツでの滞在時間は、旅行4~5日目の 夕方(サンモリッツ駅 16:19着)から朝(8:02発)の 15時間40分程。
夕方到着、早朝出発の15時間です。
今回の旅、高級リゾート地サンモリッツを ”移動の為の経由地”にしてしまったなんて、もったいない計画でした・・・反省。
サンモリッツには、旧市街のドルフ地区と 温泉地のバート地区という 2つの地区の分かれています(二つの地区は徒歩20分程とガイドブック情報)。
バート地区へは行かなかったので、今回ブログは、サンモリッツ・ドルフ地区に限ってのレポートです。
予約していたホテルはドルフ地区のバドラッツパレスホテルBadrutt's Palace Hotel。
旅行5日目は 早朝出発だったため、駅から近そうだったドルフ地区で ホテルを探したのですが、すでに空きがほとんどありませんでした!!
旅行2か月ほど前の事です。
ドルフ地区の 空きのあったホテルの中で 一番 駅に近そうなホテルを選びました。
ホテルでゆっくり過ごす時間もなかったので、高級ホテルである必要は 全然なかったのですが・・・他のエリアの選択肢は頭に浮かばず、かなり!予算オーバーなホテルとなりました(汗)。
ベルニナ急行を降り 駅舎から出ると、駅前に ちょうど ドルフ地区行きのバスが停まっていました。
(左写真はサン・モリッツ駅)
ドライバーさんに尋ねると、バドラッツパレスホテルの前にバス停があると分かったので、そのバスに飛び乗りました。
おそらくホテルの送迎もあると思うのですが、今回はお願いしていなかったし、調べてもなかったので、行き当たりばったりで。
バスが出発して、坂道を上り始めて・・・ ・・・ ・・・
数分?!?!
バドラッツパレスホテルの目の前のバス停に到着。
全く歩ける距離でしたが、その道中は スーツケースを持って歩くには大変そうな ”坂道”でした!!
尖がり屋根のある お城のような?印象的な大きな建物が バドラッツパレスホテルです。

様々なVIPの方々や、かつて オードリーヘップバーンも滞在したことがあるとか。
オードリーヘップバーンが滞在したというホテル、これで2回目かも!?
このブログを書きながら、ローマの HasslerRoma(オードリーヘップバーンが定宿にしていた) にも 泊まったことがあることを思い出しました()!!
クラッシックで重厚なインテリアと、カッチリしたスタッフの方々の応対に 少し緊張しつつ チェックイン。
涼しいサンモリッツ用の服装に着替え、再びサンモリッツの街へ。
ホテルスタッフの方から、夜は嵐(大雨?)が来ると聞いていたので、傘も持って サンモリッツ・ドルフ地区散策と レストラン探しです。
ホテルにも気になるレストランがありましたが、前日まで(ミラノで)連日 予約の要るようなディナーをいただいていたので、この日のディナーは 近くのレストランで カジュアルに楽しもうという計画です。
ホテルの外へ出ると・・・!?
ホテルの前に軒を連ねるブティック群は・・・すでに閉店していました!
さっきまで開いていたのに~~~(おそらく17時閉店)。
閉まってしまったブティック群を 恨めしそうに?眺めながら・・・ドルフ地区中心部へ向かいました。


バドラッツパレスホテルも 見晴らしの良い場所にありましたが、そこはまだまだ小高い山?の入り口。
ドルフ地区中心部までは ずっと坂を上り続けました!!
さらに少し上れば 展望台へのケーブルカー乗り場!
サンモリッツは、冬季オリンピック(1928年・1948年)が2回も行われている ウインタースポーツのメッカです!!
スキーシーズンにも 訪れてみたいサンモリッツです。
小高い丘の さほど広くはないドルフ地区 のメイン通りや 細い路地を 縫うように歩きました。
立ち並ぶ建物は まるでおとぎ話の中に出てくるような(アムステルダムとは違う雰囲気) かわいい佇まいでしたが、右も左も 高級ブティック!
ドルフ地区は、カフェやレストランもあるとはいえ、高級ブティックが軒を連ねる街 でした。
しかも そのブティックや ショップが すべて閉まってしまって・・・(泣)。
観光地、しかも夏なのに、まだまだ明るい時間なのに・・・残念~。
ヨーロッパの都市は、夕方5時や6時で ショップが閉まってしまうのは 至って普通です、アムステルダムも・・・。
これまでの夏休み旅行で 一晩だけ過ごした街はいくつかあります。
スペイン・ログローニョLogroño(2014年10月6日ブログ参照)・・・
同じくスペイン・サンセバスティアンSanSebastián(2014年11月20日ブログ参照)・・・
ドイツ・ツグミ横丁リューデスハイムRüdesheim(2008年8月5日ブログ参照)・・・等
そこは町全体に レストラン・カフェ・バーがあふれていて、一晩だけの滞在でも楽しめました(逆に一晩では足りない?)。
サンモリッツは同じ”観光地”でも 違う種類の観光地ですね。
下の写真は、高級ブティックの合間にあるチョコレート屋さん等のショーウィンドウ、スイスモチーフはかわいい!

ふと 気付くと・・・観光客はどこへ消えたのか、観光地とは思えないほど 人影がなくなりました。
ついさっきまで、歩いていた欧米の観光客も 日本人観光客もいない・・・。
皆さん 何処へ・・・?(たぶん皆さんディナータイム)
閉店したお店の並ぶ 人影のない観光地は 寂しいものです。
今回は行かなかった サンモリッツ・バート地区は、もっとお土産さんやカジュアルなカフェやレストランがいっぱいあって、ガヤガヤ賑わっているのではないだろうか・・・そんなことを想像しながら、上って来た坂道を 再び下りました。
その後、スイスらしい?ウッディなインテリアのレストランで、スイスイタリアン?料理を食べて(イタリアワインも飲んで) ホテルへ戻りました。
雨は少し降りましたが、嵐にはなりませんでした。
ベッドメーキングされたお部屋に戻ると、ベッドに湯たんぽがありました!!
(左写真左が湯たんぽ、右はチェックアウト時にいただいたチョコ)
さすが?避暑地 サンモリッツ!
ミラノで体験した暑さは すっかり忘れました。
この日は、オランダの夏と同じくらいの(?!)、日中25度、夜は12度ほど。
楽しかった一日を思い出しながら、気持ちよく フカフカのベッドに 沈み込みました。
少し肌寒かった記憶がありますが、湯たんぽを使うほどではなかったかな(笑)。
そんなわけで?!
サンモリッツを楽しんだり 感じたりするのには、全く時間不足でした。
滞在時間が15時間でも、日中の15時間ならもっと楽しめると思います・・・。
滞在時間が短すぎたサンモリッツで、最後に ”日の出”と美味しい朝食(ホテル)をいただけたことが、せめてもの思い出となりました!?
ホテルのお部屋のテレビに映し出されていた 真っ暗だった Webカメラの映像が、朝 徐々に白み・・・ホテルから見下ろすように広がるサンモリッツ湖だということが分かりました。
テレビ画面で紹介されていたサンモリッツ情報によると、日の出は6時ちょうど(日の入りは 20:42)、風速はゼロ!
風のない良いお天気のようです。
さあそろそろ 日の出タイム!
朝5時半、急ぎ身支度をして カメラを持って、ホテルのロビー奥の サンモリッツ湖が目の前に広がるテラスへ!!
誰もいない静かなテラスで、少しひんやりした爽やかな空気を満喫しました。

上写真右・ブログ冒頭の真、ホテルのテラスから朝日を待って撮影したサンモリッツ湖。
気持ちよく一日がスタートできそうです。
その後 レストランオープンと同時に 朝食をいただきました。
これまでにいただいてきた様々なホテルの朝食の中でも 一番といっていいほど、クオリティの高い朝食だったと思います。
出発時間が早く、ホテルも ホテルの朝食も ゆっくりできなかったことが悔やまれます。
ドレスコードがあるような今回のホテル・・・高級ホテルは ゆっくり過ごす時間のある時に 連泊で滞在したいものです・・・。
そして朝7時45分頃、お願いしていたホテルの送迎で駅へ(たったの数分!)。
次の地をめざします!
いつか スキーシーズンにも訪れてみたい サンモリッツ。
雪景色はもちろん、きっと 今回とは全く違う景色に見えるはず・・・今度はゆっくり・・・。




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