ゴッホも夏色に塗り替えられて・・・Keukenhof2015
すでに今年は閉園してしまいましたが・・・
続いています、キューケンホフレポート・後半戦?!
オランダの春の最大の観光地キューケンホフKeukenhof(開園2015年3月20日~5月17日)。
今回のレポートは、閉園3日前に訪れたキューケンホフの室内(館内)、パビリオンOranjeNassau館のフラワーショーについてです。
毎週のように入れ替わる テーマフラワー・季節のお花と、今年のテーマ ”ゴッホVincent Van Gogh” 絵画(レプリカ)等とのコラボレーション!
今年2015年は オランダの有名画家ゴッホVincent Van Gogh(1853-1890)没後125年ということで、キューケンホフのテーマは ”ゴッホVincent Van Gogh”でした。
テーマフラワーとしての季節のお花には・・・チューリップ・アルストロメリア・ユリ・キク・カーネーション・カラー・夏のお花・・・等が、期間中にスケジュールされてました。
私が閉園3日前に訪れた時は、カーネーション・カラー・デルフィニウム・ブバルディア・ケイトウ・アジサイ・シャクヤク・トルコキキョウ・ヒマワリ・・・等の ”夏のお花” がテーマの フラワーショーでした。
ちなみに前回(開園3日目)に訪れた時は”チューリップ”でした。
(その時の様子は 4月19日ブログ / 4月24日ブログ 参照)
写真は混み合うパビリオン館内で撮った 夏のお花とゴッホ絵画のコラボレーションです(一部)!
夏のお花とゴッホ絵画との相性は・・・いかに!?!?
上結合写真左:「アルルの跳ね橋(アルルのラングロワ橋と洗濯する女性たち)The Langlois Bridge at Arles with Women Washing(1888)」
上結合写真中:「種まく人The Sower(1888)」
上結合写真右:「花咲アーモンドの木Almond Blossom(1890)」 ・・・この作品こそ、日本の絵画に影響されたってやつですねっ!!(5月15日ブログ参照)
1ヶ月半ぶりに訪れたパビリオンOranjeNassau館の印象は・・・前回とは少し違いました。
さすがにこの1ヶ月半の間に、1,175,000人 もの人が訪れた・・・という感じがありました!
会場の雰囲気が訪問者・観光客に寄り添っているというか、会場と訪問者が近いというか、デコレーションに年季が入ったというか・・・?!?!
結合写真左:上結合写真:「ファン・ゴッホの寝室Bedroomi in Arles(1888)」
皆さん、ベッドの上にあがって写真撮影していて、お部屋も若干荒れていました(汗)!?
結合写真右:写真には写っていませんが、アトリエの中にはポーズを決める何人ものゴッホ?(観光客達!!)が。
上結合写真:「夜のカフェテラスCafe Terrace at Night(1888)」は行列ができるほどの人気スポット!
前回訪れた時には、じっくり眺めた作品やお花のデコレーション・・・
今回はさらに人が多く、ゆっくり観賞するという雰囲気ではなく、楽しく賑やかな中の観賞となりました。
また、テーマフラワーが ”夏のお花”となり、雰囲気も違って感じるのかもしれませんね。
それにしても・・・
前回も思いましたが、ゴッホの作品は カラフルなお花が良く似合います!
今回のテーマフラワーは”夏のお花”でしたが、チューリップからスタートした 春から夏のたくさんの種類の花々。
お花屋さんやお花関係の人達にとっては 身近で馴染みのお花でも、一般の人達にしてみれば、一度にこれだけのお花に囲まれる機会は そうそうないのではないでしょうか。
「何これ~?」
「これもお花なの~?」
「え~、本物~?」
多くの人が きっと そんな会話を交わしたに違いありません!!
世界中から訪れた1,175,000人もの人々が、初めて見るお花、名前も知らないお花、生花とは思えないような色のお花・・・を見て、感動したり 驚いたり 好きになったり・・・。
お花に対して何かしらの興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。
会場では お花を見て歓喜の声をあげる人々の中で、私自身も お花に対する ”単純で新鮮な気持ち” を思い出しました。
お花からも ゴッホからも 刺激をもらったキューケンホフでした。
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