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2014/12/09

快楽の園?! in マドリード Summer2014

何かとせわしい12月、あっという間に年末になってしまいそうです。

秋のお花イベントには なかなか手を付けられず焦っていますが、やっと 夏休みレポートに 終わりが見えてきました。

あと少し・・・!?


Spain2014md11『バスク・リオハ地方 美食の旅 Summer2014 』

人生2回目のマドリードとはいえ(11月28日ブログ参照)、初めてのようなもの。

とりあえずガイドブックに載っているような 王道の観光スポットへ。

といっても、お散歩感覚で行ける ”近場の”・・・という条件付きです(笑)。

マドリード初日午後、まずは散策しながら 王宮Palacio Real de Madrid へ向かいました。

150m四方の建物の中に 2700ものお部屋があるという王宮(18世紀に再建)。

現在 国王達はここに住んではおらず、国の行事等に使われているそうです。

Spain2014md12

上の写真はなんだか曇り空ですが、とっても暑かったです。

豪華絢爛のお部屋は想像通り!

Spain2014md13_2

お城の中は、入り口近くの階段エリアだけ撮影可でした(上写真)。

フェリペ3世とかフェリペ5世とかカルロス3世とか・・・スペインの歴史と歴代王家や、当時の周辺地域(国)との関係や歴史を 知っていれば、きっと もっともっと楽しいはずです!

フランドル地方とも関係が深いようなのに、勉強不足で残念に思いました。


翌日夕方には マヨール広場Plaza de Mayor へ。

Spain2014md14

広場の真ん中を突っ切ることは とてもできない暑さでした(建物沿いに日陰を選んで歩きました)。

この陽射し・・・この眩しさ・・・、これで18:30頃です!

恐るべしスペイン!!

マヨール広場は129mx94m、四方を3階建(日本でいうところの4階建)建物に 囲まれています。

広場を囲む建物には 上の結合写真(真ん中)のようなアーチが 全部で9つあり、広場の外と内がつながっているそうです。

特徴的なのはバルコニー。

Spain2014md15

広場に面してバルコニーが 237か所!

もちろん 私が数えたわけではありません(どこかの資料より)。

美しい!

15世紀からの歴史があり、火災で焼失して再建したり、名前を変えながら 現在の形に。

かつては 王家の儀式、闘牛、お祭り、処罰(焚刑)等が行われてきたそうです。

現在はお土産屋さんやバルやレストランが並び、市民や観光客の集まる場となっています。

この時の暑さと眩しさからは想像もつきませんが、12月にはクリスマスマーケットも行われるとか。


マヨール広場近くでは、恐るべしスペインの”恐るべし”?に遭遇!

Spain2014md16

カフェのパラソルからミストが噴き出しています~(上結合写真左)。

気が付けば、ほぼ どこのカフェの どのパラソルからも ミストが~。

そばを通るだけでも 救われますっっっ。

マヨール広場と同様 18:30頃の写真です。

ちなみに結合写真右はアムステルダム・ライツェプレインのパラソル。

ヒーター付きです(しかもヒーター稼動中)!

スペイン同様、8月半ば(スペイン旅行から帰って約1週間後)の様子!!

・・・同じヨーロッパとは思えません!!

”恐るべし”はアムステルダムの方かな(笑)??


マドリードには、旅行計画中から(トレド以外に)一か所だけ行きたい場所がありました。

世界三大美術館といわれるプラド美術館Museo del Ppradoです。

(様々ないわれがありますが、作品の素晴らしさの観点での三大美術館に挙げられます)。

こここそ、xx年前のヨーロッパ周遊旅行時 マドリードを訪れた際に見学した場所(記憶にある)。

作品については ベラスケスの ラス・メニーナス(女官たち) (Las Meninas) を観た記憶があります。

でも残念ながら、当時は美術鑑賞に興味がなかった・・・。

ということで リベンジで!?です。

とはいえ、今回の旅行のスケジュールが厳しく、プラド美術館へ行けそうな日程は、スペイン旅行最終日の午前 のみ。

午後には ホテルへ戻り空港へ行かなくてはならないため、開園の10時~の数時間しかありませんでした。

時間節約の為、事前にネットで 10時からの観覧を予約をしておきました。


朝はホテルからお散歩がてら歩き、9時40分頃 まだ人の少ない美術館へ到着(下写真)。

Spain2014md17

びっくりです。

そこには、私の中に xx年間あったプラド美術館の面影が・・・ ・・・ ・・・ 全く ありませんでした(汗)。

私の記憶って なんなんでしょう(笑)。

予約のおかげで 並ぶことなく 10時過ぎ 美術館へ入館。

収容作品が莫大な プラド美術館。

美術ファンなら、時間が丸一日あっても二日あっても 足りません!!

なのに、私には数時間しかない・・・(涙)。

すぐさま 日本語のオーディオガイドを借りて、美術鑑賞スタート。

3種類あったオーディオガイドの中で、私は(時間もないので)一番主要な作品のみ(51作品)のコースを選択。

館内地図と作品と場所は紹介されていますが、順番やルート・道順が紹介されているわけではないんです。

作品が観られる多くのお部屋の並びは、観ようと思えばどこからでもスタートでき、どんなルートでも歩けます。

スタート地点からは、両翼に分かれ、奥と手前にも分かれ、複数階にも分かれています。

観始めるまで ”どこからスタートしようか・・・”と ウロウロオロオロしてしまいました。

大人の美術館です!?


ですが、作品を観始めると 絵画鑑賞に集中!

プラド美術館は・・・スペイン王家のコレクションを母体に1819年開館。

スペイン三大巨匠 エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ の作品はもちろん、ルーベンス等のフランドル絵画や イタリア絵画等が観られます。

前日も トレドでその力強く神秘的な作品に魅了された エル・グレコEl Greco・・・プラド美術館では『聖三位一体Trinidad』等を鑑賞。

エル・グレコの世界観が目に焼き付きました。

xx年前にも観た ベラスケスDiego Velázquezの 『ラス・メニーナス(女官たち)Las Meninas』 にも xx年ぶりに出会えました。

(これは記憶通り!)

ゴヤ Francisco de Goyaは さすが宮廷画家だけあり、たくさんの作品が所蔵されていました。

『カルロス4世の家族Familia de Carlos IV』は オーディオガイドを聞きながら、興味深く 当時の様子を思い浮かべました。

『裸のマハ La Maja Desude』 と 『着衣のマハ La Maja Vestide』は 並べて飾られ、贅沢なほど じっくり観ることができました。

他にも有名どころの絵画を たっぷり堪能し・・・。


そしてなにより (私にとっては)一生ものの?素敵な出会いがありました。

ボス(ボッシュ)Hieronymus Bosch の 『快楽の園 The Garden of Earthlt Delight』。

この絵をモチーフにした作品等には、おそらくこれまでにも出会ったことがあります。

この絵画の実物を目にした時、そんなモチーフや過去の記憶は 打ち消されました。

全く 新しい世界!!

何、このデザイン?!

何、このストーリー!?

何、この色~~~~~!!

全てが衝撃でした。

オリジナルは すっごーーーい !

これが 1510~1515年頃に描かれた世界とは・・・。

左翼・中央部・右翼からなる三連祭壇画220cm×389cmの世界は、観れば観るほど発見があり、惹きこまれ、面白く、考えさせられ・・・絵画の前から 離れられなくなりました。

両翼を閉じればまた違う世界が広がります。

この絵画を観た後、 もう頭も胸もいっぱいでした。

今の私の心理状態に何かピッタリくるものがあったのでしょうか。

こんな出会いが 絵画にはあるんですね。

ちなみに画家ボスは、オランダのデン・ボス's-Hertogenbosch 出身だそうで・・・。

そんな身近な?著名画家でありながら、知らなかったという私の無知ぶりに さらに衝撃。

Spain2014md18今回の旅行では、お土産らしいお土産は 買いませんでしたが(いつもあまりお土産は買わない質です)、プラド美術館では 『快楽の園』関連アイテムをいくつか購入。

中でも 1000ピースのジクソーパズルは、夏休みが終わってから 早速広げてみました(左写真)。

が、いったい いつ出来上がるのか・・・。

1000ピースになっても、その小さなピースが興味深く、ピースを眺めては、つい その小さなピースに見入ってしまいます。

でもやはり オリジナルの感動には程遠い。

”あの絵を観た時のあの感動は何だったんだろう・・・”

旅行後、その何かを確認したく、画集やインターネットを観ていますが、オリジナルを観た時の感動と衝撃とは違います。

またプラド美術館 行きたいです~。

あの世界を 間近に観て感じてたい~。

○○年後、その時は今回と同じ感動なのか、気持ちや興味が変わってしまっているのか・・・。

私の心理状態や人生観が○○年後 どうなっているのか・・・。

今から 次にこの作品に出会えるまでの時間は、壮大な時間旅行になりそうです。


ここからは、グラン・ビアGran Via~アルカラ通り~シベーレス広場~プラド通り(ホテルからプラド美術館への道中)の風景。

Spain2014md19

朝9:30頃で この眩しさ!

シベーレス広場Plaza de Cibeles、中央にあるのはシベーレス噴水(上結合写真中・右)。

振り返っても(上結合写真左) すごく大きくて立派な建物がいっぱい。

特にこのシベーレス広場周りには18~20世紀の著名な建造物が集まっているそうです。

上結合写真左写真は、 コム二カシオネス宮殿(1917年建造)・・・2007年までは旧郵便局として、現在はマドリード市庁舎として使われているとのこと。

上結合写真中、リナーレス宮殿(1877~1900年建造)はスペイン歴史遺産。

Spain2014md20シベーレス広場から プラド美術館の前の大通りプラド通りへ。

プラド通りの真ん中には 都会の中のオアシス!

緑が美しい緑地エリアがずっと続き、朝の散策にぴったりでした(左写真)。

シベーレス広場の向こう側にはアルカラ門Puerta de Alcala があります(写真はありません)。

かつて マドリードを囲む城壁があった場所、街へのメインゲートだったそうです。

最終日、ホテルからシャトルバスで 空港へ向かう際に この門を見ました。

さよならマドリード・・・

さよならスペイン・・・

慌ただしくも 連日体感した スペイン各地の偉大な文化や歴史を振り返りながら アルカラ門を後にしました。


長くなりましたが 最後は・・・鉄子的レポート!?

旅行6日目(マドリード2日目)世界遺産トレドへ出かけました。

トレドへの行き帰りに利用したマドリード中心部南にあるアトーチャ駅。

(トレド日帰り旅行とアトーチャ駅の外観は 12月5日ブログ参照)。

トレドからの帰り、電車を下車してしばらく歩くと、地下鉄Atocha Renfe駅 へは直通でした。

そこで気が付いたんです。

行きに下車した地下鉄の駅は一駅手前のAtocha駅・・・地下鉄Atocha Renfe駅とは別の駅だったと。

後で思えば、ターミナル駅の割に 人が少なく 入り口も分かりにくくて 変だと思ったんです。

でもそのおかげで見ることができました!

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アトーチャ駅名物?!植物園(上写真)。

アトーチャ駅の待合スペースは、19~20世紀初頭にヨーロッパで主流だった駅の建築スタイルで、1992年まで使われていた(旧)駅舎のプラットホームだそうです。

そこが 現在は、植物園のようになっているんです。

通勤客や旅人を癒す緑の大きな待合室。

(帰りはトレドからの電車AVEを降りて そのまま地下鉄Atocha Renfe駅へ行ってしまったため、植物園は通らなかった)

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亀がたくさんいました、本当にたくさん(上写真)!


アトーチャ駅といえば、2004年のスペイン列車爆破事件を覚えていらっしゃる方も多いと思います。

あれから10年・・・。

近年、経済不況・失業率の高さ・テロ・治安の悪さ・停戦したとはいえバスク祖国と自由(ETA)問題・・・等、あまり(旅行先として)良い印象を持てなかったスペイン・・・。

ですが、今年の旅行でスペインの印象は 変わりました。

今年 夏休みの行き先として スペインを選んでよかったと 心から思います!!

スペインには まだまだ行きたいエリアがたくさんあります。

それぞれ違う文化や歴史・・・いつか近いうちに・・・。

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