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2014/10/30

エルシエゴで見た”光” Summer2014

日本に帰国して1週間が過ぎました。

数日経って 時差ボケとなり、あまりひどくはないものの、自分をコントロールできない眠気に襲われたり、夜中に眠れなかったり・・・年々対処が難しくなっています。


Spain2014el01『バスク・リオハ地方 美食の旅 Summer2014 』

3日目、後ろ髪をひかれつつ ホテル マルケス デ リスカルMarques De Riscal をチェックアウトして、次の町ビトリアVitoria(バスク語:ガステイスGasteiz)へ向かいます。

前日ログローニョLogroñoからエルシエゴElciegoまで乗ってきたバスALSA 41A、その路線の終点が この日の目的地ビトリアです。

つまりエルシエゴ14:25発のバスがあるというわけです。

ちなみにこのライン41A、一日に数本走っていますが、エルシエゴに停車するのは一日にこの一本のみ。

ホテル マルケス デ リスカルにチェックインした際にスタッフの方々に バスについて尋ねていました。

他のバスはあるのか?

バスのチケットはどこで買えばいいのか?

(エルシエゴの停留所はバスの時刻表の掲載もない無人のバス停でした)

すると、バス会社へ電話をして聞いてくれました。

帰ってきた答え・・・”バスチケットはバスの中で買えないからインターネットで買うべき”とのこと!?!?

ですが ホテルのスタッフの方々は、「そんなはずはない、地元の人たちはバスの中でチケットを買って乗っているはずだ」と。

念のため、インターネットで購入しようとホテルであれこれ試したのですが、前日だから買えなかったのか?クレジットカードの問題なのか・・・買えませんでした・・・。

(日本発行のクレジットカードがセキュリティのためスペインで使えないと、多くの方々がブログ等で書いていましたが、確かに初日のバスを事前にネットで予約した際、日本のクレジットカードでは買えませんでした)

もしバスのドライバーさんからチケットを買えなかったら・・・ホテルへ戻ってタクシーをお願いして バスターミナルのあるログローニョへ戻らなきゃいけない・・・。

バスの本数も少なく、不安だらけ・・・。

するとホテルのあるスタッフの方は、「他にもローカルバスが何本も走っている」との怪しい?情報をくれました。

旅行計画を立てていた時、検索に引っかかってこなかった情報です。

にわかに信じられませんでしたが、ちょっとだけ期待して・・・。

チェックアウトの日 午前11時頃にはエルシエゴのバス停へ向かいました。

結論から言いましょう。

ビトリアへのバスがは、エルシエゴ14:25のALSAのバス41A のみでした(2014年8月時点)。

その他のローカルバスはありませんでした。

バスALSA 41Aのチケットはバスのドライバーさんから買えました!!!

高級なホテル マルケス デ リスカルに バスで行くお客さんはいないのでしょうね(笑)。

バスの情報は持っていないようです。

”14:25のバスしかないと”わかっていたら、ホテルでもっとのんびり過ごしたかったのに~!

ドライバーさんからチケットが買えるって分かっていたら、精神的にももっとのんびりできたのに~!

仕方ありません、これも”旅”です。


バスの時間まで3時間以上! さあ、どうしましょう!?

エルシエゴの何もない、ヒト気もないバス停で途方に暮れました。

ホテルに戻る?

まさか!

30度超えの炎天下の中 やっとたどり着いたエルシエゴのバス停です。

ホテルから目の前に見えるエルシエゴの町、近そうな距離ですが 下り坂に登坂、そして炎天下・・・荷物を持って 簡単に戻ろうと思える距離ではありません。

バス停には日陰になるようなところもなく、干からびてしまいます!

見える範囲にはショップもカフェも 何もありません・・・本当に何も・・・。

バス停の脇には 石畳の”急な登坂”の路地がありました。

町の人たちの車がたまに出入りしていたのを見かけていたので、エルシエゴの町への入り口であることは明確でした。

スーツケースを引っ張りながら坂道を上ることに。

すると すぐにツーリストオフィスがありました(ありがたい)!

小さいけどきれいなツーリストオフィスでした。

この小さな町にも観光客がやってくるということですね、きっと。

ツーリストオフィスであらためてバスについて確認・・・やはり 14:25のバスのみのようでした。

バスチケットについても確認。

ツーリストオフィスのおばさんが調べてくれたインターネットのALSAのサイトは、前日とは違う表示になっていて、当日にはチケットが買えないようでした。

「きっとドライバーさんから買えるから大丈夫よ」と ホッとするお言葉をいただきました。

ツーリストオフィスでエルシエゴの町の地図をもらい、ぽっかり空いてしまった3時間、町を散策することに。

残念だったのは、ツーリストオフィスにロッカーがなかったこと。

町の中(丘の中)は石畳の狭い急な坂道ばかりです!

炎天下、スーツケースをひっっぱりながら歩くには かなり厳しい環境です。


エルシエゴという町は、ホテル マルケス デ リスカルから見えたとおり 丘にある町。

Spain2014el02

上写真はホテル マルケス デ リスカルから見たエルシエゴ。

Wikipediaによると町の広さは16.32平方キロメートル、人口(2010年)1051人。

数キロ四方の とってもとっても小さな町・・・丘一つといった感じ。

バスの不安、3時間も時間ができてしまったこと、暑さ・・・テンションが下がる要素ばかりでしたが・・・エルシエゴの路地へ足を踏み入れた途端、急にテンションが上がりました!

狭い石畳の急な坂道の路地、両脇に迫る古い建物・・・見たことのない風景です。

Spain2014el06

Spain2014el07

Spain2014el08

別世界!これぞ 異国!

オランダやベルギーでよく見る”中世の町”とは全く違う風景です!!

今回の旅行に予定していなかった 出会いです!

途方にくれかけた3時間が 有意義な3時間になりそうです。


ツーリストオフィスから少し坂道を上ると、町の中心であると思われる広場MayorPlazaに出ました。

その広場の脇には 市役所らしき建物もありました。

私達はその広場の木(プラタナス?)の下に 石のベンチを見つけました。

藤棚のように広がる木の枝の下の日陰です!!

吸い込まれるようにそのベンチへ倒れこみました。

Spain2014el04

上結合写真、この広場の木の下の石のベンチで、この鉄の柵にもたれて、のんびり過ごしました。

この木(プラタナス?)、向かいの木や隣の木と 枝が絡まり・・・そのまま完全に枝がつながっていました・・・不思議!?


しばらく休憩し、一人ずつエルシエゴ散策です(一人は荷物番)。

地図はもらったものの 小さな町です、地図を持たなくても歩けます。

まずは町のシンボルでもある教会Church of San Andrés (Iglesia de San Andrés・下結合写真)へ向かって、路地を適当に歩きました。

Spain2014el05

たまに観光客らしき人達に出会いました。

カフェのテラスで休んでいる観光客もいました。

観光客といっても ”数人”です!

ほんの数人!!

教会を眺めつつ、再び坂道を登ったり下ったり・・・、10分も歩いたら また広場に戻ってきました。

それくらいの規模の小さな町の中心部です。

その後もベンチで休んでは、別方向へ散策へ出かけました。

町中心エリアの全ストリートを歩いたのではないでしょうか?!


広場では青空マーケット(下結合写真)が行われており、とてもにぎわっていました。

Spain2014el03

坂の下から 坂の上から 四方方八方から どんどん町の人々が その広場へ集まってきます。

おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃん連れの若いカップル、子供達・・・。

町中の人 全員が顔を出していると思えるほどの賑わいです。

マーケットには 野菜・お花・衣料品・生活用品・おもちゃ・・・等のお店が 数件並んでいました。

毎日行われているマーケットなのか、週に一度の開催なのか・・・わかりません。

私の感覚では とってもとっても小さな規模の とても田舎くさいマーケットです。

ですがきっと この町では 豊富な品揃えの 最大級のマーケットなのではないでしょうか。

町の人達はマーケットでの買い物も楽しみつつ、ここに集うご近所さんや友人達との交流を楽しんでいるようでした。

みんな笑顔で挨拶をして、お互いの健康を確認し、なにげない日常の会話を交わし・・・何時間も この広場でのんびり過ごしているようでした。

私達はベンチに座り、町の人達をずっと眺めていました。

町の人達と目が合えば、挨拶をしました。

英語は通じません。

でも(もちろん)挨拶は通じます。

挨拶は返してくれるものの、とくに話かけられることもなく、とくに避けられることもなく・・・。

これまでの経験上、海外で誰かと話す機会があれば、「どこから来たの?」とか「日本へ行ったことあるわよ」とか・・・何かしら会話が広がったり、もしくは もの珍しそうにじろじろ見られたり。

でもここでは何か違いました。

Spain2014el10なんだか”空気”にでもなったような・・・。

影にでもなったような・・・。

もし私が 世界をさまよい、いつかこの町にたどり着いて、行く当てもなくこの広場で数日過ごしていたら、いつの間にかこの町に馴染んでいるのだろうか・・・?

この町の人達とも親しくなって、平和にこの町で暮らしているのだろうか・・・?

きっとこの町には孤独死なんてないんだろうな・・・。

いろんな妄想が広がりました。

広場にも Wifiのマークがあったのでインターネットももちろんつながるでしょう。

グローバル社会から隔離されているわけではないけれど、世界のグローバルな流れには 巻き込まれていない(と思う) 時間の流れが エルシエゴにはありました。

人と人との距離感と交流・・・

現代人が失った”大切なもの”がこの町にはあるような気がしました。


バスの時間まで1時間となったころでしょうか、広場近くのカフェへ入りました。

またまた ピンチョスで軽くランチです。

Spain2014el09ワインを飲みたいところでしたが、猛暑の日中から飲んでいては次の町へたどり着けないと思い、スペインのお気に入り アイスコーヒーをオーダー。

左写真 これぞ私のお気に入り、エスプレッソに氷入りグラス!

もう一杯 おかわりもいただきました。

スペインのお気に入りアイスコーヒーについては 10月10日ブログ参照。

カフェには地元の馴染み(と思われる)お客さん達が出入りしていました。

町の人達は カフェへ顔を出しては ワイン等を飲んで ピンチョスをつまんで おしゃべりをして・・・、また隣のカフェへ・・・。

この町の人達は、そんなふうに時間を過ごしているようでした。

そんな何気ない日常の時間の流れや人との交流が、なによりも尊く 一番幸せなのかなと思いました。


いよいよ時間です。

石畳の急な坂道を下り バス停へ。

定刻から数分遅れでバスがやってきました。

次の町へ 出発です。

暑さの中で 途方に暮れかけた3時間は、一生忘れることのできない時間となりました。

エルシエゴの眩しい夏の陽射しの中で、もっと尊い”光”を見た気がしました。

この先10年後・50年後・100年後・・・エルシエゴにはどんな時間が流れているのでしょう。

どんな光が射しているのでしょう・・・。

この先もずっと 変わらないでいてほしいと(勝手ながら)願います。

ブログ冒頭の写真は、エルシエゴの石の家(廃墟)の壊れた壁に生えていた多肉植物。

小さな植物さえも 太陽の光をいっぱい浴びて幸せそう・・・。

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