夏の陽射しを受けて・・・OpenTuinenDagen Amsterdam2014
もう2カ月以上が経ちました。
季節も一つ二つ進んでしまいました・・・。
アムステルダムのオープンガーデンOpenTuinenDagen Amsterdam 2014 (Open Garden Days 2014) 。
今年は2014年6月20~22日開催でした(本当にもう2カ月以上過ぎてる~汗)。
今はもう 冬の気配すら感じ始めたアムステルダム。
オープンガーデン時は ”今年は冬も暖かく 夏も早く来た~”と喜んでいた気がします。
毎年とても楽しみにしているイベントですが、昨年は重い花粉症の為、多くのお庭を巡ることができませんでした(2013年8月13日ブログ参照)。
今年はリベンジを果たすべく?!はりきって2日間で 公開されていた全てのお庭を巡りました(今年のオープンガーデンプロローグは 6月26日ブログ参照)。
2か月以上過ぎてしまいましたが、「オランダのお花ブログ」では 今年のオープンガーデンで(私が)初めて見たお庭や印象に残ったお庭を 書き留めておきたいと思います。
ちょうどオープンガーデンが開催された頃のアムステルダムは、(珍しく?)好天続きで、お庭の状態もかなり期待できるような夏の始まりでした。
一日目のガーデン巡りは晴れ~曇り&ちょっとだけ雨、14~17度。
2カ月経って 夏が終わり 冬に向かっている今、このブログを書きながら、気が付きました・・・。
この気温はちょうど今(8月末)と同じ!!
夏に向かう天候と 冬に向かう今の天候・・・同じ気温でも、雰囲気や印象が全然違います。
6月半ばは夏至の頃・・・8月末の今よりも 日(日照時間)は断然長いです。
お花が咲き乱れる6月に比べ、言うまでもなく 今は お花も気温もお天気も?冬に向かっています。
同じ気温でも今の方が寒い~!
一日目に巡ったお庭は・・・
26→29→27→25→23→28→22→15→16→17→21→20→18→11→12→13→14(お庭の番号は前出ブログ内の地図参照)
ガーデンNo.28(Prinsengracht 1097)
このお庭はこれまでに何度も見てきたお庭です。
ベルエタージュ階(ストリートから階段を上がった所に玄関があるお部屋)が入り口となっており、奥のリビングの階段を降りてお庭へ出られます。
さらに お庭から数段下ると地下階です。
上の結合写真左はリビング側からの眺め、写真中はお庭中ほど、写真右はお庭の奥からリビングを振り返って見たお庭。
冒頭の写真もこのお庭、お庭の中ほどからリビングを振り返った様子。
この頃(6月中頃)ちょうどアジサイが満開でした!
毎年のように見てきたお庭ですが、良いお天気が続いたためか、例年以上にお庭がきれいに見えました。
大小様々なグリーンと 大きなアジサイ・・・そして奥のガーデンハウス。
とてもロマンティックな雰囲気のお庭です。
オーナーの方・ガーデナーの方とお話をしました。
2009年頃リノベーションをしたそうです。
私はリノベーション前の 今とは違うお庭を 覚えています(と思います)。
リノベーション前のガーデンの絵葉書をいただきました(左写真)。
かつてのお庭、リビングからの眺めです。
現在のお庭の設計図も見せていただきました(下写真)。
そんなに大きなお庭ではないですが、地下階への階段の位置・スタイルを変えたり、地面のレベル(高さ)やタイルのデザインを直したり・・・。
同じ空間なのに こんなに印象がわかるんだなぁ・・・と、改めて感動しました。
左写真はその設計図。
設計図の横(写真上部)に並べられているのは、かつてのお庭の上から見た様子。
今とはスタイルの違う地下への階段が見えます。
アムステルダム旧市街・運河地区、周りを高い建物に囲まれた箱庭のような小さなお庭です。
お庭の向きは北南向き、夏の一ヶ月間程しか太陽が当らないお庭なのだそうです。
左写真はリビングからの眺め。
振り返ると・・・ちょうど陽射しが差し込んで 強いコントラストをつくっていました。
おひさまがほほ笑む貴重な瞬間、グリーンもお花達も活き活きしていました。
とても印象に残る今年のお庭でした。
ガーデンNo.22(Keizersgracht 689 / Waldorf Astoria Hotel)
初めて足を踏み入れた住所でした。
ここはどこ?
一つ二つ 綺麗にお手入れされた芝生のお庭の脇を通って たどり着いたのは・・・!
Waldorf Astoria Hotel(Herengracht 542-556)のお庭。
いきなり大きく開けた青空に 皆 驚いている感じでした。
ここはどこ?
南仏?
地中海リゾート地??
とは大げさかもしれませんが、アムステルダムとは思えない空の広さ、明るさに驚きました。
贅沢なくらい眩しい太陽が降り注くお庭からは、バラやお庭に植えられたハーブの香りが漂っていました。
そしてなにより、このお庭から見る空は、他のお庭から見る空とは違いました。
家に帰って、早速このホテルのことを調べてみたくらい!
また次の日は このホテルの正面のストリートを歩きました。
立派なホテルに違いありません。
ですが、ストリート側から見ると、まさかこんなに広いお庭と空が広がっているなんて・・・やはり思えない、普通のアムステルダムの運河沿いの建物でした。
この空は このホテル宿泊者だけの特権ですね。
このホテルに宿泊した人達のアムステルダムの印象は、他のホテルを利用するツーリストとは違うものになりそうです(笑)。
ストリートの喧騒を忘れ 非日常な時間を過ごせる 素敵なお庭でした。
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