下町ヨルダン OpenTuinendag Jordaan 2013
2013年6月9日日曜日、アムステルダム・ヨルダンJordaan地区でオープンガーデンOpenTuinendag Joraan が開催されました。
アムステルダム運河地区で6月第3週末に行われるOpen Tuinendagen Amsterdam とは別のイベントです。
今年の5月はほぼ毎日雨、そして気温も10度前後と、冬のような異常な春の日が続いてたアムステルダム。
5月末頃から やっと気候が変わり、晴れの日が続くようになり、気温も15度前後(これで十分暖かく感じる)、たまに20度くらいと、オープンガーデンを目前に なんとか初夏らしい日を迎えました。
一気に天候がよくなったため、春から咲き遅れていたいろいろな花々が一斉に成長し、季節が例年に追いついた感じの6月初めでした。
ちょうどそんな頃に開催されたヨルダン地区のオープンガーデン・・・今年は薄曇り・15度前後とオープンガーデン日和でした。
昨年は6月第1週日曜日開催でしたが、雨で10度以下と、凍えるようなお天気で 手袋と毛糸の帽子を着用して出かけた記憶があります!
昨年の様子は 2012年6月12日ブログ / 2012年6月25日ブログ / 2012年6月28日ブログ 参照。
ヨルダン地区オープンガーデンをご紹介する前に、アムステルダム・ヨルダン地区について少し説明を。
アムステルダムはアムステルダム中央駅を中心に放射状に広がります。
中央駅を中心に約1000メートルくらいの放射状範囲に広がる旧市街エリア・運河地区、そしてその外側・西側にヨルダン地区があります。
厳密に言うと、東はPinsengrachtから 西はLijnbaansgrachtまで、北はBrouwersgrachtから南のLeidsegrachtまでのエリアがヨルダン地区になります。
下の地図にほぼその全体が入っています(少し南端がきれていますが)。
このエリアの中心にRozengracht(現在は埋め立てられた幹線道路で運河ではありません)があります。
ヨルダンJordaanとはフランス語の”庭”が語源となっており、ヨルダン地区にはお花や樹木の名前の付いたストリートなどがたくさんります。
アムステルダムに人口が増えた17世紀、労働者の為のエリアとして開拓されたのがヨルダン地区の始まりです。
その後はアーティスト達に好まれるエリアとなり、現在はアムステルダムの人々にも愛される下町として人気のエリアです。
私もその雰囲気に魅せられて、2年前 このエリアに引っ越してきました。
同じアムステルダムセントラムでも、中心エリアの運河地区とはまた一味違う街並みと雰囲気のヨルダン地区は 観光にも お散歩にもおススメです。
話は随分それましたが、今年のヨルダン地区のオープンガーデンは全部で23か所のお庭(中庭)が公開されました。
スタート地点はヨルダン北側の Willemsstraat 132、またはヨルダン南側の de Looiergracht naast nr.23 。
スタート地点で 説明の書かれた地図を入手(2ユーロ)し、オープンガーデンスタートです!
地図には歩くルートも記されており、街を知らなくても、ガイドブックを持っていないくても安心。
2013年6月9日、11時~16時30分まで大勢のガーデン愛好家達が・・・のんびり歩いたり、自転車で、途中でお茶をしたり ランチをしたり・・・思い思いのペースでヨルダンの街を歩きました。
夏は観光客であふれるヨルダン地区のストリートも、この日はオープンガーデン目当ての人々も加わり、今夏一番の盛り上がりを見せていました。
下の写真は、ヨルダン地区オープンガーデンの目印になっているグリーンのバルーンをつけた建物・入口、全23個所です!!
毎年恒例のお庭が中心ですが、初公開のお庭もありました!
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