花を纏う?!オーキッドフラワーショー・・・Keukenhof2013
キューケンホフレポート最終回。
世界中からたくさんの観光客が訪れたキューケンホフ公園・・・2013年の営業は 5月20日で 幕を閉じました。
今年はチューリップの見頃が遅かっただけに、お花が咲き乱れていた この時期の 閉園は残念でした。
キューケンホフ・オフィシャルレポートによると、今年は会期中848,984人の訪問者があったそうです。
なんと その80%が、中国・ロシア・東南アジアを中心とした 海外からの訪問者!
オランダ国内の家族連れ等の訪問者も増加しているとのことですが、2014年は国内(オランダ)の家族連れや若者にも重点を置いていきたいとのことです。
ちなみにオランダの人口は約1670万人・・・確かに8割が海外からとは 国内の訪問者が少ない印象ですが、近くの観光地へは実はあまり行かない(行ったこともない!?)ものですよね・・・。
最終回の今回は、キューケンホフ公園内のパビリオン Beatrix Pavilionにて開催されていたフラワーショーをご紹介します。
このパビリオンではキューケンホフ会期間通して 毎年恒例 オーキッド(蘭)ショー・品評会が開催されています。
5000本・500種類のオーキッドが集められたヨーロッパ最大のフラワーショーだそうです。
オーキッド(蘭)といっても、コチョウラン・バンダ・パフィオペディラム・シンビジウム・その他変わった品種等・・・色もタイプもいろいろです。
オーキッド以外にも アンスリウム や ブロメリア も この会場で 品評会が行われています。
様々な品種がただ並べて展示されているのではなく、志向を凝らしたデコレーションで紹介されています。
品種を見る楽しさだけでなく、それらのお花のデコレーション方法・活用方法も一緒に見ることができ、品評会はそのまま販売促進につながります。
今回は 各種ラン・アンスリウム・ブロメリアを使ってのファッションショー?!
(ちょっとゴッツイ?!)マネキンさん達が お花をまとっていました。
アンスリウムのデコレーション(上写真)。
木片や木皮がドレスになっています。
上写真左から、バンダ・パフィオペディラム・ブロメリアです。
上写真左・中のデコレーションはバンダ。
上写真右は、お花が入っていませんが、左手に下げるハンギングブーケには、お花を挿せるように ガラスのチューブがセットされていました。
上写真左・中作品はバンダ、ブラックホワイトのドレスは・・・タマゴのカラ!?
上写真右もバンダ。
上写真、一番多くの人が見入っていたデコレーション。
カピスと小さな貝でできたライトピンクのドレスに、ビビッドなフューシャピンクのバンダが引き立っていました!
白い(ナチュラルな)カピスが使われていますが、カピスの下・ボディには ピンクのものが着せてあるようで、透けてお花とリンクする優しいピンクになっています。
上写真の作品は、他とは少し違ったデザイン!
グリーンのパフィオペディラムと アップルグリーンのシンビジウムが使われています。
素敵です。
下のYouTubeは、キューケンホフが公開している このパビリオンBeatrix Pavilionのフラワーショーの動画です(1分25秒)。
会場にいる気分で是非!
そして別のパビリオン Willem-Alexander Pavilion でも、会期中様々な種類のフラワーショーが行われていました。
毎年キューケンホフの最終はリリーショーで締めくくられます。
このパビリオンは・・・ユリの香りでいっぱい!
右も左も ユリ・ユリ・ユリ・・・です。
写真を見るだけでも香りが漂ってくるようです。
このパビリオンの様子もキューケンホフが公開している動画がありましたので、お楽しみください(1分02秒)。
屋外のチューリップや桜、そして屋内の様々なフラワーショー・・・春のオランダは まだ寒いですが、こうして春を満喫し、夏に向かっていきます。
キューケンホフKeukenhof・・・来年2014年のテーマは「Holland」、開園は 3月20日~5月18日です。
一生に一度は 訪れる価値のある観光地だと思います!!
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