とにかく暑い!熱い?プラハッ!!・・・ Summer2012
オランダはすっかり秋の寒々しい空になってしまいましたが、急いで?!続けたいと思います。
2012年夏休み『東ヨーロッパ・世界遺産・電車の旅』・・・
最後の都市はチェコCzechRepublic・プラハPrague/Praha。
チェコと言えば”ビール”・・・チェコで最初に飲んだビールです、飲みかけですが(下写真)。
このビールをどんな気持ちでいただいたのか・・・プラハ滞在記をお楽しみください。
写真を撮った時は逆光で見えなかったけど、ビールにチェコが写ってる~!
太陽が輝いてる~!美しいじゃないチェコ、感涙!
夏休み5泊6日の内の4~6日目、2泊3日のプラハ滞在です。
ドイツ・ドレスデンDresdenから電車ECで2時間20分、モルダウ川沿いの車窓を楽しむ電車の旅のハイライトでもあります。
ドレスデンからプラハまでは一等車を利用(ネットで事前予約)。
上写真左:プラハ本駅ホーム
上写真右:乗った電車、一等車車内
小奇麗な広い車内でゆったりのんびり過ごしました。
ドレスデンを出発して1時間くらいは、美しい山間の渓谷と かわいらしい家々を眺めながら。
ライン川で見たような、いえ、もっときれいな風景が広がっていました。
キャンプ・サイクリング・ツーリング等、ライン川と並ぶ ドイツの人達に人気のエリアなのだろうと思いました。
もう一つ人生があれば・・・私もサマーシーズンには こんなところで友人や家族と過ごしたいなぁ。
チェコといえば、様々な歴史に翻弄された国・・・
14世紀にはカレル1世が神聖ローマ皇帝に即位、ボヘミア王国全盛期
15世紀、教会革命
16世紀、ハプスブルク家の支配
第二次世界大戦、オーストラリア・ハンガリー帝国崩壊⇒チェコスロバキア共和国
そして・・・
1993年1月、チェコスロバキアからチェコとスロバキアへ
”チェコ”になったのはまだ最近のことです!
そんな東ヨーロッパの国チェコが・・・どんな国なのか、どんな国民性なのか、どんな生活スタイルなのか・・・とても興味がありました。
しばらく電車に揺られた後、チェコ・プラハ本駅Praha hlavní nádražíに到着。
到着した駅は、想像を越える大きさ(アムステルダム中央駅より大きい)と立派さと賑やかさに驚きました。
駅内の表示に従って歩いたら、いきなりすごい!!アールヌーボーの駅舎が見られました(上写真左)。
プラハの駅に降りると、真っ先にしなくてはならないことがありました。
チェコはユーロではないんですね、チェココルナというそうです。
旅行中(今も)チェコの通貨が何なのか、どんなレートなのか・・・結局最後まで覚えられませんでしたが(大汗)。
両替所に並びながら”ユーロって便利・・・”あらためて思いました。
とりあえず、食費+α分を両替。
チェコでの最初の頃のやり取りは、チェコの通貨とユーロとの レートを イチイチ頭の中で 計算していましたが、思っていたよりも高いわけでもなく・・・
結果・・・私がいるアムステルダムも同じく観光地で、チェコ・プラハもアムステルダムも そんなに違わない?という見立てになりました。
ということで、その後は表示金額をそのまま鵜呑みに、頭の中でユーロに置き換えることもなく、支払いをしていました。
いちいち、高いんじゃないの?安くてラッキー・・・なんて考えながら過ごすより楽です(ただ面倒だっただけ・・・)。
損をしても得をしてもそれが旅行、そう割り切って。
駅から一歩表に出ると、暑い!とにかくドドドドドドドドドドドドッ暑い!!
ここは、ヨーロッパ特有の”暑くても日蔭は涼しい”・・・という気候ではなさそうです!
ベルリンもドレスデンも暑かったのですが、(西側)ヨーロッパとは違う暑さ、気候の違いを感じました。
駅周辺は新市街で、駅を出るとすぐ クラッシックな雰囲気のバカでかい建物が目に飛び込んできました。
そして人が多く、人々の活気と 熱気もすごい!!!!
ツーリストも多いだろうけど、街の規模からして現地の人たちも多そうです。
”これが『東ヨーロッパ』のパワーかぁ!”
日本やオランダでは感じたことのないパワーを感じ、今まで経験したことのない雰囲気に圧倒されました。
チェコってなんなの??
このサイズ、この活気、この威厳が社会主義国の証なの??
もしかしたら私がこれまで長い間 想像していた『東ヨーロッパ』のイメージは、少し間違っていたかもしれません。
それとも最近変わってきたのか・・・?
新市街を歩いた雰囲気は、私がもしまだ10代20代だったなら・・・・楽しくて賑やかで大好きになりそうな都市のイメージでしたよ、ホント!
上写真左・中:ヴァーツラフ広場Václavské náměstí
上写真右:正面に見えるのは国立博物館Národní muzeum
まずは、旧市街のど真ん中に予約をしていた ホテルへ 向かいました。
地下鉄での行き方も調べてなかったので、ド暑い中!徒歩で しかも歩きにくい石畳を ゴロゴロと スーツケースを引きずりながら・・・。
ホテルまでは予想以上に歩きました。
駅舎中ですでに迷っていたし、ホテルのある旧市街広間OldTownSquareまで1時間以上かかったのではないでしょうか。
後日この界隈を散歩してみると、全然そんな距離ではなかったんですけどね・笑(どれだけ駅で迷ったの??)。
ホテルは、旧市街広場の旧市庁舎Staroměstská radniceの目の前でした。
やっとの思いでチェックイン。
ホテルの部屋はクーラーが効いていて助かりました。
こんな炎天下に こんなに長時間 しかも荷物も持って歩いて のびそうでした~。
少しホテルの部屋のクーラーで涼んでから、のどをうるおしに 旧市街のど真ん中、旧市街広場Staroměstské náměstíへ向かいました。
ですが、広場のどのカフェも冷房なんて効いてないというか、暑くて店内にいる人は皆無、屋外の席はテント屋根はあるものの 時間的にほぼ日向だし・・・。
かろうじてカフェのテラス席の頭上に扇風機があるところがありました。
なんとか扇風機の風が少しでも当たる席に空席のあるカフェへ。
倒れ込むように座った時は 本当に(私は)熔けそうでした。
そしてやっとたどり着いた ビ~~~ル!(冒頭の写真参照)
おいしくておいしくて(涙)すぐ一杯飲んでしまったので、もう一杯いただきました。
でもその魔法も次第に溶け、だんだん座っているのも暑くて辛くなりました。
暑くてもう何もしたくないと思ったほどですが、ここは 世界遺産(1992年登録)!プラハ歴史地区!!
尖塔が多く「百塔のプラハ」と言われるプラハ、観光スタートです!
この旧市庁舎には有名な”天文時計”があり、世界中の観光客が楽しみにしている?一番の観光スポットのようでした。
600年前に作られたという天文時計・・・上の文字盤は「太陽・月・星座の位置を示す天文時計プラネタリウム」、下の文字盤は1年周期のカレンダリウム(カレンダー)で、季節毎の農作業風景が描かれているそうです。
毎正時(9-21時)、からくり時計が動き、塔のてっぺんからラッパ吹きがラッパを吹くというパフォーマンスが行われます。
これがとっても混むんです。
もう15分前でもかなりの人、5分前なんて立つ隙間がないくらい。
私は天文時計の目の前のホテルで、しかも目の前のお部屋だったので、時間があえばお部屋から見ることができました。
上写真中:見えるかな、塔の上のラッパ吹き
上写真右:塔の上から見た群衆、すごい人!
上写真左:毎正時、こんな具合のすごい群衆で埋め尽くされます!
上写真中:時計塔の前の建物、一番左の黄色い建物が私が泊まったホテル(一部見えてないけど)
上写真右:市庁舎、時計のある側面とは違う側
ですが、これは恐らく・・・”あれ?これだけ待ったのに?たったこれだけっ?”て感想を残すような・・・ ??
・・・いえ、そんなことありません、一生思い出に残るパフォーマンスでしたよ。
お話が前後しますが、塔に登ったのは旅行最後の夜。
塔に上り 夕日に染まるチェコの風景を眺めました。
塔の上まではエレベーターがあり、助かりました。
タワー好きの私は、世界のいろんな観光地でタワーを上ってきましたが、プラハは暑くてバテテいたので、エレベータがなければ、塔に登るのは 諦めていたと思います。
おかげで?!本当に気持ちの良い夏の思い出になりました。
上写真左中右:市庁舎の展望台からの眺め
上写真中:2本の尖塔のゴシック教会ティーン教会Týnský chrámを望む・・・旅の最終日(月曜日朝)見学に行ったら、クローズだった・泣!
上写真右:時計塔(ホテル)周辺のこの界隈で毎日ディナー、夜も暑いプラハのディナーはもちろん屋外で
プラハ、もうひとつ印象的だったのは・・・
ここ最近のことかもしれないし、この旧市街だけかもしれないけど、英語が100%通じ、人々が親切で、ツーリストにやさしい街でした。
ただ・・・看板やメニュー等、目に入るものは・・・全く読めません、宇宙語です!!
もちろんカフェやレストランのメニューは(少なくともこの観光エリアでは)、英語やいろんな言語で用意されていたので困ることはありませんでした。
観光に特化した街作りをしてるんでしょうね、少なくても今は。
ツーリストとして いろんな意味で安心して過ごせる都市プラハでした。
観光地として、もしかしたらアムステルダム以上の高得点かも~ホントに!?
夕方が迫る頃、ヴルタヴァ川 VltavaRiver(モルダウ川Moldau)にかかるカレル橋Karlův most,/Charles Bridgeへ行ってみることに。
長い間 憧れていた場所です!
上写真左:カレル橋の中腹、すごい人!橋は完全に人で埋め尽くされています
上写真中:カレル橋と夕日
上写真右:カレル橋手前の旧市街橋塔OldTownBridgeTower
まず思ったこと・・・
暑い、本当に暑い~・・・焦げる~~~!(汗)。
橋にたどり着いた時、とてもじゃないけど 対岸に渡ることができないくらいの暑さでした。
実際、真ん中あたりまで頑張っていきましたが断念・・・。
まだ日が高いこの時間帯は”日蔭”がほとんどないんです!
どれだけ暑いの・・・ ・・・ ・・・プラハ。
でも想像通りとっても美しい風景でした。
そして人混みもすごい・・(上写真左の写真見えるかな、すごい人の数・・・)
夜になると涼しい風の吹く 私の知っているヨーロッパ(西欧)とは違い、夕方になっても夜になっても昼間の暑さは変わりませんでした。
そんなところに”異国”を感じながら、夕日に浮かぶシ眩しいルエットを眺めながら、夜のキラキラ黄金に輝くプラハの歴史地区エリアを歩きました。
・・・プラハ2日目は、カレル橋を渡った対岸の”プラハ城Pražský hrad”へ行ってみたいと思います。
2012年夏休み旅行記ベルリン1⇒9月8日ブログ参照
2012年夏休み旅行記ベルリン2⇒9月10日ブログ参照
2012年夏休み旅行記ドレスデン1⇒9月19日ブログ参照
2012年夏休み旅行記ドレスデン2⇒9月22日ブログ参照
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