OpenGardenDaysAmsterdam2012 グリーンクラッシックガーデン
毎年6月第3週週末に行われるアムステルダムオープガーデンOpenTuinenDagenAmsterdam2012レポートです。
1ヶ月以上経ってしまいました。
日本は、梅雨が明ける7月後半から真夏~!となりますが、オランダは5・6・7月が夏(のイメージ)、8月はもう秋、肌寒~い風が吹き始めます。
太陽もそう、夏至を過ぎると 日の沈む時間が 徐々に早くなるのを感じます(それでも日本よりずっと遅くまで明るいんですけどね)。
多くの人がバケーションに出かける7月、それを終えるともう秋です。
私も今回の帰国と 8月初めの夏休みを終えオランダに戻る時には、もう夏は終わり・・・(寂)。
8月中旬からは展示会があちこちでスタートするので、そうなると もう完全に夏ムードはありません。
そんな短いオランダの夏を振り返りつつ、アムステルダムオープンガーデンOpenGardenDaysAmsterdam2012 をレポートしたいと思います。
今回ブログでは今年公開されていた29の様々なスタイルのガーデンのうち、歴史を感じるヨーロッパのガーデンらしいフレンチスタイルやクラッシックなスタイルのお庭をご紹介します。
一つのお庭でもいろんなスタイルがミックスされていたり、私には専門的な分類が難しいので、このブログでご紹介するお庭の種類は、私のイメージでの分別となっています。
今年の夏はいつまでも寒く、お花の成長も遅い夏でした。
ちなみに今年のオランダの夏は、平均気温15.7度の25年ぶりの冷夏だったそうです(オランダ・ポートフォリオさん記事参照)。
オープンガーデンのお庭は、残念ながら どのお庭もお花が咲き揃っていない状態でした。
ツゲBuxus によりきれいに形造られた このタイプのお庭には バラがよく似合います。
・・・が、バラの季節だというのに(6月第3週週末)、ご覧の通り!バラすらも まだほとんど咲いていませんでした。
今年は”グリーンガーデン”。
お花は少ないですが、こうして写真を振り返ると、時折こぼれる太陽の光が、ツゲや芝生に反射してきれいですね。
グリーンたっぷりのお庭・・・気持ちが落ち着き ずっとグリーンを眺めながら過ごしたいと思うお庭です。
このスタイルの代表的なガーデンとして、アムステルダムに数ある運河ミュージアムの一つ、ファンローン博物館MuseumVanLoon(Keizergraht672, Amsterdam)のお庭をご紹介します。
ファンローン博物館は 17世紀(1672年)に建てられた豪華なカナルハウス。
東インド株式会社V.O.C. にかかわったアムステルダムの豪商ファンローン家が1884年から所有、現在は博物館として公開されています。
ここは、オープンガーデンの3日間に限らず、博物館としてはいつも公開されているので、オランダの黄金時代のインテリアや暮らしに浸ってみるのもいいですね。
って、私自身オープンガーデンで何度もファンローン博物館に行っていますが、博物館として訪れたことはまだありません・・・。
いつか機会があれば、まだ足を踏み入れたことのないガーデン以外も 見てみたいと思っています。
お花の少ない(まだ咲いていない)今年のファンローンのガーデンでしたが、大木の白いバラのようなお花が満開(下写真参照)で、と~っても良い香りが漂っていました。
この写真の反対側(背中側)にあるガーデンハウスも とっても素敵なんですよ(一番最初の結合写真の左側がそう)!
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