OpenTuinendag 2012 in de Jordaan 下町ならではのガーデン
アムステルダム下町ヨルダンJordaan地区で行われたオープンガーデンOpenTuinendag Jordaanレポート(2012年6月3日・日曜日)。
ヨルダンオープンガーデンでは 下町らしいこじんまりとしたお庭が公開されています。
今回ブログでは、前回(6月25日ブログ参照)ご紹介した”ホフHof(集合住宅の中庭)”以外の、オーナーさんの特徴がよく見える 様々な手造りガーデンをご紹介します。
アムステルダム下町のヨルダン地区のお庭は、壁に囲まれた1メートル四方くらいの小ささ!だったり・・・、高い建物に囲まれて一年中 日蔭だったり・・・、”土”がなかったり・・・!
全てのお庭の環境が良いとは言えません。
オーナーさんはそれぞれのお庭の環境を活かして、壁も隅々まで活用し、小さい場所は小さいならでは、日蔭は日蔭ならでは・・・環境に合わせたお庭を造って楽しんでいます。
小さいガーデンにも ガーデンテーブルやガーデン雑貨は似合います。
池が造られ 大きなコイが何匹も泳いでいるお庭も(下写真中)!
一年中ほとんど日が当らない日蔭のお庭にはギボウシHostaやシダ類が人気です。
ギボウシは、いろんなサイズいろんな色のものが並べられ、ガーデンオーナーさん自慢の品揃えです。
そのギボウシ達がみずみずしくて美しいこと(下写真左等)!
これじゃナメクジの好物にもなりますね。
ちなみにヨーロッパのナメクジは日本のナメクジの何倍も大きい!(恐ろしい!)
小さいスペースを上手に活用するため、ツル系プランツが人気です(下写真)。
ヘデラ(アイビー)・各種クレマチス・パッションフラワー・ツルアジサイ・ピラカンサ・グレープ(ブドウ)・フジ・・・そしてもちろんバラ。
赤レンガの壁と 太陽に向かってグングン這ってのぼるツル植物たち・・・私にとって ツル植物は、アムステルダムをイメージする植物となっています。
下町ヨルダン地区にはそんな小さなガーデンばかりかと思いきや!?
”どんなお金持ちですか?”と、建物の外見からは想像ができないほど 大きくそして雑誌から飛び出してきたようなモダンガーデンもありました(下写真)!
この日 このモダンガーデンには 2回足を運び、オーナーさんにも「2回目だね」と ニコニコと声をかけられました。
この日はとっても冷たい雨が降っていたので 残念でしたが、もしこの日が晴れていたら・・・オープンガーデン見学者達がきっとたくさん集まって、人気のお庭だったに違いありません。
いろんなお花のイベントやメーカー展示会で遭遇するような モダンガーデン・・・これこそ太陽とシャンパンが似合うお庭です!
私も昨年 このエリア・ヨルダンに引っ越して来て ベランダガーデンを持ったので、同じエリアで どんな植物がどんな風に育っているのか、ご近所さんのお庭の造り方や植物の選び方など、とっても興味深く見て周ることができました。
・・・アムステルダム歴史的邸宅のオープンガーデンのように豪華でなくてもいい、日常にプランツやお花を世話する喜びがあれば・・・。
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