”ライラック”ロマンの旅 =季節巡り=
春の日本帰国を終え、本日 オランダへ向かっています。
ブログは公開日時を予約してアップしています。
さて、前回ブログで『Historische Tuin Aalsmeer』と ライラックの生産量はAalsmeer が世界の95パーセントであることをご紹介しました。
今回はそんな”ライラックのロマン”に迫りたいと思います。
『Historische Tuin Aalsmeer』を訪れた後、私は Aalsmeerとライラックの関係を調べようと、あれこれネット検索。
すると!あまり知られていないライラックの栽培の様子が見られる動画をYoutubeで見つけました。
私が語るより分かりやすい動画を いくつかご紹介したいと思います。
是非 動画をご覧ください。
まずはライラック(切り花)の収穫、ガラスのグリーンハウス(温室)の中です(3月頃~)。
硬い枝は電気の通ったハサミでカットするんですね。
こんなハサミ初めて知りました。
この後、サイズを揃え 5本単位(たぶん)に束ねて、スリーブ(ラッピングセロファン)に入れて出荷となります。
下の動画は前回ブログでご紹介した”島”で栽培されているライラックを 植え替える作業中(10月前後、2か月ほどかけて作業)。
広い農園ではこんな風にコンベアを利用して作業するんですね、なるほど。
こんなに広い場所での重労働ですが、これなら数人で作業できます。
是非動画をご覧ください。
下の動画は葉っぱの剪定、お花の咲く春への準備です(11月頃)。
広い農園、まずは全体的に機械で刈って、細かい部分はこの電気のハサミで。
脇には水路も見えますね。
そしてボートを使って運搬、グリーンハウスへ(1月頃)。
前回ブログでも登場したボート・・・「かつては・・・」とご紹介したのですが、現在もこのようにボートを使っての運搬です。
登場する犬もかわいいですよ。
この時点では 芽も葉っぱも出ていないただの枝の状態です。
もう一つ短い動画(16秒)、凍る水路をボートで運搬。
見てる側には美しい光景ですが、寒く冷たい氷の中の 大変な作業です。
これらの動画を見て、私はとても感動しました。
ライラックの生産に、農業に ”ロマン”を感じました。
”温室育ちのきれいなお花”と、とくに深く考えたことはなかったライラック(切り花)ですが、季節を通して栽培の様子を見て大・大・大感動!!
いつかお花の咲いている時期に『Historische Tuin Aalsmeer』へ行ってみたいし、ライラックの島々を巡るボートツアーWesteinderRandvaart もあるようなので、いつか体験してみたいです。
そしていつかこの動画を掲載していた生産者のseringenkwekerさんにお話を伺ってみたいです。
いかがでしたか、ライラックのロマンの旅。
ライラックが今まで以上に神々しいお花に見えますよね!
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