IPM2012 ”IPM Messe-Cup・プランツ編”
1月末のドイツ・エッセンIPM2012からのレポートが続きます。
今回はプランツに注目してみました。
私は切り花が専門のため、プランツについては全く詳しくありませんが、植物はみんな好きです。
IPM会場の半分以上はプランツが占めていると思うのですが、切り花やフローリスト向けのブースを見ていると、残念ながら 時間的にプランツのエリアまで足を延ばせないのが現状です。
ですが そんな私でも毎年楽しみにしているプランツのコーナー?があります。
それは ”IPM Messe-Cup” という競技会コーナー。
このコーナーには、競技会で作成された作品がたくさん並んでいます。
ブーケ(花束)部門・デコプランツ部門・コンテナ寄せ植え部門の3部門からなる競技会で、お花・ガーデン関係のプロ・学生等が対象となり、参加しているそうです。
今回ブログは、その競技会コーナーのプランツ部門(デコプランツ・コンテナ寄せ植え部門部門)に並んだ作品を一部ご紹介します。
デコプランツ部門には観葉植物などを創作的にデコレーションした作品が並んでいました。
コンテナ寄せ植え部門は球根植物やプランツを寄せ植えした作品で、その植物を植える部分(ベース・ポット等)がとても創作的で印象的でした。
写真はどちらの部門も関係なく並べていますが、どの作品も創作的ながらとても繊細で、小さなスペースによく手入れされたお庭が再現されているようでした。
コンテナ寄せ植え部門の優勝者はハートスタンドのような作品(上の写真の左・中写真)、2位はピンクの球根でできた作品(上写真右)でした。
写真がいまいちなのですが(すみません)、松の樹皮のようなチップが重ねられてハート型に成形されており、またそんなハートの先端にもスノードロップの球根が植え付けられていました(下写真左参照)。
創作的な作品ですが、とってもナチュラルテイストに仕上がっていました。
そして上右側写真のピンクのボールの作品・・・
クロッカス(のような)の球根がピンクのWAX加工されていました(下写真右参照)。
言うまでもなく、とってもインパクトの強い作品で、私も一番引き寄せられました。
色がまた!!すごい!
ちなみにブーケ部門を含めた総合優勝は、そのピンクの球根でコンテナプランツを演出していたフローリストの方でした。
競技会の半分を占めるブーケ部門については、また次回レポートしますね。
さてそして、ここからはまた別のコーナー(IPM Messe-Cupではありません)。
とあるフローリスト養成学校を紹介するブースです。
このスクールからもまた 世界で活躍する 一流フローリストが誕生するのでしょうね。
私もあと10-20歳ほど若ければ?!、ヨーロッパのフローリスト養成学校や園芸学校へ行きたいです~(涙)。
人生が一度しかなく残念です!?
そんなこと(私の欲望)はさておき・・・
このブースで見た プランツを使った面白いおもてなし??です。
汗と土と緑のにおいが漂ってきそう。
かっこいいよね!
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