冬支度(プランツ編)・・・アールスメーヤレポート2011年10月
今日からオランダは冬時間、日本との時差は-8時間となります。
日曜日の午前3時が午前2時になります・・・考えると ややこしいですよ。
さて、10月中旬 アールスメーヤレポートAalsmeerReport プランツ編です。
アールスメーヤレポートAalsmeerReport第一弾でお伝えしたように、この月の共通テーマは『Trendy Purple ! 』。
『TrendyPurple!』アールスメーヤレポート2011年10月(2011年10月19日ブログ参照)
ということで、プランツの仲卸さんでもパープル・ピンク系のディスプレイ・プランツ達が目につきました。
上の結合写真、真ん中のパープルピンクのベリーGaultheria、プリプリでかわいいですよね。
私も8月の終わりごろからベランダガーデンに置いています。
Gaultheriaにもいろんな種類があると思うのですが、私がお庭に置いているのはこの写真と同じ Gaultheria Mucronata で、葉っぱが痛い(トゲ?)種類。
お花屋さん時代、ショップでも Gaultheria Mucronata は この季節の人気のプランツでした。
今回 自分で買ってみて 初めて気が付いたのですが、トゲトゲのタイプはお手入れが痛い~。
枯れた実を摘んであげるのに、葉っぱのトゲがかなり痛いんです。
ショップで売っていた時には、お手入れを必要とする前に 売れていってしまっていたので、思い至りませんでした・・・。
上の結合写真、テーマ『Trendy Purple !』に ピッタリのプランツ達。
左から・・・サボテン、エリカErica・・・そしてプリンセチアPrincettia。
プリンセチア・・・日本でも人気ですよね。
写真のようなカラーのポットと合わせてしまうところがオランダ流!
お花屋さん時代、クリスマスシーズンに ポインセチアを扱うことがありましたが、驚くほど少しだけです(プリンセチアではなくポインセチアのお話です)。
日本のように、”クリスマスシーズンの代表選手”のような位置づけではありませんでした。
オランダのお花屋さんで冬を迎えて 体験し学んだ事ですが、オランダはポインセチアには寒すぎるんですね。
私が勤めていたお花屋さんの店内は 年中16度設定でした。
店内にお花の冷蔵庫はありません。
ちなみに・・・ショップの奥にストッカーのあるショップは何度か見たことがありますが、店内にキーパーのあるショップは オランダではまだ見たことがありません・・・
我ら人間にとっては、夏は寒く(セーター着てました)、屋外が0度前後になる冬は 天国のように暖かいショップでした。
冬場は夜になると室内といえども、16度設定といえども、やはり冷え込みました。
ショップにポインセチアを置く時は 床や台に直接置かず、発砲スチロールを敷く等、工夫が必要でした。
それでも寒さにやられました(泣)。
ということで、私が勤めていたお花屋さんでは、ポインセチアはクリスマスの頃、ほんの少ししか扱いませんでした。
しかも!長くショップに置けないので、ボスは常連さん達に(タダで)配っていました・・・。
お客さんのもとに飾られたとしても、セントラルヒーティングの整ったオランダの室内環境、きっと多くのお宅で20度以上に設定していると思いますし(私は22-23度←高すぎ?)、何より乾燥がすごいんですよね。
ということで、ポインセチアには厳しい環境のオランダです(と思います)。
その点、プリンセチアはどうなんだろう・・・
プリンセチアに添えてあった説明書きを見ると、「強い!」とありました。
そして、「室内の直射日光の当たらない明るいところ、17~20度が最適」と書かれていたけど・・・。
上の結合写真の右・・・ハロウィーンぽい?
Soleirolia(ベビーティアーズ)が 秋・ハロウィーン仕様になっていました。
かわいい!
10月31日はハロウィーン。
オランダではイベントとしては少し盛り上がりますが、他のイベントに比べると それほどでもありません(と、私は思います)。
お子様向けイベントとしては 盛り上がっているのかな?
ハロウィーン・・・断然 日本の方が オランダの何倍も、各業界 盛り上がっているようです。
ハロウィーンの代表花材であるパンプキン(かぼちゃ)、オランダでは”ハロウィーン”というより、”秋冬”の代表的なアイテム。
ハロウィーンに関係なく 秋冬の”季節のアイテム”として パンプキンを飾ります。
写真左はアマリリスAmaryllis。
芽が少しだけ出ていています。
お花が咲くまでまだ少し時間がかかりますが、芽の状態も私は大好きです。
ディスプレイ等のお仕事では、この状態のアマリリスの球根(+芽)を、よく使います。
写真真ん中は冬の代表プランツ、スキミアSkimmia。
私も早速、9月の初め頃からお庭に置いています。
冬のスキミア・・・切り花 もプランツも大好きです。
上の結合写真は左から・・・
ピラカンサPyracantha(バラ科トキワサンザシ属)のトピアリー仕立て・・・ではなくて、よく似た別の種類 コトネアスターCotoneaster(バラ科コトネアスター属)なのだそうです。
名札がメインの写真になってしまいましたが・・・。
真ん中はずらりと並んだスキミアSkimmia。
右はツツジRhododendron、詳しい種類は不明。
Rhododendronはオランダの寒さでも大丈夫です。
私は最近、トピアリー仕立てのプランツがお気に入りです。
そしてクリスマスローズHelleborus!
これからがシーズンですね。
私も今度オランダに戻ったら 何かお気に入りのクリスマスローズを 探そうと思います。
最後に・・・
いろんな顔もサンタさん。
これからの活躍を前にスタンバイしていました(笑)。
最近のコメント