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2011/06/30

夏の空に嵐を呼ぶ「・・・」

早いもので、6月最終日!

なぜか2日前までの3日間、オランダは急に真夏になりました。

事前の天気予報の通り、3日間だけの夏でした。

その直前まで、1ヶ月近く 来る日も来る日も 雨・雨・雨・・・さらに気温も低く、夏とは思えない寒い日が続いていました。

そのため”夏が来る!”なんて予報されても 当日まで 信じられませんでしたが・・・本当に夏が来ました!

そして3日目、最後にものすごい雷の嵐がやってきて(これも予報どおり)、また涼しいオランダに戻っています。

一般的には家庭でクーラーを設置している家はおそらく少なく、アムステルダムの私の家にも もちろんありません。

クーラーよりヒーターの方が100倍重要ですからね!

しかし日照時間の長いこの季節、30度を越える日が少しでも続くと、レンガ造りの家のためか、室温はグングンあがってしまい・・・大変です。

今回はたった3日間でしたが、バテました。

最終日のように ”嵐”が来ると、風は吹き荒れるし、局地的に豪雨は降るし、雷は怖いし・・・で、窓を開けるにも雨・風向きとを考えなければなりません。

嵐がやって来た時、気流の変化と共に 外は冷気が漂っていたのですが、室内は蒸し風呂のような状態。

しかも さらに室温はどんどん上がっていく気配(なぜ~?!)。

暑さ対策のため、電気を消して真っ暗にして、じっとおとなしく過ごしてみたり・・・とても原始的な夏の嵐の夜の過ごし方です。

空には、雷が 派手に稲妻を光らせていて、怖いものの しばし雷の天体ショーを眺めてみたり。

決して望んだ過ごし方ではありませんが(やりたいことはいろいろあったけどできず)、ですが このご時勢・・・自然任せ(?)の生き方・・・これでよいのかもしれません。


オランダの短い夏、毎年一度くらいは 30度を越えるような暑い日が急にやってきます。

それは1週間続いたり、今回のように数日で終わるのですが、必ずその最後は嵐がやってきます。

さっきまでの熱気が急に冷気に変わり、お天気も急変・・・雷・強風・豪雨の嵐となります。

私の過去の経験上、夏がやってきても 最初の2・3日は その気候を信じられず、上着を持ち歩いたり、傘をバッグに忍ばせたりしています。

ですが、そんな気候が数日続くと・・・「本当に夏が来た~」と”つい”油断して、上着を持たず 傘も持たず、その上、(オランダでは滅多に使わない)日焼け止めクリームなんかを塗ってみたり・・・。

皆様!ご注意!!

これが”嵐”を呼ぶきっかけなんです(ホントかいな?)。

私の場合、過去にオランダで日焼け止めクリームを使った日には 100パーセント嵐がやって来ています(偶然ですって!)。

だから?今年は使いたいのを我慢して 過ごしたんですけどね・・・それでも(予報どおり)嵐は来ました(笑)。

オランダにいらっしゃる皆さんも 日焼け止めクリームのご使用はお気をつけて~。

でも急な日焼けにも要注意です~。

今年は オランダでの日焼けの心配は もう要らないのかな?

それともまだ夏は来るのかな。

暑い室内で過ごすのはしんどいですが、爽やかな夏の日を ”夏らしい服装”で過ごしたいものです。


今回は「アムステルダム・オープンガーデン」レポートの続きの予定でしたが、前置きで お天気こと書いていたら長くなりすぎました(汗)。

ということで、オープンガーデンについてはまた次回。


Adam1106262200

写真は6月26日夜10時ごろの西教会WesterKerk。

家からは南東の方角、この頃 反対側の北西の空が夕焼けです。

ズームで撮影していますが、しっかり時計の指している時刻 見えますよね。

一番 日の長い季節です。

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2011/06/26

OpenGardenDaysAmsterdam2011・・・建物のその奥に

このブログを書いている土曜日、今朝も雨の音で目が覚めました。

今年の6月、秋のように雨が続き 寒い(毎日15度前後です!)オランダです。

(注:オランダの秋は、雨ばかりで寒く 暗くなるので、私は一番 憂鬱に感じる季節です)

予報では今週末から雨もやみ、30度を超えるくらい暑くなるとのこと・・・半日前の現在、空を見上げてもそんな気配はありませんが、オランダに夏は まだ来るのでしょうか?



さて、もう1週間 過ぎてしまいました!

アムステルダムのオープンガーデン、毎年恒例 6月第3週末に開催されます。

今年は6月17日(金)~19日(日)、テーマは”Colour in the cacal garden”でした。

今年の参加ガーデンは27箇所、毎年恒例のお庭もあれば、初めてのお庭もありました。

オープンガーデン当日、指定の場所で入場チケット(15ユーロ、3日間有効)を購入し(インターネットでの前売りもあるようです)参加しているガーデンを知ることとなります。

入場料と引き換えに、地図や建物・お庭の説明、足跡帳の載った小冊子をもらいます。

入場料は変更があるかもしれません、毎年事前にチェックしてくださいね。

チケット購入場所は、Museum Van Loon・Museum Willet-Holthuysen 等 CanalMuseum(運河の美術館)といわれる美術館で(変更があるかもしれないので毎年 事前にチェックしてくださいね)。

また、これら美術館もオープンガーデンに参加しているので、素敵な中庭を見ることができます(美術館・博物館エリアは別料金)。

ちなみに私は今年、Museum Van Loon から スタートしました(私はだいたい毎年ここからスタート)。

昨年は少し変わったエリアも含まれていたり、庶民的な香りのお庭も多かったのですが、今年はアムステルダム・オープンガーデンに相応しい、3大運河沿いの歴史のある豪邸の立派なお庭が中心でした。


Adamog2011enterアムステルダムオープンガーデン、公開されるお庭は 普段 建物沿いを歩いていても見えない場所にあります。

通り沿いには、多少植物が植えられて(飾られて)いますが、建物への入り口(玄関)があるだけです(写真参照・PrinsenGracht79)。

アムステルダムの家は、ストリート(や運河沿い)に面して 建物への入り口がありますが、その入り口を通って建物を突き抜けたところに、外からでは想像ができないくらい大きなお庭(中庭?)があります。

下の写真左は、通りから見える普段目にする 建物入り口。

下の真ん中の写真は、通り沿いの入り口をくぐって入り、内側の扉と通路(ろうか?)、そしてそのずっーとその奥のほうにお庭が見えています。

そしてその廊下を歩いてドアをくぐると・・・写真下右、大きなお庭が広がっているのです(この写真はそのお庭の一部、実際には何倍も広い)。

Adamog2011enter11Adamog2011enter12Adamog2011enter13

この3枚の写真は、同じお宅です(KiezerGracht808)。

特に3大運河沿いの家々は、2本の運河にはさまれている建物が向かい合って、お庭(中庭)でつながっていたりします(もちろん仕切られている場合もある)。

わかりにくいですよね?

運河と運河の間に、ロ(ろ)の字・コの字・ニの字型に建物が建っていて、その内側がお庭になっている・・・わかるでしょうか。

う~ん・・・説明下手ですみません・・・このテーマは また いつか・・・。


アムステルダム・オープンガーデン、私は今年で5回目でしょうか。

友人には「よく毎年飽きずに行くねぇ」と呆れられました。

ですが、毎年同じ時期に行われるこのイベント、同じシーズンとはいえ、春に雨の多い年・雨が少ない年・冬が暖かかった年・冬が厳しかった年・太陽がいっぱいの年・初夏が暑かった年・初夏が寒い年・・・同じ季節とはいえ 気候の条件は毎年ぜんぜん違います。

そのため、咲いているお花もお花の状態も変わるんです。

この季節の代表的なお花である”バラ”が満開だったり、完全に終わっていたり・・・アジサイが咲いていたり、まだだったり・・・多くのお花が終わってほとんど樹木の緑になっていたり・・・まだまだお花はこれから、小さなつぼみがいっぱいだったり・・・。

同じお庭を見ていると、年々 お庭の樹木が育っていたり・・・お庭そのものの変化や植物の成長も 見ることができます。

また、公開されるお庭の大半は同じお庭ですが、たまに初めて足を踏み入れる邸宅・お庭もあるので、どのお庭が公開されるのか・・・それもまた楽しみです。


今年の6月は ほとんど毎日 雨・風が吹き荒れ(日照も少ない)、お庭の植物達やお庭を管理する人達には少し辛いお天気が続きました。

オープンガーデン開催3日間も、あいにく”雨ときどき曇り”のようなお天気。

それでも、アムステルダムのみならずオランダ全土、近隣国からも大勢のガーデン愛好家達が集まり、アムステルダムの運河沿いはオープンガーデン小冊子(イベントチケット・地図)を片手に歩く人で賑わっていました。

Opengarden2011stamp写真はオープンガーデンのチケット代わりの小冊子の裏表紙の足跡帳、それぞれのお庭で係員さんにサインをもらいます。

オープンガーデンの開催時間は 午前10時~午後5時。

日が長く 明るい季節なので(夜11時ごろまで明るい) 夜遅くまで歩きたくなりますが、5時で終わり。

夜9時・・・せめて8時頃までオープンしてくれないかな・・・と毎年思いますが、お宅を公開し お庭を管理している側の方々のことを思うと、夜遅くまで公開するのは無理ですよね。

アムステルダム中心部の西から東まで広がるエリア、小さなアムステルダムとはいえ 結構 時間との戦いなんですよ・・・ね、27箇所のお庭を見学するのって。

ちなみに私は2日間 アムステルダム運河沿いのストリートを歩き、全部のガーデンを周ることができました。

上の足跡帳がその証し、2番のお庭は無人でした。

2日間とはいえ、実質1.5日。

初日はお昼前に出発し、その後 休憩もせず、ランチもせず・・・5時間 ぶっ続けで歩きました。

悪天候続きで2・3日目のお天気も不安だったので、できるだけ周ってしまおうと 頑張りました。

もちろんヘトヘトでした。

ここ数年はオープンガーデンに訪れる人も多く、お庭も 運河沿いのストリートも 混んでるし・・・(雨が降らなければ)気持ちのよい季節、最高の季節のアムステルダムの街を もっとのんびり観光気分で歩きたいなぁ と思います。


次回こそは もう少し写真を整理して(まだ できてない・汗!)オープンガーデンの様子・お花の様子をご紹介したいと思います。

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2011/06/22

OpenGardenDays2011・・・アムステルダム街歩きの法則

Opengarden2011image6月17~19日の3日間(開催時間10-17時)、毎年6月第3週末 恒例のアムステルダムオープンガーデンOpenGardenDays が開催されました。

オープンガーデンの直前1週間は、しとしと降る雨と強風続き。

今年は4月に好天だったオランダ、その反面?5月後半からは涼しい夏となっていたので、オープンガーデンイベントで公開されるお庭の植物達の様子が気にかかっていました。

悪天候続きでは、お庭を公開する人たちも、お庭を楽しみにしている我々も、お庭の植物も ちょっと残念です・・・。


オープンガーデン初日の朝も強い雨音で目が覚めました。

しばらく様子を見ていると、オープンガーデン開始時刻である午前10時過ぎ、お天気は回復してきました。

さあ、2011年アムステルダムオープンガーデン・・・出発です。



・・・の その前に、今回ブログでは アムステルダムのオープンガーデンを歩くためのヒントを ご紹介したいと思います。

オープンガーデンのためだけでなく、観光でアムステルダムを歩く時にも参考になると思います。

(もしかして皆さんご存知の当たり前の情報かもしれませんが・・・)


Opengarden2011mapmアムステルダム中心・旧市街・Centrumエリアは、アムステルダム中央駅を取り囲むように、数本の運河が同心円状に広がっています。

地図参照(是非アップでご覧ください)・・・地図はオープンガーデン入場に際に配られる冊子に掲載されていたものに少し説明を加えました。

代表的な運河は、内側から(中央駅に近いほうから)、シンゲルSingel・ヘレン運河HerenGracht・KeizersGracht・PrinsenGracht・LijnbaanGracht・SingelGracht・・・と位置しています。

またその同心円上の運河に交差するように放射線状に細かい運河やストリート(通り)があります。

中央駅からPrinsenGrachtあたりが、観光客の皆さんが地図なしでも自由に歩いて楽しめるエリアとなります。

SingelGrachtの外側にゴッホ美術館VanGoghMuseumや国立博物館RijksMuseumがあります。

ということで、観光でアムステルダムを訪れる場合はこの数本の運河を覚えておけばよいのです。

特に3大運河であるHerenGracht・KeizersGracht・PrinsenGrachtは、中心に向かって右側にはBrouwersGracht、左側はAmstel(マヘレの跳ね橋MagereBrugのあるアムステル川)に接しています。

オープンガーデンのエリアは、HerenGracht・KeizersGracht・PrinsenGrachtの3大運河沿い(プラスアルファ)の邸宅のお庭(年によってエリアは広がったりします)が公開されます。


今回のブログでは、アムステルダム街歩きのヒントについて もう一歩踏み込んで 、ストリートと番地についてもご紹介します。

例えばKeizersGrachtの場合・・・運河をはさんだ内側と外側のストリート沿いに建つ建物の住所はKeizersGracht・・・運河の名前がストリート名(住所名)となります。

そしてここがポイント!

運河の内側の番地が奇数(1・3・5・・・355・357・・・)、運河の外側の番地が偶数(2・4・6・・・356・358・・・)となります。

ですから、同じストリートに並ぶ建物の住所は、お隣同士であっても連番ではなく、一つおきの番号(番地)となります。

また運河の内側に向かって右側から、番地の数字はスタートし、左側へ行くに連れ番地の数字は大きくなっていきます。

また、アムステルダム中央駅を取り囲むように同心円状に広がる運河に交わっている 放射線状に広がるストリート(運河も)の番地は、中央駅に向かって右側が奇数、左側が偶数、中央から外側に向け 番地(数字)が増えていきます。

例えば今回オープンガーデンイベントに参加していた「KeizersGracht103」といえば、中心へ向かってアムステルダムの左側寄り(BrouwersGracht寄り)、KeizersGrachtの内側となります。

そして同じくオープンガーデンに参加していた「KeizersGracht808」は同じKeizersGrachtでもずっと右側(Amstel寄り)、KeizersGrachtの外側となります。


Adam2011streetsignまた、同じような運河、同じような橋が続くので、ふと現在位置がわからなくなることがあります。

そんな時は各コーナーの建物の壁を見上げてください(写真参照)。

どこのコーナーにも ストリート名が表示されています。

ちなみに写真はKeizersGrachtとPrinsenStraatの角、下段・ストリート名の下の小さな文字で記された”Centrum”は地区名。

アムステルダムの住所の法則、伝わりましたでしょうか・・・簡単ですよね。


アムステルダムの中心エリア、特に3大運河のあるエリアは、そのストリートの真ん中に運河があるため(運河の両端にストリートがある?)、同じ住所でも”橋”を渡らなくては道の向こう側へ行けません。

今回のオープンガーデンイベントのように、限られた時間内に 住所を頼りにアムステルダムCentrumエリアを歩く時は、この住所の法則を頭に入れておけば、効率よく歩くことができると思います。

その法則を知っていても、3大運河の端から端まで広く点在し公開されているアムステルダムのオープンガーデン・・・通りをまっすぐ歩いたり、橋を渡ったり、また戻ったり・・・。

そう、まさに”阿弥陀くじ”のようにアムステルダムの運河と橋とストリートを練り歩くことになります。

とはいえ・・・多少遠回りをしても、通りや運河を間違えても、迷っても・・・古都アムステルダム・・・美しい街並みと 400年間の時の流れを感じながら 、自由に 街歩きを楽しみたいものです。



次回は(?)オープンガーデンの様子をご紹介したいと思います。

オフィシャルサイト OpenGardenDays

2010年までのオープンガーデンの様子は、「オランダお花ブログ」過去記事やBloemenVanThuraホームページでもご紹介しております。

是非ご覧ください。

2010年アムステルダムオープンガーデン(ホームページにもページを作らなきゃ・・・)

2010年6月28日ブログ

2009年までのオープンガーデンの様子

BloemenVanThuraホームページ「Holland情報」 参照

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2011/06/18

アナウンスに耳を傾けて・・・

6月も中旬、前回も書きましたが、最高の季節のアムステルダム。

・・・のはずの今、寒かったり雨だったり・・・ここのところ毎朝 雨音で目が覚めます。

キラキラの(イメージの)ヨルダン地区Jordaanに引っ越して迎える初めての夏、なんだか晴れない気分の夏になっています。

さて、そんなすっきりしない日々を送っている私ですが、先週今週と さらに!?すっきりしない出来事に遭遇しました。

Twitterでもつぶやいていたので、ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ブログのネタもないので!?最近の身の回りの出来事として あらためてご報告したいと思います。


まずは2週間前。

展示会日帰り出張のため、電車でオランダ南部へ行きました。

家から会場まで2時間半ほど・・・と、少々遠い 国内の行ったことのないエリアです。

アムステルダム中央駅から鉄道で1時間半、ドイツ国境に隣接するヘルダーランド州にある都市ナイメーヘンNijmegenという町から、私鉄に乗り換え 展示会会場の最寄駅まで。

行ったことのない土地、展示会場・・・行きは順調だったのですが、帰りの電車でのできごと。

展示会での仕事も終わり、ほっとしてナイメーヘン行きのそのローカルな電車でウトウト・・・。

すると 2駅進んだところでで車内放送が入り、帰宅ラッシュで乗り合わせていた大勢の乗客は そこで全員下ろされました!

ナイメーヘンまであと4駅。

ただ、皆さんとても落ち着いていて、特にもめることもパニックになることもなくホームに出て、そのまま人の流れに流されて「ナイメーヘン行きはこっちのバスです」と案内され、駅の前で待っていたバスに乗り込みました。

数両編成の電車からバス1台への移動なので、車体の長いバスでしたが、どう考えてもスシ詰めです。

私も、長身のオランダ人達に挟まれて、身動きできない状態で立っていました。

私はそのエリアの地理も距離感もわからないので、ただ少しでも早くナイメーヘンの駅まで連れて行ってくれることだけを祈っていました・・・疲れてたし・・・・。

高速に乗ってしばらく走ると、高速を降りて街中へ・・・そしてさっき下ろされた駅の一つ先の駅へバスは到着。

誰もバスから降りる人はいないのですが、なんと また大勢の人たちが駅の前で、私達の乗ったバスを待っていました。

さすがにその待っている大勢の人たちを見たときは、私の乗っていたバスからもどよめきが。

ですが すでにすし詰め、数人バスに乗り込んだだけで、ほとんどの人はバスに乗れず、駅に残したままバスは出発。

そして今来た道を戻り、高速にのり・・・また次の駅へ。

再び大勢の人たちがその駅の前で待っていました。

しばらくの間、バスに乗っている人たちもどうしてよいかわからずにいたのですが、バスはこの駅までで、ここから反対方向へ乗客を乗せ変えて運ぶようでした。

ということで、私達はこの駅でバスを降り、再びホームへ。

2駅進むのに、電車の何倍も時間と労力がかかりました。

ナイメーヘンまであと2駅。

ただ・・・誰もわからないようでした・・・ナイメーヘン行きの電車が本当に来るのか、いつ来るのか・・・。

ホームで待っていると、やってきたのは真っ黒な雲。

そして予想通り?滝のような雨と雷が!

余談ですが、私がトラブルに巻き込まれると、いつもありふれたドラマのように、真っ黒な雲がやってきて滝雨が降り、雷がBGMです、なぜ?!

ホームに屋根のある部分はほんの少し、ベンチ数個分だったのですが、さすがこの滝雨・・・みんな一斉に屋根の下へ。

そんな状態で待つこと45分。

ナイメーヘン行きの電車が来ました!

ナイメーヘンの駅へたどり着いたときには本当にホッとしました・・・知らない場所で迷子になるのはごめんです。

予定より早く帰れるつもりで、展示会場を出たのに、帰りは2時間も余分にかかりました(涙)。

滝雨には降られるし、寒いし・・・疲労倍増の一日でした。

本当は、予定より早く展示会場を出られたので、ナイメーヘンで途中下車し、町を散歩してみようと思っていました。

私はこの町に行ったこともなければ、町の名前以外は全く知りませんでした。

初めて行った(通りすがった)ナイメーヘン、行きの電車の車窓からナイメーヘン駅到着間際に見た風景が とても素敵でした。

ナイメーヘンの駅へ到着する直前、ライン川下流のワール川を渡るのですが、その時に目に飛び込んできた風景・・・他のオランダの都市とは違う雰囲気・・・まるでドイツ?の都市みたいでした(漠然と)。

今回は電車トラブルのため、立ち寄りそびれてしまいましたが、またいつか行ってみたいナイメーヘンの町です。



そして ついてない出来事第2弾・・・それは今週のアントワープ郊外への日帰り出張のときのこと。

仕事の時はタリスThalysを利用することが多いのですが、アントワープは距離的にも時間的にも近いし、本数も多いということで今回はHiSpeed(オランダ高速鉄道)を選択。

Hispeed は1時間に1本、アムステルダム中央駅からブリュッセルまで出ています(Thalysは2時間に1本くらい)。

以前はHispeedもThalysも、アントワープへもブリュッセルへもほとんど同じ時間かかっていましたが、現在は 1年半ほど前に完成した高速新線「南高速線HogesnelheidslijnZuid」のおかげで、Thalysの方が(もちろん)早く到着します。

*2011年6月16日現在、ウィキペディアの「オランダ鉄道」のページにはタリスとインターシティ(現在はHispeed)が同じ時間がかかると書いてありますが、現在は走る路線も違い、タリスの方が早いです。

*2011年6月現在の所要時間は下記のとおり

AmsterdamCentraal - AntwerpenCentraal : Thalys 1時間12分 / Hispeed 2時間07分

AmsterdamCentraal - BrusselZuid(Midi) : Thalys 1時間54分 / Hispeed 2時間49分

AmsterdamCentraal - ParisNord : Thalys 3時間19分 

今回の出張は、アントワープ中央駅から乗り換えて取引先の最寄の駅への移動がありました。

その乗り継ぎの電車も1時間に1本のローカル線・・・。

そんな条件から、アントワープ中央駅で待ち時間が少なく”乗継10分”と都合がよかったHispeedを選んだわけなのですが・・・。

いきなり朝から不運が。

5-10分遅れでアムステルダム中央駅に入ってきた電車はHispeedの車両ではなく、普通の黄色いDoubleDecker(2階建て電車)。

そして いやな予感的中。

出発直前ホームに流れたアナウンス・・・「ブリュッセル中央駅行きのIntercityですが、途中のRoosendaalで乗り換えてください」とのことでした。

アントワープでの10分の乗継計画、”もう間に合わない”と腹をくくりました。

オランダとベルギーの国境付近にあるRoosendaal駅では、ベルギーのブリュッセル行きの”ローカル電車”が待っていました。

大きな荷物を持った乗客たちは、ぞろぞろと同じホームの前方に停まっていた電車へ大移動。

HispeedならRoosendaal駅の次がアントワープ中央駅ですが、案の定!!アントワープまで細々と各駅に停まりました(涙)。

やっと到着したアントワープ中央駅では、次の乗継電車(1時間に1本)を待たなければならないし・・・朝からすでに疲労感が・・・。

そして予定より1時間後の乗継電車へ乗り込む頃、私の乗ったHispeedの一時間後のHispeedがちゃんと!到着。

私の乗ったHispeed以外は ちゃんと走っていたと知り・・・ついてない。

時間のアポはなかったものの、予定より1時間の会場到着の遅れとなりました。

もう電車に振り回されるのはこりごり・・・。

いつもは出張帰りに アントワープのカフェやバーに立ち寄って ちょっとだけ息抜きを楽しんで帰るのですが、今回はどこにも立ち寄らず まっすぐアムステルダムに向かいました。



これで この夏はしばらく電車出張の予定はありません。

電車の旅は好きですが、振り回されるのはこりごりです。

待ち時間や電車車内では ついボーっとしがちですが、ホームや電車内のアナウンスには気をつけないといけませんね、聞き逃したら大変です。

(スリもいるから ボーっとしていては いけません!)

皆様もどうかお気をつけて。

ちなみにオランダローカル線のアナウンスはオランダ語ですが、Hispeed・Thalys・ICE等の国際路線は、ホームも車内も各国語でアナウンスが流れます。



憂鬱な気分にさせてしまったかもしれませんね。

最後はオランダのきれいな風景で癒してくださいね。

Thalys1105window

写真は1ヶ月ほど前のパリ出張の帰り、タリスの車窓から撮ったオランダらしい風景。

電車の旅は車窓がのんびり楽しめるのがいいですね。

たまに振り回されるけど・・・


そしておまけ、これもパリからの帰りのタリスの車窓、オランダらしい風景。

Thalys1106greenhouse1Thalys1106greenhouse2

現在のタリスの高速新線「南高速線HogesnelheidslijnZuid(スキポール~アントワープ区間のオランダ側)」スキポール~ロッテルダム間は、ほとんどがトンネル (「グリーンハート」と呼ばれる地域の環境を保護するためのもの/ウィキペディア参照) になりましたが、地上には ものすごく広大なグリーンハウス群が広がっています。

ほんと、驚くほど どこまでも続くハウス群ですよ!

これもオランダらしい風景、一見の価値在りです。

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2011/06/14

let's go outside ! ・・・アールスメーヤレポート2011年5月・番外編

Ws201105outside01_26月も半ば、夏至も近づいています。

オランダは今が一年で一番よい季節。

日が長く、青空率も高く(未確認ですがそんなイメージ)、爽やか。

緑も濃く、お花もいっぱい咲いています。

こんな季節は夕方になると、あちらこちらから!!いいにおいが漂ってきます。

みんなガーデンやベランダ・テラスでバーベキューをやってるんですね~。

日も長いので、夜遅くまでお庭で過ごせます。

オランダの短い夏、まさに今、みんな夏を・太陽を・自然を 満喫しています。


さて今日のブログ。

5月後半のアールスメーヤレポート、まだ続いています。

今回は、切り花・プランツ・資材の仲卸さん共同で展開していたショールームの様子をご紹介します。

テーマは『 let's go outside ! 』・・・お外に行きましょう! お庭に出ましょう!

アールスメーヤの仲卸さんに限らず、この季節に開催される展示会はどこもこんな雰囲気。

先日行ったオランダの南部で行われた展示会も、スペースの半分はガーデン・アウトドア用の商品を紹介するコーナーでした。

ガーデンテーブル・ガーデンチェア・ガーデンベッド・アウトドアキッチン・・・太陽の下でのくつろぎの空間の演出するアイテム達です。

展示会で見かけるガーデン家具は、ラグジュアリーでモダン・クールなものが多いです。

シャンパングラスが似合うような・・・。

いったいどんなお屋敷のお庭に置かれるのかしら・・・?と想像してしまうような大きなサイズのものをよく目にします。

アムステルダムの家々だったら、ガーデンチェアでさえ、その大きさから階段をのぼることすらできそうもありません・・・。

そんな豪華なガーデンセットの置ける大きなお庭・・・うらやましい限りです。


話を戻して・・・アールスメーヤのショールームでは、この夏のトレンドカラーアイテムと 季節のお花(切り花・プランツ)をあわせて、この夏に過ごしたい空間を演出・紹介していました。

テーマカラーはパープル・ピンク。

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光沢のあるパープル・ピンクのポットや雑貨が、藤素材(またはフェイク)のガーデン家具やナチュラルな枝(ドライ)等と合わせられることにで、より一層ポップでキュートな雰囲気に。

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ラベンダー等パープル・ピンク系のガーデンプランツが、同系色のポットや雑貨に似合っています。

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濃いグリーンのプランツ達も、パープルやピンクに良く映えています。

ガーデンやベランダに、プランツを並べ、ガーデンテーブルやソファを並べ、ランタンや鳥さんのオブジェ、ガーデングッズ等ちょっとした雑貨を添えると・・・まるで雑誌の中に登場するお庭のようです。

日本の夏は 暑さが厳しく、お庭で過ごすには熱中症になってしまいそうですが、爽やかなヨーロッパの夏は、冬に足りなかった太陽の光をを補給すべく、少しでも長くガーデンや屋外で過ごしたいものです。



・・・と、ここまでは理想のお話。

今年は4月からオランダは好天に恵まれ・・・と聞いていましたが、私がオランダに戻ってきてからは(5月中旬以降)、例年より寒いのではないかと ひそかに思っています。

日中は暖かい日もありますが(晴れれば)、夜は結構 涼しくなります。

この一日の気温差が激しいのがヨーロッパの気候なのですが、私は”涼しい”というよりむしろ”寒い”と感じています。

オランダに戻ってからのこの1ヶ月、一度だけ(少しだけ)扇風機をつけました。

ですが!(6月だというのに)セントラルヒーティングは何度もつけてしまっています(汗)。

せっかく日が長い今、夜も(夜10時すぎまで太陽が出てる)もう少し暖かいと良いのですが・・・。

・・・なんて書いてたら、急にコロッと気候が変わり 猛暑になるかも?!

冷房のないオランダ、猛暑はさすがに勘弁ですが、もう少し暖かくなってくれても・・・。

写真はすべてアールスメーヤ仲卸さんショールームから。

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2011/06/10

アールスメーヤレポート=切り花・アジサイ編(2011年5月)=

5月後半アールスメーヤレポート、「切り花」編の最後は、これから数ヶ月楽しませてくれる『アジサイ』。

オランダの大きくてみずみずしいアジサイHydrangea/Hortensia、素敵なカラーのアジサイのシーズンがやってきました!!

今の季節は フレッシュ系アジサイ、そしてすでにクラッシック系アジサイも!

秋には秋色アジサイ・アンティークアジサイ・・・(呼び方が違うだけで”アジサイ”は”アジサイ”です)。

私も大好きなアジサイ、私が個人的に年間で購入する”切り花”の中では、ナンバーワンではないでしょうか。


Hortensia1105先日も(Twitterでもつぶやきましたが)近所のマーケットLindengrachtMarktで、両手で抱えるほどの大きなアジサイの束(5本)を購入しました。

お花の部分は、1本で 直径15~20センチもあります。

ちなみにこのアジサイ、1束(5本)なんと!5ユーロでした!!!

その後、10日ほどたって このみずみずしかったアジサイは、完全にきれいなピンクのドライのアジサイになりました。

いえ、なってしまいました・・・

もっとみずみずしい状態のアジサイを楽しみたかったのに・・・また買ってこなくては。

オランダではドライになった後、あまり色が落ちることなく、何年間もその色の状態のままもちます。

おかげで?つい 捨てられず・・・3月の引越しの際も、前に住んでいた家に飾っていたたくさんのドライのアジサイ・・・大部分は処分したものの、状態のよかったアジサイを 大きなダンボールに 二箱分 持ってきました。

(でもまだ引越し後の整理ができず、飾る場所もなく、ダンボールに入ったまま・・・汗)

5年以上経ったモノでも きれいな色のままのものもあります。

日本では、しばらくすると元の色がわからないくらい変色し、茶色になってしまいます。

(ドライフラワー向けのお手入れをちゃんとすれば 変色せず 色がもつのかも知れませんが、あくまでもほったらかしでドライにした場合・・・)

やはり気温・湿度の差でしょうか・・・、オランダはとても乾燥しています。


それはさておき、アールスメーヤ仲卸さんのアジサイ。

まだまだシーズンは始まったばかり、これから秋・冬に向け オランダのアジサイをご紹介する機会は何度も?あると思いますが、今年初のアジサイ特集です(写真は仲卸さんに並んでいたお花から)。

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写真左:EmeraldClassic、薄ピンク系からグリーンへ変化します。

写真右:EmeraldClassic、左写真と同じ品種、サイズ違いで並んでいました。

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写真左:MagicalOcean、ライトピンクからピンクのドットのあるグリーンへ。

写真右:MagicalEmerald、最初にご紹介したEmeraldClassicのグリーンになる前の段階。

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写真左:EsmeeClassic、Esmeeシリーズのパープルアンティーク系。

写真右:MagicalOpal、赤やブルーからグリーンへ変化するオパールOpalシリーズ。

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写真左:Harlekijnハーレークイン、複色系アジサイ。アガサクリスティの推理小説に登場する主人公ハーレークインからの命名でしょうか。

写真右:SibillaRood、赤ピンク系アジサイ、まだかなりのフレッシュ。

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写真左:Expression、八重咲きExpressionシリーズのピンク系フレッシュ、爽やか。

写真右:BeautensiaCoco、ガーデン・インドアプランツとしても人気の八重咲きBeautensiaシリーズのホワイト、きれいな白です、フレッシュ。

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写真右:Spikeスパイク、花びらがヒラヒラチリチリになっています。

昨年頃から流通しているようですが、今春の「GlazenTulp(賞)」切り花部門受賞品種です。

写真左:Spike、昨年近所のショップ(オランダ)で、チリチリ(の花びら)と色と質感に惹かれ買ったもの、ブルーの中に少しグリーンも入っていました。


アジサイの色・質感は変化します。

同じ時期でも、同じ日でも、同じ品種の同じ色でも、色・質感は必ず同じではありません。

あの時のあの色・・・は、もしかしたらもう二度と出会えないかも・・・。

だからアジサイに惹かれます。

今シーズンはどんなアジサイに出会えるか・・・この週末のマーケットではどんなアジサイに出会えるか・・・私はそんなふうにアジサイを楽しみたいです。

お花の品種名のスペルは英語名・オランダ語名など、仲卸さんの表記の通り。

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2011/06/06

アールスメーヤレポート=切り花・シード編(2011年5月)=

5月後半のアールスメーヤレポート、第三弾。

今回もこの季節ならではの花材「シード」類をご紹介します。

シード類・・・お花が終わった後、花びらが散り 残って膨らんだ”めしべ”の部分です。

このブログをのんびり書いていた この1-2週間で ”今シーズン終了”となってしまったものもあるかもしれません?!

とっても 短い流通シーズンの花材達です。

秋には お花が終わった後にできる実物・果実が流通しますが、春にも お花が終わった後にできる実物・種(シード)類が流通します。

春のシード類は 形がとても個性的で、シードマニア?にはたまりません。

私はこの個性たっぷりのシード類が大好きなので 毎年ご紹介していますが、限られた短い時期にだけ流通するシード達、今年もお楽しみください(写真は仲卸さんに並ぶお花から)。


まずは ジャイアントフェンネル(オオウイキョウ) Ferule/GiantFennel。

2メートルにもなるセリ科の植物。

ハーブとしてよく知られるフェンネル(ウイキョウ)の大きいバージョンですね(厳密にはわかりませんが)。

黄色の小さいお花が傘のように?アジサイのように?咲きます。

シードとして流通するのは、その黄色のお花が終わった後の めしべのグリーンの部分。

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少し平べったい5-10ミリ程のそのグリーンのツブツブが いくつかの塊になっています。

お花が終わった後のものと言っても、グリーンの部分はとてもみずみずしくきれいです。

流通するのはツブツブの部分だけでなく、長い茎のまま 流通しています。

写真は丈が100センチ(写真左)と160センチ(写真右)です。

ジャイアントフェンネルの場合、シードの部分を楽しむのはもちろんですが、枝(茎)の部分も面白いので、大きなデコレーション等に活用でき、オランダではとても人気の花材です。

上の写真・右をアップでご覧いただくと、その茎の様子がご覧いただけます。


Wscf1105303dilleこちらはフェンネルと同じセリ科のディルDille。

サーモンマリネ等お魚料理に添えられているので(葉っぱの部分)、お花にご興味がなくても、ご存知の方も多いでしょう。

上でご紹介したジャイアントフェンネルと ディルは同じセリ科で 姿も良く似ていますが、お花が終わった後の状態は随分違います。

写真を見ても一目瞭然。

写真の花材は ”ディルシード”として流通していますが、”シード”というより 小花をつけていた花火のように広がるお花の軸の部分が丸まった塊ですね。

写真のようなグリーンの状態から いずれは茶色のドライの状態になり 枯れていきます。

切り花の世界では、この季節にはグリーンのものが流通し、ドライになったものは ドライ(ブラウン系)の状態、またはペイントされた状態で 周年流通しています。

写真はまだグリーンが鮮やかな状態(ナチュラル)。


そして 貴重な?フリチラリアシード。

フリチラリアというお花はヨーロッパのお庭等で 春によく見かけます。

ちょうど今年の3月にレポートしたアールスメーヤレポートに様々なフリチラリアの切り花をご紹介していますのでご覧ください。⇒2011年3月28日ブログ参照

フリチラリアインペリアFritillariaImperialisのように背も高く大きなものもあれば、華奢で小ぶりなものも。

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フリチラリアシードは、同時期に流通するチューリップシードに似ていますが、断然 流通量が少ないので、私的には貴重な存在。

ご紹介した写真のフリチラリアの品種はインペリアル(写真左)以外は不明ですが、同じお花といってもサイズはもちろんシードの形も微妙に違い、興味深いです。

ちなみにインペリアルのシードは一粒が約3センチと大きく、そのツブが数個 一本の茎についています。

写真の他の2種類の シード一粒のサイズは1~1.5センチほど。


そして今年の春の「シード編」最後は、シード界の王様(勝手に命名?!)ポピーシード。

Wscf1105307papav”ケシ坊主”です。

オニゲシやヒナゲシなど、ポピーPapaver のお花のめしべです。

グレイッシュなグリーンのボール上のヘッドのテッペンには お花のような形のトサカ?が付いています。

ブーケ(花束)やアレンジに入れるとポイントになり、そして なによりかわいいんです。

私の経験(好み)では、ポピーシードは他のシード類に比べ、ブーケなどに一番活用しやすい身近な花材です。

ポピーシードにも様々な大きさ形状がありますが、写真のものは一番多く流通している種類のもので、ゴルフボール大の大きさです。

チューリップシードやフリチラリアシードに比べれば、数ヶ月間と かなり長期間 流通しています。

ちなみにアヘンは 芥子坊主から採取されますが、同じケシ属でもオニゲシやヒナゲシからの液体には”アヘン成分”はほとんど含まれていないそうです(ウィキペディア参照)。


このブログをご覧いただくきっかけとなる”検索キーワード”で、この季節トップのキーワードである「チューリップシード」・・・過去には何度もレポートしていますが、私が市場に行ったこの日には 並んでいませんでした。

よかったら過去のブログもご覧ください。

今回登場しなかった チューリップシードも登場しています。

2010年アールスメーヤレポート「シード編」・・・2010年6月25日ブログ参照 他。

チューリップシードについての過去記事(2006年6月1日ブログ / 2006年6月30日ブログ 等 参照)。


お花が咲いて終わっていく・・・お花の開花はその年の気候にも左右されます。

その時にしか流通しないシード類・・・時期が少しでもずれれば、出会うことなく過ぎてしまうものもあるし、偶然出会えるものもある・・・。

植物と季節の一期一会、楽しみたいです。

アールスメーヤレポートはまだ続きます。

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2011/06/02

アールスメーヤレポート=切り花・ロング編(2011年5月)=

このブログを書いている今日6月1日、フランスの取引先の担当者さんとのメールのやり取りの中で「明日はお休み、もう週末のようなものよ~、良い週末をね~」と なんだか浮かれた挨拶文が。

普段 季節を感じながら生活をしつつも、オランダの暦も 日本の暦も あまり関係なく仕事をしていますので、このメールを見るまで・・・忘れていました。

キリスト昇天祭日Hemelvaartsdag、今年は6月2日(祝祭日)。

気付いてよかった・・・お店がお休みになったり、営業時間が変わるので、2日に予定していたことを前倒しで済ませることができました。

今月は、また10日後位にキリスト教がらみの祝祭日があり、ヨーロッパの人々が なんだか浮かれ気分のシーズンです。


さて そんな6月になりましたが、「オランダのお花ブログ」では 5月後半アールスメーヤレポート、前回の続き 仲卸さんに並ぶ切り花をご紹介していきましょう。

今回は「切り花・ロング編」、夏らしく 丈の長いお花を中心に集めてみました(写真は仲卸さんに並ぶお花から)。


今回ご紹介するお花達もこのシーズンならでは・・・いろんな形?色・タイプがあって、個性を楽しみたいという方にはおススメの楽しいお花です。

それはアリウムAllium、そうです!皆様も良くご存知のネギの仲間達です。

ネギ坊主といえばわかりやすいでしょうか。

日本では デコレーションなどに大きなギガンジュームを良く見かけます。

アリウムの仲間達・・・それはそれは様々な形状、様々なカラーが存在し、流通しています。

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左:ずらりと並ぶアリウムいろいろ

右:星のようなGlobeMaster、丈は80センチ

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左:見た目はかわいいけど匂いはきつめ NactarosCordumSiculum、丈は110センチ前後

右:黄色のJeannine、丈は短く40センチほど

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左:グリーンのもじゃもじゃAlliumHair(ヘア)、丈は短め40-50センチ

右: AlliumSchubertii、丈は45センチほどと短いけれど、花火のように広がる部分は直径30センチ以上のものも

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左:まさにネギ坊主Puntmuts、丈は100センチ前後、つぼみの状態が個性的で面白いですが、いずれ咲いてきます。2度楽しめる!?

右:これはガーリック(にんにく)SatOphiosco、遊びのあるデコレーションに、丈は70センチ前後

ネギの仲間だけあり、茎を切ればネギの匂いがします。

種類によってその匂いには強弱があるようです。

私も以前、切り花の輸入をしていた時、様々なアリウムを入荷しましたが、「匂いがあるから」・・・と敬遠されることもありました。

お花のモチもよく 姿はとても魅力的なだけに、ちょっと残念です。

オランダのお花屋さんでの経験では、クラッシックスタイルにもクールモダンスタイルにもぴったりのアリウム各種は人気があり、匂いについてお客様から問われた記憶はありません。

もちろん お花を飾る場所や利用目的にもよるとは思いますが、”アリウム=匂い”として受け止めているのでしょう。

あくまでも私の経験からですが、オランダの人たちは 我々日本人より、食材としての”ネギ”も ”ネギの匂い”も 好きそうだなぁと 日ごろから感じています。


こちらはデルフィニウムDelphinium(Elatum系、日本ではパシフィックジャイアント系?)。

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左:DelphiniumElatum Century

中:DelphiniumElatum StrawberryFair

右:DelphiniumElatum Christel

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左:DelphiniumElatum FriqueArr、花びらの重なり具合がかわいい

今回ご紹介したデルフィニウムの中では一番高価でした

中:DelphiniumElatum DeStarlight、色が素敵

右:DelphiniumElatum AuroraWhite、通常はもっと白ですが、写真はちょっとグレイッシュな白

デルフィニウムの品種名は(一部不明なものもありますが)どれも神秘的です。

このブログでデルフィニウムについて書くのは初めて?でしょうか。

Wikipedia情報によると、お花の名前の由来は、つぼみの形がイルカ(ギリシャ語Delphis)に似ているからなのだそうです。

身近なお花なのに、デルフィニウムには興味がなかったのかしら??

今まで調べることもなく・・・知らなかった!!

そんなかわいいストーリーがあるなんて、これからはもっとデルフィニウムにも興味を持とう!

とはいえ、オランダにお花修行で来た当初、オランダのいろいろなお花の姿・サイズ・文化的なことが日本とは違うことも多く、驚いたものですが、デルフィニウムもそのサイズ・カラーバリエーションに驚き魅了され続けていました。

今回ご紹介したもののほとんどが120センチ丈。

背も高く、お花の部分も太く びっしりお花が詰まっていて立派。

そしてなにより”色”とそのバリエーションです。

デルフィニウムの花びらって、蛍光色っぽく(前回に続いてまた蛍光色?)見える部分がありますよね。

”自然”とは思えない色です。

それとオランダには、白がグレイ系だったり、ブルーがグレイ系だったり・・・グレイッシュなカラーバリエーションのデルフィニウムもあり、とってもクール。

グレイッシュ系カラーがミックスで束ねられて流通することもありますが、本当にきれいです。

長い丈のまま 長いガラス花器に スッと数本 シンプルに活けたい 夏のお花デルフィニウムです。


ここからは その他の夏のお花いろいろ。

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写真左、デルフィニウムに形状(長い茎に小さいお花がついてる)は似ていますが、ちょっとダークなパープル・ブルー系のトリカブトAconitum/monkshood/Monnikskap、90センチ前後。

根に毒があることで知られる日本三大有毒植物の一つです。

日本でも切り花として流通していると聞きますが、オランダでは今の季節 普通にお花屋さんに並んでいる一般的な夏のお花。

私はお花屋さん時代、このお花を使ってブーケ(花束)を作るのが大好きでした。

ブーケに 渋い(色の)アクセントが入って 締まるんです。

”Aconitumアコニタム”という名前の響き(音の響き)もかわいくて好きです。

また、英語名もオランダ語名も(monkshood/Monnikskap)僧侶の帽子(フード)、や同じような意味・形の別名があります。

日本語名も 鳥兜・烏帽子ににていることから付けられた名前だそうです。

上の写真右は ルピナスLupinus、45センチ前後。

色とりどりでかわいいですね。

私個人的な意見としては、切り花としてよりも お庭に咲いている方が好きです。

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写真左:夏のお花代表 グラジオラスGladiolus。

写真右:エレムルスEremurusRobustusサーモン色、100センチ以上です。


今回ご紹介したように、夏は背の高いスッとしたお花が多くなります。

ガラス花器などにスッキリ活けて・・・夏ならではのお花を楽しみたいですね。


まだまだ続きます アールスメーヤレポート・・・次回のお花もお楽しみに。

紹介している写真のお花の品種名は省略名や名前の一部の場合もあります(問屋さんの表記のまま)、記載しているサイズは背丈。

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