お茶目な?!バレンタイン ValentineTree by DanielOst
IPM2011レポートを進めたいところでしたが・・・まもなく”バレンタイン”ということで バレンタイン関連情報です。
今シーズン予定していた展示会ツアーの最後、先日ベルギー・ブリュッセルの展示会に行ってきました。
ギフト・フラワー・デザイン・デコレーションがテーマの展示会です。
この展示会では 商品を買い付ける以外に、フローリスト向けの様々なイベントが行われているので 毎回楽しみにしています。
今回の目玉は・・・!?
ベルギーといえば、私も大好きなデザイナー、ダニエルオストDanielOstさん!!
今回の会場にも 大きなオストさんの作品がありました。
『Valentine Tree by DanielOst』・・・テーマはもちろんバレンタイン。
遠くからでも強力なインパクトで目に飛び込んできた 大きな真っ赤な作品。
たくさんの赤いバルーンでできた大きなハートは、竹Bambooで囲まれた空間の真ん中に浮かんでいます。
その下には深紅のバラ。
とってもシンプル。
ですがじっくり見てみると、バルーンの周りのうねった竹は、色の塗ってないナチュラルな竹とツヤのボルドーでペイントされた2種類が組み合わされています。
しかも、ボルドーで塗られた竹の裏側は 明るい赤色でペイントされていました。
大きな立体作品が、色の効果にもより いっそう立体感を増しています。
そして実際には堅い竹ですが、しなやかに見えます。
まるで紙・・・布・・・そう!日本のきものの”帯”のようです。
さすが!オストさん作品です。
前回のクリスマス作品(2010年9月17日ブログ参照)やブルージュのランドスケープ(2010年10月7日ブログ参照)の時にも思いましたが、ヨーロッパで観るオストさんワールドは、日本に向けて発信しているオストさんワールドとは少し違い、お茶目?なデザインになっているような気がします。
”お茶目”という表現があっているかどうかわかりませんが、「”FUN(楽しみ・おもしろさ・戯れ)”がある感じ」 とでもいいましょうか。
観る方の国民性や好みにあわせてのことかもしれないですね。
お花を始めた時から観て憧れていた、重厚なバロック調かつ”和”を意識したようなクールなオストさんワールド以外の、ちょっとお茶目なオストさんワールドも楽しませていただいています。
イベント会場には、このビッグなオストさんのバレンタイン作品以外に、ベルギーお花雑誌FleurCreatief 等でお馴染みのデザイナーさん達のバレンタイン作品が展示されていました。
デザインは”ハート”がモチーフになっていますが、枝物・ドライ・ワイヤー・布(フェルト)等 様々な資材をたっぷり用いて それぞれ 創作的かつ個性的な作品です。
一年に一度のバレンタインデイ・・・Heart あふれる Happy な 一日でありますように。
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