Touche COULEUR = Natural&Colours =
ベルギー・リンブルグLimburg州のお城 Landcommanderij Alden Biesen BILZENで行われたお花イベント『Touche COULEUR』(9月24~27日)レポートが続いています。
”同じイベントばかり もう飽きたよー!”という方、スミマセン。
私は現在日本に滞在中ですし、9月から続いていた『BVTクリスマス』も”峠”を越え 落ち着き、これから年末・年始に向けては ひたすら在庫整理・在庫管理、そして1月からの”春もの”への衣替え準備(ホームページ)が中心の日々・・・。
というわけで、あまり刺激と話題のない日々を過ごしおりますので、一年の締めくくりとして ベルギーのこのお花のビッグイベントをゆっくり振り返ってみたいのです。
ベルギーのお花イベントレポートばかりで飽きたという方、オランダの様子が気になる方は、是非Twitterもご覧ください。
Twitterでは オランダの現在の様子(たまに写真も)やイベント情報(お花には関係がないけど)もつぶやいています⇒Thura on Twitter
さて今回のブログは、色がテーマのイベント『Touche COULEUR』から2つのコーナーをご紹介します。
まず一つ目。
タイトル”Colourful Circles”・・・会場のエントランスの装飾、テーマフラワーはHappyRose(レインボーローズ)。
ベルギーのお花学校の学生さん達の担当でした。
エントランスには毎年、さりげなくお花が飾られています。
目立つわけでもない小さなデコレーションですが、何気に毎年 楽しみです。
今年はハッピーローズが訪れる人たちを歓迎していました。
ハッピーローズ(レインボーローズ)はその名の通り、ワクワク感いっぱい夢いっぱいの七色の花びらのバラ(吸い上げ加工)。
初めて見ると強烈なイメージのお花(色)ですが、これが意外と普通のお花と同じようなデザイン・アレンジによく似合ってしまうのです。
ポップな雰囲気にも、クールな雰囲気にも、キュートな雰囲気にも・・・アレンジできてしまう優れもの。
オランダではよく イベント事の大きなデコレーションに用いられているのを見かけます。
すっかりイベントデコレーションの欠かせないお花の一員。
今回のイベントでは、ハッピーローズを”丸太(幹)スライス”や”枯れ枝”等のナチュラル素材と合わせてアレンジされていました。
枯葉の舞う季節(9月末)にピッタリの、哀愁漂う雰囲気?になっていますよね!
そしてもう一つ。
”Natural & Colours”・・・ドライ・野菜・フルーツ・ベリー系・実モノなどと合わせたデコレーションコーナー。
カラー(色)はカラーでも 渋い配色、そして個性的なデザインの作品が並んでいました。
オランダのデザイナーBerend Krottje氏の作品です。
秋のかわいいフルーツ・ベリー系などの素材が、こんなにクールに、こんなに個性的に、こんなにアートになりました。
デコレーションの中に ”ザクロ”が使われているのが見えます(写真は是非アップでご覧くださいね)。
以前(オランダに住み始めた頃)私は、”ザクロ(granaatappel)=日本のフルーツ” だと思っていたのですが、オランダにも普通に八百屋さん(フルーツとして)やお花屋さん(デコレーション花材として)に並んでいるんですよね。
フランスの取引先インテリア雑貨メーカーからは、ザクロキャンドルも販売されていたくらい(写真参照)!
私もザクロは フルーツとしても、素材感やフォルムも好きなアイテムです。
めでたそうな?!ザクロキャンドルはBloemenVanThuraセレクト雑貨で販売中です。
このブログを書いている今は クリスマス目前・・・秋のベリー・実モノは 少し 季節はずれな感 もありますが、アイデアやテクニックはどの季節にも通用するものです。
私はこういった創作的オブジェ系のアート作品はとても好きです。
皆様はどうですか?
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