2010年 冬春夏秋・・・
2010年も今日で最後ですね。
2010年最後のブログでは、長かったような あっという間に過ぎたような今年一年を、季節の風景と共に 振り返ってみようと思います。
「冬」
現在(12月)も寒波がやってきて雪が降ったり空港がクローズしたりしていますが、今年の初め 1-2月も寒かったんです。
外はマイナス10度、運河もストリートも凍っていました。
(運河が凍っていた様子は1月16日ブログ参照)
アムステルダムでは車を使わない生活のため、アムステルダム中心エリアは徒歩で行動することも多いのですが、マイナス10度はさすがに凍えました。
30分も歩いていると、体の感覚がなくなります。
「痛い(寒い)!」と思いながらも出歩いていたら、ある日とうとう風邪をひき、39度を超える熱がでて、ぶっ倒れました。
私の人生において、高熱は片手で数えられるくらいしか経験がないので、この時は一大事でした。
その上、世間では新型インフルエンザも流行っていたので、「もしや新型?ヤバいかも・・・」と不安になったものです。
この39度の高熱が下がった後も、ずいぶん長い間 咳や頭痛が続き、体力を落としてしまっていました。
そして胃もやられ、しばらくの間 食欲もなくしていました、この私が(驚!)。
なにより辛かったのは・・・ちょうどこんな体調の時に行われいていた 世界中で盛り上がった「バンクーバー冬季オリンピック(2/12~28)」を夜な夜な見ていたこと。
オランダでのライブ中継は夜から早朝にかけてだったんです。
日中はちゃんと仕事をしていたので、本当にひどい寝不足の毎日でした。
そして”あの事件”も病み上がりの体調不良の時でした。
そう、2月のベルギー出張とその帰りに立ち寄ったゲント!!!
体調不良だった上、ベルギーで2月に起こった電車事故のちょうど1週間後、電車がちゃんと動いていない中での出張で、行って帰るだけでも大変な状態だった上、冷たい雨の夜のゲントでの”あの事件”です!!
覚えていらっしゃいますか?
(ゲント事件の様子は4月8日ブログ ・4月11日ブログ・4月16日ブログ参照)
本当にいろんな事が身にふりかかった冬でした。
「春(初夏)」
なんといっても「FIFAワールドカップ(6/11-7/11)」です。
オランダ中が、アムステルダム中がオレンジ色に染まりました。
この一ヶ月間はヨーロッパ中が”仕事にならない”そんな一ヶ月でした(笑)。
オランダを含め隣国の取引先の担当者さん達とのメールは、挨拶代わりのサッカーネタが書き出し。
その為、取引先の国の試合予定や試合状況もおさえながら、担当者さん達と連絡をとりあっていました。
ヨーロッパの国々では、試合当日に仕事を公認早退したり、お休みする人も多いので、そんな時に大事な仕事を頼んだら、すっぽかされかねません。
ヨーロッパの国々の勝敗も気になりました。
フランスが負けた時には、フランスの担当者さんにかなり気を使いましたよ~(汗)。
あ、ちなみに私はサッカーが特に好きなわけではありません・・・ただスポーツの一つとして観戦する程度です。
オランダに住み始めた当時、大きな試合があった日にアムステルダム中心エリアの人の集まる広場で サッカーに熱狂した酔っ払いに絡まれて 怪我をして以来、サッカーは嫌いだったくらい。
オランダに住んでいると、自分のため(身の安全のため?)に、サッカーのスケジュールや勝敗くらいは知っておくほうがよいようです。
興味がなかったとは言え、さすがにオランダの人々の熱気に影響され、最後はアムステルダムの運河で行われた”オレンジ軍団”の凱旋パレードを見に行きました。
(凱旋パレードの様子は7月16日ブログ参照)
オランダが一つになって盛り上がる様子を見る度に、オランダとオランダ人が好きになります(オランダ馬鹿!?)。
「夏」
夏休みのベネツィア旅行かな、やっぱり。
飛行機が苦手なので、陸路で移動できるところ以外は 実はあまり行きたくないというのが本音です(だからいつも電車)。
そんな私が思い切って飛行機で出かけたベネツィア。
初日、ベネツィアに到着したとたんに雷・大雨の嵐にあい、ホテルに足止め・・・。
2日目は離島で過ごして帰ろうとした夕方、水上の小さな船乗り場で嵐に遭遇。
その時は本当に遭難するかと思いました。
そんなベネツィアでしたが、おいしいワインやシルクビロードのスツールやクッション・・・その他いろいろ、お気に入りをたくさんお土産として、旅行後も長く楽しめたのは本当に良い思い出となりました。
陸路だったら 毎週だってワインを飲みに行きたいと思わせてくれるベネツィアです。
(ベネツィアレポートは 8月12日ブログ・8月15日ブログ・8月20日ブログ・8月26日ブログ参照)
「秋」
秋は、私にとってBloemenVanThuraにとって 一番忙しい季節のため、バタバタとあっという間に過ぎてしまったイメージですが、シーズン初め あの日の夜に見たあの風景は心に残っています。
それは9月後半に行ったベルギー・ブルージュのマルクト広場で行われていた『LAURIER OP DE MARKT / LAUREL ON THE MARKT』。
ダニエル・オストDanielOstさんのローリエの創造。
時間がなくてブルージュの観光はできませんでしたが、あの夜の”おとぎの国”のような風景は一生 心に残る印象的なものでした(10月7日ブログ参照)。
・・・こうして私の2010年の四季は過ぎました。
皆様はどのような2010年の四季を過ごされましたか?
2011年もこれまで以上に 素敵な出会い、素敵な経験、素敵な風景に巡り合える一年になりますように。
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