秋のベルギー、東へ西へ 電車の旅
10月です。(もう3日です・汗)。
日本への帰国日が迫ってきていることに気付き、かなり気持ちが追い詰められています(汗)。
オランダでやらなくてはいけないこと、やっておかなくてはならないこと・・・もちろん仕事の事ですが・・・今年は!年明けに引越し(アムステルダム)も計画しているので、自分自身の事でも やらなくてはならないことがいっぱいで 気持ちはかなり焦っています。
でも、自分の事はなかなか進まず・・・おかげでさらに追い詰められるという 悪循環の中にいます。
でもとにかく 今は頑張ります・・・仕事もプライベートも。
さて・・・
先日の”ベルギー 電車の旅”のお話です。
毎年 秋の恒例イベント、ベルギー・リンブルグLimburg州のお城 Landcommanderij Alden Biesen BILZEN にて行われるお花イベント・・・2010年は『Touche COULEUR』が9月23~27日に行われました。
私的には、一年で一番と言っていいほど楽しみにしているお花イベント、今年は最終日に行ってきました。
アムステルダムから早朝の電車(Hispeedで約2時間)でアントワープへ、アントワープ中央駅で乗り換え、約1時間半でBilzen駅へ。
Bilzen駅からはシャトルバスで約15分、Landcommanderij Alden Biesen BILZEN に到着です。
今年は、アムステルダムも例年より寒いイメージなので、寒さも雨も覚悟して出かけたのですが・・・電車の中は、たぶんヒーターも使われてなく(効いてなく)、日も昇らない時間帯(昇ってもたぶん曇ってる)で、とてもとても寒かったです(泣)、毛布に思いっきりくるまりたいくらい!
写真はロッテルダムを過ぎたあたり、ちょうど明るくなり始めた頃。
遠くまで平らに広がるフィールドには、霧?霜?が降りているようです。
寒々しい風景です(震)。
電車は、写真のような風景の中をひた走り、私は完全に凍えた状態。
アントワープ中央駅で電車を降りると・・・ヒエ~、さらに冷えてる~!
この日の朝は、アムステルダムよりずっとずっと寒かったアントワープ中央駅です。
朝から”寒さ”のために、すっかりテンションが下がってしまいましたが、お城に到着すれば元気も出ます。
ですが、午後からは冷たい雨が本降りに・・・。
このイベントに行くようになり もう何年にもなりますが、今年が一番寒かったです。
お城のお庭でもいろんなイベントがあるので、本降りの雨は 少し残念でした。
広いお城の中を一通り見て歩き、一通り見終わった後 シャトルバスの時間まで少し時間があったので、入場チケットについていた割引券を使って +3ユーロでCAVA(スペインのスパークリングワイン)を 1グラスいただきました。
昨年までは、ベルギービールがチケット割引きサービスの対称だったのですが、すでに寒いこの季節、ビールではあまりときめかなかったんです・・・
こんな寒い日は、クリスマス時期に飲む暖かいグリューワインで体を温めたい気分でしたが、キンと冷えたCAVAも十分温まりました(・・・これなら朝からいただくんだった)!
お城のお花イベントについては、また後日 写真を整理してさまざまな角度からレポートしたいと思います(少しお時間いただきますね)。
今年は、このお城のお花イベントへ行った後、同じベルギーの 別の地域で行われていたお花イベントへも行ってきました。
それは・・・西フランドルWestFlanders州ブルージュBrugge。
写真はブルージュの夜景、ホテルの横を流れていた運河。
ロマンティックな町です。
2010年9月17日~2011年1月30日までブルージュでは ”City Festival” が行われており、期間ごとにさまざまなイベントが計画されています。
ちょうどリンブルグのお城Landcommanderij Alden Biesen BILZEN のお花イベントが行われた同じようなタイミングの 9月25日~10月3日、ブルージュ City Festival の一環で ブルージュ旧市街中心の マルクと広場de Markt に、”ある”フラワーデザイナーによる、”ある”植物を使った デコレーションが造られる、という情報を入手!!
お城のイベントがあるリンブルグ州と ブルージュのある西フランドル州は、同じベルギーとはいえ ベルギーの端っこと端っこ!
お城のBilzenからブルージュまで電車で約2時間半・・・あまり楽な移動ではありませんでしたが、私はブルージュのマルクト広場の様子を 一目だけでも見ようと、1泊2日のベルギー旅行を計画。
翌日は、午後のうちにアムステルダムに戻りたかったため、せっかくの美しいブルージュでしたが、観光の時間のない、かなり強行な旅でした。
でも、見たかった ブルージュのマルクト広場のスペシャルな様子だけは 見ることがができました!!
スペシャルな?!マルクト広場の様子は 次回のブログでご紹介したいと思います。
写真はマルクト広場にて、多くの観光客が撮っていたので つられて撮った写真、でもみんなが撮っていたのは馬(だけ)ではなく、馬車の上でポーズを取るワンちゃん(犬)でした(後ろ姿でワンちゃんが写っています)!
アムステルダムへ戻る朝・・・
ブルージュでの用事(マルクト広場の見学)を大満足のうちに済ませ、旧市街中心エリアからブルージュ駅まで散歩がてら 気持ちよく歩き(といっても20分ほど)、ブルージュ駅から予定通りの電車に乗り込みました。
電車は混んでいて・・・電車に乗り込んだものの 車両の入り口で詰まっていたので、前の人に続いて 前に進むのを待っていました・・・。
すると・・・”んっ!?”・・・ほんの少し 何か気配を感じました。
なんとーーー!!!!!!
女性のスリです!!!!!!
後ろに並んでいた女性の手が、私のバッグの中に! おもむろに! 入っているではないですか!!!
思わず、手をつかむ勢いで(つかまなかったけど)「H eeeeeeeeeeeeeeey!!」!!!
怒鳴り、にらみつけると、女性は「何よ、何も知らないわよ!」ってな態度。
引っ込めた手には 何も持っておらず、私もすぐバッグの中身を ”その場!で” おもむろに”確認したところ、未遂だったようなので(とくに変化なし、盗られた様子なし)、そのまま彼女を警察に突き出すこともなく、周りの人に 声で「スリだ~」と叫ぶこともなく、その場を収めました。
・・・が!驚きました。
またベルギーでスリ未遂にあってしまった!!!(←驚いたのはそこですか・笑)
またしても!ベルギーの電車内!!!!!
(ベルギーでの電車内スリ未遂事件は2008年2月27日ブログ参照)
まあ、たしかにベルギーへ行くことに関しては、私の中に”国外(海外)旅行”という感覚は皆無。
ここは外国!”スリが多く危険”と感じつつも、アムステルダムで近所のスーパーに行く・・・トラムに乗る・・・そんなお気軽な感覚で、ベルギーでもフランスでもドイツへでも 行っているので 私には多少のスキがあるのかもしれません!!
その上、アムステルダムでも、ヨーロッパ内の出張・旅先でも、私はあまりバッグの形式には気を使っていないのも事実。
バッグの形は・・・開きっぱなしの・・・磁石もファスナーもフタもないバッグや トートバッグ系が好きなので、バッグの形状上?スリに狙われやすいのでしょうか。
もちろん見た目は狙われやすい? 日本人ですし(汗)!
・・・とはいえ、日本での暮らしと比べれば、アムステルダムでも国外でも、普段から100倍以上は スリなど軽犯罪に巻き込まれないように気を付けて過ごしていますけどね。
なにの!!!またスリ未遂に遭遇しまったのは、不覚だぁ・・・ ・・・・・・深く反省。
ついさっきまで 大満足だったこの旅も 台無しです(涙)。
スリや強盗の被害にあわず、仮に ”未遂”だったとしても、このような事件・人に遭遇するだけでも”後味”は非常に良くないものです。
皆様も、「ヨーロッパ電車の旅」では、持ち物・・・身に付けている荷物でさえも 十分以上に気をつけて下さいね。
ベルギーのイメージを壊してしまったかもしれませんが、私は好きですよ、ベルギー・・・(スリさえいばければ) 。
・・・では次回は気を取り戻して、ベルギー・ブルージュの楽しい?レポートです(たぶん)、お楽しみに!?
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