巨大なクリスマスツリー出現 XXXL-Mas by DanielOst
なんと!?もう2週間以上が過ぎてしまいました!
8月の終わり、ベルギー・ブリュッセル展示会レポートです。
年に2回、ブリュッセルの展示会に行っています。
「Decoration」「Flowers」「Gifts」「Disign」の4つのコーナーからなるこの展示会、同時期に同じようなテーマで行われるドイツやパリの展示会より規模が小さく、アットホームな雰囲気(と勝手に思っている)です。
展示会ではトレンドチェックや買い付けがメインですが、フローリスト向けのイベントやデコレーションなどもあり、毎回 楽しみでもあります。
そして 地元密着!?ベルギーで行われるこの展示会では、私の大好きな世界的フラワーデザイナー ダニエル・オストDanielOstさんの作品やプロジェクトに出会えるのも楽しみの一つ。
今回の展示会資料にも、ダニエルオストさんの名前があったので、楽しみにしていました。
まずはノスタルジックなバラの大きなアレンジ『Agora&Ost』。
これはベルギー・フランスの問屋さん Agoraグループとダニエルオストさんのコラボ作品。
Agoraグループから紹介されている WinVanKampen社さんのノスタルジックローズが使われています。
パープルリーフや数種類のグラスが、ノスタルジックタイプのバラを、より一層 レトロな雰囲気にしています。
そしてもう一つのダニエル・オストさんプロデュース作品・・・この季節ならではのテーマ『Xmas』
・・・を さらに上回る? 『XXXL-Mas』!!
展示会会場に、森からそのまま持ってきたような大きなクリスマスツリーが登場。
やぐらの中に立てられた3本の大きなクリスマスツリーが、グリーンのよい香りを放っていました。
香りから「ああ、この季節(クリスマス)がきたなぁ・・・」という感覚になります。
ダニエル・オストさんの作品にはその規模やアイデア・テクニックに いつも度肝を抜かされますが、今回はまた少し違った意味で(!?)びっくり。
これまで見てきたダニエル・オストさんの作品を思うと、今回はとってもシンプ・ナチュラル。
個人的にはもう少し”華”(華やかさ)があるほうが好きですが・・・。
あまりにもナチュラル過ぎて、「自然破壊」という言葉が頭をよぎりました。
華やかに飾られていたら”自然”を意識しないってこと?・・・私は まったく身勝手です。
お花を楽しむこと、おいしいお食事を楽しむこと・・・いつも”自然”と隣り合わせ。
”自然”への感謝の気持ちを忘れてはいけませんね・・・難しいテーマです。
それにしてもこんな大きな”木”どうやってバランスよく立ててるんでしょう。
やぐらで上手に支えているのでしょうね。
それにしても大きい!運び入れるだけでも大変そう。
床の部分は数センチのモスのようだったし、根っこを埋めてるわけでもなさそうだし・・・。
オストさんの大きなツリーの周りには、たくさんのクリスマスツリー。
今年らしく? ”Alice in Wonderland”を表現しているそうです。
オストさんの『XXXL-Mas』ツリーがあまりにも大きくて、周りに散らばるクリスマスツリーがおもちゃのようですが、周りに飾られているクリスマスツリーも私の身長より大きいサイズの立派なツリー。
周りのクリスマスツリーの飾りは、展示会出展社による商品展示になっています。
”Alice in Wonderland”といえば・・・
いつだったか、日本-.オランダの飛行機の中で、映画”Alice in Wonderland”を観ました。
いつも日本-オランダ間の移動の飛行機で、座席の小さなスクリーンで いろいろな映画を観賞していますが、この映画だけは大きいスクリーンで観るべきだった!と後悔しました(笑)。
やはり、迫力の3D・きれいな画像・色で観たかったです、残念。
でも、どんな脚本も どんな映像も、子供の頃に 親しみ、憧れ、空想した『不思議の国のアリス』を超えることはできないかなぁ・・・
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