« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010/08/29

帆船パレード SAIL2010

SAIL と共にオランダの夏は去っていきました・・・


Sail201000ship_2

SAIL・・・5年に一度 海洋国家アムステルダムで行われる夏のビッグイベント 、SAIL2010 は8月19~23日、お天気にも(ほぼ)恵まれ盛大に行われました。

5年前には、帆船の優雅さに魅了され 何度も足を運んだイベント、今年も楽しみにしていました。

期間中アムステルダムの港に たーくさんの帆船やボートが集まります。

イベントの目玉は、初日の IJMuiden から アムステルダムの港 IJHaven へ入港する帆船パレード。

ちなみにアムステルダムの港は、アムステルダムの玄関(鉄道の駅)アムステルダム中央駅AmsterdamCentraalStation のすぐ裏に広がっています。

パレードには、100メートルを超える帆船から自家用ヨット、モーターボートまでさまざまなクラスの船が参加しており、海洋国家オランダの栄光を見ているようです。

その中でも、クラスAのカテゴリーの帆船が20隻、歴史的なレプリカ船や軍艦などがパレードの目玉、世界中の海洋国から参加しています。


初日 12時過ぎに港へ行くと(パレードは10~16時の予定)・・・それはそれはものすごい人・人・人・・・一目だけでも帆船パレードが見たいと 港へ行ったのですが、人しか見えない。

下左写真は アムステルダム中央駅の裏側に出たところ、すでにこの人ごみ。

下右写真は、少し高いところにある歩道には”I amsterdam” のオブジェも出現、みんなよじのぼってますが 見晴らしはよさそうですね。

Sail2010visiter01Sail2010visiter02

これらの人ごみを通り抜け、とりあえず港が(水面が)見えるところまで歩き・・・どこにも人垣がありましたが、少し高い所に ほんの少しのスペースを確保、なんとか船が見える場所を見つけました。


午後2時過ぎ、ついに優雅な姿の帆船がやってきました。

Sail201001shipSail201002shipSail201003ship

パレードの先頭にやってきたのはオランダの STAD AMSTERDAM号(船長76m、幅10.5m、高46.25m)、写真上左。

港の入り口に見えた時には 白い大きなマストを広げていましたが、港に入ってからはたたんでしまったので残念です。

そして今度は18世紀船のレプリカ船、スウェーデン海軍 GOTHEBORG号(船長58.5m、幅11m、高35m)、写真上中。

大勢の観客の前で 何発も大砲を打ってくれて、その音と振動に驚いて 立っていたところから落ちそうになりました(笑)。

ロシア SEDOV号(船長117.5m、幅14.6m、高54.5m)、写真上右。

本当に大きい!

4本マスト・・・マストを広げた姿はビルのようでしょうね(汗)。

Sail201004shipSail201005shipupSail201006ship

マストの上で水兵さんが体操?ダンス?を披露してくれているのは インドネシア海軍 DEWARUCI号(船長117.5m、幅14.6m、高58m)、写真上左・中。

他の船でも大勢の水兵さんがマストに登り、連係プレーで器用にきれいにマストをたたんでいる姿が見られました。

*マスト・・・専門的には箇所によりそれぞれ名称があると思いますが、このブログでは”マスト”で。

白黒のボーダーが印象的な AMERIGO VESPUCCI号イタリア(船長101m、幅15m、高54m)、写真上右。

船先のゴールドの装飾がかっこいいですね。

これはパレードのほんの一部、もっともっとたくさんの 大きな帆船やヨット がパレードに参加していました。


Sail201009shipオランダ海軍からも、軍艦(左写真)、潜水艦等、6隻が参加していたそうです。

軍艦も 優美な帆船とはまた違う迫力です。


クラスB、クラスC、クラスD・・・私には大きさによるクラス分けの詳細はわかりませんが、50を超える大型帆船、他にも団体・スポンサー関係など 登録されている船が数百隻。

それにアムステルダムやオランダ中からやってくる自家用ヨット・ボート等・・・港は大混雑でした。

どこかのニュースで10万隻がイベント中に見込まれると見ましたが、その数はよくわかりません!

初日、帆船パレードを見るために港に集まったのは30万人とのことでした。

SAIL2010、4日間の開催中には さまざまなイベントがあります。

停泊中の大型帆船の船内公開、ミニコンサート、夜には花火・・・

次回ブログは、私が SAIL2010 で体験した 特別な出来事?をレポートしたいと思います。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/26

過去から未来へのラビリンス Venezia2010

もうすっかり秋のような天候と日差しと気温のオランダ、仕事もプライベートも日常に戻り、夏休みの記憶が薄れかけています。

でもたまにフッと思い出すイタリア・ヴェネツィアの空気と雰囲気は忘れられず、これまで行ったことのあるイタリアのいろんな都市・町とは違う何かに とりつかれているようです。

Vz100801watershadow風景や町並み、水のゆったりとした流れ、水面に揺れる影が好きでした。

ヴェネツィアに流れる”時間”や”空気”が好きでした。

では・・・ヴェネツィアに再び行くか・・・というと、行きたい国・地域・町は世界中に・ヨーロッパ中にたくさんあるし、よっぽどの機会がない限り 残念ですがヴェネツィアには もう行くことはないと思うのです。

ローマやフィレンチェには、きっとまた行ける・・・と思うんですけどね。

だからでしょうか、ヴェネツィアには恋しい気持ちが残ります。


ですが・・・

私が今回の旅で、ヴェネツィアの第一歩で 感じた印象は・・・”なんて古く朽ちた町!”

これからヴェネツィアに行かれる方、スミマセン!

写真や映像でよく見る機会のあった壮大でキラキラしたイメージの サン・マルコ広場や大運河CanalGrande の印象が強すぎたからでしょうか。

下左写真は朝日をあびるゴンドラ、下中写真はキラキラの大運河を渡るゴンドラ、下右写真は大運河にかかるリアルト橋Ponte di Rialto。

現在 大理石のリアルト橋は、13世紀 この大運河に最初にかけられた橋(当時木造、1592年に大理石に改築)。

Vz100802sunriseVz100803vcanalVz100804canal_2

普段オランダやベルギーなどで見慣れている中世の街並み・ゴシック調の街並みとも、全く違うからでしょうか。

そりゃそうですよね、1000年も続いたヴェネツィア共和国です。

ヴェネツィア旅行前半、私の目や脳には ヴェネツィアのその朽ちた風景を どう処理(理解)してよいのかわからず、路地や運河の景色を見るたびに???な時間が続きました。

美しいのか、小汚いのか・・・?!

下写真右はゴンドラで橋をくぐる風景、もちろんゴンドラクルーズもしてみました。

Vz100805water_2Vz100806waterVz100807water

見る風景に対しての違和感(???な気持ち)を感じながらも、しばらく経てば見慣れるもので、そのうち生活の匂いがプンプンするような路地裏や下町の風景が、しっくりと”ヴェネツィア”の風景として見えてきました。

華やかな観光スポットの裏にある この朽ちた町には、1000年も前からの人々のにぎやかな文化があり、今もそのままなんだな・・・と、やっと私の中で何かが消化できた気がしました。


4泊5日のヴェネツィア旅行、自由気ままに過ごしました。

自由気ままに路地を歩きました。

Vz100808street運河(カナル)や 網目のように広がる細い運河(リオ)を見ながら細い路地を歩き・・・突き当たった路地を適当に曲がり・・・。

気の向くまま 足の向くまま歩けば・・・、あら?ここに出るのね?・・・と、地図を見て 自分の居場所を確認しました。

でも逆に、目的地を決め、地図を見ながら歩いても・・・あら?ここさっきのとこじゃない?どうしてここにつながるの?・・・みたいに迷うんです(笑)。

何度も通る路地や近くの広場はさすがに覚えましたが、ちょっと離れると、ちょっと違う路地へ入ると、地図を見ても見なくても、結局 迷うんです(笑)。

でも不思議、迷っても、ぜんぜん怖くないんです。

道に迷っても どこか安心感があり、スリや強盗にあう気配も 他のヨーロッパの都市に比べれば全然感じませんでした。

それがヴェネツィアの独特の空気だと思うのです。

だからこそ 気ままに迷える ヴェネツィア・ラビリンス(迷宮)!!

Vz100811mask路地で迷い、次の角を曲がれば・・・そこには 中世の装いの仮面の紳士が!!

細い運河や路地に迷っているだけでなく、時間さえもさかのぼって迷子になっているかのようでした。

きらびやかな観光スポット、反面 一歩 路地へ踏み込むと そこはラビリンス。

ヴェネツィアの壮大な時間の渦に飲み込まれ、運河と路地のラビリンスへ、そして時間の渦のラビリンスへ 吸い込まれていくようでした。

本当に 不思議な空気の流れるヴェネツィアです。


ベネツィア島内は150を超える運河が177の島々を分け、400にもおよぶ橋(太鼓橋)が架かっています。

現実的なことをいえば、ヴェネツィアは現在の時代と逆行した時間の中に存在する島。

たとえば、オランダはほぼ100パーセントに近い”バリアフリー”国家ですが、ヴェネツィアは、運河に架かる”太鼓橋”は なんとっ!みんな階段。

Vz100809ponteVz100810ponte

橋の下を 船やゴンドラが通り抜けるため、太鼓橋になっているのです。

旅行者の多いこの島・ヴェネツィアですが、スーツケースのキャスターなんてまったく役に立ちません。

それにベビーカー、太鼓橋を渡る度に持ち上げて 運河を渡らなくてはなりません。

誰かの助けが必要です。

お年寄りや 足・腰を悪くされている方にも大変そうです。

さらに、島内の飲食料・ゴミの運搬。

毎朝早朝 波止場や観光中心エリアでは、キャスター(コロコロ?)による人力のゴミの収集や食材の運搬作業を見かけました。

旅行中、ご病人と救急隊を見かけましたが、救急の場合はやっぱりゴンドラや水上バスタイプの救急車(船?)なのでしょうか・・・?

現在 世界中で見直される”自転車”も、この島では禁止されているそうです(というか、階段ばかりで通りを走れない)。

便利になれた現代人には、想像を超える苦労がついてまわる島の生活です。

1000年を超える歴史と文化を抱えるヴェネツィア、海抜2メートルの厳しい自然環境のこの島を守るためには、これから守っていくためには、想像を超える苦労と努力が必要なんだということを 目の当たりにしました。

観光客一人一人が、自分の出したゴミくらいは自分で島外へ運び出す義務(!?)を法律で決めてもよいのではと思ったくらいです。

とはいえ、私自身4泊5日の間、どれだけワインボトルを空け(苦笑)、どれだけゴミを出したことか・・・。

華やかな観光スポットの裏で、ヴェネツィアの人たちの努力あってこその世界遺産ヴェネツィアということを実感しています。

Vz100812nightwater だからこそ、ヴェネツィアへ対する想いが格別なのかもしれません。

旅は終わり私はオランダで日常の生活に戻っていますが、心はヴェネツィアの迷宮に迷いこんだままのようです。

でも もう少し 迷ったままでいたい・・・。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/23

フラワーカーペット Flowercarpet2010, Brussels

2年に一度、ベルギー・ブリュッセルBrusselsのグラン・プラスGrandPlaceに出現する大きな絨毯、フラワーカーペットTapis de Fleurs/Flowercarpet。

2010年、今年は8月13~15日に開催されました。

3日間会期中、ヨーロッパを中心に世界中から10万人の人出が予想されているフラワーカーペット。

今年は、ベルギーがEU(欧州連合)議長国に就任(2010年7月1日~6ヶ月)したことにちなみ、テーマは『ヨーロッパEurope』。

Flowercarpet2010design

上画像はカーペットデザイン(オフィシャルページより)。

デザイン画像の中心の水色部分は噴水、噴水の周りには”Trio”として知られる前・現・次期議長国のスペイン・ベルギー・ハンガリーのそれぞれの国のカラーを用いたエレガントな”EU”のロゴ(筆記体)がデザインされています(ベルギー23歳デザイナーAntoine Durieuxによるデザイン)。

カーペットの角には、ブリュッセル市のシンボル”アイリス”(黄色)と、ドラゴンを退治する 守護聖人・聖ミカエルSt. Michael(赤い部分) 。


世界遺産にも登録されているグラン・プラスに、約2000平方メートル、800000個ベゴニア(一部ダリア等)を使って繰り広げられる このフラワーカーペット。

Fc100803Fc100804Fc100805

ベルギーのベゴニアは、ゲントGhentを中心にした主要生産物で、世界一の生産量(世界の80パーセント)を誇っています。

年間6000万個の塊茎が生産され、主にオランダ・フランス・アメリカなどに輸出されているそうです。

ベルギーの主要生産物であるベゴニアは、ビビットからパステルまで その色の豊富さや、暑さや悪天に対する強さ等の利点より、フラワーカーペットに最も向いているお花のようです。


フラワーカーペットプロジェクトは1年前から始まり、テーマ・デザインを決め、お花の種類・量・配置を決め・・・、そして実際に広場にお花を並べるのはイベント開催の前日、100人ほどのガーデナーを中心に約4時間ほどで作り上げるとのこと。

”芝”をベースに 1平方メートルに約300個のお花を一つずつ丁寧に、風に飛ばされないようぎっしりと並べているそうです。

ほとんどの部分が色とりどりのベゴニアですが、黄色のアイリスのボルドーの縁取り(下右写真)や全体のデザインの中の一部(下中写真下部ボルドーの6個の四角部分)等はダリア、グリーンの部分は芝、濃い茶色の部分(下右写真の左上、噴水周り等)は木のチップが敷き詰められていました。

Fc100806Fc100807

Fc100808

暑い時には水をあげ 芝・デザインが縮まないよう注意し、逆に雨が降れば数センチ伸びてしまうとか。

自然との闘い、そしてプロフェッショナルの仕事ですね。

たったの3日間のイベントとは もったいないBIGプロジェクトです。


ゴシック様式の建物に囲まれたグラン・プラスに広がるフラワーカーペット、花びらやお花でできているなんて とても思えないほど鮮やかです。

Fc100801Fc100802

私は”市庁舎”The Town Hall のバルコニー(入場料3ユーロ)と、市庁舎の向かいにある”王の家”la Maison du Roi(入場料2.5ユーロ+バルコニー1.5ユーロ)のバルコニーからの眺めを楽しみました。

上左写真の左側に見えるタワーの建物が”市庁舎”、右写真右側に見えるのが”王の家”。

ネオ・ゴシック様式の”王の家”は博物館になっていて、タペストリーや絵画、陶磁器コレクションなどを見ることができました。

そんな中、 一枚の”大火災”の描かれた絵画が目につきました。

説明書きを読んでみると・・・1695年13~15日のグランプラスの火災を描いたものでした。

後で調べてみると、1695年のフランス軍の砲撃により、当時木造だったグラン・プラスの建物とその周辺の4000もの家々が崩壊したそうです(市庁舎の一部石造りだった部分は残ったそう)

偶然にもその惨事は 1695年8月13~15日、今年2010年フラワーカーペットイベント開催は同じ8月13~15日でした。

ちょうど315年前 グラン・プラスで起こった惨事を、グラン・プラスで 目の当たりにし、目の前に広がるきれいなフラワーカーペットと 大勢の見物客が集まる平和な風景が 夢のように感じられました。

現在のグラン・プラスと取り囲むゴシックの建物は、すべてその火災後に再建されたものだそうです。


Mannekenpis10082”王の家”には、世界で一番衣装持ちといわれる小便小僧Manneken Pis の 衣装の展示ルームがありました。

写真は別の場所(小便小僧の近く)の衣装ミュージアムのウィンドウ。

”王の家”の展示ルームには、最新のお洋服として 2010年7月1日付けで、7月4日のアメリカ独立記念日を記念した『Yes,WeCan』、アメリカバージョンのものが飾られていました。

たくさんの衣装がきれいに展示されており、日本の”桃太郎”や”大名”、1928年の”侍”もありました。

日本以外にも、世界中の民族衣装などが飾られていました。

Mannekenpis10081ちなみにその日の小便小僧は 何も着ていませんでした。

さあ 次回のフラワーカーペットは また2年後の2012年です。

見に行けたらいいな・・・。


フラワーカーペット関連ページ

BloemenVanThuraホームページ「HollandEurope情報」(2008年、2006年)

Flowercarpetオフィシャルページはこちら→Flowercarpet2010

イベント期間中、夜間にはライトアップされ 光と音楽の演出が見られます。

ライトアップの様や製作過程の様子(Making a carpetのページ)はオフィシャルページで見ることができますよ。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/20

ムラーノ、プラッと、気ままに島歩き Venezia2010

2010年ヴェネツィア旅行レポート3回目です。

午前中をサン・マルコ寺院で過ごした旅行2日目、ノースリーブの肩が焼けるように痛い とっても天気がよく暑い ヴェネツィア観光日和でした。

あまりにも日差しが強いので、屋台で売っていた 安い麦わら帽子 を買いました。

売店で売っているのはもちろん Made in China・・・、イタリアで China製を買うとは(泣)・・・私的には許せないものがありましたが、時間もないし日射病になりかねないし、この際 仕方ないと 自分に言い聞かせ、つばの広い麦わら帽子を選びました。

すると、あら?!・・・私の着ていたワンピースと色がマッチしよく似合うじゃない(笑)。

その後も 旅行中は手はなせない重要なアイテムとなりました。

オランダ暮らしで、夏に帽子が必要だってことすっかり頭からなくなっていました(冬は防寒のため帽子を手放せないのに)、ですが太陽のシーズンが短いオランダでは まず 使う機会はなさそうです・・・。

暑さと午前中のサン・マルコ寺院の観光疲れもあり、どこかで休みたい・・・・・・と、ラグーンを見ると たくさんの水上バス。

そうだ、ムラーノ島へ行こう!!

ヴェネツィア旅行中のいつか1日はムラーノ島Muranoに行こうと考えていたし、水上バスに乗っている間に休憩にもなるし!?・・・と、突然ムラーノ島行きを決めました。

サン・マルコ広場の船着場のチケット売り場でたずねると、5分後に出るボートがありました。

サン・マルコ広場からムラーノ島へは、島をぐるりと回っていかなくてはならず 少し遠いのですが、今から出る水上バスは ほぼ直行便で、所要時間約35分と 最短で行けるボートでした(島の反対側からは15分で行けるそう、下左写真参照)。


ムラーノ島は「ヴェネツィア・グラス(別名ムラーノ・グラス)」の産地。

いわゆる「ヴェネツィア・グラス」は このムラーノ島で作られているガラスのことなのです。

その昔13世紀(1291年)、ガラス製作技術漏洩 とヴェネツィアを 火災から守るため、ヴェネツィア中のガラス職人達が この島に集められ、さらに職人達は島から出ることも禁じられたそうなのです。

そして その後、ヨーロッパでヴェネツィア・グラスが地位を確立。

現在人口5000人ほどのこの島は、ガラスの工房やショップが立ち並ぶまさにガラスの島なのです。


ラグーンに浮かぶ小さな島、ムラーノ島(下左地図の )。

Vz1008muranomap1Vz1008muranomap2_2

上右地図はムラーノ島、さらに小さな島の集まりということがわかります。

歩いたルートにピンク・赤ラインを引いてみました。

地図内の右下辺りの私の到着した船着場()から島歩きをスタートし(ピンクライン)、道なり右上方向に進み、左におれ、下方向(赤ライン)へ進み、ぐるっとまわって、元のルート(ピンクライン)で船着場へ、島滞在5時間強(島内には目的地別にいくつかの船着場があるようでした)。


ムラーノ島の歴史は古く、島内にはサンティ・マリア・エ・ドナート教会 Basilica Dei Santi Maria E Donatoという7世紀に建造されたムラーノ島内で一番古いヴェネト=ビザンティン様式の教会(上右写真地図のマーク)があります(その後12世紀に現在の形に再建)。

Vz1008basilica1_2Vz1008basilica2_2Vz1008basilica3_2

この教会以外にもムラーノ島にはたくさんの教会があり、どの教会も古く、ヴェネツィア本島で見たサン・ンマルコ寺院やその他の教会と同じように、床のモザイクの美しさと、丸いヴェネツィア・グラスのステンドグラス(上右写真参照)は どの教会でも共通に見られました。


水上バスでムラーノ島に到着すると、本島とは違う のんびりした空気が流れていました。

それは・・・見るからに古く朽ちた雰囲気からなのか、人気のなさの為なのか(観光客だらけのヴェネツィア本島と比べれば空いています)、小さな赤い家々の上に大きく広がる青空の為なのか・・・わかりませんが、私は この島の空気が、雰囲気が、風景が、ゆっくり流れる時間が とても好きでした。

Vz1008murano01Vz1008murano02Vz1008murano03

Vz1008murano04Vz1008murano05Vz1008murano06

ムラーノ島の地図や情報は、私のガイドブックにはほとんど載っておらず、ムラーノ島内では、足の向くまま気の向くままに歩きました(上のGoogleMapは旅を終えた後に調べました・汗)

といっても小さな島、観光客はまばらとはいえ、どこを見ても観光客がのんびり歩いています。

運河沿いも、路地も、みんなブラブラのんびり歩いていて、地図がなくとも迷子になることはなさそうでした。

普段は日常から”スリ”などに気をつけて過ごしているヨーロッパですが、ムラーノ島は警戒心の「”け”の字」も忘れてしまうくらい 平和的な雰囲気でした。

島全体が、そう!ちょうど日本によくあるような・・・”テーマパーク”のようでした!

Vz1008door3でもここはテーマパーク(つくられたもの)ではなく 本物。

窓辺でのびのび咲くお花・ 崩れかけたレンガの壁・ 錆びれたアイアン製の飾り・ 朽ちた木製のドア・・・目に入るものすべてが ”飾り気のないありのままの姿”のようで素敵でした。

Vz1008door1Vz1008door2Vz1008door4


運河通り沿い建物は ほとんどがガラスショップ、たまにカフェ・・・とにかくガラスショップだらけのムラーノ島です。

ショップに並ぶガラス製品(もちろんムラーノガラス)はさまざま・・・お土産用の小さなもの、アクセサリー、グラス、花瓶、アート系のデコレーション・・・などなど、いつまで見ていても どれだけ見ていても飽きません。

ムラーノ島の思い出に 自分へのお土産のグラスを買いました(どれも素敵で選ぶのは大変でした)→写真はTwitpic by BloemenVanThura 参照

のんびりランチをいただき(やはりパスタと白ワイン)、地図も持たず 何のあてもなく・・・何十件もガラスショップを見て周り、ガラス博物館にも入り、教会を覗き、またガラスショップを見て・・・澄み渡った青空と ムラーノ島の平和的な風景を見ながら 本当にのんびり素敵な時間を過ごしていました。

・・・あの時までは!!!



夕方5時過ぎ、ちょうど暑さにも参って ”そろそろヴェネツィア本島に戻ろうか”・・・と、到着時の船着場に向かいがてら、水のボトルを買い 水分を補給した時でした。

少し前から 遠くの方に 薄っすら見えていた灰色の雲が だんだん色を濃くし、ものすごい勢いでこちらへ流れてきています。

その灰色の雲からはゴロゴロッと雷鳴すら聞こえてきました。

やばい!(嵐が)来る!・・・と思った瞬間、それまでの暑さも 観光気分も忘れて!思いっきり目的の船着場までダッシュ!!

走ること・・・数分、見る見るうちに真っ黒な雲が頭上を、ムラーノ島を覆い、その瞬間 地が避けるような雷の嵐 と 滝のような雨が!!!

嵐とほぼ同時に船着場へ到着、あまり濡れずにすみました。

ですが、あまりにも急激な天候の変化に 震えと鳥肌が立ちました。


船着場の水上に浮かぶ小さな待合室にはたくさんの人。

すぐに一隻の水上バスが来ましたが、かなり混んでいたようで、少しだけ人を乗せて 滝のような雨の中、消えていきました。

さっきまでの楽園のような島の様子が急変し、嵐に飲み込まれた小さな島。

数メートル先すら見えない滝雨、静かだった水路も 滝のような雨の水圧と強風で 大きく波打ち、水上の小さな待合室も大きく揺れていました。

真っ黒な雲のためにあたりも暗くなり、水上も滝のような雨で真っ白・・・数年前に日本で巻き込まれた台風によるPTSD的な後遺症で、どうしようもない恐怖に襲われました。

早くこの島を脱出したい・・・

数メートル先すら見えないような雨風の嵐の中、水上バスは大丈夫なのだろうか・・・

みんな慌てて一斉に本島に帰るため、水上バスは定員いっぱい・・・沈没しないのだろうか・・・

いろんなことが頭をよぎり・・・

結局、 嵐の間にやってきた数隻の水上ボートは混んでいたため(怖かったため)乗らず、40分ほど待機した頃 嵐も通り過ぎ小雨に・・・そして無事ムラーノ島を脱出、ヴェネツィア本島へ戻ることができました。

帰りの水上バスはたくさんの停留所を経由するラインで、 サン・マルコ広場まで50分ほどかかりました。


ラグーンの中に浮かぶ海抜1メートルの小さな島、きっと長い歴史の中、何万回 何百万回 何千万回と”嵐”が通り過ぎたことでしょう。

人々は昔から、自然の怖さを知り、自然の素晴らしさを知り、そんな自然と上手に共存してきたのでしょうね。

突然やってきた嵐のために、島歩きの余韻を楽しむ間もなく去ってしまったムラーノ島・・・私には”時間軸”さえも旅をしたのではないかと思えるくらい、異次元の素敵な島でした。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/16

BVT 2010年秋冬クリスマスリボン 第一弾入荷!

夏休みの思い出に浸っていたいところですが、2010年後半戦スタートです。

お待たせいたしました。

2010年 秋冬クリスマスに向けた新商品入荷のお知らせです。

今回入荷したのは、ヨーロッパリボン(フランス・ドイツ)・タッセル等。

秋冬商品を中心に幅広いカテゴリーのリボンを入荷しています。

秋冬クリスマスのご準備に、是非ご覧ください!

BloemeVanThura ホームページ 「雑貨カタログ」


<サテンコーナー>

Dd1030242970ラメ糸やゴールド・シルバーなど、秋冬クリスマスに似合う華やかなリボンを入荷いたしました。

取引先フランスメーカーのお話では、フランスでは「ブルー + アップルグリーン」や「ブラウン + ブルーラメ」のリボンが 昨年から続き人気とのこと(サテン・オーガンジーとも)。

BVTでも「ブラウン + ブルーラメ」系リボンは 昨年の人気商品でした。

フラワーアレンジ、ウェディング、ラッピング、クラフト、インテリア等に。

Dd1030727370BloemenVanThuraでは、”フランス製クリスマスロゴ入りリボン・ステッカー(Newアイテム!)”のブラックをセレクト。

クールなクリスマスの演出に。

Dq1030091170太巾サテンサテンリボンや細巾サテンテープなどもサテンリボンコーナー(3ページ目)にあります。

私が気に入っているのはギフトボックスがプリントされたフランス製布テープ。

わかいいでしょ、クリスマスにいかがですか?

<オーガンジーコーナー>

Dq1030192270夏のイメージが強いオーガンジーですが、ヨーロッパでは冬にも人気。

冬を華やかに演出してくれるラメやゴールドー、シルバー使いのオーガンジーリボンを入荷しています。

暗くなるのが早いウィンターシーズンは、ライトやキャンドルライトの演出が欠かせません。

そんな冬のライティングに映えるのがオーガンジー。

オーガンジーの透け感やキラキラが華やかに冬を彩ります。

50ミリ巾以上の太巾リボンはオーガンジー2ページ目に移動しました。

ディスプレイ布もオーガンジーのコーナー(2ページ目)にあります。

ディスプレイ布を使えば、インテリア空間(テーブルやスタンド、壁や空間)を簡単に変化させられます。

<スペシャルコーナー>

Dq10303033up70Dd103070up70

さまざまな素材、テイストのリボンやコードタイプのリボンを集めています。

フラワーアレンジやラッピングにおススメです。

Dl103001970冬に似合うウールやフェルトのコーナーができました。

数年前から流行っているウール、冬のアレンジに大活躍。

BloemenVanThuraではBVTらしいカラー?!のウールを入荷しています。

<デラックスコーナー>

Dc93005770Dc10300270

ビーズ・スパンコール・ファー・レース・チュールなどを使った豪華なリボンを集めています。

スペシャルな演出に是非ご利用ください。

クラフトにもおススメ。

冬に大活躍のベルベットリボンもデラックスコーナーにあります。

<タッセル・ブレードコーナー>

Dz103012up70カルトナージュなどクラフトに人気のタッセル。

もちろんアレンジやウェディングにも。

タッセルの入荷は今回少ないのですが、人気タッセルの新カラーなども入荷しています。

是非ご覧ください。

「ブレード」もタッセルのコーナーにあります。

Dq1030444670Dq1030485070

人気のポリエステル製ブレードには新カラーが仲間入り(上の写真は別商品)。

フランスのトレンドを感じるカラーバリエーションです。

「ロープ」もこちらのコーナーです。

便利なワイヤー入りロープ(フランス・ドイツ製)もあります。

”木製糸巻き”がかわいい「糸巻きビンテージリボン」はタッセルのページ(2ページ目)です。

<BVT定番玉虫サテンリボン>

Davincisample70弊社で唯一”定番”として扱うリボンです。

アレンジやウェディング、ラッピング等に大活躍の玉虫サテンリボン。

BVTセレクト おススメの38色、現在、全カラー揃っています。

秋冬クリスマスのご準備に是非!

BloemeVanThura ホームページ 「雑貨カタログ」


料金表をご用意しております。

お気軽にお問い合わせください。

業務用販売もいたしております。

BloemenVanThura ホームページ 「お問い合わせ」

皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

BloemenVanThura~オランダの花と雑貨と文化のページ~

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/15

水に揺れるサン・マルコ Venezia2010

Venezia2010・・・ヴェネツィア旅行レポート2回目です。

世界中の観光地には、誰もがイメージする印象的な場所がありますが、ヴェネツィアといえば・・・?

柱廊に囲まれたサン・マルコ広場Piazza San Marco やサン・マルコ寺院。

毎年ニュースで見る、高潮の影響で水に浸かるサン・マルコ広場も印象的です(高潮は冬から春にかけておこるそうです)。

今回の旅行では、時間の経過とともに変わる広場の風景や、広場に建つ歴史的建物を見て回ったり・・・毎日毎日 サン・マルコ広場を訪れました。



雨上がりのサン・マルコ広場・小広場には 大きな水溜りができており、見るからに水はけが悪そうでした(簡単に水没するのもうなずける)。

Vz1008sm06_3

写真は雨上がり、広場にできた水溜りに映るサン・マルコ寺院。

水に揺れるサン・マルコ寺院も素敵ですが、高潮や浸水被害は深刻です。

現在、サン・マルコ広場を水没から守るために排水システムなどの工事が行われているそうです。


Vz1008sm04旅行初日 雨上がりの夕方、まずはサン・マルコ広場にそびえる高さ96.8メートル赤レンガの鐘楼Campanile di San Marco に上りました(エレベーター)。

塔の上からはベネツィアの無数の赤い家々がぎっしりとひしめきあっているのが見えました。

Vz1008sm01Vz1008sm02Vz1008sm03_3

晴れた日の景色や夕日は素敵でしょうね(写真は雨上がりの曇り空)。

塔を降りてから知ったのですが、この塔は1902年に一度 倒壊したそうで(!)、現在の塔はその後 再建されたそうです。

知ってたら塔に上るの 怖かったかも~。


2日目、サン・マルコ広場の正面に建つサン・マルコ寺院Basilica di San Marco 内部を見学しました。

朝イチでしたが30分ほど並びました・・・どの時間帯も混んでいます。

Vz1008sm05Vz1008sm052

ドームが印象的なビザンチン様式のサン・マルコ寺院・・・828年ヴェネツィア商人がアレキサンドリア(エジプト)から聖マルコの聖遺物を運んできたことを記念し建てられたのがこの建物の前身(現在のドゥカーレ宮殿の場所)。

その後832年に現在の場所に建造され、消失・再建を繰り返し、現在に至るとのこと・・・とっても歴史のある建物です。

内部はというと・・・写真撮影が禁止だったため、写真がないのが残念ですが、壁や天井のモザイク画が金色等のタイルでできていて、とても美しかったです。

そして、祭壇の後ろに飾られた金色の背障パラ・ドーロPala d'oro は必見。

1927個(Wikipedia情報)の宝石が埋め込まれた金色の背障は、想像を超える豪華さで、見た瞬間 鳥肌が!!

ヴェネツィア共和国(7世紀末~1797年)の繁栄を 間近に感じました。 


さらに、私が気になったのは、床の大理石のパッチワークのようなモザイク。

床にはさまざまなモザイク模様がデザインされていましたが、どれも現代に見るパッチワークのパターンと同じで、 というか パッチワークのパターンそのものでした。

ヨーロッパ古代のモザイク画と 手芸のパッチワークのパターン・・・関連があるのでしょうか、興味深いです。

Vz1008smgs1_2もう1点 興味深かったのは、寺院内のガラス窓。

ヨーロッパで一般的に見る教会の窓ガラスは、色とりどりのきれいなステンドグラスですが、サン・マルコ寺院や いくつものヴェネツィアにある教会を覗いてみても、みんな写真のような透明~薄ピンク?のアンティーク調の丸いベネツィアグラスが使われていました。

上の写真は寺院の外(バルコニー)から撮った特徴のある丸ガラスの窓、内部から見るとうっすら色がついているように見えました。

Vz1008smgs2泊まっていたホテルのインテリアにも、この丸ガラス(左写真)が用いられていていました。

ヴェネツィアの伝統的なスタイルなのですね。

丸い形のためでしょうか、やさしい色合いでしょうか、なんだか気持ちが安らぐガラスです。


Vz1008sm07_2寺院内部の豪華なモザイクに疲れたら・・・寺院上部のテラスに出てリラックス。

写真は、寺院バルコニーからの サン・マルコ小広場とラグーンの眺め・・・広場で一番好きな場所・眺めでした。

サン・マルコ小広場Piazetta San Marco はサン・マルコ広場と 「L字型」につながっています。


3日目にはサンマルコ寺院の隣、ゴシック様式のアーチと石柱・お花のような窓?が印象的な白~薄ピンク色の大理石でできたドゥッカーレ宮殿Plazzo Ducale の内部を見学(写真撮影は禁止)。

上写真の左側の建物がドゥッカーレ宮殿。

下左写真はラグーンから見たドゥッカーレ宮殿、下右写真は宮殿の石柱。

Vz1008sm09Vz1008sm08_2

ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁だったドゥッカーレ宮殿は、8世紀に創建され、14~16世紀に現在の形に改修されたそうです。

宮殿内部は、ヴェネツィア派画家の豪華な絵画が飾られ、ゴールドのきらびやかな天井装飾等、すっきりした外観からは想像できない華やかさでした。

宮殿からつながる白い大理石でできた「ためいき橋Ponte dei Sospiri」を渡った対岸には、当時の牢獄があり、豪華な宮殿とは対照的に、今にも囚人の嘆きが聞こえてきそうでした。

Vz1008sm10_2現在「ためいき橋」の両側の建物は工事中のため、ブルーのフェンス(看板)?に囲まれていました(かなり残念)。

写真の真ん中あたり、白い大理石でできた窓のある橋が「ためいき橋」です。

石の格子の写真は、「ためいき橋」を渡った時に内部からラグーンを撮影。

Vz1008sm11_3数百年も昔、囚人達が処刑を迎える時、この窓から世界で一番美しいこのラグーンを見て ため息をつき そして何を思ったでしょう・・・。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/12

旅は嵐と共に?! Venezia 2010

今年の夏休みは、アムステルダム・スキポール空港Schiphol から飛行機で約1時間半、イタリア・ヴェネツィアVENEZIAへ、4泊5日の旅行へ出かけました。

私にとっては初ヴェネツィア、絶対 いつかは行ってみたいと思っていた憧れのヴェネツィア。

「アドレア海の女王」「水の都」、東地中海貿易によって栄えた海洋国家「ヴェネツィア共和国」・・・よく旅番組や写真で見る「サン・マルコ広場」や「運河」・・・それにおいしそうなシーフードや大好きなイタリアワイン・・・美しいヴェネツィアグラス!!

ヴェネツィア・・・イメージやキーワードだけでも気分が舞い上がります。

旅行出発の前日、ヴェネツィアの天気予報を見ると・・・旅行前半のお天気は雨・曇り、最後の2日間は晴れというものでした。

暑すぎなければ多少の雨も(OK)・・・と前向きな気持ちで受け止めました。


さあ、旅の始まりです。

行きの飛行機(スキポール空港9:25発 ヴェネツィア11:15着)では、真っ白な雲が厚く立ち込め、シートベルトサインと揺れの続くフライト(飛行機嫌い・涙)。

Vz1008air01予断ですが、KLM機内でサービスされた軽食は、Blond-Amsterdam(2名のオランダ女性によるプロデュースの近年人気の生活雑貨ブランド)のかわいいパッケージでした。

アムステルダム土産にも人気のBlond-Amsterdam→オフィシャルページ(オランダ語・英語)

Vz1008air02写真はヴェネツィア本島。

空港着陸直前、いきなり眼下に広がった赤い(建物の)風景。

他の搭乗者のみんなも一斉に写真を撮ってました(笑)。


Vz1008air03ヴェネチア本島から約7キロ北に位置するマルコ・ポーロ空港Aeroporto di MarcoPolo に着くと、湿った空気に小雨、今にも本格的に降り出しそうな空。

空港からヴェネツィア本島への移動は、水上バスAlilagunaや水上タクシー、バス(陸路)。

お天気も怪しかったので、とりあえず陸路バスで本島へ。

ベネツィア本島は バスも自動車も完全に乗り入れ制限されているため、バスは島の入り口にあるローマ広場PiazzaleRomaのバス発着所まで。

ローマ広場からは、公共交通機関ヴァポレットVaporetto(水上バス)で サン・マルコ広場方面のホテルまで移動です。

下の写真は、晴れた別の日に撮影した水上を走るヴァポレット。

ヴェネツィアの中心を流れる大運河カナル・グランデCanalGrandeには、写真のようなボートがたくさん走っていて、船着場もたくさんあり、とっても便利(実際は徒歩中心で、あまり使わなかったのですが・・・)。

Vz1008vaporetto_2


さあ、私の旅は・・・というと、ちょうどバス停留所へ着いた頃、傘が必要なくらい雨が降ってきました。

本島に到着し、やっとこれからヴァポレットに乗船、ヴェネツィアらしい旅の始まりだというのに雨・・・しかも徐々に本降りに。

せっかくの運河の風景を楽しむことなく、ホテル最寄の停留所へ到着。

ヴァポレットを降り、傘をさして 路地へ一歩踏み出したところ・・・”ドーン”と大きな音が。

花火?? 雷??!!

なんと! ヴェネツィアは 私を ”雷”で歓迎してくれたのです(涙)。

ホテルまで徒歩数分、急いでチェックイン(午後1時すぎ)。

その後は・・・”ゴロゴロッ!”、”ガラガラ!”、”ピシャー!”、”ドーン!”・・・これでもか!!!というくらいの雷に、視界が真っ白(&真っ暗)になるくらいの大雨(涙)。

やっと目的地に到着し、観光名所・歴史的建物・家々に囲まれ、今すぐにでも散策に出かけたいのに!!!・・・さすがに出かけられませんでした(涙)。


約3時間ホテルで待機。

Vz1008hotel01すぐに出かけられず残念でしたが、今回お世話になったホテルは、14世紀建造の歴史ある建物を利用したホテル。

お部屋もホールも、家具・ライト・壁紙・装飾等インテリア・・・目に入るもの全てがとってもクラッシックで、落ち着いた雰囲気の素敵なホテルでした。

おかげでホテルでの時間も、豪華な気分で のんびりゆったり過ごす事ができました。

Vz1008hotel02そういえば! レイ・チャールズRayCharlesも泊まったことのあるホテルのようでしたよ!

レイ・チャールズからの宿泊お礼の直筆手紙がロビーに飾ってありました。


さて、夕方午後4時頃、すっかり雷も止み 雨も上がりました。

日本より日が長く、夕方でもまだ昼間のように明るかったので、3時間の足止めも 救われました。

さあ、散策に出かけましょう。

どんな風景に出会えるのか、どんな歴史に出会えるのか、どんな(自然)現象に出会えるのか・・・ヴェネツィアの旅はこれからです。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/10

夏季休暇を終え・・・

アムステルダムに戻ってまいりました。

夏休みも終わり、仕事再開です。

夏季休暇中お問い合わせ・ご注文・ご入金いただきました、皆様ありがとうございました。

順番にお返事・手配させていただきます。



夏季休暇中はTwitterで数回つぶやいていましたが、イタリア・ベネツィアVENEZIAへ行ってきました。

私にとっては”初”ベネツィア(ベネチア)。

Twitter : Thuraのつぶやき(Thura on Twitter)

アムステルダムと同じように?運河の町ですが、何もかもが違い、また 他のイタリアの都市とも違う文化・雰囲気を持った町でした。

後日 写真を整理して旅行記などもレポートしたいと思います。


Air1008091

写真は帰りの飛行機の中から見えたスイスあたりのアルプス、氷河がとってもきれいでした。

Air1008092Air1008093Air1008094

真っ平らなオランダに入ると、風車群(モダンな方)やきれいに区画?された田畑、風車や小さなかわいい赤い家々、そして羊まで!見えました。

この日はアムステルダム上空を飛ばなかったのが残念・・・上空から見るアムステルダムはとっても素敵なんですよ!

ヨーロッパの他の国や町もきれいですが、オランダ特有の風景を見て”やっぱりオランダが好きだなぁ”と思いました(笑)。


さあ、仕事です。

また落ち着いたら、ゆっくりブログ書きますね。

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

2010/08/03

ユネスコも認めた!運河のアムステルダムへ

日本に帰国し、約2週間。

体温を超える暑さや湿度、そして時差ボケ・・・さらに!全身を振り絞って鳴く ”セミ” ・・・「日本の夏」を満喫?しました。

ちなみに 皆様ご存知かと思いますが、オランダには”セミ”はいません。

”セミ”はオランダでは夏の風物詩ではないんですね。

アムステルダムの夏の朝、聞こえてくるのは鳥たちの羽ばたく羽音。

”パタパタパタ”と乾いた空気に響きます。

私の2010年 「日本の夏」、やっと2・3日前にひどい時差ボケから解放されたところでしたが、アムステルダムへ戻ります。


アムステルダムへ向かう直前、素敵なニュースが飛びこんできました。

アムステルダム中心部の17世紀建造された運河網Seventeenth-century canal ring area inside the Singelgracht, Amsterdam が、『ユネスコ世界遺産』に登録されることになりました。

アムステルダムはだめなのかな・・・とずっと思っていたので、とっても嬉しいです!


さて、今後のスケジュールです。

8月3日:空港前泊

8月4日:日本からアムステルダムへ

8月5~9日:夏季休暇

8月10日(オランダ時間)~:業務再開

夏季休暇中は完全休業、メール確認やご注文受付、配送手配などもお休みです。

皆様にはご不便をおかけします。

リフレッシュして戻ってまいりますので、2010年後半もどうぞよろしくお願いいたします。



Adam1007bike

写真は帰国直前だった7月18日午後9時半すぎ、アムステルダム 近所の運河に架かる橋の上に並ぶ自転車と ペチュニア満開の大きなプランター。

夜10時前でも まだこんなに明るかったけど、今は少し日が短くなり始めているでしょう。


ユネスコ世界遺産にも認定された運河の町アムステルダム(厳密にはSingelgrachtの内側のエリア*Singelとは違います、郊外と比べれば自然は少ないですが、都会派?水鳥たちの楽園です。

6・7月のアムステルダムの鳥たちを集めてみました。

この季節は、水鳥ファミリー(親鳥とヒナ達)がよく見られます。

Adam1006bird01Adam1006bird01upAdam1006bird03

Adam1007bird01Adam1006bird02Adam1007bird02

写真上段左は、観光スポットでもある Seven humpbacked bridges(7つの太鼓橋)がきれいに連なって見える運河Reguliersgracht を 独り占めして気持ち良さそうに泳ぐ水鳥の親子。

上段真ん中写真は左写真のズーム、小さなヒナがいっぱい。

上段右写真は、都会の真ん中、運河のボート脇にたくさんの枝とゴミ?で巣を作り過ごす黒い水鳥親子。

下段左写真はハクチョウ親子、ボートハウスにこんにちは。

下段中写真、”ここは動物園!?”と驚きました・・・近所の運河に水鳥の住処を発見。

人に慣れていて(?)、近くを通るとたくさんの鳥たちが餌を求めものすごい勢いで「ガァガァ」と寄ってきます。

写真下段右、サギ?もハトも運河を眺め(写真の左側が運河)何かを狙っています。

夏の間、ボート遊びをする人たちで賑わう運河の町アムステルダムですが、水鳥たちにとっても楽園のアムステルダムです。


次回ブログは夏季休暇明け、アムステルダムから発信いたします。

夏季休暇中は 道中や旅先からTwitterでつぶやくこともあるかも!?

Twitterも是非のぞいてみてくださいね。

Thura on Twitter (Thura のつぶやき)

このブログの左側にも つぶやきが表示されるTwitterパーツを設置していますので、是非ご覧ください。

皆様も素敵な夏を!

blogram投票ボタンにほんブログ村花ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

Twitter



  • Photo Collection by Thura

オランダ・アムステルダムの様子

オススメ ホテル予約サイト



  • Booking.com

オランダ・ヨーロッパへ出かけませんか?




海外旅行・留学情報など