下町のオープンガーデン OpenTuinendagJordaan2010, in Amsterdam
7月の最初の日曜日、アムステルダムの下町ヨルダン地区Jordaanで オープンガーデンOpenTuinendagJordaan2010が行われました。
先日行われたアムステルダムの中心エリアの運河沿いの素敵な邸宅・豪邸のオープンガーデンとは一味違い、Jordaan地区はアムステルダムの西側に位置する下町。
(2010年アムステルダムオープンガーデンについては 6月28日ブログ参照)
東はPrinsenGrachtから西のSingelGrachtまで、南はLeidseGrachtから北はBrowersGrachtまで・・・これらの運河に囲まれた地域がヨルダン地区Jordaanです。
素敵なサイトを見つけました→ヨルダンについて
「city works」→「Map of the Jordaan /Maps of Amsterdam」を選ぶとヨルダンの地図が見れます。
今から約400年前、1613年に始まったアムステルダムの拡張工事で造られたエリアがこのヨルダン地区。
人口増加や労働者階級の人々・移民のために拡張されたエリアで、20世紀初めには80000人もの人々が小さな建物、部屋にすし詰め状態で住んでいたとのこと。
現在は人口約20000人、アートと文化の町として、アムステルダム市民からもツーリストからも人気の下町エリアです。
アムステルダム中心の3大運河(Herengracht,Keizergracht,Prinsengracht)沿いの建物(豪邸)に比べ、小さくかわいい建物が並ぶ 見た目も雰囲気もかわいいエリア。
ヨルダン地区の多くのストリートからは 西教会WesterKerkがいろんな角度で見える、とっても素敵なエリアなんです。
3大運河沿いの しっかりお金をかけて整備された歴史のあるお庭に比べ、ヨルダンのお庭は庶民的で身近で現実的な?かわいいお庭。
2年前にこのオープンガーデンを少しだけ見て回ったことはありましたが、今年はしっかり見て回ろうと、張り切って?出かけてきました。
2年前の様子は2008年7月12日ブログ参照(2008年のブログではヨルダンのエリアがちょっと間違ってましたね)。
ヨルダン地区の南端と北端にそれぞれスタートすべき指定されたお庭があり、まずそのお庭でオープンガーデンに参加しているお庭が記された地図(それぞれのお庭の説明書き付き)を入手します(2ユーロ)。
オープンガーデンに参加している建物には、グリーンの風船が目印に付けられているので(最初の写真参照)、地図を買わなくても公開しているお庭を見つけて見学できます。
お庭を見るために、特に入場券などを展示する必要はありません。
ですが、この地図には参加しているお庭を回るための最適な道筋が書かれているので、すべてのお庭を効率よく回るためには入手するほうがよさそうです。
地図を買ってみると、25ものお庭が公開されていました。
寒かった6月中旬のアムステルダムオープンガーデン直後からオランダは急激に夏になったので、お花も咲き進み、初夏~夏のお花がたくさん見られる 一番よい季節だったのではないでしょうか。
写真の一部をご紹介します。
オーナーの好みや人柄が見える 味のある手造りのお庭、ベランダガーデン、屋上ガーデン、中庭Hof(InnerCourtyards)等・・・さまざまなタイプのお庭です。
上の写真右の”ヒトデ”みたいなお花・・・あるお庭のテーブルに さりげなく置いてあった多肉ポットですが、ちょうどお花が咲いていました。
なんて”私好み”なお花!・・・一番飛びつきました(笑)。
オープンガーデンは日曜日のみ、11時~16時30分まで・・・という限られた時間。
私は12時30分頃から出かけ、早足気味に歩き、途中混みあって待ち時間のあるお庭もありましたが、16時すぎまでには すべてのお庭を回ることができました。
途中一度も休憩することなく ひたすら歩いたので(汗)、短時間で回ってしまいましたが・・・皆様には是非、ヨルダンのかわいい町並みを楽しみながら、気に入ったカフェでランチをしたりワインやビールを飲みながら のんびり歩いてもらいたい・・・そんなヨルダンのオープンガーデンです。
またいつか、写真を整理して BloemenVanThuraホームページ にもアップしたいと思います。
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