バレンタインブーケ~ヨーロッパスタイル~
バレンタインウィーク・・・日本でも「赤バラ」や人気のお花が値上がり始めている頃では?
オランダのお花屋さんでももちろん!「赤バラ」は普段の2倍以上になったりします。
しかし!今週に入り、オランダはまた氷点下の真冬日。
お花屋さんでは今週末のバレンタインのために入荷が増える頃ですが、屋外が氷点下になると、お花の入荷のタイミングや仕入れたときの作業・保管が大変になります。
少し前のブログにも書きましたが、お店が狭いオランダ(アムステルダム)では、入荷が普段より増えるイベント時には、お花を置いておく場所もないくらいになります。
お店のドアも開けっ放しにできない氷点下の真冬日は、仕入れも販売も大変です。
たくさんの量を仕入れるタイミング・・・市場の取引価格との”カケヒキ”だけでなく、今年は”寒さ”とも戦わなくてはなりません。
昨日、アムステルダムの西教会WesterToren前のお花屋さんは、小さなキヨスクタイプの店舗を締め切って作業をしていました。
(昨年末、クリスマスの様子をお伝えしたお花屋さんです・・・2009年12月18日ブログ参照)
普段はきれいなお花をお店の周りいっぱいに(屋外)並べ、通りがかりの多くのお客さんが足をとめ、お花を買っていく様子が見られますが、こんな寒い日は・・・お店が開いていることもわからないくらい、そして足を止める人も少なく、営業が厳しいです。
と、”オランダのフローリスト目線”で氷点下の寒さを感じた一日です。
ちなみに今年のバレンタインデイは日曜日。
オランダのお花屋さんは、日曜日は基本的にお休みですが、近所のお花屋さん数件に確認したところ、お店はお休みだけど日曜日の配達分は受けるとのことでした。
氷点下の寒さは、バレンタインの売上にも影響しそうです。
もう少し暖かくなることを祈ります。
さて、前置がものすごく長くなりました。
先日行ったベルギーの展示会で行われていた「バレンタインブーケ(花束)」のコンペから、素敵なブーケの数々(出展されていた作品の一部)をご紹介したいと思います。
ブーケを一つ一つじっくり見ると、どのブーケも見た目より かなり凝っています。
ナチュラル素材(ドライやフレッシュ、枝モノ等)や身近なフローリストアイテム(コード、リボン、ワイヤー、パール、オアシス等)を工夫し創作したハートのパーツや、ブーケ(花束)のベースのアイデアは、参考になりますね。
ベルギー・フランスの問屋さん(切り花、プランツ、資材など)主催のこのコンペ、ヨーロッパで人気の高いお花(花材)、配色、デザイン、テクニック、資材等が見られます。
私もこんな創作ブーケ(花束)作りが大好き・・・お花屋さん時代に戻りたくなる一時でした。
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