秋を振り返って・・・FleurCup in Bloemschikhappening2009
12月初めからお届けしてきました「秋を振り返って・・・」、ベルギーのお花イベント『Bloemschikhappening2009』(2009年9月18-21日)レポート第6段、最終回です。
まだ続いてたの・・・?・・・なんて言わずにご覧ください(笑)。
最終回の今回は、会場で行われていた”FleurCup2009”(学生対象のコンペティション・競技)作品をご紹介します。
資料によると30人弱の学生さんがエントリーしていたようです。
これからご紹介する作品は、エントリー作品の中の一部です。
コンペの総合テーマは「Royal Crowns」。
課題は3つ。
1つ目(屋外)は”FloatingCrowns(水に浮かぶ王冠)”。
お城のお堀に浮かぶ大きな王冠。
形も色もデザインも様々、個性的です。
ユラユラプカプカ浮かび動くことが前提、デザインや花材選びが楽しそうです。
少し離れた所からしか見られないのが残念です。
2つ目(屋外)は「王様の椅子」。
大きくて個性的な「王様の椅子」、たくさんの小さなパーツ(お花やドライ)を張り合わせたり・・・と、とても創作的。
ベルギーの秋の青空の下、どの「王様の椅子」も 凛々しく鎮座していました。
3つ目(室内)は、”CrownJewel(ジュエリー)”。
屋外に並んでいた”FloatingCrown”や”王様の椅子”とは違い、さすがにジュエリーは”繊細”です。
生花や枝物、ドライなどの花材、ワイヤー等の資材を使っての創作です。
私もこういったチマチマした(?)作品は、見るのも作るのも大好きです。
お水を使えないアクセサリー系デザインは、長時間 変化しない(枯れない、しおれにくい)お花選びがポイントです。
その為、多くの作品にラン系のお花が使われていました。
ラン系のお花は花モチもよいし、高貴なイメージもあるので、アクセサリーや今回のようなテーマにピッタリですね。
ラン系以外には、アンスリウム・オーニソガラム等が使われていました。
どのテーマ・どの作品も、自由な発想で個性が発揮されています。
自由なデザイン、自由なアイデア、自由な発想、自由なテクニック・・・これからももっともっとたくさん見て触れて、勉強していきたいと思います。
さて、6回にわたりレポートしてきました『Bloemschikhappening2009』、楽しんでいただけましたでしょうか。
来年の『Bloemschikhappening2009』は、2010年9月24-27日開催とのことです。
さまざまなテーマのお花が盛りだくさんの『Bloemschikhappening2009』、日本からはちょっと遠いですが、素敵な初秋のヨーロッパ、一度足を運ぶ価値はありそうです!!
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