クリスマス目前 シンゲル花市 SingelBloemMarkt in Amsterdam
この週末は寒かったですね。
日本各地で雪も降りすぎてしまったようですが、皆様のエリアでは被害はありませんでしたか。
ヨーロッパでも各地で寒波・大雪となっているようで、交通マヒや被害も出ているようです。
寒さのわりには雪の少ないオランダでも、この週末(特に20日)は雪が降り、アムステルダムでも昨日は結構 積もったようです。
アムステルダムは都市のためか、他のオランダの地域よりも数度暖かく、凍ったり雪の降る量も少ないのですが・・・。
先日写真を送ってくれたアムステルダムの友人達は、大きな雪だるまを作ったそうですが、そんな経験は最近の記憶にはないそうです。
そういえば、私もオランダのお花屋さんに勤めてた時代のある冬に 雪が少し積もり同僚たちアムステルダムでは珍しい雪に喜び、”雪合戦”をした思い出があります。
さて、今回のレポートは前回に続き、クリスマス直前のアムステルダムの様子をご紹介します。
といっても、私は今 日本にいますので、これからご紹介する写真は、前回同様 アムステルダムの友人の送ってくれた写真です。
前回はアムステルダムの下町ヨルダンJordaan地区からクリスマスツリー屋さんのご紹介でしたが、今回はアムステルダムセントラムCentrum地区からシンゲル花市SingelBloememMarktの様子です。
このブログでもいつもご紹介していますシンゲル花市、オランダ滞在中は頻繁に足を向ける私のお散歩コースとなっています。
ですが私・・・オランダ生活を始めて11年、12月のシンゲルの花市に足を踏み入れたことが一度もなかったんです!!
なぜなら・・・?
オランダ生活前半は 現地の花屋さんに勤めていたため、秋からクリスマスまでは本当に忙しく、休みがなかったり、休みがあってもヘトヘトで、出かけたことがないくらい・・・。
現在の輸入の仕事を始めてからも、12月は これまで毎年日本で活動していたため、クリスマス目前のシンゲル花市の様子を見たことはなかったんです!!
いうことで、友人が写真を送ってくれて 誰より喜んでいるのは私です?!
写真撮影日は12月19日土曜日・・・クリスマス目前の最後の週末。
とてもとても忙しい、混み合う(はずの)土曜日です。
ここシンゲル花市でも、前回のヨルダン地区のクリスマスツリー屋さんと同様、クリスマスツリーがたくさん売られていますね。
前回ブログでご紹介した例のツリーにネットをかけるシルバーの筒状のマシンもあります。(左写真の左端、中央の写真はそのアップ)
左の写真は、シンゲル花市に並ぶショップの中でも、一番モダンで素敵なお花屋さん(私的な感想)。
普段は、ショップの前の素敵なお花(切花・枝物など)やブーケ(花束)がきれいに並べてあるのですが、さすがに0度を下回るこの季節・・・お花は室内(透明なシャッターとビニールのカーテンが見えます)に入っていますね。
その代わり、モミ(生)などでできたクリスマスリースが 屋外にたくさん並べてあります。
クリスマス用の花材は寒さに関係なく扱えるので、北の国では寒いこの季節に”モミの木”というのは必然のようですね。
上の写真に見える 手前から二つ目のグリーンの塊はマツPinus(枝、切花)。
マツは、オランダでは 冬~クリスマスシーズンに人気の花材。
いつものグリーン(レモンリーフなどのグリーン)の代わりにマツ(丈50~60センチサイズくらいの長さのものが使いやすい)を使ったブーケ(花束)やアレンジは、この季節らしいものになります。
マツの葉は、ブーケ(花束)だけでなく、モミの木・コニファー等と共に、クリスマスリースに欠かせない花材です。
日本ではお正月のイメージで”和”のテイストたっぷりのマツですが、オランダでは冬~クリスマスのイメージなのです。
次の写真・・・「クリスマスツリー お買い上げ ありがとうございます!」
このショップではネット(網)ではなく、ヒモでクリスマスツリーをグルグル巻いてくれていますね。
写真の両端の上の部分に”ヤドリギMistletoe”も見えます。
やはりこの季節ならではの花材です。
”ヤドリギ”については2008年1月7日ブログに関連レポートがあります。
お客さんのかぶっている帽子、暖かそう・・・私もこんなの欲しい・・・。
どの写真も歩く人たちがとても寒そうな(防寒の)服装ですよね。
あっ、ちなみにこの撮影時は、19日午後3時半すぎ、気温はマイナス3~4度!だったそうです。
お花は凍る寒さ!!寒い寒い!!
そして、最後はおまけ。
シンゲル花市から少し歩いて・・・ライチェプレインLeidsePleinに季節限定で設営されているスケートリンク。
今年の初めにもご紹介しましたね(1月15日ブログ参照)。
そしてアムステルダマー憩いの場・・・フォンデルパークVondelPark。
これまでに何度かブログに登場しているフォンデルパーク、四季の移り変わりが見られます。
今年は初春の様子とクイーンズデイでご紹介しています(3月25日ブログ(初春)、5月1日ブログ(クイーンズデイ)参照)。
この写真の翌日はさらにたくさんの雪が降ったようなので、きっともっと幻想的な景色になったのではと思います。
それにしても、氷点下の中、雪の積もった、いいえ凍った道を自転車で走る人々・・・たくましすぎる・・・オランダの人たち。
さあもうすぐクリスマス。
ホワイトクリスマスに憧れますが、ほどほどの寒さと雪であってほしいものですね。
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