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2009/09/02

2009年夏の思い出・・・奇跡の島・島内観光

9月です!

ヨーロッパは各地で展示会が始まり、展示会シーズン真っ只中。

私も先週はオランダ、今週はベルギーの展示会へ行ってきました。

そして来週はパリです。

そんな展示会の様子やトレンド・新商品についても、情報を整理して また後日レポートしたいと思います。

今回ブログは、先月から続く『モン・サン・ミシェル』レポートでお楽しみください。



世界遺産『モン・サン・ミシェルMontStMichel』の楽しみ方はいろいろあります。

日本人の心『富士山』を眺めるように、自然に溶け込むこの島の 季節・時間と共に変化する 壮大なその様子を眺める・・・という楽しみ方。

そして”観光地化”されてはいるものの、8世紀から1300年もの間、数奇の運命を巡った修道院とこの島内を、歴史・宗教・戦争などを感じつつ見学する・・・という楽しみ方。

今回は後者の楽しみ方、島内と修道院の様子をご紹介します。


狭い島の入り口の門をくぐると、ものすごい観光客の数・・・前が見えないほど・・・(下の写真左側参照)。

Msm0908island01Msm0908island02

『モン・サン・ミシェル』の外観だけでも興奮状態でしたが、島内に入るとこの雰囲気、”観光地に来た!”と さらにワクワクした気持ちになります。

島に入るとすぐ、この島の名物「オムレツ」の実演(下の写真左)が見られましたが、そこも ものすごい人垣でした。

Msm0908omelette01Msm0908omelette02

私は、宿泊したホテルのレストランで、到着時にランチで「オムレツ」をいただきました(写真上右)。

フワフワッサクサクッ・・・思っていたより軽く、おいしくいただくことができました。


お土産屋さんやレストランがびっしり並ぶ迷路のような細い路地(最初の写真、右側参照)を人の波に流されながら歩き、石段をのぼり・・・『モン・サン・ミシェル修道院Abbaye du MontStMichel』へ向かいました。

8世紀の初め708年、”大天使ミカエル降臨のお告げ”から、この岩島に聖堂を作ったことが『モン・サン・ミシェル』の始まり。

その後、10~13世紀にはベネディクト派修道院となり、11~12世紀には世界から巡礼者が集まったそうです。

その頃はもちろん、対岸からの橋がなかったので、潮の干満の激しいこの島へ渡ることは、とても大変だったと想像できます。

Msm0908island0313世紀にほぼ現在の形の建築物となり、14世紀には英仏百年戦争の勃発、城塞に。

写真にみえるゴツゴツしたいくつかの屋根・建造物の向こう側に、15世紀に建造されたと言う「城壁」がありました。

16世紀には宗教戦争で、カトリック過激派の拠点に。

18世紀にはフランス革命後、監獄となり、「海のバスティーユ」と呼ばれたとか。

1966年修道院として再開し、1979年に世界遺産登録・・・という波乱の歴史を辿った『モン・サン・ミシェル』です。

以上歴史のデータは、ウィキペディア、ガイドブック「るるぶフランス」、現地で配布されていた資料等を参照しました。


Msm0908abbaye01Msm0908abbaye02

このような歴史を辿っているため、この建造物には様々な建築様式が見られるのは、聖地『モン・サン・ミシェル』といえども、”滑稽さ”も感じます。

そして、時代背景による、施設の利用目的の違いは、実際 修道院の内部を歩くと、様々な時代の当時の様子を感じることができ、興味深かったです。


修道院内部で、気に入った場所は 広い海も見晴らせる美しい回廊(列柱廊、下の写真参照)。

Msm0908abbaye05Msm0908abbaye03Msm0908abbaye04

この3枚の写真のどこかに私がいます!?

13世紀、修道僧達がここに集い、瞑想し、くつろぎ(?)、お祈りをした その気持ちが伝わってくるような気がしました。

と言うのは 楽観的な感想で、実際 当時の人々が、閉ざされたこの島で、この美しい海、厳しい自然を見て 何を感じていたかは、贅沢過ぎる現在に生きる私達にはわからないかもしれません。


もう1つ 心に残るのは、西のテラス(80メートルの高さにあるそうです) と そこから望む海・・・この海の向こうに イギリスがあるのかな・・・なんて思いながら。

写真の奥に見えるトンブレーヌ島Tombelaineまでの距離は約2.5キロ。

Msm0908island04Msm0908island05

私が初めに見たときは潮が引いて湿地帯のような状態で(18:00すぎ)、人も歩いていましたが(小さーく見えます)、その後サンセットを見るため島を駆け下りた際に見た海には、夕焼けの中 潮の流れの中で ヨットが揺れていました(21:15頃)・・・。


時間に追われながらも、贅沢過ぎる現在に生きる私達も、たまには時間の流れや環境のまったく違う神聖な地で、何かを感じ、大地を感じ、自然を感じ、自分を見つめなおすことは 必要なことかもしれません。

今回の旅では短い日程の中でも、最大限に自然を感じ、大地を感じ、何かを感じ(何を?)ることができた良い旅となりました。

2009年夏・世界遺産の旅『モン・サン・ミシェル』は、これでおしまいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また後日、今回の旅の「番外編・パリ」をレポートしたいと思います。

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コメント

tasa様、コメントありがとうございます。
ブログご覧いただきありがとうございます。
楽しんでいただけましたか?
私自身、ブログを書きながら、写真を見返しながら、
夏休みを思い出し 楽しめました。

オランダは最近 すっかり秋の空です。
日本の秋は爽やかで美しいですが、オランダの秋は雨が多く、曇り空・・・もう完全に夏が終わり、暗い冬に向かい始めました。

G.G.様、コメントありがとうございます。
インフルエンザ心配ですね。
皆様もお気をつけてお過ごしください。
そして選挙も終わり、予想通り?の結果となりましたね。
でもここからが大変、今後の政治も経済も心配です。
こんな時こそ、美しいものを見て、気持ちを晴らしたいです。

ありがとう
thuraさん。。。。heart04
素敵な写真と丁寧な解説で
一緒に旅をしている気分になりました。
また、素敵なところへ
連れて行って下さいね。

美しい光景ですね

インフルエンザに地震
選挙と喧騒の中にいると

こういう風景は
特に素敵に見えます

人々は
個々にいろいろ抱かえながらも
こうして悠久の時を刻んできたのでしょう

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