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2009/06/29

夏は”イソギンチャク”系??

Adamflagbag090601up6月・・・1年で一番良い季節のオランダ、空を仰げば まぶしい”青空”・・・んんっ??

この時期、空を見上げると目に飛び込んでくる光景、オランダの家々の軒下が 写真のような状態に。

軒下にリュックやバッグ、時には スニーカーなどが 国旗と共に 掲げられています。

6月は卒業のシーズン。

軒下のバックは、中学校や高校を無事に卒業したことを祝う 習慣だそうです。

Adamflagbag090601Adamflagbag090602

オランダの教育制度は日本の制度とは違い、初等教育から”留年”や”飛び級”があるそうです(義務教育は5~16歳、そのうち初等教育4~12歳だそうです)。オランダでお子さんを育てている方々から進級・試験についてのお話しを聞くことがありますが、いろいろ大変そうです。

こんな光景に出会うと、「おめでとう、ご苦労様でした」と 心の中でつぶやきます。

オランダの学校事情は 詳しくないのでここまで。


さて、今回のレポートは 私の好きなこの季節のお花(切り花)のお話しです。

この季節は 面白いフォルムのお花が多いので、お花選びも飾るのも楽しい季節です。

特に今月は『イソギンチャク』タイプのお花達です(これまでにもこのブログでご紹介したことのあるお花ばかりですが・・・)

『イソギンチャク』って?・・・そう、海にいる生物です。

一言『イソギンチャク』と言っても 様々なタイプがある(いる?)ようですが、Wikipedia『イソギンチャク』 のページで紹介されているイラストがわかりやすい!

私が好きそうな”怪しい系”が ウジャウジャ・・・。

偶然 今月はそんな『イソギンチャク』タイプ?のお花(自家用)ばかり選んでいました(笑)。


一つ目のイソギンチャク!?

ハエマンサスHaemanthus(ヒガンバナ科、2005年6月23日2006年8月7日ブログ等参照)

Haemanthus0906upHaemanthus0906

6月のある日、最近お気に入りのお花屋さんへお花を買いに行くと、すぐに目に入ってきたオレンジ色のお花、昨シーズンから1年ぶりの出会い。

値段をたずねると、なんと私の予想をかなり下まわる 1.60ユーロ/本!!(3ユーロ前後と予想)

値段、間違ってるんじゃないかな? と思いながらも、速攻”買い”です。

上の写真の左側が買ってきた時の咲き初めの状態、右側は数日後、だいぶ大きく咲いてきました。

手の平よりも大きくなります。

3本のうち1本は3週間以上きれいに咲いています。

このお花、飾る度に思いますが、意外とモチが良いお花です。


二つ目のイソギンチャク!?・・・アリウムSchubertii

2005年6月25日ブログ等参照ですが、なんと!この記事が、「オランダのお花ブログ」記念すべき最初の1ページのようです(すっかり忘れていました)!

Alschubertii0905 小さなお花が次々に咲き、全体で直系30センチくらいにまでなる巨大なスパイダータイプのアリウム。

写真は5月末頃、アールスメーヤ花市場にある仲卸さんで撮影したもの。

昨年までは球根をお庭で育て、きれいに咲いていました(2008年5月6日ブログ参照)。

今年も4月頃葉っぱが出て順調に育ち始めていたのですが、春の長雨にやられ なんと腐ってしまいました!!

今年は日本で見られなかった代わりに、オランダのお花屋さんで購入です。

いつものお花屋さんに1本だけ残っていたのを購入。

値段なんとたったの?1.50ユーロ。

茎に致命的なキズがありましたが(だから残してあったと思われます)、自分で楽しむお花ですから 気にしません。

10日ほどフレッシュで楽しんだ後、ドライにして飾っています。

このお花、ドライにもなるんです。

ちなみにSchubertii購入時は、ダーク系のアンスリウムなど 他のお花と共に購入しました。


3つ目のイソギンチャク!?・・・アリウムSiculum(2006年6月2日ブログ参照)

Alsiculum0906Alsiculum0906up

クリーム色にパープル、ハンギングタイプで優しい雰囲気のアリウムです。

優しい雰囲気に似合わず”ネギ系”のちょっとキツイ臭いがありますが、しばらくしたら匂いは消えます。

さすがに”ネギ系”の匂いでは、ディスプレイ装花等には敬遠しがちですが、早めに茎を切っておく等 工夫をして使いたいお花です。

数日前にユリの香りを薄める処理ができるようになった?と、ニュースを見ましたが、アリウム系にもそんな処理ができると良いですね。


6月のある日曜日夕方の帰り道、近所のキヨスクタイプのお花屋さんが、ちょうど閉店の準備をしているところでした。

”このお店、日曜日も開いているのね・・・”なんて思いながら通りすぎようとしたら、目に入ってきた 私の好きな アリウムSiculum、しかも80センチクラス。

閉店間際に悪いな・・・と思いながら、「いくらですか?」とたずねると、「4ユーロだよ!」とニコニコした返答。

オランダでは閉店間際に尋ねると、お花屋さんだけでなく さまざま業種の多くのショップで嫌がられること しばしば・・・これホント(泣)。

経験上 1束(10本)の値段とわかっていながらも”流れ”で「1束?」とたずねると、「そうだよ、ほら!」と見せてくれて・・・またまた気持ち良い対応。

特に何も特別ではない会話のやり取りなのですが、おじさんの笑顔とその雰囲気なのかな、すごく印象が良かったんです。

こんなに気持ちがよいと、買うと決めていても、買うつもりがなくても、気持ち良くお花を買いたくなります。

お花をクルッとペーパーに包んで渡してくれると共に、”取り扱い”や”お水”についても、ニコニコ伝えてくれました。

疲れかけた日曜日の夕方でしたが、ほんの数分のやり取りで、きれいなお花と一緒に「元気」も もらった気がしました。


近所なのに、よく通りかかっているのに、買ったことがなかったお花屋さん。

オランダでもいろんなタイプのお花屋さん(ショップ)、いろんなタイプのフローリスト・デザイナーさんがいますが、お花を売る原点はこうであるべきだな・・・と思いました。

私自身 オランダのお花屋さんに立ち、お花を販売していた過去の経験を思い、お客さんに気持ちよくお花を買っていただいていたのだろうか(私の場合 言葉の問題もありましたから)・・・今更ですが、そんなことを考えながら・・・反省しながら・・・お花を抱えて家路につきました。

またいつか、オランダのお花屋さんで働くことがあれば、流行りのクールモダンなお花屋さんも憧れるけど、こんな素朴で暖かいおじさんのお店で働いてみたいな・・・なんて思った週末でした。


もうすぐ7月、アリウムの季節もそろそろ終盤でしょうか?

上でご紹介した Schubertii も Sicilum も、お花屋さんで購入した値段は、5月末頃のアールスメーヤの仲卸さんで販売されていた値段より安い!

6月・6月って書いていますが・・・もう7月目前ですものね。

なんだか今月はアッというまでした。

皆様の6月はいかがでしたか?


【BVTからのお知らせ】

7月3日(金)は、展示会のため 早朝よりドイツ出張です。

メールのお返事や銀行ご入金確認、ご注文・発送の対応ができなくなります。

お忙しい中ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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2009/06/27

パーフェクト達成!? OpenGardenDays Amsterdam2009

夏至・・・6月21日頃で 1年で一番昼が長く夜が短い日・・・

Op0906bo01ちょうどその頃 毎年6月第3週目の週末に アムステルダムで開催される、恒例のイベント・・・

オープンガーデンOpenGardenDays/OpenTuinenDagen Amsterdam2009”が、6月19日~21日の3日間、”開催されました。

このイベントの3日間は、愛好家(住人)の手がけたナチュラルガーデン、17世紀の黄金時代を彷彿とさせる歴史あるガーデン、プロの設計士さんの手がけるモダンなガーデンなどなど・・・アムステルダム3大運河沿いの歴史ある運河ハウスの さまざまなスタイルの自慢のガーデン(中庭)が一般公開されます。


アムステルダム中心エリアの建物は、運河やストリート沿いに何軒もが連なっていて、普段は表側の小さな花壇(40センチ前後の植え込み)だけしか みることができません。

ですが、通り(エントランス)から建物を通り 奥へ抜けると、想像もできないガーデン(中庭)があるのです!

特に歴史的な立派な建物(18~19世紀のものも多い)も並ぶ3大運河(Heren/Keizels/PrinsenGracht)沿いの”運河ハウス”とガーデンは、旧市街の中の旧市街といった感じ。

建物やガーデン、”ガーデンの木々”までもが国(市?)から 『モニュメント』として指定され管理・保存されているものも多くあります。

『モニュメント』指定のある物件や木々は、住人であっても 手を加えることができなかったり、さまざまな条件があるようです。

3日間のオープンガーデンでは、そんなガーデン(中庭)を見ることができるのです。

ガーデンを見ることはもちろんですが、建物を通り抜ける際に、庶民の家とは一味も二味も違う ”運河ハウス”のお部屋やインテリアを見ることも 楽しみの1つでもあります。

さらに、運河沿いの人気の美術館(CanalMuseums/GrachtenMusea)も、イベントの会場になっているので、オープンガーデンのチケットだけで、いくつものGrachtenMuseaを体験できます(美術館は開放されているところと、専用のチケットがないと見られないところがあります)。

GrachtenMuseaのオフィシャルサイトはこちら→GrachtenMusea(英語・オランダ語)


今年は27のガーデンが公開されました(入場料 3日間有効 15ユーロ)。

開催時間は午前10時~午後5時。

日も長い頃なので、せめて夜8時頃までオープンしていてほしいと思うのは私だけでしょうか。

とはいえ、夜8時までオープンしていても、1日で全部のお庭は回りきれそうもありませんけどね・・・

Op0906bo03入場券代わりの小冊子に紹介されている地図と住所とそれぞれのお庭の説明を見ながら、アムステルダムの運河沿いを歩きます。

写真は小冊子の中にあるアムステルダムセントラムの地図、地図内の左上辺りがアムステルダム中央駅です。

ガーデンをオープンしている場所が、番号で記されています。


それにしても、今年はこのイベントに訪れる人がものすごく多かったのではないでしょうか。

イベント期間中は、アムステルダムのガイドブックを持って歩く人よりも、小冊子を持って歩く人の方が断然多く、ぞろぞろぞろぞろ・・・

以前はお花、お庭好きのおばちゃん?ばかりが目立っていましたが、今ではアムステルダム以外からやってくるオランダのファミリー、フランス等 外国の方々なども多く見かけました(あっ、私も”外人”ですね)

イベントの規模や知名度は 年々あがっているようです。

公開されるお庭の中には、毎年恒例のガーデンもあれば、今回はじめて公開のガーデンもあります。

また、毎年見ているガーデンでも、がらりとスタイルを変え別のお庭に生まれ変わっていることもあります。

ですから私は、毎年できるだけ全てのガーデン(前年までに見たお庭も)を見たいと思っているのですが、お天気が悪かったり、スケジュールの都合が悪かったり・・・全部のお庭を見ると言うのは なかなか難しい課題でした。

さて、今年はどうだったでしょう。

まず、肝心のガーデンのお花。

今年は5月末頃 暑い日がしばらく続いていたので、お花が終わってしまうのではと心配していたのですが・・・、公開されたガーデンのお花の状態(育ち具合、咲き具合)は とてもよかったです!

そして・・・

初日の夕方30分ほど雨が降りましたが、お天気にも恵まれたため、初日はほぼ丸一日、2日目は午後から 見て回り、この2日間で27のうちの1つのガーデンを除き、順調に見終えることができました。

Op0906bo023日目は午後から雲行きが悪く、雨が降ったりあがったり・・・真っ黒な雲がアムステルダム上空を覆っていましたが、雨の合間に最後のガーデンを見て(数分でしたが・・・)、初パーフェクト達成です。

小冊子裏表紙(写真参照)の数字の記されている枠すべてに、チェックが入りました!

この3日間、太陽と風とたくさんのお花と香りと緑のパワーを浴び、そしてパーフェクトも達成し(パーフェクトを達成しても なにもありませんが・・・)、とても充実した週末となりました。

このブログを書いている今(オープンガーデンからちょうど1週間)、今週とてもよいお天気で、今年 最初で最後の”真夏”のような陽気になっていますが(人々も陽気になります)、オープンガーデンのあった週末は、ちょっと寒かったんですね・・・1日屋外を歩いた後は 手袋が恋しくなるくらい?!

オランダのお天気はホント微妙ですが、オープンガーデンの期間中は雨が少なくてよかったです。


写真がたくさんあり、整理中です(時間かかりそう・・・)。

後日、BloemenVanThura ~オランダの花と雑貨と文化のページ~ でたくさんのきれいなガーデンとお花の写真をご紹介予定です。

その前に このブログでも少しご紹介できればと思います。

昨年までの オープンガーデンの様子 もご紹介しています。

BloemenVanThuraHP「オランダ・ヨーロッパ情報」

オランダのお花ブログ 2008年6月30日 レポート等・・・是非ご覧ください。

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2009/06/24

「赤いカーペット」と「白いパラソル」

Aalsmeerpoppy0906アムステルダム郊外の草むらに、まるで「カーペット」のように赤いポピーPoppyが咲き、風に揺れています。

オランダに来た当時(10年前)のこと、道路脇の のんびりした自然の風景の中に、たくさんのポピーが風に揺れている風景を目にした時の衝撃は、今でも忘れられません。

Monetpoppyfield0906一瞬にして 印象派モネの作品 ”ThePoppyField” が頭に浮かび・・・ ”あの風景は特別ではなく、ヨーロッパでは ありふれた自然の風景なんだ!”・・・と。

今はアムステルダム生活で、あまり郊外の自然の様子は見られないのですが、アムステルダム中心から バスで約1時間の アールスメーヤAalsmeer まで行けば このような ”自然”が 感じられます。

今回のポピーも これからご紹介する「白いパラソル」も、6月上旬にアールスメーヤで撮影した写真です。


ちょうど たくさんのポピーが草むらで風に揺れる頃、たくさんの「白いパラソル」が出現します。

Apiaceaewhite090601・・・まるで夏の砂浜に開く”ビーチパラソル”のように、太陽の光をいっぱい受け、群生して咲く1.5~2メートル程の大きな白いお花。

写真ではその大きさが伝わらないのですが、本当に大きいんです。

毎年この季節になると、この大きな白いお花が 郊外の道路脇(草むら)に群がります。

すごくたくさんの背高のお花がパッパッパッと、まるで”パラソル”がビーチのあちこちに開くように 群生して咲くのです。

皆様もよくご存知の レースフラワーAmmiMajus や フェンネルFennel 等と同じセリ科の植物、小さな小花が集まって 傘のように広がって咲きます。


Apiaceaewhite090605先日(6月上旬)、たまたまそのお花が咲く直前のたくさんの”タマゴ”・・・じゃなかった、”ツボミ”に出会いました!!

その大きさに、最初は何かの”タマゴ”かと思いました!

1つの”ツボミ”が握りこぶし”以上の大きさです。

大きさのわりには 案外 愛嬌のある姿をしています。

このツボミを見ていたら 忘れかけていたお花・・・以前「切り花」として入荷したダテ科ダイオウ属ハーブ系の「ルバーブRhubarb(2006年6月8日ブログ参照)」のことを思い出しました・・・余談です。

下の写真は”パラソル”が開く前(お花が咲く前)、ツボミ?の群生です。

・・・ツボミと思って書いていたけど、上の写真は葉っぱが出てくるところでしょうか?

お花が出てくるところもあるみたいですが(下の写真上段右)・・・一体何??

Apiaceaewhite090606Apiaceaewhite090602_2

Apiaceaewhite090603Apiaceaewhite090604


毎年このお花を見かけていますが、そういえば名前を知りません(汗) !!

そして今回いろいろ調べてみると・・・「セリ科」のお花であるようです・・・が、詳細は未だ不明。

ググッた結果、セリ科シシウド属で『エゾニュウAngelica ursina (Rupr.) Maxim』『アマニュウAngelicaEdulis』や『シシウドAngelica pubescens』等が似ているのですが、オランダで見かけるものは もう少しワイルドな雰囲気に感じます。

草むらの中に群生していて近づけないので、見分けるポイントとなるような特徴も おさえきれていませんし・・・。

オランダの知人数人に尋ねてみましたが、みんな口をそろえて 「あー、あのお花はただの”雑草”よ!」 とのこと。

背高(1.5~2メートル)で パラソルのように目立ち こんなに主張のある大きなお花が・・・ただの”雑草”なんて!!・・・気になってしかたありません(私だけ?)。


その上、実は私・・・ここ何年間もの間、このお花の茎が「ポリゴナムPolygonum(2005年7月7日ブログ参照)」だと思っていたんです。

この植物の茎は、直径2センチほど、太くて”竹”のようです。

フレッシュの状態も ドライ(枯れた後)の状態も、ポリゴナムとよく似てるんです。

でも今、こうして調べてみると違うんですね・・・。

植物って面白いです。

どなかたご存知でしたら 教えてくださいね。

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2009/06/21

6月のウェディングベル

Mwedding090601_2雲一つなく晴れた6月上旬 ある金曜日の午後、私がオランダに来た当時に知り合った10年来の知人のウェディングがありました。

オランダに来て数年間は、お花の修行一色の生活をしていた私ですが、お花とは関係なく知り合い 長い間お世話になっている貴重な知人、本日の主役 花嫁さんです。

デンハーグDenHaagのお隣 Rijswijk という町の歴史的なミュージアムでのウェディングでした。

感動的なセレモニーが終わると、キラキラ太陽が輝く緑いっぱいのガーデンでパーティーです。

大勢の友人達からの祝福をうける 幸せそうなお二人の姿を見ていると やはり ”結婚っていいな・・・”なんて憧れたりします(私は独身です)


それにしても ”ジューンブライド”!!

日本は梅雨時期で敬遠されたりもする?六月の結婚式ですが、ヨーロッパは最高の季節ですね。

Canalwedding0906_2今週もアムステルダムで、自転車に”缶カラ”をたくさん引きずって、「カラカラカラ・・・」と 運河沿いのストリートに幸せの音色を振りまいて走り回る新婚カップルや、ウェディングドレスでボートに乗り、ボートに付けたバルーンと共に 運河に揺れる新婚カップルを見かけました。

上の写真はアムステルダムの運河で見かけた新婚さんですが、写真が小さく しかもドレスの花嫁さんは船の柱(左側)の陰になってしまいました。


話を知人のウェディングに戻しましょう。

風に揺れる大きなヤナギ緑に茂る草木・・・そしてこの日はまるでお二人を祝福するウェディングベルのように、ディジタリスDigitalisPurpurea(下の写真右側) が 光と風に揺れながらきれいに咲いていました。

Mwedding090602Mwedding090603

上の写真を是非アップで見てください、本当に大きいヤナギ(写真上左)です!


ディジタリスDigitalisPurpurea・・・日本では”ジギタリス”と呼ぶようですが、コマノハグサ科ジギタリス属のお花。

オランダではこの季節(6月頃)、あちこちのお庭で良く見かけますし、「切り花」としても流通します。

ピンク・ダークピンク・パープル系ピンク・サーモン・ホワイト・イエローなど・・・ 下向きのベルのように咲くお花をたくさんつけて、100-150センチもある どのお花より一際目立つ長身のお花です。

お花のその形から、英名FoxGlobeフォックスグローブ、和名(別名)キツネノテブクロ・・・という名前がついています。

オランダでは”指貫”という意味の”Vingerhoedskruid”と呼ばれます。

お花一つ一つのサイズは、ちょうど指がスッポリ入りそうな 5-7センチくらいです。

現在は強心剤として用いられるディジタリスは、毒性のあるお花。

そのためアイルランドでは”DeadMan'sTimbles(死人の指貫)”とも呼ばれるそうです。

とはいえ、ハチさんには人気のようで、一つ一つのお花の中にハチが出たり入ったり 忙しそうでした(下の写真2枚ともハチ入り)。

Mwedding0906digitalis01Mwedding0906digitalis02


”ウェディングベル”といえば・・・

先日ブログでもご紹介した『風のガーデン』のドラマの中では、カンパニュラ・プンクタータ・ウェディングベル が紹介され、印象的でしたね(6月7日ブログ参照)。

でも 私にとっては、この日 知人のウェディングパーティーで見た 太陽をいっぱい浴びて風に揺れていた”ディジタリス”が、まさに”ウェディングベル”のイメージフラワーになりました。


そうそう、花嫁さんがこの日持っていたウェディングブーケは・・・?

やはり!6月といえばシャクヤクPaeonia(PioenRoos)。

彼女に良く似合う フューシャピンクのシャクヤクを ビーダーマイヤースタイルに束ねたウェディングブーケでした(写真がなくてスミマセン)。

お幸せに ・・・ Gelukkig Huwelijk! 

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2009/06/18

BVT Sweet な仲間たち

このところアムステルダムネタが続いていましたので、今回は BVTニューアイテム のご紹介。

この季節の展示会は、秋冬~春の商品受注会の為、すぐにご紹介できる商品がないのが残念です。

先月はパリへ、先日もベルギーの取引先2社の展示会へ行ってきましたが、11月末ごろ入荷の花器・ガーデン雑貨などを注文してきました。

今の季節の展示会で注文している商品入荷は しばらく先になりますが、楽しみにしていてくださいね。

7月初めにはドイツの展示会(秋・冬~春の雑貨・リボン)も予定しています。

そんな中、今年の初めのクリスマス雑貨の展示会で、注文していた商品の一部(ほんの一部です)が 先日 手元に届きました。

さすがにクリスマス雑貨入荷本番はこれからですので、まだすぐにはご紹介できないのですが、今 手元にあるもの 一足先にチラリとご紹介しちゃいます。

今回届いたクリスマス雑貨は、BloemenVanThura にしては珍しく(?)ちょっぴりラブリー&キュートなアイテム。

下の写真はガラス製オーナメント、スウィーツとエンジェル。

Zakkaxmas090601Zakkaxmas090602

ラブリーでしょ・・・何々?・・・テイストが違う?

もちろんBloemenVanThuraらしい(?)・・・シック・クール・ゴージャス・モダン・・・なアイテムも これからたくさん入荷の予定です。

「秋・冬・クリスマス ヨーロッパセレクト雑貨」は、9月中旬頃からご紹介予定、楽しみにしていてくださいね(私自身が楽しみ!)

さて、ここ数年来 人気の”チョウチョ”アイテム・・・夏に似合いそうな爽やかな”チョウチョ”を見つけました。

Xc92001upXc92002up

カピスガーランド・ウィンドチャイム(風鈴)ですが、この商品、この”チョウチョ”を見た瞬間、ヒラメキました!? (そんな、大袈裟な・・・!)

Xc92001bインテリア雑貨 としては もちろんですが、一つ一つのカピスをバラして、リボンやラフィアを添えて ”オーナメント” として フラワーアレンジや花束に合わせたら・・・とっーてもかわいいっっ!!

カピス(貝)の原産国は フィリピン、アジアンな香りたっぷりですが、ヨーロッパのインテリアにも欠かせないアイテムです。

夏は風に揺れて涼しげに、冬はキャンドルライトに照らされてキラキラ華やかに・・・季節問わず人気のカピス雑貨です。

詳細は「BloemenVanThura セレクト雑貨 Summer2009」のページでご紹介中です。

BloemenVanThura~オランダの花と雑貨と文化のページ~ 「雑貨カタログ」

是非ご覧くださいね。

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2009/06/16

青空キャンバス in Amsterdam

Adamsky090603青い空、白い飛行機雲・・・この日はいつにも増して たくさんのきれいな飛行機雲が、アムステルダムの「青空キャンバス」に描かれていました。

この写真を撮影した2日前、エールフランスが大西洋上で消息を絶つという事故がありました。

どの飛行機も無事に目的地に到着して欲しい、安全を願うばかりです。


さて 空を見上げれば、アムステルダムではこの季節 ハンギングプランツが目立ちます。

近所のベランダにも、たくさんの赤やピンクやブルーのお花が 風に揺れ、「青空キャンバス」に色を添えています

以前オランダのお花屋さんで働いていた時も、この季節、特に週末(金・土曜日)には、ハンギングプランツが飛ぶように?!売れました。

Hangingfuchsia0906ペチュニアPetunia、インパチェンスImpatiensVlijtigLiesje)、フクシアFuchsia・・・

左の写真はフクシア、色のバリエーションも咲き方も種類が豊富なフクシア、風に揺れるお花がとてもキュートです。


Hanginglobelia0906そして、ハンギングプランツの中で私が何より好きなのは、目が覚めるようなブルーの小花 ロベリアLobeliaErinus(キキョウ科ミゾカクシ属)です。

いつもは大振りで個性的な(グロテスクな)お花が好きな私が、小花ロベリアが好きなんて、自分でも驚いてしまいますが、あの目が覚めるようなブルーには惹かれます。

小指の爪くらいの小さなお花を良ーく見ると、結構個性的な(?)チョウチョのような形をしています。

なるほど 和名は、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶蝶)、ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)というそうです。

あっ、子供のころ良く見かけた”ツユクサ”(雑草?)にも 少し似てますね(見た目だけね、属は違う)

Hanginglobelia09062ロベリアは、小さなお花がどんどん咲き、チリチリと茶色くなって枯れていきます。

咲き終わったお花を摘んであげると、いつまでもとってもきれいなんですよね・・・当たり前のことなのですが・・・。

ロベリアは 小さくてお花の数が多い分、やりがいを感じ、枯れたお花摘みに夢中になってしまいます(マゾですね・・・笑)

お花屋さんの店先や近所の庭先のロベリアの茶色い枯れたお花を見ると 摘みたくなります(笑)。


オランダのお花屋さんで働いていた時代のお話。

この季節、ハンギングプランツは一番の人気商品、お店の軒下にいくつも吊るして、販売していました。

そして日中は、ハンギングプランツやお庭の植物・苗たちに 毎日お水をあげます。

初夏~夏は、オランダのお花屋さんにも、ハンギングプランツ以外にも お庭の植物がたくさんあるので、水遣りには時間もかかりました。

”夏”の水遣りの仕事は 最高に気持ちが良く、スタッフの間では ホースの取り合い(笑)!!

みんな太陽のもとで 過ごしたいわけです!

基本的にはバケツ等にはったお水に苗鉢を1つずつ浸す方法で お水をあげるので、腰痛にもなりましたが・・・。


その代わり、秋・冬の水遣りは・・・罰ゲーム級の辛い仕事でした。

実際 冬は、お庭の植物も減り 球根の植物が中心となるので、水遣りの仕事もなくなるのですが・・・。

真冬は、バケツの水をアスファルトの地面にこぼしただけでも 一瞬にして その水が凍ってしまうくらい、植物は屋外に出したら、そのまま凍ってしまうくらいの寒さになるので注意が必要です。

過去に一度、マイナス10度くらいの時に、植物を店先に並べてしまい(お馬鹿!)全て凍らすという大ミスをしてしまいました。

夏の水遣りの仕事は楽しい時間でしたが、仕事(お花屋さん)の思い出は、辛かった寒い冬のほうが多いのは 不思議です(やはりマゾか?)


話を戻しましょう。

今の季節、ハンギングプランツやお庭の草花がきれいな季節、一日中 屋外で過ごしたいオランダです。

そうそう、私のひどかった花粉症、先週寒い日がしばらく続いたせいか?ほぼ治りました!

もうだいぶ前のことになりますが、日本で”フラワーアレンジ”を習いはじめ、それからお花の世界に足を踏み入れた私。

あのまま日本にいたら、オランダへお花の修行に来なかったら、オランダのお花屋さんでの経験がなかったら・・・”切り花”以外のお花に興味を持つことなく 過ごしていたのではないかと思うのです。

私にとって、オランダのお花屋さん経験は、”フラワーアレンジ・デザイン” 以上に、 ”お花そのものの美しさ・楽しさ” を学ぶことになった大切な時間でした。

夏にイキイキと咲くお花たちを見ていると、そんなことを思い出し、そんなお花に出会えたことを嬉しく思うのです。

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2009/06/13

運河と運河にかかる橋 in Amsterdam

Adam090610stokrroos今週ついに!?アムステルダムの夏の象徴(と、私は勝手に言っている)ストックローズAlcearoses(Stokroos)が 咲き始めました。

ストックローズについては2008年7月16日ブログ2007年6月26日ブログ等参照。

芽が出たばかりのころの様子は 写真と共に 3月20日ブログ にレポートいたしましたが、おそらく今回の写真のストックローズと 3月の芽の写真のストックローズは同じ子です。

これからの季節 アムステルダムでは バラに代わり(バラよりも目立って) どんどん咲いてきます、楽しみです。

今年こそ「Stokroosアルバム」を作るべく、写真収集します!?


さて前置きが長くなりましたが・・・、本日のテーマ『運河と運河にかかる橋』。

Adam090610kanal_3

『北のヴェネツィア』と呼ばれるアムステルダム。

アムステルダム中心から網の目状に張り巡らされる運河には、市内に1539本の橋(内、中心部だけでも252本)の橋があるそうです!

もちろん私は数えたことがありません・・・データは諸説ありますので、アムステルダム市オフィシャルサイトを参考にいたしました。


長い冬が終わり 春が来ると、アムステルダムはお花がいっぱいになります。

バラやストックローズのような 個人宅のお庭・花壇のお花だけでなく、街角や運河にかかる橋に 誰か(市、地区?)が管理しているお花が登場するのです。

セントラムの運河の橋では見かけないような気がするので、私の住んでいるOud-West地区ならでは かもしれませんが・・・?

冬の間は撤去されますが、春が来て再び 運河の橋には、色とりどりの大きなプランターや大きな寄せ植えが設置されます。

橋の欄干に取り付けられた大きなプランター(幅100センチ等)には、フロックスPhlox・ペチュニアPetunia・ゼラニウムGeranium・サルビアSalvia等のカラフルなお花が植えられています。

これから約半年間 秋にかけて、雨の日も風の日も、街に人がいなくなるバケーションシーズンにも グングン育ち続け、たくさんのお花を次から次へ咲かせていきます!


Adam090608kanalAdam0905kanal01

ところが!毎年一回くらいは、プランターごとだったり、中のお花だけだったり・・・、酔っ払い?に盗まれてしまったり イタズラされたりした 無残な姿を見かけることがあります(泣)。

橋のプランターと同様、街のあちこちに設置される身長を超えるサイズの大きなスタンド型の寄せ植えも、たまに倒されています(怒怒!)。

お花を愛しているはずのアムステルダマー(アムステルダムに住む人々)ですが、たまーに酔っ払って(?)お花にあたってしまうのですね。

・・・でもお花はとても忍耐強く、このような目にあってもめげることなく、再びきれいに咲いてくるんですよね。

その忍耐強さ・・・見習いたいものです、私の人生も??


さて、運河といえば・・・・・・話しはさかのぼり・・・

日本を出発する時、3月のカイゼル運河KeisersGracht の写真をアップしました(5月16日ブログ参照)。

3月は運河沿いの木々に まだ緑のない運河でしたが、現在の様子はどうでしょう。

Keizel090528写真は5月末、午後7時すぎのものです。

青空(この季節、午後7時は真昼間的な明るさです)、緑の木々・・・風もなく運河の水面も穏やかですね。

是非写真をアップにしてみてください。

手前から一台、オランダの国旗をつけたボートがやってきます(日陰で見えにくくてスミマセン)。

お友達同士でしょうか、大勢(かなり!)乗って楽しそうに くつろいでいる様子。


この季節、お天気の良い日は、運河が人気です。

私のように運河沿いをカメラ片手にお散歩?・・・いいえ 違います。

Prinsen090524boat 答えはこちら(左の写真参照)、「ボート遊び」です。

写真は 5月末のある週末、午後7時頃のプリンセン運河PrinsenGracht の様子、運河はボートで混み合っています。

この写真を撮った日は 天気が良く、地上より運河のほうが人が多かった印象でした(笑)。


大きなものから小さなものまで、ボートのタイプは様々ですが、オランダの方々は、ボートを持っている(ボートの免許を持っている)確立が高いんですよね。

私がはじめてオランダに来た時に過ごしたホストファミリーも”船キチ(ガイ)”でしたし、私のお花の同僚も、ボート免許を持っていたボーイフレンドに合わせて免許を取得しました。

”ボート所有”や”ボート遊び”は、特別なものではなく、とても一般的な趣味のようです。

「今日のアフター5(死語?)どうする?」

「今日は天気もいいし、ビールとHapje(おつまみ)を持って アムステルダムでボートしよう!」

・・・みたいな会話が交わされるのでしょうか、うらやましい。

あー、私も風を切ってボートを操りたい・・・(私はボートもボート免許もありません・・・)。

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【お知らせ】6月15日月曜日、ベルギー日帰り出張(展示会)のため、丸1日メールの確認・お返事ができません。お急ぎのところご迷惑をおかけしますが、戻り次第対応させていただきます。よろしくお願いいたします。

2009/06/10

夏のシンゲル花市 人気商品は?・・・SingelBloemMarkt

Singel0905601アムステルダム・シンゲル花市SingelBloemenMarktの様子(5月末~6月初)のご紹介です。

シンゲルの花市には何件ものお花屋さん、プランツ(苗・植物・観葉)屋さん、球根屋さんが軒を連ねています。

冬には一時期、閑散としていたオランダですが、今はまた観光客で混み合っています。

チューリップが終わっても、ヨーロッパ・オランダは一番の観光シーズンです。

6月に入り、近くのショッピングストリートでは 夏のセールが始まり、この界隈のにぎわいは さらに増しています。

シンゲル花市にも、多くの観光客と地元の人々が、季節のお花を見に来ています。


こんなに気候が良くなった夏のオランダですが(たまに日中 12度なんて寒い日もあります)、なんと!まだたくさんのチューリップ(切り花)が売られていました。

チューリップはどれも ”50本” 10ユーロ!

Singel0905602Singel0905603

オランダにとっては暑く感じる今日この頃ですが、チューリップはどれもシャキッとして新鮮そうです。

シャクヤクPioenroos もたくさん並んでいますね。

一束5ユーロ、2束8.50ユーロだそうです。

私の経験では シャクヤクは5本で1束になっていることが多いのですが、このシャクヤクは10本1束かな。

Singel0905604もう1件のお花屋さんにもカラフルなチューリップが何種類も並んでいます(50本10ユーロ)。

こちらのお店では、シャクヤクは10本6ユーロでした(左の写真)。


オランダのお花屋さんは、種類にもよりますが、1本ずづの販売ではなく、束で販売しています。

「小売り」でも・・・です。

オランダ旅行の際には、是非「オランダ流」に お花を ”束” で買ってホテルに持ち帰り、お部屋に飾って楽しんでみてはいかがでしょう。

ホテルの方に「花瓶を貸してください」って尋ねれば、喜んで花瓶を貸してくれるはずです。


この季節、 シンゲル花市で観光客の皆さんの選ぶお土産一番人気は、やはりチューリップ等の”球根”(ちょうど秋植え球根の新しいのが出始める時)でしょうか。

実際、球根は年中人気のようですけどね。

Singel0905611Singel0905612

上の写真左側はチューリップ、このお店では10個3ユーロ、20個5ユーロで販売していました。

写真右側は片手でなんとか持てるくらいのアマリリスの大きな球根、1個3ユーロ、4個10ユーロだそうです。

アマリリスの球根は大きいから、これだけで荷物が持ちきれなくなりそうです(汗)。


オランダ旅行へいらしたことのある日本の方も、ほとんどの方がお土産としてチューリップの球根を買われているのではないでしょうか?

この季節、日本へ球根を持ち帰る場合は 注意が必要です。

今の季節に日本に球根を持ち帰ると、球根を植えるまでの間に(秋植え)、日本のあの蒸した暑ーい夏の間に腐っちゃうんですよね。

私もこれまで何度も持ち帰り、いくつも腐らせてしまいました。

植えるにはまだ早いから・・・って持ち帰ったビニール袋に入れたまま、忘れちゃったり・・・。

保存場所やその環境に注意です。

これからやってくる日本の高温多湿の気候・・・オランダのチューリップ達にはちょっときつい・・・(私も)。


球根以外では、ハーブの種や 小さくて見た目のかわいいカラフルなサボテン等も人気のようです。

Singel0905613そしてここ数年、売り場面積を年々増やしているのが ”お花の缶詰”。

今年の夏は、こーんなにたくさん山積みになっていました。

年々 種類もすごく増えているようなので、人気なのでしょうね。

2年前、オランダの取引先の社長さんが日本出張の際、日本に仕事で戻っていた私にも、お土産としてお花の缶詰を持ってきてくれたことがありました(2007年4月21日ブログ参照)。


観光客の方々にとっては チューリップ球根 や 植物の種 等が人気ですが、では 地元の方々は何を買っているのでしょう。

Singel0905614もちろん、家庭やオフィスに飾る”日常のお花”であることは確実ですが、この季節は多くの人々が、ハンギングプランツ や ガーデンのお花 を立ち止まってみたり、お店の人に尋ねたりしていました。

ペチュニアPetunia、フクシアFuchsia、インパチェンスImpatiens(VlijtigLiesje)、カンパニュラCampanula、ゼラニウムGeranium、ブーゲンビリアBougainvilleae・・・色鮮やかな小花達が映える季節です。

お庭で過ごす時間が増えるこの季節、お庭でもお花に囲まれて過ごしたいものです。

Singel090515こちらの地元カップルは、150センチ以上ありそうな大きな植物をお買い上げです。

この季節 アムステルダムでも良く見かける、ツル植物ロニセラLonicera(ハニーサックル)のようですね。

ここはオランダ、もちろん!バイク(自転車)で お持ち帰りでーす!!

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2009/06/07

「風のガーデン」

いまさらですが、先日「風のガーデン」を見終わりました。

昨年2008年10月から放送されていた「風のガーデン」。

私は、ヨーロッパで日本の番組が見られる衛星放送JSTVで、数ヶ月遅れで放送されていた時に オランダで見ていたのですが、最後の数回を残して日本に帰国してしまったため、再びオランダに戻ってから 撮りためていた 続きから最終回 をやっと見たという訳です。

生き方を考えさせられるとっても深ーい深ーい内容でした。

ドラマ収録後、放送開始直前に緒方拳さんが亡くなってしまったことも、このドラマをさらに深く悲しいものにしていますね。

亡くなってしまった緒方拳さんの役柄が、彼にとっては運命的なものだったのだろうと、その悲しみがさらに深くなりました。

涙をたくさん流して見たドラマでした。


本当に印象に残るドラマでした・・・が、感傷的な感想はこれくらいにして・・・

私はあのドラマを見ながら、楽しみにしていたことがありました。

それは、ドラマに出てくる「風のガーデン」と、そこに咲くきれいなお花たち。

イングリッシュガーデンのお花達、本当にきれいでした。

ドラマのタイトルは毎回 お花の名前が付けられていて、親しみがわきました。

ドラマの中で紹介される たくさんのお花の名前と おじいさんのつくったという個性的な「花言葉」 も毎回楽しみでした。

帰国したら 『貞三先生の花言葉365篇―風のガーデン』 を買ってみようと思います。


ドラマでは、きらきらと光が揺れ、きれいなお花が風に揺れる・・・色鮮やかなガーデンが映し出されました。

その雰囲気が、私の知っているオランダの自然やお庭と良く似ていて・・・”北海道の気候はきっとオランダと似てるんだ・・・”と、毎回ドラマを見るたびに感じていました。


日本の私の実家・庭は、思いっきり”和風”です。

輸入という仕事柄か?よくお客様に”thuraさんの日本の家(庭)は洋風なんでしょ・・・?”なんて聞かれることもありますが、思いっきりジャパニーズ!!

イメージを壊してしまってスミマセン!

その為、イングリッシュガーデンには憧れます(見るだけは・・・)。

お庭はもちろんのこと、お花そのものが好きです。

でも、管理が大変そうですよね。

人間だって(私自身)、オランダから日本へ行ったとき、日本からオランダへ行ったとき、気候など環境の変化に対応するのが大変です。

日本は梅雨・台風シーズンはもちろん、それ以外でも、長雨、強風、煮えてしまいそうな湿度、干からびそうな高温・・・植物も大変そう。

北海道は台風があまり来ないとも聞きますが、テレビで見たようなイングリッシュガーデンの植物達が育ちやすいんでしょうか。

テレビの中の「風のガーデン」の植物は、ものすごく気持ちよさそうに育っていました。

そんなお花達を見ながら、北海道の気候のことを考えていました。


実は私・・・北海道は1度しか行ったことがないんですよね。

唯一の北海道旅行は函館エリアへのスキー旅行、もう15年くらい前のことかな。

初めての北海道で楽しみにしていたのですが、スキーは吹雪・・・ナポリ・香港と並ぶ 「世界の三大夜景」と言われる函館の夜景は見れなかったし、残念ですが思い出があまりありません。

だからより一層、北海道は憧れます。

「水曜どうでしょう」も大好きです・・・あっ!話しがそれすぎです(汗!お花とは関係ないです)。

ドラマを見て、ますます北海道の風に吹かれてみたくなりました。

5月30日に「風のガーデン」が富良野にオープンした・・・というニュースを聞きました。

ドラマと同じかな・・・ヨーロッパと同じかな・・・いつか行ってみたいなぁ。

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2009/06/04

ピンクスターとバラの季節 in Amsterdam

5月31日-6月1日、オランダは先日の「キリスト昇天祭Hemelvaartsdag(5月21日)」に続き、「聖霊降臨祭とその翌月曜 Pinksterdagen」という祝日でした。

”ピンクスター”なんてかわいらしい名前ですが、春から続くイースター関連の祝日(イースターから50日目)です。

春から祝日が続き、「オランダはうらやましいー」なんて感じた方もいらっしゃるかも知れませんが・・・次の祝日は・・・クリスマスです(遠 っ)!


オランダでは毎年 この”ピンクスター”の時期(5月中旬~6月中旬)が、一番気候がよいそうで、いわゆる”夏”!!

確かに、最近ずっと天気がよくて、部屋の中はここ数日間、すでに”熱帯夜”状態(室内25度以上)が続いています!

1週間ほど前のある日の夜中、急に嵐がやって来て、ものすごい雷(体験したことのないすごい数(量)の雷!)と風速30メートル級の暴風雨で、オランダのあちこちで水没し、樹木・植物も倒れたり・・・被害がありました。

その時 少し涼しくなりかけましたが、また陽が長時間照り続けています(夜は10時頃まで明るい)。

こんなに天気が良いと花粉も多いので、花粉症をぶり返します(泣)。


Adam0906pollen私の敵は、晴れた日の夕方(といっても昼間のように明るいけど)、小さなフワフワが光の中に飛び交う時・・・、直接このフワフワが原因なのか、同時期に飛ぶ別の花粉が原因なのかは不明ですが、夜、夜中、翌日・・・目が開けられないくらいの大変な状態になってしまいます(痒い・痛いだけではないのです)。

上の写真の中の 雪のような小さな白い点、見えますか?フワフワです(クリックして拡大してみてください)。

その為、窓も開けられず(こちらの家は一般的に”網戸”がありません!)、日光を避けるためカーテンも締め切り(日光で部屋がかなり暑くなります)・・・、照明も消して、熱を放つコンピュータも電化製品もなるべく消して・・・まさに引きこもりです(涙)。

もちろん冷房はありませんから!!(こちらの一般家庭には冷房はない)、レンガの建物の室内の温度は上昇し続けてしまうんです。

暑いのをガマンするか、花粉症をガマンするか(窓を開けるか)、しばらく試練が続きます。



Adambloem090513とは言え、一年で最高の季節です。

花粉症と戦いながらも、日光に誘われて近所を散歩するのが楽しい季節でもあります。

私の住んでいる アムステルダムのOudWest地区からは、センターCentrum や ヨルダンJordaan地区 が近いので、そのエリアをよく歩いています(ヨルダンについて、2008年7月12日ブログ参照)。

写真はヨルダン地区の運河EgelantierGrachtの橋、逆光がキラキラしてきれいです。


この季節、アムステルダムではたくさんのお花が見られます。

Adambloem090504特に”バラ”が素敵です。

赤いバラ、ピンクのバラ、黄色のバラ、白いバラ、大輪のバラ、小さなバラ・・・アムステルダムの建物の赤いレンガに沿って太陽に向かって伸び、たくさんのお花をつけて 咲いています。

Adambloem090501Adambloem090502Adambloem090503


他にもツルアジサイ、クレマチス、ロニセラテルマニアナ(下の写真のオレンジのお花)・・・たくさんのツル性のお花がアムステルダムの赤レンガを きれいに彩っています。

Adambloem090505Adambloem090506



チューリップが有名なオランダですが、チューリップが終わった後の 初夏のオランダでもたくさんのお花を見て楽しむことができます。

お庭好きの方には、アムステルダムで毎年行われる『オープンガーデン』があります。

昨年の様子は、2008年6月30日ブログ または BloemenVanThuraホームページ「ヨーロッパ情報」 にて、その様子をたくさんの写真と共にご紹介しています。

今年2009年の『オープンガーデン』は6月19~21日開催ですが、このまま天気が良いと、”お花が咲き終わっちゃうんじゃないかなぁ・・・”と、心配している私です。

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2009/06/02

アールスメーヤレポート 5月末=切り花編=

6月になってしまいましたが、5月末のアールスメーヤ花市場(仲卸さん)レポートの続きです。

今回は切り花売り場に並んでいた季節のお花のレポートです。


Ws0905aconitumまず最初は、3ヶ月前のブログで触れた 毒性のある ”トリカブトAconitum”(3月8日ブログ参照)。

まさに今が季節、オランダでは切り花でこの季節に流通します。

同じような咲き方のデルフィニウム等と一緒に並んでいました。

写真は花の部分だけを撮っていますが、50・70センチ等長い丈で流通しています。

キンポウゲ科トリカブト属のお花で、舞楽の常装束で用いる頭に被る装飾品に似ていることから”トリカブト(鳥兜)”という名前が付いたそうです。

ちなみにオランダ語では”Monnikskap”といいますが、こちらも”修道士(お坊さん)の帽子”という意味です。

英名はもっとわかりやすい!”ヘルメットフラワー”と言うそうです。

写真からもわかるように、一つ一つのお花がコロッとした帽子のような形になっています。

パープル系の濃いブルーの”トリカブト”は、似たようなスタイル(小さなお花が縦長く並ぶ)デルフィニウムとは違う質感で、同じブルー系でも全然違った雰囲気になります。

オランダのお花屋さんにいた時は、このトリカブトをシックなカラーのアジサイ等と合わせたブーケ(花束)をよく作りました。

トリカブトの濃いブルーが、アンティークなピンク系やダーク系にも、爽やかなブルー系にも良く合うのです。

この季節の好きなお花の一つです。


5月末 初夏・・・ヨーロッパのガーデンから採ってきたような草花系?のお花が多い季節です。

Ws0905lupinus例えば・・・”ルピナスLupinus”、マメ科ルピナス属のお花です。

ヨーロッパの夏のガーデンには欠かせないイメージのルピナス。

さまざまな色のルピナスが切り花として流通していますが、写真はミックスカラーの束。

お花の輸入で日本に入荷したことがあったのですが、散るのがはやいので輸入にはあまり向かない印象です。

ググッてみると、名前の由来はお花のかわいさに似あわず ”オオカミ”だそうです。

吸肥力が強い特徴から、貪欲なオオカミに例えられたそうです。

また、フジ(藤)に似たお花が 下から上に咲き上がる様子から”ノボリフジ(昇藤)”と呼ばれるそうです。


Ws0905aqhilegiaこちらもまたガーデンから採ってきた様なお花 ”アキレギア(西洋オダマキ)”。

咲き方もいろいろ、カラーもいろいろ、単色・複色ものも・・・とても種類の多いアキレギアです。

切り花のイメージはあまりなかったのですが、風に揺れるようなお花の特長を活かして かわいいアレンジになりそうですね。


Ws0905dicentraそして4~5月頃 アムステルダムでも庭先によく見かける小さなピンクや白のハート型のお花 ”ディセントラDicentraSpectabilis”。

日本では「鯛釣(タイツリ)草」や「華鬘(ケマン)草」として知られているケシ科コマクサ属のお花です。

ちなみに華鬘(ケマン)とは、仏様を飾る金属製の仏具だそうですが、ググッてみたけどあまりピンときませんでした。

英名は Venus'sCar、BleedingHeart、Dutchman'sTrousers(?!)等、オランダではTranendHartje。

様々なものをイメージするこのお花、私は単純に「ハート」に見えるけど、皆様は何をイメージしますか?


Ws0905verbascumさてまたこちらもヨーロッパのお庭から採ってきた様な”バーバスカム ボンビシフェラムVerbascumBombyciferum”。

英名はシルバームレインSilverMullein、ラムズイヤーStachys に似たフェルトの質感のシルバーリーフのお花です。

写真ではバック中央にうっすら見えるのですが、黄色い小さなお花が咲きます。

このお花、ラムズイヤーと似てるとは言え、大きさがだいぶ違います。

今回の切り花も60~70センチクラスで、穂(という表現であってるの?)の部分だけでも20センチはあります。

このお花を以前 何度も輸入しようと思ったのですが、検疫で禁止されているようで(詳しいことは不明)輸入できないお花でした。



このように、この季節はガーデン系のお花が多くなります。

このようなお花はお値段も手ごろです。

でも実際、この季節は街にもガーデンにも お花がたくさん咲いている時期なので、安いからといってお花屋さん(オランダの)のお花がたくさん売れる時期ではないんですよね。

これはオランダのお花屋さんでの私の経験です。

何度も書いていますが、この季節になると日照時間も長くなり、気温が上がります。

その為、お花のモチが悪くなったり、お庭や海(ビーチ)で過ごすことが増えたり、そしてなによりバケーションの季節が近づいてきます。

夏は、室内で過ごす冬とは生活スタイルが全く違うんですよね。

そのため、お花屋さんのお花の売上は下がってしまいます、お天気の良い日は特に。

もうすぐバケーションシーズン、その頃にはお花屋さんでさえ お休みをとるお店がでてきます。

オランダの短い夏です。

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