ファントムとパピヨン in Paris
約2ヶ月ぶりのアムステルダムに到着し、その翌日 1泊でパリに行ってきました。
目的は仕事、展示会がオペラ座の近くだったので、宿泊も散策もオペラ座の近く。
大きな展示会と違い、今回は1件の取引先の展示会だったため、半日ほどで用事が終わリます。
さて 無事仕事を終え 散策の時間です。
今回のブログはオランダともお花とも無関係の内容です。
仕事や旅行で何度も行っているパリですが、今回の散策では これまでに入ったことのなかったオペラ座 l'Opéra の内部へ初めて足を踏み入れました。
正式には”ガルニエ宮Palais Garnier”と言うそうです。
見学の入場は夕方4時半まででしたが、その直前にすべりこみました。
入場料は8ユーロ。
中に入るとビックリ、想像通り、いえ、想像以上に豪華です(暗い写真ですが、是非アップにして見てください)。
オペラ通りの騒々しさからはまるで別世界、静かで豪華で煌びやかなネオ・バロック様式の内装。
このテイスト、個人的に大・大・大好きです。
上の写真左側は、入ってすぐ目に入ってきた内装、いきなり すごすぎです!
写真右側は大階段などいくつかの階段を上がり、ホールに向かって撮影。
小さないくつかの扉は、ホールの一つ一つのボックス席の扉。
このオペラ座、1862年着工、1875年竣工、パリでは13番目の歌劇場なのだそうです。
建物内部の柱も天井も床も、シャンデリアも何もかもが豪華で素敵。
その全てからなる空気感と迫力がすごいのですが、どこを写してよいのやら・・・そのままの空気感を写真に収めることができず残念でした。
ドレスアップした人達がこの階段をのぼるのね・・・なんて想像しながら大階段をのぼり、床のモザイクを見ながらゆっくり歩き、シャンデリアの豪華さに圧倒され、あちこちの装飾に目を奪われ・・・
ついに私的!一番のハイライト、それはロビー(グラン・フォワイエ、下の写真)。
ベルサイユ宮殿の「鏡の間」を思わせるような豪華さ・・・キーンと張り詰めた空気感の中に温かみのあるような空間です。
ホント 、うっとりするような素敵な空間でした。
バルコニーからは賑わうオペラ通りを眺め(左写真)・・・雲までもがまるで絵画のようなパリの風景。
このパリの風景に後ろ髪をひかれつつ、先ほど通ったロビー(グラン・フォワイエ)に再び後ろ髪をひかれつつ・・・今度はホールへ。
そう、ステージのある、演劇などが催される”ホール”です。
私が覗いた時には、ステージでリハーサルが行われていました(下の写真左)。
それにしても赤いベルベット張りのボックス席(下の写真中央)、映像などで見る通りの様子で、見学のために覗いているだけなのに、なぜか緊張しました。
もちろんフラッシュは禁止の為、暗ーい写真なのですが・・・
ホールの天井には、 シャガール の手がけた天井画が!(上の写真右側)
ホールを見学中、「そろそろ閉館です」と、係の方が声をかけてまわって来ました。
煌びやかで豪華で素敵なオペラ座ですが、真っ暗になったこの館に、もし一人取り残されたら・・・本当に”怪人(ファントム)”に遭遇しそう!・・・考えたらゾッとしました。
短いパリ出張でしたが、オペラ座見学で ちょっと観光気分を味わいました。
パリ(北緯約48度) はアムステルダム(北緯約52度) より南に位置しているのですが、この季節の日の長さはアムステルダムと同じ位なのですね。
ちなみに東京は北緯3
アムステルダム同様、夜10時頃まで明るかったです。
上の写真は夜10時頃、オペラ通りAvenue de l'Opéra から見たオペラ座、まだ空が明るい。
この季節のヨーロッパは、寒くもなく(夜は少し肌寒かったけど)、暑くもなく、日も長く、最高の季節ですね。
今度は旅行として ゆっくり滞在したいパリです。
さて、今回のパリ土産は、前回 ラファイエットの食品売り場で見かけてから何ヶ月もの間、一日も頭から離れなかった CANASUC の”お砂糖”。
チョウチョ(パピヨン)のカタチの”お砂糖”です。
なんて可愛い!!中身もそのままの姿です。
ティータイムが楽しくなりそう!
・・・って 私・・・、コーヒーも紅茶もお砂糖を使わないんだった・・・
今日からお砂糖入れます!!??
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コメント
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おぷー様、コメントありがとうございます。
ノイシュヴァンシュタイン城のルートヴィヒ?
その時代なのですね。
なるほど、そのようなつながりがあるのですね・・・
その時代といえば・・・バイエルンのエリザベート(シシー)、私はシシーのファンなので、実はパリ以上にバイエルンには興味があります!
やはりオペラ座はどのの時代にも、誰にとっても魅力(魔力?)があるのですね。
投稿: thura | 2009/05/25 07:43
私もあの内部、大好きです。
バイエルン王ルートヴィッヒもオペラ座に触発されて、
あんなオペラハウスを造ろう!と思いましたが、
如何せん、バイエルンは小国。
お金が無いので、彼は王の座から金欠王として
引きずり下ろされたと言う話です。
何だか魔力があるのですよね、あそこ。。。
投稿: おぷー | 2009/05/25 05:22
tasa様、キラキラのコメントありがとうございます。
パリ素敵ですね。
パリは見所が多くて、これまでオペラ座内部の見学にはたどりつきませんでしたが、今回入ってみてよかったです。
tasa様も是非近いうちに行ってみてくださいね!
そして少し足をのばしてオランダにもよってくださいね。
投稿: thura | 2009/05/24 00:32
こんにちは。
素敵
グラン・フォワイエ
パリ
自分の目で見たいです。
今回も戦利品が楽しみです。
投稿: tasa | 2009/05/23 22:45