アールスメーヤレポート 5月末
キューケンホフレポートの続きの予定でしたが、その前に・・・。
先日、約2ヶ月ぶりにアールスメーヤ花市場へ行ってきました。
初夏5月末の資材屋さん、切り花、苗、植物などの仲卸さんの様子をご紹介します。
資材屋さんは春先と雰囲気はあまり変わらず、”バケーション”の文字が思い浮かぶようなナチュラルテイスト。
この季節はお庭や公園、海・海岸で過ごすことも多く、インテリアやお庭の装飾も”自然”を意識したものが多くなります。
毎年この季節はこんな感じです(国民みんなバケーションのことで頭がいっぱいの時期です)。
プランツ(植物)の仲卸さん入り口の展示はカラフルなお花が並んでいました。
夏の眩しい光の中でも、その光に負けないカラーです。
広い場内を歩いていると面白い植物を見つけました。
名前は”Snaily”(Dischidia Snaily)、原産はマレーシア・タイ、ガガイモ科のつる性着生植物。
”Snail” とは・・・”カタツムリ” です!!
コロッとカールした葉っぱが本当の”カタツムリ”に見えますが、面白いのは”見かけ”だけではありません。
この植物は水田などの湿地帯に生息しているそうですが、本当にカタツムリの殻に入って育つそうです!
本当かいな!?
写真の Snaily も”殻”に入っていますが、この”殻”のサイズ(直径7-8センチ)から想像しすると、マレーシアやタイのカタツムリは日本のカタツムリより大きそうです!?
”ディスキディア” とググッテみると、とても種類の多い植物のようで、その上それぞれ個性的な特徴があるようです。
この植物がカタツムリと関係があっても不思議ではなさそうです、納得・・・。
そしてさらに歩くと個性的な植物に出会いました。
名前をチェックするのを忘れてしまいましたが、私が好きそうな?グロテスクなお花。
サトイモ科でググッて名前を探していると・・・テンナンショウ属”ユキモチソウArisaema sikokianum”という植物にたどりつきました。
一枚の花びらのような”仏縁苞”の中から白く伸びて膨れている”花序付属体”・・・。
写真ではわかりにくいですが、本当に真っ白の物体?が お花の中からのぞいていました。
”ユキモチソウ”という名前は、”花序付属体”が棍棒状で白く太くなり、その白い部分が”お餅”のように見えることからついた名前なんだそうです。
名前はかわいいけど、外見はグロテスクです。
名前間違っていたら、ご指摘くださいね。
さてさて、グロテスクな植物で盛り上がってしまいましたが・・・(私だけ?)、きれいな切り花のコーナーへ。
切り花の仲卸コーナーで、まず最初に目に飛び込んできたのは、ヘリコニアGiantGreen。
やはり・・・きれい系より先にインパクトのあるこの手の植物が目に入ってしまいます(笑)。
写真ではサイズが伝わり難いと思いますが、横幅70センチくらいありました。
きれいな緑で、状態もすごく良いですね。
それにしても重そうです!
お値段も立派、ショップで販売したら数百ユーロ!?
今の季節、切り花仲卸さんでは、やはりアリウム系(写真下左)、アジサイ(ア写真下中)、シャクヤク(写真下右)等のたくさんの品種、カラーが揃っていました。
他にもこの季節ならではのきれいなお花がたくさん並んでいました。
続きは後日、もう少し詳しく切り花のコーナーのお花達をレポートしたいと思います。
今度こそ きれい系のお花達です?
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コメント
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G.G.様、コメントありがとうございます。
”ユキモチソウ”であってましたか!
ありがとうございます。
写真、ピントもあっていなくて、ぼんやりしてしまいました。わかりにくいですよね。
この手のお花好きです。
ググるとマニアックな方々?のサイトがたくさんあり、私も仲間に入りたいくらいです。
豊橋でもこの仲間見られるのですね!
植物は奥が深くてワクワクします。
投稿: thura | 2009/05/29 07:40
写真が小さいのでよく見えませんが
ユキモチソウに見えますよ
日本原産です。
マニアックな世界の植物です
この仲間ではムサシアブミは
豊橋でも見られますよ
ディスキディアで葉がカールしているものは
あまり出回っていないと思います
エスキナンサスやホヤはたまに流通します
投稿: G.G. | 2009/05/28 17:55