the last day of the Keukenhof 2009 -2
60周年キューケンホフKeukenhofレポートの続きです。
今回は園内にあるパビリオンの中の様子をご紹介します。
WillemAlexanderPavilionでは、会期中様々なお花の品評会が行われています。
私が行った時は、LilyShow(5月14-21日) が行われていました。
というか、毎年同じ時期に行くので、毎回ユリが並んでいて、私にとっては定番で見なれたこのユリのイベントですが、それでも毎回ものすごいユリの数に驚きます。
30000本のユリ、300種だそうです。
ご想像通り、パビリオンに入ると強烈なユリの香りが漂います(少し経つと香りにも慣れます)。
いろんな生産会社のコーナーがあり、ディスプレイ方法もそれぞれ違います。
一番人気は上の写真中央のような 天井まで高く装飾されたユリタワーが人気のようで、あちこちにあるユリタワーの前で多くの観光客が写真を撮っていました。
私は毎回このユリのショウを見ているので、新しい展示方法、アイデアを探すのを楽しみにしています。
今回好きだった展示方法は上の写真右側、まるでたくさんの鏡に写っているように錯覚する展示で、ユリの迷路に入ったみたい。
偶然のようできっと計算しつくされている距離や配置だと思います。
私はあまり”ユリ”に詳しくないので、品種のチェックなどはせず、外見だけ見て楽しみます。
スズランのように下向きに咲いた小さなユリが、個人的に好きです(下の写真)。
このパビリオンではユリの他たくさんのアジサイやアマリリスなども見られます。
さて次のパビリオン OranjeNassauPavillion では、カーネーション・カラー・アジサイ・夏のお花の展示会が行われていました。
こちらではお花のデモンストレーションも行われており、作成されたお花のアレンジやデコレーションも展示されています。
例年ならフローリストにとって 見所の多い楽しい会場なのですが、今年は祝日の最終日だったこともあり、展示作品に近づくことも出来ないくらいの人混みで あまり見ることもできず・・・残念。
今年のキューケンホフのテーマは「アメリカ」ということで、マリリンモンローと彼女の歌声が流れていました。
BeatrixPavillion では、毎年恒例、ラン・アンセリウム・ブロメリアの展示です。
このパビリオンには、小さなランの鉢など 植物が販売されているコーナーがあります。
最終日だし安く売ってたらいいなぁ・・・なんて、少し期待していましたが、そんなこともありませんでした(商品もあまりなかった)、残念。
この季節、良いお天気でも屋外を長時間歩くと冷えるので(空気も乾燥してるし)、パビリオンの存在はそんな時 ホッとします。
さて、今年のキューケンホフは閉園しました。
来年2010年の開園期間は 3月18日~5月16日 だそうです。
来年の春、ヨーロッパ旅行をご計画中の方、機会があれば 是非この時期にオランダにも立ち寄ってくださいね。
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