ゴールデンウィークが始まりましたね。
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さて、今日のテーマ・・・
約2ヶ月前、このポスター(左写真)を見た時から、”4月になったらブログの記事に・・・”と思っていたのですが、バタバタしているうちに4月末になってしまいました!
ポスターは今年2月 ベルギーの展示会の Fleurop(インターフローラ)のコーナーだったと思うのですが、”お花とギフト”のプロモーションとして紹介されていたもの・・・「秘書の日」(にお花を贈りましょう)のポスターです。
ここで ご存知の「秘書の日」と何か違うと感じた方は、最後まで読んでください、その謎が解けると思います。
オランダ(ベルギーや北欧も)には「秘書の日SecretaresseDag」があります。
ヨーロッパのほかの国については調べていないので不明ですが、きっとあると思います。
10年前 オランダで生活を始めた当時、恥ずかしながら私は「秘書の日」という日を知りませんでした。
オランダの友人の仕事のお手伝いをしていた時、4月のある日「今日は秘書の日だよ」と、何かご馳走になった気がしますが、「秘書の日」と言うものを知らなかったので、”何か裏があるのでは?” なーんて疑ったりしたものです(笑)。
日本ではあまり馴染みのない「秘書の日」(今は馴染んでるの?)のことを、少し調べてみました。
発祥はアメリカのようで(Secretary'sDay/AdministrativeProfessinaolsDay)、4月の最終週(7日そろっている週)の水曜日、2009年 今年は4月22日だったそうです。
上司が部下の日頃の労をねぎらって、プレゼントを渡したり、ご馳走したりする日。
・・・!、そこで 疑問がわきました。
私が2月にベルギーのイベントで撮影した「秘書の日」プロモーションのポスターの日にちは”4月16日”です(上の写真参照)??
去年のポスター?昔のポスター??一体???
さらに調べてみると、オランダの「秘書の日」はアメリカの「秘書の日」とは定義が違うことが分かりました。
オランダの「秘書の日」の説明によると、やはり発祥はアメリカ。
ですが オランダの「秘書の日」は、4月第3木曜日、約20年前の1989年4月20日に、秘書協会・人材派遣協会、Fleurop(インターフローラ)・BloemenBureau(オランダお花業界をプロモーションする組織)によって 導入された新しいイベントなのだそう。 (イベントですから休日・祝日ではありません)
オランダでの導入から約10年後、1999年には3分の2の秘書(アシスタントなど)が何かしらの恩恵を受け、そのうちの90パーセントは花束を中心としたお花をもらっているのだそうです!!!
オランダの働く女性 (に限らず) の間では、「秘書の日」=花束をもらえる日・・・そんなイメージになっているようです。
花束以外には、プレゼントをもらったりご馳走になったりするそうです。
それにしても90パーセントが花束(お花)なんて、お花業界としては大成功のイベントですね。

ベルギーの展示会会場では、SecretaresseDag(秘書の日)のカードをつけた花束やアレンジ以外に、ワインとセットになったもの等が紹介されていました(上の写真参照)。
ところが、私がオランダのお花屋さんで働いていた時(約10~5年前)・・・実はその日を意識したことがなく、普通に日々の仕事をしていました。
ちなみに私はお花屋さんで働いていたので、”もらう側”ではなく、”作る(売る)側”です。
お花屋さんの同僚達との間でも「今日は「秘書の日」だから忙しいわよ!」・・・そんな会話をしたこともありませんでしたし、お店で「秘書の日」をアピールしたこともありませんでした。
日々たくさんのご注文のブーケ(花束)を作っていたので、気付かなかったのかもしれません。
また、お店の立地が”オフィス街”ではなく”庶民的なエリア”だったからかもしれませんが、全く気付かずに過ごしてしまいました!!
当時から、もう少し興味を持っていれば、その日の仕事が違って見えたかもしれません、反省です・・・。
オランダの「秘書の日」を調べていく中で、オランダ・ベルギーのショップさんが作るプロモーションビデオを見つけました。
今年の「秘書の日」は過ぎてしまいましたが、興味があればご覧ください。
オランダらしい お花溢れる「秘書の日」を体験できます!?
いかがでした?
プレゼントに釣られるわけではないけれど・・・お花をもらったら、仕事をもっと頑張ろうって気になりますよね!
ビデオを見ているだけでも、そんな気持ちになりました。
なかなかステキなイベントです。



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