IPM2009 オランダコーナー
1月29日~2月1日に、ドイツ・エッセンEssenにて行われた IPM2009(国際園芸見本市)レポートです。
今回より数回に分けてレポートしたいと思います。
私は初日の1月29日に行ってきました。
実はこの日の前日、インターネットで別件のため オランダ・ドイツ・ベルギー・フランスの電車スケジュールを調べていると、ドイツとフランスの鉄道のストライキのニュースが目に飛び込んできました!!!
フランスはその日から3日間、ドイツの情報はわかりにくく(ドイツ語わからないし)、とにかく翌日(私のIPM訪問予定日)ストライキらしい・・・。
ヤ、ヤバイ!
日本のストライキは事前で回避されることが多いと思いますが、ヨーロッパは本当にストライキをするので、厄介です。
数年前にもベルギーメーカーのハウスショウ(展示会)のアポを取っていた日にストライキがあり、長距離夜間バスと市営バスを何本か乗り継いで(涙)・・・大変だった思い出が。
あわててエッセンの展示会会場に電話、ドイツ鉄道の状況を確認してみました。
ストライキはすでにその日(展示会開催前日)から始まっていたようで、「ストライキは今日だけで、明日には解除されると思う」とのこと、信じてみよう・・・。
さて当日、前日のストライキ騒ぎ(私の中だけ?)が嘘のように、順調に会場へ。
本当にあの騒ぎが(だから私だけだって・・・)嘘のように混みあう会場、世界の不況も嘘のような賑わいでした。
10月に行われたオランダのHortiFair(国際園芸見本市)では、以前よりお花の華やかさがなくなったと感じたりしていましたが、今回のIPMとってもとっても華やかで賑わっていました(写真は賑わうオランダコーナー)。
さて、IPM国際園芸見本市・・・1400の展示社、60000人の業界関係者が集まるそうです。
広い会場には、4つのカテゴリーがあります。
* PLANTS 花苗、苗、野菜、樹木など
* TECHNOLOGY グリーンハウスなどの施設、ヒーティング・クーリング設備、機械など
* FLORICULTURE フローリスト資材、雑貨、造花、ドライ、花器など
* SALESPROMOTION 販売のためのサービス、提案、設備など
その為、フローリスト(デザイン、販売など)、生産者さん、経営者さん、技術者さんなど幅広い業界の方々がヨーロッパ中から、世界中から集まります。
それぞれの方の分野で、会場内の見るエリアも違うと思いますし、立場によって同じものを見ても感じ方は違うと思います。
私はここではフローリストとして、輸入業者として、最新情報の収集のために歩き回りました。
そんな私の目線から見た IPM2009 です。
おなじみのオランダ生産会社さんなどが集まるコーナーです。
会場内を景気よく華やかに飾っていました。
特にオランダのお花業界を牽引し、トレンド発信基地でもあるBloemenBureauHollandのブース(写真下)は、まさにオランダのお花業界の中心といった感じ、どこよりも素敵に輝いていました。
オランダのお花業界にも世界経済同様の嵐がおこっているようですが、そんな嵐は吹き飛ばすように、オランダの人々に、世界中の人々に、ハッピーなフラワーライフの提案と”お花の嵐”を巻き起こしています。
さて、オランダコーナーはこれくらいにして、次回ブログでは、IPM2009 会場の別のコーナーを歩いてみましょう。
お楽しみに。
IPM2008 昨年の様子は BloemenVanThuraホームページ「ヨーロッパ情報-IPM2008」 でご覧いただけます。
« スーパー!?アバランチェAvalanche観察日記 by thura | トップページ | IPM2009 デンマークコーナー »
« スーパー!?アバランチェAvalanche観察日記 by thura | トップページ | IPM2009 デンマークコーナー »
コメント