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2008/12/07

フュネラルのお話 in Holland

今回は突然ですが、「フュネラル(お葬儀)」のお花 の話。

”12月ももうすぐ半ば”と言うこの時期に、なにか関連が?・・・いえ、なんの関連もございません。

少し前から”洋書”のご紹介をしようと思っていたのですが、イベントのレポートやお知らせブログが続いていましたので、今このタイミングなりました。

(洋書のご紹介はこのブログ最後に)

”フュネラル(お葬儀)のお花” と言っても、日本のイメージとはまったく違います。

棺の上にお供えするお花だったり、お墓の前にお供えするお花だったり・・・外国映画や海外ニュースなどで見かけることもあると思いますが、少し華やかなスタイルのお花です。

ヨーロッパでは不幸があった場合のお花は、行きつけの いつものお花屋さんに頼みます。

日本では祭壇のお花などはお葬儀専門の業者さんやお花屋さんがお葬儀用のお花を請けおっているので、多くのお花屋さん、フローリストの方はお葬儀のお花は縁がないかもしれません(枕花などはお花屋さんにたのみますね)。

オランダのお花屋さんで働いていた時の経験では、ウェディングよりお葬儀のお花を作ることの方がダントツ多かったです。

なんせ、私が初めて!一人でお店(DeBloemenboog)を任された時、最初に受けたご注文はお葬儀のお花(ブーケスタイル)でした(汗!)。

その時は、スタイルこそわかっていましたが、値段と大きさが良く分からず、ボスに慌てて電話をして、指示を受け無事にお客様にお渡しできました。

常連さんが朝一番で泣きながらお店に飛び込んできて、お花をご注文されていく・・・そんなことも良くありました。

さて、ヨーロッパのお葬儀のお花、スタイルはいろいろですが、種類は大きく2タイプ。

まず、一つ目のスタイルは、オアシスにお花をさして棺やお墓に備えるアレンジタイプ。

オーバル型、ラウンド型、リース型、スティック型、自由デザイン・・・形はいろいろ。

例えばオーバル型は、日本の結婚式の高砂にあるようなあんな感じのアレンジです。

自由デザインというのは、故人のご趣味に合わせた形で、音楽好きの方なら楽器型だったり・・・。

数メートルの長ーーいオーバル型や、長ーーい棒状のアレンジも度々ありました。

そんな時は数人がかりで作業場から運び出すのに一苦労。

搬出の際、お店の棚の上の花器などを落として たくさん割ってしまった苦い思い出もあります(涙)。

その時は運びやすいように分割できるようにはしていたのですが、それでも大きすぎで・・・惨事に!

アレンジには 故人の名前とメッセージ、送り主名(ご家族、ご兄弟など)等を、ゴールド文字やシルバー文字で印字した太巾サテンのリボンをたらします。

弊社で扱う70ミリ巾くらいの太い巾サテンリボンの一部はまさにこれ!・・・ヨーロッパではフュネラルのリボンとして使われています。

このリボンの印字の受注は大変!、オランダ人同士のやり取りでも名前の伝達にスペルミスが頻繁にあり、冷や汗モノでした。

アレンジに使うお花は、季節のお花、故人の好きだったお花、好きな色など、本当に自由なものでした。

お葬儀=”白”、”ユリ”・・・等のイメージはほとんどなく、逆に”明るい色”や”ハッピーな色”と指定されることがほとんどでした。

そして二つ目のスタイルは、そのまま備えるブーケ、ワンサイド(一方見)の大きな花束タイプです。

オランダの花束は普通 コロッと丸いビーダーマイヤースタイルですが、お葬儀などの場合の花束はワンサイド(一方見)・・・ちょうど日本で大きな舞台やイベントのプレゼントによく登場するような、あんな感じの花束です。

お花はアレンジと同様、故人の好きなお花や色、季節のお花など。

トロピカルなお花や個性的なお花を使う クールでモダンなスタイルもよくありました。

大きさはご注文の金額によるので さまざまですが、両手で抱えて上半身が隠れるような 結構大きなものが多かったと思います。

このスタイルの花束には、より一層ラッピングなどはシンプルにする必要がありました。

お墓などに備えるからでしょう、余分なゴミなどが出ないように・・・との配慮です。

10月のある日、アールスメーヤの問屋さんのホールで、いろいろなテーマの作品展示がありました。

その展示の一部にフュネラルアレンジが並んでいましたので、ご紹介します。

上段左から十字架(モダン)型、十字架(ナチュラル)型、ラウンド型(リボンがついています)、下段左から流木を使ったモダンアレンジ(リボンも使われています)、ラウンド型(お葬儀用専用メッセージカード付き)・・・

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ヨーロッパにはお葬儀用の写真集・作品集もよくあります。

上で書いたように、日本のお葬儀とは 文化も習慣も色もスタイルも違うものです。

Bookflowersintears『Flowers in Tears』 は、そんなヨーロッパのフュネラルアレンジ作品集。

クラッシックなスタイルからモダンスタイルまで、フュネラルとは思えない洗練された素敵なアレンジ満載・・・日本ではおめでたいシーンにも使える お花合わせ、デザイン・アイデアです。

過去にご紹介した『Flowers in Love』(2007年9月1日ブログ参照)、『Flowers in Love 2』(2007年10月24日ブログ参照) のデザイナーによる最新作品集です。

一つのヨーロッパスタイルのアレンジ集としてお楽しみいただけます。

弊社で ベルギーの出版元から輸入することも可能ですが、amazonでのご購入がお得ですので、amazonからの購入をおススメします。

(下の写真をクリックするとamazonのページへジャンプし詳細を見ることができます)

BloemenVanThura「雑貨カタログ」にもおススメ洋書としてご紹介しておりますので、このブログ記事が埋もれてしまったらホームページもご覧くださいね。

今回ご紹介した経験談は、私がオランダ・アムステルダムのお花屋さんで実際に体験したフュネラル関係のお花のお話です。

地域によって、宗教によって、国によって、いろいろな習慣やルールがあると思います。

一例として受け止めていただければと思います。

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